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日本ADR協会のこと [2011年08月31日(Wed)]
今日はEコマースの話題ではなく、昨年9月に設立された一般財団法人日本ADR協会(JADRA)のことをご紹介します。ADR関係の団体には、仲裁ADR法学会社団法人日本仲裁人協会などが既にありますが、活動の方向性はそれぞれ少しずつ異なります(エラい人の顔ぶれは結構重なってたりします)。日本ADR協会は、ADR機関の業界団体とでも言えば良いでしょうか。代表理事は、弁護士&早稲田大学教授でスポーツ仲裁機構の機構長も務められている道垣内正人先生です。私はADR調査企画委員会のメンバーとして、実務のお手伝いをしています。

設立の経緯はよく知らないのですが、どうも、2007年に施行されたいわゆるADR法(裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律:概要PDF)によって法務大臣の認証を受けたADR機関(”かいけつサポート”)がかなりの数になったので(2011年8月末現在102)、それらのクオリティ維持と底上げのために業界団体を作り、研修やら啓発やらをひとつよろしく、という法務省からの依頼というか要請というか、そのへんが背景のようです(設立趣旨)。

運営は会費によっていますが、認証ADRが全て参加している訳でもなく(会員一覧)、財政的には結構厳しい感じです。ECネットワークもADR機関ですが認証を取得する気はないですし、何よりビンボーなのでJADRAの会員にはなっていません。

その代わりという訳ではないですが、沢田としてはカラダを使ってお手伝いをしています(アタマじゃないところが情けない)。今年度、協会の活動の中心はADR法改正問題。同法の附則で「施行後5年経ったら(2012年4月)見直しね」と定められているので、ADR推進のためにより良い法律になるよう、意見を出していこうという訳です。今年4月にワーキンググループを組織し、6月にアンケート調査を実施、結果の分析を終え、これから提言作成に入るという段階になりました。これまでのWGの活動状況は、こちらをご覧ください。12月には、シンポジウムも予定しています。

思えば12年ほど前の通産省在籍中、Eコマースの健全な発展にとってADRは必須、と考えたところから私のADRへの関わりが始まった訳ですが、我ながら(細々ですが)よく続いています。かつては経済産業省もADRの推進に熱心だった時期がありましたが、最近はそうでもないようでちょっと残念。これを機に再び巻き込めないか、方策を考えてみたいと思います。
Posted by 沢田 登志子 at 12:11 | 沢田登志子 | この記事のURL | トラックバック(0)
広島と沖縄 [2011年08月29日(Mon)]
原田でございます。
8月も今週で終わりですね。

先週は、先ずは広島県に。
現役の相談員対象の
ステップアップ講座です。
毎月いろいろなテーマで
相談員さんの知識向上
を図っておられるとの
ことでしたが、
わたくしもお呼ばれ
されるようになって
今年で3回目となります。
たくさんの相談員さんが
ご出席できるように
同じ内容の講義を
2回行います。
今回も午前午後と
1日4時間、ネットの相談で
必要な知識や対処方法などを
お話させていただきました。
広島県内から、既に
顔なじみになった
相談員さんもたくさん
ご出席くださり、
こういった機会に
再会できるのが何より
嬉しい限りです。

さて、初日夕方に講座
事務局の方と相談員さん方
と会場近くのお店に
食事に出かけました。
「柚子の小路」という
こじんまりしたお店ですが
お刺身など魚料理が中心で
大変美味しかったです。
広島は結構盲点だったの
ですが魚が美味しい
ところですね。
鯵の刺身とかは本当に
新鮮で美味しいです。
このお店は店名の通り
柚子胡椒や果汁などの
調味料が使いたい放題で、
気がつくと出てくる
お料理なんでも柚子を
かけて頂いておりました。
特に穴子のてんぷらと
柚子は絶妙な取り合わせです。
でも何よりも、日ごろ身近な
相談員さん方となかなか
ゆっくりとお話が出来ない
ことが多いので、こういった
機会に情報交換ができるのが
楽しいです。
あと、わたくしが広島に
来るといつも負けるカープが
滞在期間中に1度勝ってくれた
のでほっとしました。
(でも別の日は負けた・・)
帰りの広島空港で「なでしこ」
で話題となった化粧用の
熊野筆を購入しました。
前からほしいなと思って
いたのですが、この機会を
口実にミーハー心満開です。

