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NPO法人宮崎自殺防止センターを応援したい

NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止センターでボランティア活動を始めました。いろいろと勉強中です。
なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


【トピックス】
自殺防止推進協力員を募集しています。


詳しくは、NPO法人宮崎自殺防止センターのHPをご参照いただければ幸いです。

3月5日(木)の朝、NHK宮崎放送局のローカルニュースでご紹介いただきました。

TVをごらんいただいた方から、さっそくお申し込みをいただきました。

NHK宮崎放送局さま、ありがとうございました (^∧^)


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東京・新宿 歌舞伎町からの年賀状 新宿救護センター所長 玄秀盛さんインタビュー (MSN産経ニュース) [2009年01月06日(火)]
2009(平成21)01月06日(火)
MSN産経ニュース
ニューストップ>生活>トレンド・話題

東京・新宿 歌舞伎町からの年賀状
新宿救護センター所長 玄秀盛さんインタビュー
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090106/trd0901061542005-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090106/trd0901061542005-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090106/trd0901061542005-n3.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090106/trd0901061542005-n4.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090106/trd0901061542005-n5.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090106/trd0901061542005-n6.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090106/trd0901061542005-n7.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090106/trd0901061542005-n8.htm



救護センターのある歌舞伎町に立つ玄秀盛さん。
「みんな、振り返らずに生きてほしい」と話す
=2008年12月11日、東京都新宿区(荻窪 佳 撮影)

《2009年 本当に大切なことは何ですか》

都会の様相がもっとも凝縮された日本一の繁華街、東京・
新宿歌舞伎町の一角で、日々悩みを抱えた人たちの話を聞き、
先へ進むサポートをする人がいる。新宿救護センター(通称、
歌舞伎町駆け込み寺)の所長、玄秀盛(げん・ひでもり)
さん(52)だ。2002年の設立以来、これまで1万人
以上の“どんぞこ”を立ち直らせてきた。

新宿駅の東口。「歌舞伎町一番街」と書かれた看板を抜ける
と、人の流れに一気に欲望の香りが交じり始める。
その喧噪(けんそう)から少し離れたビルの1階にセンター
はある。奥に設けられた相談室には、多重債務で借金に
追われる人、自殺願望のある人、恋人のために風俗で働く
女性、派遣切りに遭った失業者など日々悩みが集まってくる。



■ 増加するDVの相談

一番相談件数が多いのが、近年増加するドメスティック・
バイオレンス(DV)だという。加害者は夫、恋人、息子、
娘とさまざまだが、暴力団関係者や薬物を摂取した加害者が
興奮状態で被害者を取り戻しにセンターに来ることもある。

加害者は、家庭の外では周囲の機嫌をとらないと「群れ」の
中で生きていけないタイプが多いという。そのフラスト
レーションがたまり、家庭の妻や子供に対し、男としての
権威を暴力という形で出してしまう。

玄さんは警察官や弁護士にはほとんど期待できない、
加害者と「体を張ったやりとり」をする。

玄さん「お前な、やめんと職失うで。おれは職場でも
    どこでも行くから」
加害者「脅しですか」
玄さん「脅しちゃう。DV法があるし、おれが会社に
    関わるようにするわ」

加害者が一番「熱く」なったときに対峙(たいじ)し、
法の裁きを受ける前に過ちに気づかせることで加害者を救う。

「こういうことも弁護士だったら脅しになってしまうが、
どこにも属さないおれならできること」

■ 加害者の話も聞く

玄さんは必ず、被害者と加害者、両方と話をする。
「普通、被害者が相談に来れば、その人を救ったり
『逃げなさい』とアドバイスしたりはするけれども、
加害者は野放しにするねん。野放しにした加害者の矛先は
どこに行くの? 被害者の親族や職場に向かうやろ」

被害者が加害者から逃げる場合、玄さんは相談後も被害者
の防波堤となり
「玄さんがいるから手出しができない」
状態をつくって、加害者が被害者に近づけないように
することもある。

■ 過去との決別

玄さんは1956年、大阪市西成(にしなり)区に住む
在日韓国人として生を受けた。虐待、いじめ、飢え…。
幼い頃、暴力をふるう父を前にして
「ほんまのお母ちゃんはだれ?」
と聞くこともできなかった。ようやくつきとめた母の居場所。
ひとり向かうと、そこには窓から漏れる、違う家庭の明るい
光があったという。

「信頼できるのは金だけ」

中学にあがると同時に非行に走るようになり、後に会社を
数社興し、違法すれすれの“銭儲け”に突き進んだ。
本当に欲しかった家族にはほど遠かったけれど、
「人間がどれだけその温(ぬく)もりを求めるのかを知った」。



だからかもしれない。2000年、発症すれば余命1年と
いう病気の保菌者だと知った時に過去と決別。
“どうせ死ぬなら誰かの花道になってやろう”
(玄さんの著書「あなたにYell(エール)から)と、
NPO法人(特定非営利活動法人)日本ソーシャル・
マイノリティー協会を立ち上げ、02年に新宿救護センター
を開いた。

