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AIDとは夫以外の第三者から精子の提供を受ける生殖技術のことで、日本においては60年ほどの歴史があり、現在も年間百数十名の子どもがこの技術によって生まれています。

当事者の視点から、AIDの問題点をまとめた冊子(A5 12p)
「子どもが語るAID
   −生殖技術について、今考えてほしいこと−」

が出来上がりました。
一部500円で販売しております。
詳しくは、お知らせをご覧下さい。

2009年04月14日

貧困から「代理母」の道選ぶインドの女性たち

気になったニュースを

貧困から「代理母」の道選ぶインドの女性たち
2009年4月12日 ロイターニュース
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-37447020090412

記事の中に出てくる医師は
代理出産を望む人がいて、またそれによって代理母に経済的に十分な見返りがある
一体何がいけないのか、
と言っているように感じます。

しかし代理出産を含め、生殖技術の一番の当事者は生まれてくる子どもです。
またこの場合、代理母となる女性の、すでに生まれている子どもなどは
いったいどう感じるのでしょうか、そういった点も十分に考えるべき視点だと思います。
posted by haru at 22:43 | TrackBack(0) | 関連記事

2009年01月26日

提供卵子で2組を出産

気になったニュースを。

「提供卵子で2組を出産」
2009年1月21日 読売新聞より
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090121-OYT8T00299.htm

これまでのAID(提供精子)同様、卵子提供についても事実が先行してしまっているようで、
とても気になってしまいます。
posted by haru at 23:20 | TrackBack(0) | 関連記事

2009年01月17日

「子育て支援と世代間伝達」渡辺久子著(金剛出版)

‘子育て‘とは‘子どもが親を育てること‘ともいえる。子どもと日々誠実にむきあうことにより、予想外の思わぬ自分に出会いながら、人はより内省的に己を見つめ成長させられていく。
−本文より

慶応義塾大学医学部小児科学教室専任講師、渡辺久子先生の論文集です。
思春期・拒食症・児童虐待・家庭内暴力・子どもの自殺企図・子どもの死・生殖補助医療で生まれた子どもの心・世代間伝達など、成長の各段階で起こる問題について書かれています。
深い内容ですが、読んだあとに勇気づけられる一冊でした。
posted by aya at 23:00 | TrackBack(0) | 関連書籍

2008年12月15日

体外受精 夫婦以外を容認

気になったニュースを。

「体外受精 夫婦以外を容認
 生殖医学会方針 家族・知人提供も」
 2008年12月13日 読売新聞より
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081213-00000028-yom-sci
 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20081213-OYT8T00428.htm

現在日本には生殖技術に関する法律はありません。
唯一あるものは、日本産科婦人科学会の会告で、非配偶者間の人工授精についてのものです。
それが今回、非配偶者間の体外受精についても日本生殖学会が認める方針を決めたそうです。しかも兄弟姉妹や友人からの精子・卵子の提供も認めるという方向のようです。

記事にもあるように、これまで生殖技術に関する法制化の議論は先送りが繰り返されてきました。社会的な関心が高まることで、再び議論が始まることはとてもよいことだと思いますが、これまでのAID(非配偶者間人工授精)のように、技術がまず先行してしまい、それに関わる問題への議論が後回しになってしまうことが非常に心配です。
posted by haru at 19:56 | TrackBack(0) | 関連記事

2008年12月04日

嘘の関係がいけない

出自に関しての話は、小さな頃は説明が難しいかもしれません。
親にとってはあまり話したくないことが含まれるかもしれません。
しかし、ある程度成長した時に事実を伝えられるベースを作っておくべきだと思います。
嘘をつくつもりではなかった、または知らない方がいい出自であるという意見があります。
しかし、自分の出自を肯定されないことこそが、生まれた人を苦しめているのです。
出自に関して嘘があるということは、親との信頼関係をダメにするだけでなく
生まれた人に怒りや悲しみをもたらす可能性が大きくなります。
その怒りや悲しみは、消化するのに大きなエネルギーと時間を必要とするでしょう。

親子が本音でぶつかり合うことなしに
本当の絆はうまれないと思います。
posted by aya at 08:42 | TrackBack(0) | AIDの問題点

2008年08月27日

世界乳幼児精神保健学会(WAIMH)

8月4日(月)パシフィコ横浜

2008年8/1〜8/5第11回世界乳幼児精神保健学会世界大会がパシフィコ横浜にて開催されました。
世界乳幼児精神保健学会とは、すべての赤ちゃんの健やかな心の発達を促進することを目的としたメンタルケアの国際的な学会です。

