英国のECC
[2009年08月21日(Fri)]
こんにちわ、国際担当Tです。
今日は英国のECC(UK ECC)について。
数年前まで別の英国の団体がECC-Netに加盟していたのですが、2008年に英国のTrading Standard Institute(TSI)がECC−Netに加盟しました。
TSIの歴史は古く1881年に設立された非営利機関で、国内外の公的・民間機関の人たちが館員となっているそうです。会員制がいくつかのカテゴリーに分かれていて、ちょっと複雑そうでしたが、TSIのメンバーになるとスポーツクラブの会員に割安でなれたり特典があるようです。
UK ECCに話は戻りますが、昨年加盟したばかりにも拘らず、苦情や助言を求める相談が8000件以上寄せられ、これはECC-Netの中で一番多かったそうです。もしかするとサイト上には出ていないスタッフが存在するのかもしれませんが、総スタッフ7人のうち相談員が3人で8000件をどう処理したのだろう・・・と思いました。
他のECCと同様、対面・メール・FAX・電話・オンラインの受付フォームで苦情や相談を受付けています。事業者に対する強制力はありませんが、消費者の方が納得できなければ、ADRやEuropean Small Claims Procedure(小額訴訟)を紹介するそうです。
今年度のnewsを見てみたら、マイケル・ジャクソンのコンサート中止に伴う返金要求についての記事がありました。何しろ50のコンサートで75万のチケットの払い戻しとなるわけですから、今はこの案件についての相談がUK ECCに沢山寄せられているかもしれません。
では、また。
今日は英国のECC(UK ECC)について。
数年前まで別の英国の団体がECC-Netに加盟していたのですが、2008年に英国のTrading Standard Institute(TSI)がECC−Netに加盟しました。
TSIの歴史は古く1881年に設立された非営利機関で、国内外の公的・民間機関の人たちが館員となっているそうです。会員制がいくつかのカテゴリーに分かれていて、ちょっと複雑そうでしたが、TSIのメンバーになるとスポーツクラブの会員に割安でなれたり特典があるようです。
UK ECCに話は戻りますが、昨年加盟したばかりにも拘らず、苦情や助言を求める相談が8000件以上寄せられ、これはECC-Netの中で一番多かったそうです。もしかするとサイト上には出ていないスタッフが存在するのかもしれませんが、総スタッフ7人のうち相談員が3人で8000件をどう処理したのだろう・・・と思いました。
他のECCと同様、対面・メール・FAX・電話・オンラインの受付フォームで苦情や相談を受付けています。事業者に対する強制力はありませんが、消費者の方が納得できなければ、ADRやEuropean Small Claims Procedure(小額訴訟)を紹介するそうです。
今年度のnewsを見てみたら、マイケル・ジャクソンのコンサート中止に伴う返金要求についての記事がありました。何しろ50のコンサートで75万のチケットの払い戻しとなるわけですから、今はこの案件についての相談がUK ECCに沢山寄せられているかもしれません。
では、また。