センターの運営は、寄付のほか、著書の印税や講演料などで
まかなっているが、家賃や人件費などで月の出費は120万円
以上。懐事情はいつも厳しいが、それでも続けているのは、
自分が「弱者」の気持ちを人一倍理解するからでもあり、
毎月年金から2万円を寄付してくれる女性や、何も言わずに
50万円を置いていったりする、そんな篤志(とくし)家に
支えられているからでもある。

■ 「みんな孤独や」

2008年おおみそか。ネオンがきらめきだした夕方6時の
歌舞伎町は、心なしか落ち着いた雰囲気を見せていた。
まばらな足取り。
「今夜はカウントダウンで盛り上がるよ!」
と、お客さんを誘うホストの、歌舞伎町らしい光景もあった
が、カラオケ店のスタッフは
「不景気だからか、例年に比べて出足が悪い」
と肩を落としていた。

歩いているうち、ふと、1週間前同じ場所で玄さんが
つぶやいた言葉を思いだした。クリスマスを目前にして、
いつにも増してキラキラと浮かれた喧噪の中、その言葉は
なんだか不釣り合いみたいだったからだ。

「こんだけ人がおったら寂しいやろ、みんな孤独や」

■ 生きる意味なくした

秋、ひとりの男性がセンターを訪れた。40代の肉体労働
派遣社員。郊外の一軒家で父親とふたり暮らしだった。

「そいつな、『死ぬ』言うねん。冬に樹海で凍死を目指す
ねんて」(玄さん)。
口数の少ないその男性は、人生でするべきことは終えたので、
もう生きる意味はないと訴えたのだという。

「秋葉原(無差別殺傷事件)の加藤(智大(ともひろ)容疑者の
気持ち)、わかりますよ」。
男性はそう切り出した。(凍死ができない)春だったら、
同じことを考えていたかもね、と。
「ひとりで死ぬとかつまらないし…」(男性)。

玄さんは説教をしない。かわりに涙も流さない。

「どうせ死ぬならお前の貯金全部ここに置いていってくれよ」。
こうして相手に少しの怒りを起こして、命が動くのを待つ。

「凍死ならもっと寒くなってからの方がええ。その前に
ちょっとおれに体貸しぃや」

多忙を極める自分の代わりとして、新宿駅前の掃除を男性に
与えた。翌日、翌々日…。木枯らしの中、男性は今でも
週に2回、必ずやってきてはきっちり2時間、ゴミ袋を
いっぱいにする。

「近所の人にほめられたぞって伝えたらな、
『はぃー』言うてうれしそうにすんねん」

彼は、最近少しだけ多く話すようになったという。

■ 「心が貧困なんや」

「結局な、みんな認められたいんよ」(玄さん)。

「認められるということは生きる証しになる」
と玄さんはいう。しかし、認められないというだけのことで
苛立(いらだ)ちや孤独感をつのらせ、いつのまにか心が
コントロールできなくなり、自殺につながったり、他人に
向ける刃になったりする。
認め合う、とは本来、「生」を受けた瞬間に、家族から真っ先に
受けた温もりだったはずなのに。

日本は確かに物があふれ、世界一の長寿国だ。にもかかわらず、
年間約3万3000人が自ら命を落とす。なぜか。

「心が貧困なんや」
と玄さんは言い切る。価値観のものさしがモノになり、
拝金主義がはびこる。
「誰かを認め合うだけの余裕がないねん」

2008年、世界的な経済危機で、職を失った労働者の表情が
連日「解雇」や「派遣切り」の言葉とともに数字で報道され、
経営者も国も同じように肩を落とした。

「でもな、良い機会や。日本もようやく心の時代が開けるよ。
気付くときや。やっぱり大切なのは人の優しさなんじゃないの?
って」

玄さんが、去っていく相談者にかける言葉がある。

「もう忘れな、振り返らずに生きていけよ」

(文:河西沙英子(かわにし・さえこ)、
横須賀 文(よこすか・あや)/撮影:荻窪佳、野村成次
/SANKEI EXPRESS)



■ ドメスティック・バイオレンス(DV)
配偶者や恋人による身体的暴力だけでなく、精神的、性的なもの
も含む暴力。2001年に暴力防止と被害者保護を定めた
DV防止法が施行され、07年7月、配偶者に暴力を加えた
加害者に裁判所が接近禁止令を出す際に、無言電話なども
合わせて禁止できるようにする改正DV防止法が成立した。
恋人間の被害は「デートDV」と呼ばれる。



■げん・ひでもり
1956年、大阪府西成区生まれ。中学を卒業後、自動車
修理工に。その後、寿司店、葬儀業者など28の職業を経験
した後、建築や不動産、派遣業など10社あまりの会社を創設
してはつぶしてを繰り返す。暴力団に毒を盛られた経験もある。
33歳のときに得度(とくど)して僧籍に入る。
2000年、自分が発症すれば余命1年の病気の保菌者だと知り
180度方向転換。NPO法人日本ソーシャル・マイノリティー
協会を立ち上げ、02年に「新宿救護センター」(通称、
歌舞伎座駆け込み寺)を開いた。最近は講演なども多数こなす。
モットーは「一日一生」。





NPO法人 日本ソーシャル・マイノリティ協会(JSMA)
「新宿救護センター」
東京都新宿区歌舞伎町2の42の3 林ビル1階
(電)03・5291・5720

2009.01.06 15:37
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