広島から東京に戻り、
その2日後に沖縄に
まいりました。
沖縄県の消費生活
入門講座として、
相談員さんの養成と
資格試験の取得、
消費生活における知識を
向上することを
目的に連続講座が
開催されていて、
その一コマを担当させて
いただきました。
わたくしが担当した
内容は情報通信分野の
知識に関してで、
通信やネットなど複雑で
分かりにくい分野における
各サービスの内容や問題点、
トラブルの対処方法などに
ついてお話させて
いただきました。
こちらも1日午前午後と
併せて5時間の長丁場で
さぞ聴講の皆さんも
お疲れだったかと思いますが、
真剣に聞いて下さっていて、
最後の質問時間は
足りないほどでした.
会場建物の窓から見える
鮮やかな海の色は
さすがに本州とは
違いますね。

前日午後に那覇空港に到着し
空港からモノレールで
ホテルのある駅まで
まいります。
ホテル1階によくある
ラウンジでケーキセットを
頼んで講義の資料を
読み返していたら、
横に座ってビール飲んでいる
オジさまが
「どこから来たの?」
「あ、東京です」
・・・さすがに現地の人
には見えないか。
「1人?」
「はい」
「寂しいねえ〜」
「・・仕事ですから」
ええ、ええ、8月真っ只中、
女1人で沖縄にいれば
寂しくも見えるんだろうなあ。
でもスーツ着て書類見ていれば
観光じゃあないことぐらい
分かるでしょう。
「こっちで一緒に飲もうよ」
・・・なんだ、そういう話か。

夕方、かりゆしウェアを
買いに国際通りに向かいました。
かりゆしウェアは定義があって
沖縄県内で作られていて
柄が沖縄の特長を出している
ものであることだそうです。
その定義に当たるかりゆし
ウェアを、いろいろな柄や
色が豊富で目移りしますが
お店の人と相談しながら
お気に入りの一枚を
選びました。翌日それを着て
講義をいたしました。
裾を出すのでとても
着心地良くて涼しい。
夏の沖縄ではスーツなんか
よりよっぽどオフィシャル
じゃないかと思いました。
講義には現役の相談員さんも
何名もご参加いただいて、
石垣島から飛行機で
お見えになった相談員さん
もいらっしゃいました。
本当に有難うございます。
相談員さん方とは、
お昼にお弁当と、夜には
お食事をご一緒いたしました。
沖縄料理を堪能させていただき、
いろいろなお話をさせて
いただきました。
有志の方々が、沖縄には
島がいくつもあるので、
その島々に自腹で
プロペラ機に乗って
消費者啓発をされに
行ったということです。
そこで掘り起こした
訪販と思われる被害で、
「携帯電話といわれて
契約したのにぜんぜん
通じない」といって電卓を
見せてくれたというケース、
「暖かい」といわれて
炭入りの布団を契約して1年、
必要なく布団の表に炭が
浮き上がってきているという
ケースを伺いました。
県外の事業者に
「こっちで暖かい
布団は必要ないのですよ」と
交渉したということです。
本当にその通り。
しかし電卓のケースはもう
詐欺だと思うのですが、
そんなところにも外部から
入り込む悪質事業者
がいることにも驚きですね。
でも、日本全国、どこの
相談員さんもそれに負けない
ぐらい消費者被害に対し
熱心に取り組んで
おられることは
わたくしが保証いたします。

沖縄に向かう飛行機で
ああ、良く考えたら、
先週の今頃、北海道に居たな、
と思いつつ、わたくし自身、
夏休みは今年もありませんが、
こうやって北海道から沖縄まで、
いろいろなところで
有意義な夏を過ごしております。
Posted by 原田 由里 at 15:57 | 原田由里 | この記事のURL | トラックバック(0)
がんばれ越境Eコマース [2011年08月23日(Tue)]
経済産業省が毎年実施している電子商取引市場規模調査。2010年度版の結果は、今年6月2日に公表されています。
「平成22年度我が国情報経済社会における基盤整備」(電子商取引に関する市場調査)の結果公表について -越境電子商取引市場規模調査を初実施-(pdf)

