ヒトをつなぎ、ヒトを育てるをキーワードに
ドラマ&シアター教育、アートマネジメント、文化政策を考えていくブログです。
特定非営利活動法人シアタープランニングネットワーク
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ヒトをつなぎ、ヒトを育てるをキーワードに
ドラマ&シアター教育、アートマネジメント、文化政策を考えていくブログです。 特定非営利活動法人シアタープランニングネットワーク 演劇教育って。[2009年07月12日(日)]
皆様
ブログのタイトルは「ドラマ教育を探る旅」です。 この10年間、ドラマ&シアター教育の紹介、研究、導入のための仕掛け づくりに携わってきました。 暗中模索です。 ときに明るさが見えることもありますが、どかんと闇の中にほうりこまれる ことも。 7月末からのいくつかのイベントを紹介させていただきましたが、 改めて、少し距離を置いて眺め、思うのは、 自分自身の模索がそのまま反映されているな〜ということ。 自信があってやるというよりは むしろ、わからなくなりかけているから、 確かめてみたいから、 新しい視点が欲しいから… 「鑑賞」の意味。 役を演じることから俳優は、子どもたちは何を得るのか。 社会的・教育的イッシューを演劇を使って教えることの意味。 そもそも演劇とは何ぞや?(ここにはまるとしばらく抜けられなく なってしまうのですが、時々ここに戻らなきゃ、見えなくなるもの 落としてしまうものがあるように思います) この夏、多くのプロジェクトを抱えて プロデューサーとして、現場をまわしていくことだけでアップアップ しているのですが できるかぎり上記のテーマをプロジェクトのなかから 自分なりの答えを見いだしていく余裕というのか、距離を維持でき ればと思う日々です。 シアタープランニングネットワーク 中山夏織 青少年と演劇鑑賞[2009年07月12日(日)]
皆様
もう一つイベントのご案内です。 社団法人日本劇団協議会 緊急シンポジウム 「青少年に演劇鑑賞は必要か?」 現在、学校における芸術鑑賞教室の激減はますます進む傾向にあり 国の政策は”文化庁・本物の舞台芸術体験事業”をはじめとする体験型 のかかわりを、学校教育に組み込んでいく傾向にあります。青少年に とって体験型だけではない鑑賞の必要性を考えるために、 イギリスにおける”青少年の演劇鑑賞”の実践から、国を動かす共通 言語を考えたいと思います。 対談: ジェームス・ブライニング(演出家・ダンディ・レップシアター芸術監督) 宮田慶子(演出家・劇団青年座/日本劇団協議会常務理事) 日時 2009年7月28日 19:00〜 会場 あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)3F会議室 入場料 1,000円 お問合せ先 03−3341−8151(日本劇団協議会) 主催 社団法人日本劇団協議会 共催 社団法人国際演劇協会 助成 グレイトブリテン・ササカワ財団 大切だから大切なのだというだけでなく、 演劇はいいものなのだということだけでなく、 主観的な思いではなく、客観性をともなった事実として なぜ演劇鑑賞は必要なのだろう?といま、私自身も懸命に言葉を探って います。 日々、悶々…。 シアタープランニングネットワーク 中山夏織 ドラマ・リーディング[2009年07月05日(日)]
皆様
国際演劇協会(ITI日本センター)のお仕事で、 8月1日から9日まで沖縄県沖縄市で開催される児童青少年演劇の 国際フェスティバルに参加するドラマ・リーディングの制作に携わって います。 青少年演劇を対象とした優れたヨーロッパの現代戯曲を紹介するのが 第一の目的です。英国からジョン・レタラック作の「ハンナとハンナ」、 スイスからダーリャ・ストッカーの「ナイトブラインド」の日本を選び 現在、リハーサルを進めています。 二作品に共通するのは、多分に社会的なテーマを扱っていること、 またおそらくは日本では「これが児童青少年のための演劇なのか?」と 思わせるほど、子ども扱いしていないということです。 「ハンナとハンナ」が描くのは、コソボ避難民としてイギリスに逃げてきた 16歳のコソボ人の少女と、イギリスの16歳の少女の出会いと相克、友情です。 コソボ問題だけでなく、20世紀末からミレニアムにかけて、 ヨーロッパを吹き荒れた「ナショナルフロント」の問題も描かれています。 