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新社会人の皆さんへ [2008年04月02日(水)]
どうも、相談担当です。

新年度になって新社会人になられた方、おめでとうございます。毎年、この時期にはオフィス街を集団で移動する姿が目に止まります。勤め先は将来性が期待できそうでしょうか。

相談業務をしていると、「○○って会社は信用できますか」「○○って会社の苦情は入っていないですか」という類の問合せが本当に良く寄せられます。
“契約はしていないんだけど(しちゃったんだけど)、心配だから本当にこの会社が信用できるかどうか知りたい”っていう意図です。

これは、基本的にはその問にストレートにお応えが出来ません。相談は、そのほとんどが苦情によるものですから、「○○は苦情が多い」「○○にはこんな苦情が寄せられている」なんて回答したら、それこそ業務妨害と騒ぐ会社も中にはいるからです。

その場合、その人が何に対して不安に思っているのか、例えばその契約の内容に疑問があるとか、こういう広告は信用できるのか、等を聞き取って、それに対する回答をしています。
「その会社に対する個別の苦情についてはお応えできませんが、でも、そのような契約に関する苦情なら多く寄せられています、こういったトラブルとか、ああいった問題とか・・・相談を下さるということは、その契約に何らかの不安を感じたからですよね、不安なままで契約しても良いことはありません、必要なければきっぱりとお断りになってくださいね!」といった感じです。
もう、それで相談者のほとんどは、自分の質問に対するこちら側の回答の趣旨が理解できています。

また、親御さんから、「息子が○○という会社に勤めることが決まったんですが、この会社ってネットで調べると何だかトラブルが多いらしくて・・大丈夫でしょうか」とかいう相談もあります。これは困ります。
会社名聞いただけで、もうやめとけ、って言いたいところをぐっと堪えて「残念ながら会社の信用性はこちらでは分からないんです、でも就職先はあくまでご本人が決めることですから、ネットで悪評があっても、ご本人がそれで良いといえば、それ以上は親御さんとはいえども口出しは出来ないのではないでしょうか」と回答します。

解約交渉などで事業者と話をすると、そこに若い担当者が出てくるときもたくさんありますが、時々、この人は何でこんな会社にいるんだろうって思ったりする場合もあります。
高齢者を騙すような手口の契約を結ばせる事業者で、相談者はその担当者の親の年代だったため、話し合いをしているときに同席していた上役が「あなたは自分の親に同じ契約をさせることが出来るのか」と聞いたら担当者が逆ギレしたという話を聞いたことがありますが、こんな台詞は間に入って交渉のお手伝いをする立場では決して言ってはいけない言葉だと思います。
いくら事業者の結ばせた契約が悪質でも、その担当者を「個人」に引き摺り下ろして責めるべきではないと思いますし、ものすごくリスキーな交渉の仕方です。「田舎のおふくろさんが泣いているよ」なんて言って犯人を落とすドラマの刑事ではないんですから。

さて、労働関連の相談は結構入るのですが、基本的には専門外なので、内容を聞いて専門の相談窓口を紹介することになります。
「モデルの仕事をしたのに給料が払われるのが半年後なのは良いのか」とか「歩合給で契約が取れない月が続いたら全く給料が出ない上に、上司に暴言を吐かれた」「娘がボロ雑巾のように朝から晩まで職場でこき使われている」とか、労働相談に回すような相談も多ければ、逆に「社員になったらノルマといわれ補正下着を買わされた」とか「自分の知人を客としてつれてくるよう強要された」とか、労働相談から回されてくるケースもあります。

新しい勤め先が、私たちの考える、いわゆる悪質事業者であったなら、正直言って企業としての将来性はありません。ただ、経営者の考え方を変えられるだけの力を持った新入社員が、もしいたならば先は見えてきます。
何はともあれ、新社会人の皆さん、わたしとお話しする機会が“無いこと”を願っています。

Posted by 相談担当H at 16:20 | 相談担当H | この記事のURL | トラックバック(0)