何年も前から「越境の市場調査もやってよ〜」とお願いしてきたのですがなかなか叶わず、ようやく実現して嬉しい限りです。ECネットワークでは越境トラブルの相談も受けているので、「越境EC市場のデータはないのか?」とよく聞かれます(経産省の人からもw)。日米中3か国間に限定されたものではありますが、今回やっと、一応の拠り所ができたという訳です。

さて、結果は? 2010年の推計値として、以下の数字が出ています。
日本の越境B2C市場規模(日本の消費者が米中から買う額):346億円
国内市場規模7.8兆円に比べれば小さい(1/100にも満たない)ですが、額としてはそこそこ買っているのですね。確かに、我々のところに来る相談を見ていても、日本の消費者にとって越境ECは、かなりアタリマエになってきていると感じます。

そのうち322億円が米国からの購入。24億円が中国からの購入。
ふむ。米国には日本語のサイトは少ないので、米国から購入するのは、英語でちゃんと注文ができる人、というイメージかな。トラブルも少ないのでしょう。品目は、書籍・雑誌が圧倒的に多いようです。一方、ECネットワークに入ってくる中国関係の相談は、残念ながら「騙されちゃった」系が多いです。日本語で売っていて、安いと思ったブランド品が偽物だったorz・・・みたいなやつ。そして、

米国の消費者が日本から購入する額は613億円。
へええ、そんなに。というのが正直な感想です。報告書本体(pdf)によれば、1)CDやDVD、2)衣類・アクセサリー、3)書籍・雑誌、4)コンピュータやゲームのソフト といった順で売れているそうです。1)3)4)ともコンテンツのダウンロードは含まれないので、それを入れるともっと大きいかも知れません。

先日オーストラリアに旅行した際に会った現地在住の日本人女性曰く、「シドニーは物価が高いので、相対的に安いネットでの買い物は注目されてる。でも日本から買いたいものがあっても、ルートがない(英語で買い物できる&海外発送するサイトが滅多にない)のよ」。日本のEC事業者さん、頑張りましょう!

そしてなんと、
中国の消費者が日本から購入する額は968億円。
同報告書によれば、どの品目も2009年よりぐっと伸び、トップが衣類・アクセサリー、次いで書籍・雑誌が売れています。化粧品や食品も有望です。

という訳で、いろんな課題を解決し、障壁を取り除きつつ、お互いの経済発展のために越境ECを発展させていきましょう、というのが経産省のスタンスかと思います。2020年の予測はいくつかのパターンに分かれていますが、いずれも割と強気な感じです。次回セミナーでは、情報経済課の担当官から、そのあたりの意気込みと関連施策についてお話いただく予定です。加えて、ビジネス実態や法律問題も取り上げられると良いけど・・・ちょっと欲張り過ぎかも知れません。いずれにしても、お楽しみに。
Posted by 沢田 登志子 at 12:01 | 沢田登志子 | この記事のURL | トラックバック(0)
札幌市と気温 [2011年08月22日(Mon)]
原田でございます。
8月も後半戦ですね。

先週は札幌市が開催
する消費生活入門講座の
講師を務めてまいりました。
相談員を目指したり
資格を取得する人や
消費生活全般の知識
を学ぶ為の講座で、
先ずは6月に法律関係
などの基礎的な知識を
学んで、その後各分野の
専門知識を学ぶと
いう流れとのことです。
わたくしは専門分野
としてネット関連の
トラブルや法知識など
を主にお話いたしました。
夕方から夜にかけての
講座のためいろいろな
方々にご出席いただいて
おりました。

「お盆を過ぎると
涼しくなりますよ」
という講座ご担当者の
お話通り、移動日の
東京はこの夏最高気温
だったのですが
札幌に着いたら
びっくりするほど
涼しくなっていました。
最高気温で約10度
違うのですが湿気が
ないのが何より
過ごしやすいです。
夜は20度を下回るので
慣れない身体には
寒いぐらいです。
でも地元のカフェに入ると
アイス食べちゃうんですね。
最近は夜、東京が暗いので、
こうやって東京以外
の都市部に行くと
夜がやたら明るく
感じます。

