サミスさんが代表務めるPPCILが2019年ゼロ・プロジェクト受賞! [2019年02月06日(Wed)]
8期生カンボジア出身のサミス・メイさんが代表を務めるPPCIL(Phnom Penh Center for Independent Living)が、2019年ゼロ・プロジェクトの革新的な実践例として受賞されました
障害者の生活向上に向けた世界中の革新的な実践や政策を取り上げ、特に優れた事例を表彰しているゼロ・プロジェクトですが、2019年のテーマは、「自立」と「政治参加」。(テーマは毎年異なります) 自立のテーマに沿った取組をしている65の応募の中から、革新的な実践の取組として、サミスさんの団体であるPPCILが選ばれました。 PPCILは重度障害者の介助サービスの提供を2016年から行い、2018年まで15のコミュニティにいる 300人以上の障害者がサミスさんの団体で介助サービスを利用しています。 カンボジアで発の介助サービス導入がPPCILらしいですよ。 PPCILの介助サービスに関する取り組みについてはこちらから↓(英語) https://zeroproject.org/practice/pra191520khm-factsheet/ 授賞式は、今月2月の下旬にオーストリア・ウィーン(ゼロ・プロジェクトの運営国)で行われます。サミスさんもその式に参加します。 2019年のゼロ・プロジェクトのテーマを聞いて、「これならいける!」と思って応募したサミスさん。これまでのたゆまぬ努力と熱い思いが、今回の受賞につながったと思います。 PPCILは現在介助サービスがカンボジアの国の制度として導入されるように、今働きかけているとのこと。 頑張れ、サミスさん! (娘さんが撮ってくれたというサミスさんの写真。サミスさんのご家族も誇らしいですね) *余談ですが、2016年のゼロ・プロジェクトには4期生バングラデシュ出身のヴァシコルさんが所属するYPSA(Young Power in Social Action)が受賞されています。 |