うつうつします… [2014年10月22日(Wed)]
雨が続いておいりますが天気のことではありません。
とかくストレスの多い現代社会、うつうつ、いらいら、ムカムカといった負の感情をため込んでしまいがち。なんでこんな気持ちになっちゃうんだろうと考えてみました。 人は人と交流する中でこそ成長することができるのでしょうが、その交流がストレスの元になっていることは明白。 車を運転する人は心当たりがあるのではという例。 運転中、前方の信号のない交差点で対向車が右折できずにウィンカーを点滅させています。あなたは合図をして道を譲りました。ところが対向車の運転手はまるで当然のことのようにこちらに一瞥することなく目の前を通りすぎていきました。さてあなたのこころにはどんな感情がわきおこっているでしょう? そうなんですぅ…ちょっと「なんだよ!?」という気持ちになりますよね。 道を譲ったのは善意であって見返りを求めてのことではないのですが、何かしらの御礼の意思表示なかったことに違和感を覚えているのですね。それって相手に対して無意識に期待してしまっているということになるわけです。 日常でも「わざわざ言わなくても常識だしこの位はわかってくれるだろう…」なんて思ってしまう場面があるかもしれません。この場合も相手に対してまるで自分と共通の認識があるが如く期待してしまってるんですね。更にたちが悪いことに、この気持ちは我慢するほどに怒りの感情を帯びていき、やがては水蒸気爆発のようにドカーン!!と噴火してしまうのでした。 とくに日本人は察しと思いやりを美徳とする文化が背景にありますので、むやみに感情を表現することを好まない傾向があるようです。 自分の思い込みからくる相手への無意識の期待、そんな思いに振り回されることがなければもっと楽なのかしら…などと、うつうつと考えているのでした。 (ToT)/~~~(オオバ) |