この作品を書いたジョン・レタラックは、英国でもよく知られる演出家です。 大人のための演劇からあえて児童青少年演劇へと転じた逸材です。 この作品は舞台となるイングランドのマーゲート地域の青少年たちとの ワークショップの成果でもあります。 青少年たちの生活と実感覚がいかされた作品です。 一方、「ナイトブラインド」は、ボーイフレンドのデートDV、崩れていく家族 に壊れそうになっている少女が視覚障害をもつ青年との出会いを通して 自立へと向かっていく物語です。 この作品がデビュー作となった劇作家ダーリャ・ストッカーはスイス生まれの 女性。5,6年前に初演されているのですが、現在でもまだ26歳位。 おそらくは自らの経験を劇化したのだろうと想像されるのですが…。 優れたキャスト(ちょっと驚かれるかも…)とスタッフを得て、 素晴らしい作品になりそうです。 フェスティバルならびに公演情報は次のリンクからご確認ください。 http://www.kijimuna.org シアタープランニングネットワーク 中山夏織 シェークスピアへのアプローチ[2009年07月01日(水)]
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もうひとつご案内です。 社団法人国際演劇協会の委託で製作を担当しているプロジェクトですが、 「シェークスピアへのアプローチ」というワークショップを開催いたします。 「ロミオとジュリエット」を素材にして シェークスピアを演じる、演出するという視点、 青少年たちに教えるという視点という 二つの視点の差異を体験的に学ぶワークショップです。 文学としてのシェークスピア 上演としてのシェークスピア 人間というものの存在や 社会的問題を教えるためのシェークスピア… ドラマ教育、シアターインエデュケーション、俳優トレーニングなどに ブリッジをかける試みです。 指導にあたるのは、スコットランドの地域劇場ダンディ・レップ・シアター の芸術監督ジェームス・ブライニングさんです。 昨年春に彼の演出した「ロミオとジュリエット」を見て 今日性と明快なまでのメッセージが感じられ、「おお〜、いいじゃん」。 日程 2009年7月29日(水)14:00-19:00/30日(木)13:00-18:30 会場 あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター) 参加費 15,000円 定員 20名 主催 社団法人国際演劇協会 製作 特定非営利活動法人シアタープランニングネットワーク 助成 グレイトブリテン・ササカワ財団 詳しくは、下記HPをご覧ください。 http://www5a.biglobe.ne.jp/~tpn/iti-shakespeare.htm シアタープランニングネットワーク 中山夏織 学校と芸術をつなぐ実践ストラテジー[2009年07月01日(水)]
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長らくブログから遠ざかっておりましたが、7月1日ということで再開。 がんばってつづけていきます。 さて、まずは日本財団のご支援をいただいて夏休みの最後に開催する 「学校と芸術をつなぐ実践ストラテジー」 芸術の教育的効用を普及するためのアートマネジメント・セミナー& ワークショップ のお知らせです。 芸術の教育的効用に注目されるようになるなかで、学校と芸術家、 アートマネジャー、NPOなどとの協働のあり方が問われるようになって きました。 でも、なぜかうまくいかない。 学校にアクセスできない。コミュニケーションが成立しない…。 だったら、コーディネーターが必要だ。というわけなのですが、 そのコーディネーターは具体的にどのような仕事をするのでしょうか。 どのように学校にアクセスし、教師たちと語らい、その求めるものを芸 術家とともに創造していくのか。そこには、どのような理念が、スキル が、戦略が必要なのか。 このセミナー&ワークショップでは、教師や親たちとのコミュニケー ションのあり方、子どもたちを守るための理念と実践ルール、教師や 親を巻き込む協働のためのストラテジーを学ぶことで、芸術家による 学校やコミュニティにおける芸術活動の基盤作りに寄与することを 目的としています。 講師にはロンドン郊外ハマスミスにある非営利劇場リリック・シアター の「クリエイティブ・ラーニング」セクションを率いる若きリーダーを お招きします。 