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NPO法人国際ビフレンダーズ 宮崎自殺防止
センターでボランティア活動を始めました。
いろいろと勉強中です。

なお、このブログは、自死等の相談に応じるものではありません。


NPO法人宮崎自殺防止センター
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■ 毎週 日・水・金曜日
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飛び込み自殺が昨年度85件、減少の兆し見られず JR西日本管内(産経新聞) [2008年08月23日(Sat)]
いわゆる5大新聞を読み比べると、いろんな個性があって楽しい。
産経新聞は、男っぽいというか、気骨のある感じが好きである。



>自殺防止の相談を受けるNPO団体
>「大阪自殺防止センター」(大阪市)
>の澤井登志所長は
>「鉄道自殺は社会への攻撃性が強く、巻き添えなどで
>他人に迷惑をかけることも気にしない人が多い」
>と指摘する。

以上の記事で、気になったことが2つあった。

#1 この部分、本当にエビデンス(事実に基づく根拠)はあるのか。
#2 もっと言えば、本当に澤井さんご自身のことばだったのかなぁ。

もしかしたら、担当記者さんまたはデスクのお考えではなかったのかなぁ
と、ついつい気になってしまった。

もしも間違っていたら、本当に申し訳ございません>産経新聞社さま



澤井さんの謙虚で優しいお人柄と、上記のコメントが
しっくり合わないような気がして、なんだか落ち着かない;

彼女は、生きている人にも、亡くなってしまった人にも、
遺された人にも、等しく優しく語りかけるような方である。

もしかしたら、短い新聞紙面の字数に収めきるために、
澤井さんへのインタビュー内容が編集されたのだろうか。



自殺する人は
「もうがまんできないほどに苦しい」
「この苦しみをなんとかして取り去りたい」
「死ねば、この苦しみからラクになるかも」
と感じ、視野狭窄状態に陥ってしまう。

その結果、他人に迷惑をかけてしまうことを
イメージすることすらむずかしくなってしまい、
あたかも大きな力に吸い寄せられるように、
後戻りができない行動(たとえば、電車に飛び込むなど)
を取ってしまう、というのが、より現実的な説明ではないか。
(もちろんすべての自殺がそうだとは説明できないが)



澤井さんは、おそらく、
「鉄道自殺は、社会への影響性が大きい」
「自殺する人は、巻き添えなどで他人に迷惑をかけることを気に
かけられる判断力や自制心、ゆとりを失ってしまっている人が多い」

といった趣旨のことを、産経新聞の取材時にはおっしゃったのでは、
と想像している。

巻き添えなどで他人に迷惑をかけることを
「気にしない」
「気にすることすらできない状態」

この2つのいずれだと理解するかで、ずいぶんと意味合いが
違ってくると思う。

「最大多数の最大幸福」
「自死(自殺)という形で亡くなられた方々の名誉や尊厳を守る」
この双方を、ふつうにだいじにできる社会でありたいと願う。


以下、引用

******************

2008(平成20)年08月23日(土)11:24
MSN産経ニュース
ニューストップ 事件>事故・災害

飛び込み自殺が昨年度85件、減少の兆し見られず JR西日本管内
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/080823/dst0808231122006-n1.htm



JR西日本管内での飛び込み自殺が平成19年度、
前年度に比べて8件増え85件にのぼっていたことが
23日、分かった。今年度もほぼ同じペースで推移しており、
減少の兆しは見られないという。利用者に大きな影響を
与える鉄道自殺だが、同社では
「防止の決め手はない」
と苦慮している。

JR西日本によると、昨年度の同社管内の人身事故件数は
214件で、うち85件が飛び込み自殺だった。

全国では19年度、前年度比約3%増の約3万3000人が自殺。
鉄道への飛び込みは、首つり▽高所からの飛び降り▽入水−などに
次いで6位で全体の約3%ほどだが、周囲への影響は大きい。

例えば、7月2日に大阪府茨木市のJR東海道線茨木駅で発生した、
特急電車への男性(45)の飛び込みでは、約1時間半に渡って
列車が運休し、約8万7000人に影響した。

同社によると、事件性の有無を調べる警察の現場検証の後、
遺体の搬出を経て運転再開までの平均所要時間は1時間程度。
2時間以上かかるケースもある。

鉄道各社の経済的損失は、車両の破損のほか、代行バスなど
振り替え輸送費用などで数百万円に上る。新幹線の場合は、
特急料金の払い戻しの人件費などで億単位の損害が出るという。

さらに、残された家族は鉄道各社から損害賠償を請求され、
鉄道関係者によると、
「法的手続きに至るケースもある」
という。

自殺防止の相談を受けるNPO団体
「大阪自殺防止センター」(大阪市)
の澤井登志所長は
「鉄道自殺は社会への攻撃性が強く、巻き添えなどで
他人に迷惑をかけることも気にしない人が多い」
と指摘する。

JR西では人身事故を防ぐため、
駅ホームにガードマンを巡回させたり、
精神を落ち着かせる効用がある青色発光ダイオードの
照明灯を導入するなどの防止策を取っている。

しかし、同社の調査によると、今年度も管内の自殺は
6月末現在で計21人を数え、発生のペースに変化はない。
同社広報部は
「自殺を踏みとどまらせる妙手はなく、事後の処理を
速くして利用者への影響を最小限にするのが精いっぱい」
と話している。



2008(平成20)年02月09日
MSN産経ニュース
ニューストップ>生活>トレンド・話題

踏切に青色照明を導入 飛び込み自殺防止に一役
JR西日本大阪支社
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080209/trd0802091330007-n1.htm



踏切に設置された青色の照明=8日午後、大阪市住吉区

鉄道自殺の防止に青い光が一役−。多発する飛び込み自殺
などの踏切事故を防ぐため、JR西日本大阪支社(大阪市)が
阪和線と関西線の32踏切に青色発光ダイオード(LED)の
照明灯を試験的に設置したところ、1年経過しても死亡事故が
ゼロとなっていたことが9日、分かった。専門家は
「青色の光は人の精神を落ち着かせる効能があるとされ、
自殺防止の観点からみても非常にユニーク」
と全国の鉄道でも初の試みを評価している。

青色の照明灯は2000年、イギリス北部の都市
グラスゴー市で景観改善のために導入したところ、
犯罪件数が激減。日本では防犯対策の街路灯として
平成17年に奈良県で初めて導入。
現在は広島、静岡、石川など全国の自治体に普及している。

大阪支社は、青い光に
「人の心理を冷静にさせる効果がある」
ことに着目。踏切での人身事故の防止策として、
18年12月から関西線の柏原−新今宮駅間の
10踏切と、阪和線の杉本町−日根野駅間の22踏切に
青色照明設備を試験導入した。

32踏切で発生した飛び込み自殺などの死亡事故は
過去4年間で年間4〜9件にのぼったが、設置後は
ゼロだった。

JR西日本は
「要注意の踏切を中心に設置した。一定の成果が出れば、
ほかの踏切を含めた本格的な導入も検討したい」
としている。

金沢工業大の谷明彦教授(都市計画)は
「青色には鎮静作用があり、心が平穏になって
本能的な衝動が抑える効能があることは
学術的に証明されている。青色照明灯は長期間に
わたる研究成果がないため効能は明確にできないが、
自殺抑止の一面があると推論される。鉄道員ならではの
発想による非常にユニークな予防策だ」
と話している。

******************

以上、引用終わり
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