翌日昼間に新千歳空港より
帰りの飛行機に乗ろうとしたら、
その日北海道はとてもよい
天気だったのですが、
羽田が雷雨の影響で
離発着が全てストップ
しているとのこと。
結局予定時刻より1時間ほど
空港で足止めを喰らいました。
飛行機も良く揺れました。
ただ、帰りの東京は、
やっぱり大雨でしたが、
札幌とほとんど同じ気温
だったのが幸いでした。
週末の東京は急に秋に
なったみたいに涼しいですね。

夏休み期間の空港は
とても混雑しています。
でもおみやげ売り場とかが
いつもより賑わっていると
なんとなくお祭りみたいで
見てて楽しいものです。
特に新千歳空港はJRの駅から
出発ロビーに向かう際、
必ずおみやげ屋の間を
通る構造になっているので
特に賑わいますね。


Posted by 原田 由里 at 09:25 | 原田由里 | この記事のURL | トラックバック(0)
長野県松本と8月の移動 [2011年08月15日(Mon)]
原田でございます。

先週は長野県の相談員さん
養成講座で先月に引き続き
松本にまいりました。
用意した事例を検討して
いただくという
実践講義です。
消費生活相談員の
養成講座というのは
大体前半は座学中心で、
終盤は事例検討や
ロールプレイング、
相談体験などの実践が
主なカリキュラムと
なります。
座学も事例検討も担当
している養成講座の場合、
座学講義を担当した後、
しばらくして実践編で
再び同じ聴講生さん方と
お会いすると、
多かれ少なかれ学習と
成長の過程がうかがえて
それも出向く楽しみの
1つです。

松本はスーパーあずさで
新宿から約2時間40分です。
折りしも夏休みシーズンで、
列車の自由席は立つ方が
出るほど混雑して
いました。
車内も山梨や長野を
通るので登山目的の
グループと家族連れで
にぎやかです。
車両のなかで
ストッキングにパンプス、
書類の入ったバッグを
持って1人で乗っているのは
わたくしだけでした。
ホントに・・とほほ。
出張サラリーマンすらいない。
わたくしが2人掛けの
イス窓側に座って、
隣は反対側2人掛けと
併せた3人親子でした。
さて帰りの列車窓側では
西日が強くてカーテンを
閉めても暑さがにじみ出て
くる状態。
満席のため車両全体も
酷く暑くて、これでは
乗りながら熱中症に
なってしまいそう・・、
と思いきや、どこかの子どもが
「この電車暑ーい!」
と叫んでくれたので
車掌さんが来て冷房を
チェックしてくれました。
おお、普段サラリーマン
ばっかりだとみんな大人我慢
してしまうところですが、
かえって親子連ればっかり
だったので、今回は子どもに
救われた思いです。

こんな感じで8月の移動は
飛行機も新幹線も特急も
雰囲気が普段とは
ガラッと変わります。
その違いも味わいつつ、
8月も後半戦に入ります。
何より夏バテしないように
頑張ります。

Posted by 原田 由里 at 14:04 | 原田由里 | この記事のURL | トラックバック(0)
「準則」2011年度改訂検討始まりました [2011年08月09日(Tue)]
毎度お馴染み「電子商取引及び情報財等に関する準則」の話題です。6月に昨年度改訂版が公表されると同時に入札公告が出され、今年度も国際IT財団が改訂作業の事務局委託業務を落札いたしました。昨年同様、我々がお手伝いすることになっています。

早速(といってももう8月!)、執筆していただく先生方に作業部会としてお集りいただき、今年度修正する論点、新規に追加する論点が決まりつつあります。今回の方針としては、著作権法関係は文化審議会の動向を様子見ということで大きな修正はせず、昨年度あまり修正しなかった情報財取引に少し力を入れる予定です。これまでどちらかといえば電子商取引の範疇で議論していた「デジタルコンテンツ」を情報財の1類型と捉え、それも含めて情報財取引(ライセンス契約)全体を整理し直す、といった作業になるかと思います。「返品」や「契約終了時の両当事者の義務」といったあたりが見直しの中心になりそうです。