海外の事例が日本には適応しないとおっしゃる方もいるかと思います が、あるいは英国は恵まれているから…とおっしゃる方もいるかと 思いますが、多少のシステムの違いがあっても、抱える問題は、 ほとんど同じ。 私たちが最初から無理だとあきらめてしまっていることや、一度失敗 して…ということを改めて考えてみる機会にもなるかと思います。 日程は、8月最後の土日です。 8月29日(土)・30日(日) 会場は、東池袋の「あうるすぽっと」3F会議室です。 その他詳細はHPをご覧ください。 http://www5a.biglobe.ne.jp/~tpn/strategy.htm シアタープランニングネットワーク 中山夏織 ドラマ教育−倫理と展開[2008年11月15日(土)]
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この夏、日本財団のご支援により、東京と大阪で開催した 「ドラマインエデュケーション2008」の報告書ができました。 「ドラマ教育−倫理と展開」です。 レディング大学のアンディ・ケンプ博士の基調講演、東京で行 われた3つのワークショップ、大阪教育大学で行われた 教員 養成とドラマ教育についてのラウンドテーブルディスカッション の記録を収録しています。 大阪教育大学でのラウンドテーブルディスカッションの記録の 編集に思いのほか手間取ってしまいましたが(皆さん、思いが 重たくて、削除したり、要約するのが大変だったんです!)、 なんとか完成にいたりました。 そのためでしょうか、ブックレットですが、ちょいと重みを感じさせ ます。 尚、希望者に頒布しております。 ご希望の方は、お手数ですが、下記、希望部数をご記入のうえ、 郵便振替口座までご送金下さい。入金を確認次第、お送りさせ て いただきます。 郵便振替口座 00190−0−191663 加入者名 シアタープランニングネットワーク 以下、概要と目次です。 「ドラマ教育−倫理と展開」 TPNドラマ教育ライブラリー3 A5版 98頁 頒布価格 800円(送料込み) <目次> はじめに(中山夏織) 1 Part 1 ドラマと倫理 ドラマ教育の倫理(アンディ・ケンプ) 4 Part 2 ドラマ・ワークショップ 1.空間、場所、登場人物、行動!:基本構成要素からドラマを作 る(アンディ・ケンプ) 16 2.森のなかの散歩−10代の自殺を探求する(アンディ・ケンプ) 21 3.「もったいない」―二つのモデル・ワークショップ(寺本佳世 /西海真理) 26 Part 3 ドラマ教育の展開 ラウンドテーブル・ディスカッション 「ドラマ教育の可能性と展開−教育現場を変える!? ドラマのチカラ」 31 Part 4 オブザベーション 1.ドラマの力、シアターの力(広瀬綾子) 88 2.ドラマ教育の「倫理」コード(中山夏織) 93 付録 ドラマインエデュケーション2008概要 96 後記(八木延佳) 98 シアタープランニングネットワーク 中山夏織 http://www5a.biglobe.ne.jp/~tpn 俳優が体現する社会の真実[2008年10月20日(月)]
皆様
演劇は娯楽なのだとシンプルに片付けられることが少なくないのですが、 私としては演劇、とりわけ現代演劇は社会にチャレンジするものなのじゃ ないかと考えています。 でも、いま現代演劇がどれだけ社会を映し、社会に生きる人々の生身の 思いや真実を体現しているのか? 演劇がどのような役割を持つのか? 助成金申請のシーズンということもあり(これはアートマネジメントの生身 です)、自分たちのプロジェクトの公共性や現代性を、文化・経済・社会・ 経済、様々な視点から問わなければならないわけですが。 助成金云々ではなく、現代演劇に働くものとして、本質的に、私たちは どのように社会にコミットしていくのだろうということは、つねに考えてしま います。かつてムーブメントとして吹き荒れた政治演劇のシーズンの トラウマなのか、現代演劇はどんどん社会や政治から切り離された存在 になっているように感じています。 大きなことを言う立場ではないのですが、非営利のアートマネジメントに 携わり、演劇に働く人々の人材育成に携わるものとして、社会との関係 性をただ「需要がある」とか、「役に立つ」という功利主義的な視点から ではなく、考えていきたいと望んでいます。 