Workshop23「生殖補助医療によって出生した子どもたちの権利」に
才村眞理先生(帝塚山大学)、宮島淳先生(中部学院大学)、アメリカの生まれた当事者ビル・コードレイ氏と共に、自助グループのメンバー2名参加しました。

ビル・コードレイ氏の
『大切なことは、出自を隠しとおせるかどうかではなく、嘘のない親子関係の中で育てられることなのです。』という言葉は心に残りました。
イギリスのソーシャルワーカー、エリック・ブライス氏(Huddersfiled大学教員)からも、『提供精子によって人工的に作られた子どもが出自を知る権利を行使する難しさ』について述べられたメッセージをいただきました。

また、8/3、8/4と市民ブースに、「非配偶者間人工授精で生まれた人の自助グループ」として参加しました。
皆様、ご協力ありがとうございました。


多くの方々に出会い、支えられ、たくさんの力をいただいています。
深く感謝しております。

posted by aya at 11:10 | TrackBack(0) | 活動紹介

2008年06月17日

講演会

2008年8月3日(日) に講演会を行うことになりました。

このAID(非配偶者間人工授精)の問題に、少しでも関心をお持ちの方にぜひご参加いただければと思っています。


チラシについては、こちらをご覧下さい。
posted by haru at 20:18 | TrackBack(0) | お知らせ

2008年06月09日

ドナー開示求める声高まる

気になったニュースを。

「前提崩れ医療に逆風 ドナー開示求める声高まる
 納得できる仕組みづくり必要」
フジサンケイビジネスアイ(2008年6月3日より)
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200806030072a.nwc

提供者の情報開示の問題が語られるときに、いつもひっかかってしまうことなのですが、
突然生まれた人が提供者を訪ねることで、提供者の生活を脅かす
というような言われ方をよくします。

過去に匿名を条件に精子を提供した方にとっては、それが突然情報開示になってしまう
(そんなことはありえませんが)ということは驚異かも知れません。
しかし、そもそも今後出自を知る権利が認められたとしても、
それは過去にさかのぼっても適用されることではなく、そういった法律が制定後に
提供した人、生まれた人にしか適用されるものでないことは、十分理解しています。

しかし大きな誤解として、出自を知る権利が認められると、過去に匿名を条件に
提供した人の情報までが開示される、と思われがちですが、そんなことはありません。
過去のことと、これから行われることは分けて考えなくてはならないと思います。

そして出自を知る権利が今後認められたとして、
これから精子を提供される方は、将来自分の提供した精子で生まれた人が
会いに来るかもしれない、という可能性を考慮した上で
提供するかしないかを決めてほしいと思います。
将来起こりえる問題について、少しでも不安があるのならば
提供者の方は、提供をしない、という選択もできるのですから。
posted by haru at 09:09 | TrackBack(0) | 関連記事

2008年06月05日

非配偶者間の人工授精 5年で施設半減

気になったニュースを。

「非配偶者間の人工授精 5年で施設半減 全国で14か所に」
2008年5月24日 東京新聞より
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008052402000229.html
posted by haru at 08:51 | TrackBack(0) | 関連記事

2008年04月30日

すでに生まれている子どもの問題と技術の問題は分けて考えるべき

気になったニュースを。
【正論】加藤尚武 学術会議の「代理出産」見解(IZAニュースより)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/135032/

代理出産の問題が語られるときに、すでに生まれている子どもの状況を見て、それがかわいそうだということが、技術自体の是非についても影響して語られる様子をよく見ます。

すでにこれら技術で生まれている子どもについては、その子どもにとって最善と思われる環境が整えられることが最も重要だと思います。
しかしそのことと、今後これら技術をどうするのか、という議論は別物だと思います。
子どもがかわいそうだから、技術を認めてあげるべき、とはならないのではないでしょうか。

精子提供(AID)や卵子提供についても同様だと思います。
この技術では、代理出産以上に多くの子ども(成人)がすでに生まれています。
それは技術が先行し、様々な問題についての議論がずっと後回しにされてきた結果です。

今更これら技術を否定したら、それによって生まれてきた子どものことも否定してしまうのではないか、と言われることがよくあります。しかしそうではないと思います。技術に対する評価と、それにより生まれた人の話は別物と考えるべきではないでしょうか。そうでなければ、これら生殖技術についての客観的な議論はできないと思います。
posted by haru at 09:12 | TrackBack(0) | 関連記事