電子商取引の方では、昨年度修正の続きで「利用規約の有効性」。債権法改正の議論も横目で見る必要があり、インターネットの世界で起こっているいろんな問題は結局はここ(利用規約)に落ちてくるので、実はかなりの大ネタです。そして懸案の「なりすましの効果帰属」の全面修正。更に新しい論点として、共同購入クーポンやアフィリエイトを取り上げられれば良いな・・・という感じです。

あとは、民事訴訟法改正に伴う国際裁判管轄の記述の修正や、特許法・不正競争防止法改正を受けていくつかの修正、というところが今年度の予定です。

といっても、これはまだ作業部会レベルの検討に過ぎません。この後、事業者さんを主なメンバーとする法的問題検討会を秋に開催し、ご意見をいただいた上で、産業構造審議会ルール整備小委員会に諮る、という、長い道のりが待っています。

その間、皆様には、様々な局面でヒアリングへのご協力などお願いすることになるかと思います。ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by 沢田 登志子 at 09:56 | 沢田登志子 | この記事のURL | トラックバック(0)
栃木県宇都宮と静岡県浜松・広島県福山 [2011年08月08日(Mon)]
原田でございます。
最近はまた本格的な暑さが
ぶり返すようになって
きましたね。

先週は先ずは担当している
栃木県の相談員さん
養成講座です。
事例検討の授業で、
実際の事例を受講生の
皆さんで話し合って
解決に導いて頂く
というものです。
事例検討はネットに限らず
いろいろなテーマで
行われますが、カリキュラム上
連続講座の終盤で行われる
ので、ある程度の
学習到達度が分かります。
ここのご出席者は
持ち込んでいる参考書や
法文集を終盤ではなかり
使いこなしており、
レベル高しでした。
会場はいつも良く
お邪魔する宇都宮です。
夏休みシーズンは
東北新幹線も指定席は
すぐに予約でいっぱい
になりますので、
指定席を確保するには
普段より早めに予約する
必要があります。
東京駅で東北新幹線
やまびこ乗車時、
反対側にリアルはやぶさが。
はじめてみました。
超かっけー。

週後半は先ずは静岡県
西部地域の相談員さん
研修会です。
静岡県とは昨年度から
専門家として相談員さんが
抱える相談の助言等を行う
契約をしているのですが、
静岡県には、たまに講義や
事例検討会としてお邪魔
する機会もあります。
この日は、午前は講義を、
午後は相談員さんが
個別に抱えている相談事例を
出席者で意見を出し合い
わたくしがコメントする
というメニューです。
机を会議形式にすると
お互いの顔が見えるので
意見を出しやすくなります。
おかげで事例を通じて活発な
やり取りが出来ました。
今回は西部地区が対象
でしたので会場は浜松です。
浜松駅は浜名湖など
自然豊かなイメージが
あるのですが、かなり
都会的でにぎやかです。
いろいろなポスターなどに
赤塚不二男のうなぎイヌが
マスコットとして
使われています。
浜松の名前が入っているので
既に市のキャラクターらしいです。
浜松へは東海道新幹線で、
こだまですと既に愛知県に
近い浜松は非常に駅数が多く
なるため、浜松に停まる
ひかりを狙って移動します。

翌日は先週に引き続き
広島空港へ。
広島県の相談員さん
養成講座の講義です。
当日は原爆の日でしたが、
この日の目的地は
広島市ではなく福山市。
飛行機も特に混むことなく、
空港から福山駅行きの
リムジンバス約1時間で
まいります。
同じ講義が2会場で
行われていて、先月
広島市内で行った内容を
この日は福山で行います。
広島県の養成講座の
参加者は去年に引き続き
たくさんのご参加者が
いらっしゃって例外なく
みんな熱心です。
各地で開催されている
相談員養成講座には
消費生活専門相談員の
試験を取得するという
目的があります。
その点も加味して講義を
する必要もあります。
個別に質問もいくつか
いただき、充実した時間を
過ごすことが出来ました。
今の時期、広島でTVが
置いてあるところ、夜は
いつもカープ戦が
放映されています。
「あ、カープ負けてる」
というボヤキが聞こえる時も。
はい、この時期、月に何度も
お邪魔する広島で、
わたくしがお邪魔している
ときに放映されている試合は
なぜかいつもカープが
負けています。
ごめんなさい。

