日本財団公益コミュニティサイト CANPAN CANPANブログ:公益法人,NPO,CSR,社会貢献活動のための無料ブログ
« 2009年07月01日 | Main | 2009年07月12日 »
2009年07月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
ドラマ・リーディング[2009年07月05日(日)]
皆様

国際演劇協会(ITI日本センター)のお仕事で、
8月1日から9日まで沖縄県沖縄市で開催される児童青少年演劇の
国際フェスティバルに参加するドラマ・リーディングの制作に携わって
います。
青少年演劇を対象とした優れたヨーロッパの現代戯曲を紹介するのが
第一の目的です。英国からジョン・レタラック作の「ハンナとハンナ」、
スイスからダーリャ・ストッカーの「ナイトブラインド」の日本を選び
現在、リハーサルを進めています。

二作品に共通するのは、多分に社会的なテーマを扱っていること、
またおそらくは日本では「これが児童青少年のための演劇なのか?」と
思わせるほど、子ども扱いしていないということです。

「ハンナとハンナ」が描くのは、コソボ避難民としてイギリスに逃げてきた
16歳のコソボ人の少女と、イギリスの16歳の少女の出会いと相克、友情です。
コソボ問題だけでなく、20世紀末からミレニアムにかけて、
ヨーロッパを吹き荒れた「ナショナルフロント」の問題も描かれています。
この作品を書いたジョン・レタラックは、英国でもよく知られる演出家です。
大人のための演劇からあえて児童青少年演劇へと転じた逸材です。
この作品は舞台となるイングランドのマーゲート地域の青少年たちとの
ワークショップの成果でもあります。
青少年たちの生活と実感覚がいかされた作品です。

一方、「ナイトブラインド」は、ボーイフレンドのデートDV、崩れていく家族
に壊れそうになっている少女が視覚障害をもつ青年との出会いを通して
自立へと向かっていく物語です。
この作品がデビュー作となった劇作家ダーリャ・ストッカーはスイス生まれの
女性。5,6年前に初演されているのですが、現在でもまだ26歳位。
おそらくは自らの経験を劇化したのだろうと想像されるのですが…。

優れたキャスト(ちょっと驚かれるかも…)とスタッフを得て、
素晴らしい作品になりそうです。

フェスティバルならびに公演情報は次のリンクからご確認ください。

http://www.kijimuna.org

シアタープランニングネットワーク
中山夏織
プロフィール


リンク集
http://blog.canpan.info/dramaeducation/index1_0.rdf