今年も始まりました。年長ほしぐみの「歩き」。
どろんこでは、こどもをたくさん歩かせます。
こどもたちは、歩いて歩いて歩き倒します。
「歩くのがどろんこの醍醐味」とは、園長ゴンちゃんの言葉。
毎年、年長児のお母さんたちが話し合い、目標を決めて歩くのですが、
今年の目標は、
「みんなのおうちめぐり」
ほしぐみ5人の子のおうちを、歩いて見に行きます。
その初日が、5月9日水曜日でした。
一番近いうちからにしようということで、Yのおうちへ。
朝から浮き足立つこどもたち。
朝の会でおはようをして、それからとうもろこしのタネを蒔いて、そしてやっと出発。
Yのおうちは、車で10分もかからない距離。でも、子どもの足で歩くとなると、大変です。
行きは、車の通りが多い、広い道を通りました。
草を摘んだり、カラスノエンドウで草笛を作って鳴らしたりしながら、余裕のある歩き出し。

1キロくらい歩くと、
「ねぇ、Yの家まだ?」と、何度も何度も聞いてくる子どもたち。
Yは、「あとちょっとだよ。」と、答えるけれど、車だったらちょっとかもしれないけれど、なかなか着きません。
やっと、家が見えてくると、走り出す子どもたち。
Yが先頭になって、家のある3階まで、駆け上がって行きました。
ちょうど1時間かかって、Yの家に到着しました。
家ではYのお父さんが待っていました。ちょうど、お仕事がお休みだったのです。
私が家に入ると、もうお父さんと遊んでいる子どもたち。
11時過ぎでしたが、おもちゃで遊びだしたらご飯を食べる時間がなくなるといけないと思い、ちょっと早めのお弁当を食べさせました。
でも、初めてのYの家に興奮した子どもたちは、もう胸がいっぱい!お弁当が喉を通りません。
結局、3人はご飯を半分残してしまいました。
それからYのおもちゃを部屋いっぱいに出して、30分自由時間。みんなそれぞれに楽しんでいました。
お片付けをしたら、また出発。Yのお父さんとバイバイ

をして、園まで歩いて帰ります。
今度は木陰のある、車の通りの少ない道からどろんこをめざしました。

お花を摘みながら進みました。

なぜか記念撮影をさせられました


途中、側溝の穴のなかにあったクモの巣に、ちょうちょの羽がかかっていて、それを助けようとする子どもたち。

午後は気温が上がり、途中公園で、水筒に水を補給したり、飲んだりしました。

「白いところだけで行こう!」歩道の石畳で、一人が始めるとみんなでぴょんぴょん。
こういう時のまとまりって、素晴らしいです。
このあと、公園の駐車場で、どろんこのひよこ組のみんなに遭遇。
「ゴンちゃんの車より先に帰ろう!」
そう言うと、ひよこ組が車に乗っているうちに、走ってみましたが、そこはまだまだどろんこから遠い場所。あっさりと車に抜かれてぐったりする子どもたち。
そこからの長いこと。
何度も何度も水飲み休憩をとって、木陰で休み、途中Yは不機嫌になるし、KくんとIくんは先を行き、YとNちゃんがどんどん遅れていきます。Tちゃんは私と一緒に歩いてくれましたが、次第に口数も減っていきます。
私は、お昼寝の時間までに帰ろうと、気持ちは焦りますが、子どもたちのあゆみはどんどん遅くなるばかり。
すると、Kくんが「ねぇ、早く行かんと、Tの家に行けんよ。」と言い始めました。
なんと、今日中にみんなのおうちを全てめぐると勘違いしているのです。
それは、Kだけでなく、みんなだったようで、「そうだよ。Tのうちに行く時間がなくなるから、がんばろう。」と、励ましあいながら歩きました。

途中のお店でいろいろ触ってみたりもしました。
Yの家を出て、およそ2時間。
やっと、どろんこに着きました。
もう、小さい子たちは先に寝ています。
静かに着替えて、布団に横になると、ほしぐみたちはすぐに眠りにつきました。
お昼寝が終わり、おやつを食べた後、地図で今日歩いた道をチェックしました。
ついでに、これからめぐるみんなの家もチェック。
今日歩いたのと照らし合わせて、ほかの家がどれだけ遠いかを、少しはわかってくれたみたいでした。