消費者啓発とアフィリエイトとコンプガチャ
[2012年08月14日(Tue)]
去る8月2日、第6回消費者庁インターネット消費者取引連絡会が開催されました。5月のコンプガチャ騒動以来、2か月半ぶりの開催です。消費者庁サイトで配布資料が公開されています。
前半のテーマは消費者啓発。ヤフー、日本アフィリエイト交流振興会、東京都消費生活総合センター、総務省、消費者庁から、それぞれ関連の取組が紹介されました。が・・・正直言って、こういう発表会はちょっと退屈。資料は事前に送って頂き、それぞれが目を通しておけば、読み上げる時間を節約して、「なお何が足りないか」「相互が連携して、もっと効果的に行う方法は」など課題発見・対応的な議論に時間を割けるのではないかと思います。
日本アフィリエイト交流振興会が今後任意団体化され、認証制度なども検討するというご報告を受け、話題はアフィリエイトに。景表法との関係について消費者庁への質問も出されたので、後日、議事要旨の中で回答が公表されると思います。日本アフィリエイト交流振興会の笠井代表は、アフィリエイトに課題があるのは認識しているが、いきなり規制ということではなく、関係者を取りまとめて教育啓蒙活動を行っている同会に対して、行政としての問題意識をまず伝えて欲しい、と要望されていました。
その後、東京都取引指導課、警察庁の報告が続き、最後に消費者庁表示対策課から、コンプガチャ規制のパブコメ結果と6/28の新運用基準の公表について報告されました。1か月間に333通の意見が提出された(1通に複数の事項への意見が書かれているので、意見の数としてはそれより遥かに多い)そうですが、消費者庁の考え方が示されたのは、そのうちほんの11件です。これは透明性の観点で問題があるのでは?との指摘がありました。重複も確かに多いでしょうし時間も限られていたかも知れませんが、せっかく募集したパブコメなので、もう少し丁寧な開示があっても良かったと私も思います。消費者庁としては、今後、Q&Aなどの形で予測可能性を高めていくことも検討するとのことです。ソーシャルゲームの事業者側取り組みと併せ、またご報告いたします。
前半のテーマは消費者啓発。ヤフー、日本アフィリエイト交流振興会、東京都消費生活総合センター、総務省、消費者庁から、それぞれ関連の取組が紹介されました。が・・・正直言って、こういう発表会はちょっと退屈。資料は事前に送って頂き、それぞれが目を通しておけば、読み上げる時間を節約して、「なお何が足りないか」「相互が連携して、もっと効果的に行う方法は」など課題発見・対応的な議論に時間を割けるのではないかと思います。
日本アフィリエイト交流振興会が今後任意団体化され、認証制度なども検討するというご報告を受け、話題はアフィリエイトに。景表法との関係について消費者庁への質問も出されたので、後日、議事要旨の中で回答が公表されると思います。日本アフィリエイト交流振興会の笠井代表は、アフィリエイトに課題があるのは認識しているが、いきなり規制ということではなく、関係者を取りまとめて教育啓蒙活動を行っている同会に対して、行政としての問題意識をまず伝えて欲しい、と要望されていました。
その後、東京都取引指導課、警察庁の報告が続き、最後に消費者庁表示対策課から、コンプガチャ規制のパブコメ結果と6/28の新運用基準の公表について報告されました。1か月間に333通の意見が提出された(1通に複数の事項への意見が書かれているので、意見の数としてはそれより遥かに多い)そうですが、消費者庁の考え方が示されたのは、そのうちほんの11件です。これは透明性の観点で問題があるのでは?との指摘がありました。重複も確かに多いでしょうし時間も限られていたかも知れませんが、せっかく募集したパブコメなので、もう少し丁寧な開示があっても良かったと私も思います。消費者庁としては、今後、Q&Aなどの形で予測可能性を高めていくことも検討するとのことです。ソーシャルゲームの事業者側取り組みと併せ、またご報告いたします。