その一つが俳優のあり方であり、俳優トレーニングのあり方です。 俳優は劇作家の世界を演出家のヴィジョンを体現する道具あるい は人形と考えられているかもしれません。でも、果たしてそうなのか。 俳優という個人は社会に生きていないのか? バーバティム・シアター(別名ドキュメンタリー・シアター)にはじめてであ ったのは、「パーマネント・ウエイ」という作品でした。英国でその作品が 上演される一年前、その取材が行われていたときのことです。ちょうど イラク戦争が勃発した数日後のことです。 英国国鉄の民営化がもたらした列車事故の連鎖に巻き込まれた様々な 当事者のインタビューを再構成して作られた芝居です。 演出家マックス・スタッフォード=クラークとそのカンパニーの一人であり、 博士号を持つ女優ベラ・マーリンとの出会いでもありました。 マックスは英国演劇を代表する演出家であり、スタニスラフスキイへの 造詣も深く、「アクショニング」と呼ばれる自身の手法はスタニスラフス キイの彼自身の応用だと理解されています。また、ベラはロシアにまで スタニスラフスキイを学びにいき、その記録をまとめて、博士号をとった 女優であり、いま英国を代表する気鋭のスタニラフスキイ研究者です。 最初、スタニスラフスキイの自然主義の演技とバーバティムシアターの 求める演技が食い違わないのだろうか…と純粋な疑問をもったものです。 というのは、『パーマネント・ウエイ』では俳優同士が目をあわせて、対 話するシーンが一切なく、観客に向かって(設定では劇作家に向かって) インタビューの当事者が語るというものだったからです。 でも、彼らといくつかのプロジェクトをご一緒させていただいて、そこに 何の矛盾もないということが見えてきました。ベーシックはスタニスラフス キイだというわけです。俳優としては「流れ」に酔えないわけですが。 また、2006年にベラを招聘した際、俳優たちがそれぞれの当事者にイン タビューにいき、取材してきたものを、それを劇作家や演出家の前で演じ ながら報告するというプロセスを紹介していただきました。 劇作家が取材に行くのではなく、俳優がインタビューし、俳優が人間とし て受け取ってきたものを劇作家がまとめたとのこと。 つまり、俳優がどう当事者たちの人生の「悲劇」や「喜劇」を受け取ってき たかがすべてだったということです。 自分でも『パーマネント・ウエイ』を翻訳してみたりして、この演劇形態に 関心をもつようになりました。来月、「スタニスラフスキイとブレヒト−二つ の真実を演じわける」のセミナー&ワークショップの指導にあたっていた だくことになっているロンドン大学のクリス・メグソン博士は、バーバティ ム・シアターの専門家としても知られる方です。 演劇を少しかじったことがあるかただと、スタニスラフスキイとブレヒトは 相容れないものだと思われるかもしれません。政治的な理解なしには 演じられないという指摘もあります。でも、俳優としては色んな真実を 自分の心と身体で演じていかなければならない…。 うまくまとめられないのですが、今回の「俳優トレーニングの科学的アプ ローチを探る」と題した一連のプロジェクトに託す思いの一端です。 http://www5a.biglobe.ne.jp/~tpn/actortraining.htm シアタープランニングネットワーク 中山夏織 俳優トレーニングの科学的アプローチを探る[2008年10月11日(土)]
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またまたご無沙汰してしまいました。 現在、ドラマインエデュケーション2008の記録を整理し続けています。これについては11月上旬には発行できるかと考えています。 さて、ドラマ教育とは少しばかり毛色も、経路も違いますが、11月から3ヶ月にわたって「俳優トレーニングの科学的アプローチを探る」セミナー&ワークショップシリーズを開催いたします。 現代演劇における俳優の「トレーニング」が模索されるようになったのは、世界的な視点においても、20世紀の産物。『二十世紀俳優トレーニング』(アリソン・ホッジ編著、而立書房刊、2005年)には、「比較的新参の人種、すなわち演出家」が演劇制作の中心人物になったことが、「俳優の仕事の特質について、客観的な検証の機会を増加させたことは疑いない」と論じています。 