Posted by 原田 由里 at 16:17 | 原田由里 | この記事のURL | トラックバック(0)
消費者庁インターネット消費者取引連絡会のこと [2011年08月03日(Wed)]
第1回会合が先週7月28日に開催されました。インターネット消費者取引研究会の取りまとめを受けて設置されたものです。事務局は消費者庁(政策調整課改め消費者政策課)。ネット取引に関係する事業者や事業者団体として、日本通信販売協会モバイルコンテンツフォーラム日本アフィリエイト交流振興会。関係行政機関として、警察庁、総務省、経産省、東京都。相談機関として、東京都消費生活総合センターとECネットワーク。以上がメンバーで、ヤフー、楽天と森亮二弁護士はオブザーバという立場です(どこが違うのかよくわかりませんが)。

昨年の研究会は結構な人数の方が傍聴されていましたが、今回は(結構ナマナマしい話も出るということで)残念ながら非公開。でも資料は公開されています。議事概要も、追って公開される予定です。とはいえ私のところにも、「一体何が狙いで、どんな話するの?」というご質問を内々よく頂くので、あくまで主観の範囲ですが、こちらで報告して参ります。

1回目に出てみた感触では、基本的には額面通り、「連絡会」です。トラブル動向や新しい課題などについて情報共有し、それぞれの持ち場で、注意喚起やら行政処分やら頑張りましょう、と。消費者庁の中で既に内々結論があることについて追認するとか、特定の規制導入に向けてのステップとか、そういう意図は全くなさそうです。

我々相談機関は「アンテナ」ですから、自分たちが何か頑張るというよりは、あっちこっちへの「ツケ出し」が役目だと思っています。なので今回も、相談事例をカテゴリー分けして(資料をご参照ください)、Aタイプ(詐欺っぽいやつ)については、警察さんもっと頑張ってよ、と申し上げました。Bタイプ(詐欺とは言えないけど悪質なやつ)も、基本的に頑張ってもらうのは法執行当局です。

今回は要望するだけに終わりましたが、次回はこれに応えて、「今ひとつ頑張れていないのは何故か」を各所管官庁から教えていただけるのではないかと期待しています。東京都の執行部門である取引指導課さんからは、「執行したくても相手方の連絡先などがわからなくて困る場合がある。特商法にあるプロバイダの調査協力義務を強化できないか」とのより具体的な要望もあり、関係省庁が集まって横の連携が取れることの意義は大きいと思います。

A、B以外のカテゴリー、特にCタイプ(悪意はないが表示や対応に問題があるケース)については、逆に民間に任せてもらい、それを後押しするような環境整備が欲しいところです。ルールが不明確で困っているものはルール整備の音頭をとって欲しい。でもそれは法令である必要はなく、「準則」などを活用できると思います。

その他、私からは、出会い系サイトに行為規制を入れましょう、という提案をしてみました。これはもちろん立法マターなので簡単にはいかないと思いますが、まずは現行法でも可能な執行を、全部ちゃんとして頂きたく。毎日毎日、日本中の消費者センターがこのトラブルの後始末に振り回され、相談員の貴重なマンパワーを割かれている状況は、なんとかしたいものです。ECネットワークのホットラインも、半分は出会い系サイトとの交渉方法に助言を求めてくるものです。「消費者センターが交渉すればお金が返ってくるパターン」が定着することにより、悪質な出会い系サイトとしては、失った(?)利益を確保すべく、より多くの人に対してスパムメールを送り、悪質な引っかけをして被害者を増やす、というマッチポンプになっているような気もします。彼らの「営業活動」に、法執行リスクへの対応も含め、それなりの「コスト」がかかるようにすべきだと考える次第です。

*前回のエントリー(オンラインゲームのセミナー報告)に追記しましたので、こちらもご参照ください。
Posted by 沢田 登志子 at 11:51 | 沢田登志子 | この記事のURL | トラックバック(0)
和歌山と広島・尾道市 [2011年08月01日(Mon)]
原田でございます。
8月となりましたが、ここの
ところ涼しい日々が続いて
おりますね。節電には
もってこいかもしれませんが。

