昨日当事業所を利用する利用者さんと、その利用者さんに関わる介助者、関わらない介助者も含めてお話を、利用者さんからの提案によりしていただきました。
題名は「幼少期から老後の私へ!〜これが俺の生き方だ!〜」
話は、生い立ちから地域で生活する理由、現在の介助制度や介助に関わる人たちへ考えてほしいことなどなど。
利用者さんの自分の思い、考え方を伝えたい!との思いから提案いただいた時間です。
昨日13時から始まり、16時近くまで約3時間ほど。
ご本人の思いや考え方を聴き、介助者も皆質問や自分の思いなどを話す。
そんなとても有意義な時間となりました。
介助者を派遣している事業所として、その方にこの先10年20年と関わる上でどのような考え方を皆で共有していけばよいのかの教訓になります。
また、24時間介助等の長時間介助を受けている方に、友達ではなく介助者として長い年月関わっていくためにはどのように考えて関わる必要があるかといった宿題がだされたように思いました。
普段の生活では考えないようなことも、こういった機会があることで考える時間になります。
昨日のお話の中で、長時間自分のことをさらけ出してお話しする利用者さんの姿に覚悟を感じたからです。
長時間介助を受ける人、担う人は、時にはばかなことを話し、笑い、時にはお互いの主張がぶつかり変な空気のまま長時間を共有するパートナーです。
人の生活に完全に関わる介助という仕事と、他人が自分のプライベートな空間にいる生活を続ける利用者さんとのお互いのベースの違いを感じ、今後の自分の介助者像とは?という問題を考えながら、こんな会議を続けていきたいと思った時間でした。
Oさん、昨日はありがとうございました!
〈よこやま〉