『二十世紀俳優トレーニング』の翻訳出版にも最初から最後までお手伝い(コーディネーション&翻訳)させていただいた経緯があるのですが、いま改めて、私どものNPOとして、ドラマ教育と両輪としての「俳優トレーニング」のプロジェクトを実施することになりました。 2000年「俳優の空間性の探求」、2006年「スタニスラフスキイと英国演劇」といった、俳優トレーニングのプロジェクトを実施してきましたが、今回は、20世紀の俳優トレーニングの理念と実践の系譜をひとりひとりの俳優がいかに身体化できるのかを目的としています。 具体的には、 シリーズ1 「スタニスラフスキイとブレヒト−二つの「真実」を演じわける」 シリーズ2 「メイエルホリドとマイケル・チェーホフ−シアトリカルな身体」 シリーズ3 「アレクサンダー・テクニーク−自己の身体と他者としての視線」 個々のプロジェクトについては(また、そのドラマ教育との関係性については)今後少しずつ具体的にご紹介していきたいのですが、シリーズ1と2には英国から理念と実践の双方を指導できる第一人者を招聘します。 一貫して流れるのは、「俳優には自己を映す一種の内蔵された鏡が必要なのだ」(アリソン・ホッジ)という理念。これが求められるのは、必ずしも俳優だけではないともいえるのではないでしょうか。俳優はそれがもっと特化して求められるわけですけど。 プロの俳優や演出家、トレーナーを対象としていますが、ドラマを教育に活用されている先生方、あるいはテーマに関心のある方であれば学生でも一般の方でも参加は大歓迎です。 主催 特定非営利活動法人シアタープランニングネットワーク 助成 文化庁平成20年度芸術団体人材育成事業/セゾン文化財団 協力 あうるすぽっと シアタープランニングネットワーク 中山夏織 人材育成を探る12章[2008年09月07日(日)]
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9月1日付けで、TPNドラマ教育ライブラリー第2弾として、「人材育成を 探る12章」を発行しました。 ドラマ教育に限らず、俳優トレーニングや、アートマネジメント…芸術を 使った教育&トレーニングについて、思うところを整理しました。 http://www5a.biglobe.ne.jp/~tpn/booklet3.htm シアタープランニングネットワーク 中山夏織 オトナがはまるドラマインエデュケーション?[2008年09月07日(日)]
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自分でも後手後手になっているのが許せないのですが、 日本財団のご支援を得て、先月実施したドラマインエデュケーション 2008の報告をまたまた少しずつですが、させていただきます。 ちゃんとした報告書は、「ブックレット」として発行する予定です。 今年のドラマインエデュケーションは、東京と大阪の2ヶ所での開催。 東京では、 セミナー・ワークショップ「演劇の贈りもの−授業をいかす魔法のエッ センス」と題して、倫理的なテーマを教える際に、演劇がどのように 機能するのかを考えるセッションを作りました。 アンディ先生の基調講演に続いて、劇団青年劇場の寺本佳世さん と、劇団朋友の西海真理さんのモデル・ワークショップ、それから ラウンドテーブルでのディスカッションを行いました。 ワークショップの第1日目が探求したのは、ドラマの想像力の基礎とし ての空間、場所、登場人物、行動ということです。 様々なエキササイズはすべてそれらを「身体的に」体験し、認知して いくものとなりました。 それぞれの要素を組み合わさると、ドラマを作るわけですが、そこに 求められるのが、コンテキストです。今回は、子どもたちの大好きな お化け屋敷というコンテキストのもと。 大人もまたゾンビになるのは、大好きだということがわかりました。 ドラマ教育のワークショップにかかわって10年近くになりますが、 このごろしみじみ感じるのは、どうもオトナのほうがドラマ教育の コンテキストや体験を必要としているのではないかということです。 子どもにコミュニケーションを、表現を、生きる力をと声があがるの ですが、子ども以前にオトナ自身にそれが欠くことが多い。 これは根深く、本質的な問題なのだと感じています。 ![]() ![]() ![]() シアタープランニングネットワーク 中山夏織
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