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返信>H2Oの不思議 蒸発する水 [2006年08月04日(金)]

打ち水大作戦は、開始当初は梅雨も明けず心配されましたが、ようやく夏らしくなりましたね。国土交通省が下水再生水や貯留した雨水等を提供するなど応援するようです。

しかし、山田さんのおっしゃるとおり、ヒートアイランドは「都市の砂漠化」といえるでしょう。

昭和40年頃までは、東京も環七の外側はアスファルト舗装されていない道が多かったようです。少しでも早く水を川から海に吐き出すことが、快適な都市づくりの命題だったのでしょう。田んぼや畑や屋敷林などどこにでもあったから、それらがいかに多様な役割を果たしていたかなんて、考えられなかったんですね。水を効率よく吐き出す町が完成して初めて私たちは水のもうひとつの役割を思い知らされることになりました。
打ち水大作戦は、意識啓発を投げかける意味においてすばらしいイベントなのでぜひ参加したいものですが、一方で持続可能性という視点で都市の構造的な問題も考える必要がありますね。エコアパートプロジェクトでもこの視点ははずせないところです。

屋久島の森を訪ねた際、森のあまりの湿気に湖の底にいるような錯覚をしたことがあります。森を湖のように感じた自分に驚いたのですが、緑は葉を落としスポンジのような土を作り、根を張って土を抑えながら少しずつ水分を吸い上げて空気を調整しています。水と緑はつながっているんですね。

「土から生まれたものは土に返す、空から降りてきたものは空に返す」

森の思想はシンプルですが、普遍的な要素を備えています。
その完璧な循環システムは、いったんそれを壊したわたしたちがどんなに技術を発展させて代替システムをつくっても追いつくことはできないでしょう。
完璧なシステムははじめからあったとは皮肉なものです。

先人の家造りや暮らしぶりを知るにつれ、いかに自然と対話し、知恵をつかっていたか、頭が下がります。
エコアパートづくりには、自然と対話し、先人の知恵に学ぶことで、資源を有効につかい、自然と調和した持続可能性につながる仕掛けを存分に取り入れたいものです。

緑のカーテンといえば、自宅でゴーヤと風船カズラを植えています。地植えの風船カズラが元気なのに対し、大きなプランターに植えたゴーヤは、毎日たっぷり水をやらないと土がカラカラになってすぐに葉がしおれてしまいます。植物の蒸散作用ってすごいですね。ちょうど台所の窓から小さなゴーヤが見えています。食卓に上るまで指折り数えるのも楽しいものですね。
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