先週は先ずは和歌山県に
まいりました。
和歌山の金融広報委員会
で金融広報アドバイザー
の方々を対象にして、
最近のネットトラブルの
被害状況や対処法について
お話させていただきました。
アドバイザーの方々は
いろいろなお立場の方が
いらっしゃって、消費生活
相談員さんや元校長さんや
教育関連、司法書士さん
などです。
その後の会合では、
ネットは現金を扱わない
ところから子どもの
金銭感覚に影響が
あるかどうかを話し
合われておられ、
さすが金融広報だな、
と思いました。

和歌山には大阪から、
本来は関西空港が近い
ようなのですが、
便数が伊丹空港便より
少ないので伊丹から
バスで、天王寺からは
JRで和歌山駅に向かいます。
特急くろしお号で、
約45分ぐらいです。
わたくしが乗った指定席
列車にはパンダシート
というお子さま垂涎の
パンダを形どった席が
用意されていました。
ここは席を指定できない
ようです。下りる時に思わず
パンダの頭をぽくぽく
叩いてしまったのですが、
後で聞いたら和歌山には
アドベンチャーワールドと
いう動物園があってここに
パンダが8頭もいるとのことです。
でも和歌山というと
パンダより駅長たまが
有名ですね。
執行役員にまで上り
つめたというからすごい
猫ですが、和歌山駅を
下りると、ホームの
向こう側にひっそりと
ある貴志川線にその駅が
あるということです。
「今は専用の駅長室が
あるんだよ」と今回の
ご担当者から教えて
もらいました。

翌々日は広島県へ。
県からここ毎年のご依頼で
専門家派遣として
相談員さんや相談者から
相談を直接お受けすると
いうものです。
本年度はこれが第1回目
となります。
広島空港も市街地に向かう
リムジンバスもすっかり
慣れました。県の相談員
さん方と昼食をともに
させていただきました。
美味しいと評判の
アンデルセンのランチ
ボックスは白身魚の
フライがたくさんの
生野菜ともにトーストに
サンドされていて、更に
添えられているポテト
サラダもとても美味し
かったです。
アンデルセンは東京
にもありますが広島が
本家だそうです。
ベーカリーの中では
かなり美味しい部類です。

広島県も日帰りして、
翌日は東京で連絡会
に出席するなど1日過ごし、
その翌日に再度広島空港へ。
今度は尾道市のご依頼で、
保護者やPTA向けに
子どもたちをとりまく
ネットやケータイ被害と
対策についてお話をさせて
いただきました。
お話は夜の時間帯で、
みなさん昼間お疲れ
のところ熱心に聞いて
くださいました。

尾道には空港からの
直行便バスがないので、
三原駅行きのバスに
乗って、三原駅から
山陽本線で尾道駅に
向かいます。
尾道市にお邪魔するのは
ちょうど2年ぶりです。
前回は大雨でしたが、
今回は天気に恵まれました。
夜の講座のあと、
市のご担当者の方々
と夕食をご一緒しました。
高原誠吉食堂という
地元でもなかなか
予約が取れないお店
だそうです。
ただ、外見は本当に
こじんまりした居酒屋さん
のようですが出てくる
お料理は魚介と野菜が
メインに使用されていて、
タコ煮はやわらかく、
刺身は新鮮でした。
カニクリームコロッケ
は衣が珍しく春巻きの
皮に包まれていて
美味しかったです。
翌日は帰りの時間まで
山側のお寺や路地巡りをして
路地裏が似合う猫との
出会いや瀬戸内海の景色を
堪能出来ましたが、
くれぐれもパンプスで
上るものじゃあないという
ことだけはお伝えいたします。
ちゃんと山頂へはロープ
ウェイが用意されています。
山から下りて尾道にきたら
食べようと思っていた
「からさわ」のたまごあいす
で身体を冷やし、当日夜、
尾道では花火大会だった
そうなのですが残念、夜を
待たずに東京に戻りました。
海は夏が似合いますね。

Posted by 原田 由里 at 16:41 | 原田由里 | この記事のURL | トラックバック(0)
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