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AIDとは夫以外の第三者から精子の提供を受ける生殖技術のことで、日本においては60年ほどの歴史があり、現在も年間百数十名の子どもがこの技術によって生まれています。

【新刊販売のお知らせ】
「AIDで生まれるということ
–精子提供で生まれた子どもたちの声– 」
非配偶者間人工授精で生まれた人の自助グループ・長沖暁子編著
出版社:萬書房  1,800円+税  208p
H26年5月1日より販売されます(取次搬入4月30日)
書店、amazonにて予約できます。

目次
・AIDで生まれた子どもの声
・座談会
・当事者とは誰なのか

当事者の視点から、AIDの問題点をまとめた冊子(A5 12p)
「子どもが語るAID
   −生殖技術について、今考えてほしいこと−」

販売終了しました。ありがとうございました。

2016年03月21日

ライフストーリーワークについての冊子

ライフストーリーワークについてわかりやすく説明した冊子ができました。

AIDで生まれたこと、その他のいろんなことで生きづらさを感じたときに、
自分自身の物語を信頼できる人といっしょに考えたり振り返ったりする
ライフストーリーワークという方法があります。

今回、ライフストーリーワークをイギリスから日本に導入した才村眞理さんと
実施した体験者で、
「ライフストーリーワークとは?〜精子・卵子の提供により生まれた人のためのガイドブック〜」
という冊子を作りました。

関心のある方には、無料で送らせていただきます。

希望される方は、下記のアドレスにお名前、送付先住所をお知らせください。
knmmnk110@yahoo.co.jp
posted by ren at 18:12 | TrackBack(0) | 関連書籍

2015年05月05日

子どもにとって

今日はこどもの日。
AIDは生まれる子どもにとってどうだろうかと
考えてみてほしい。

子どもに出自を秘密にすれば問題ないとされ、
60年も続けられてきた。
今も生まれ続けている。

ほんとうに問題がないと思ってきたのだろうか。

子どもにうそをつき続けて
平気でいられる親が
ほんとうにどれだけいるのだろうか。

子どもの立場からすれば、
自分がおかしくなるくらいの強い怒りで
いっぱいになる時もある。

生まれる子どもにとって
よいやり方だとは、
どうしても思えない。

問題があると思う人は
どういう立場であっても
勇気を持って
声をあげてほしい。
posted by ren at 17:56 | TrackBack(0) | AIDの問題点

2015年02月24日

親に言えない

自分がAIDで生まれたことを知って
大きなショックを受けて
悩んだり、苦しんだりしたことを
今でも親には言えません。

親もいろいろな思いをしてきただろうし
私に知られたらかわいそうだと思って
隠してきたのだからと、
親を気づかってしまいます。

私は事実を知ったことで
とても苦しかったけれど
知らないよりはずっとよかったのです。

でも、どれほど苦しいのか
ほんとうは親にわかってほしいのです。
一番わかってほしい人に
何も伝えられないのです。

伝えたところで
生まれ直すことなどできません。
親に後悔されるのもつらいのです。

また、嘘をつかれていたことで
親を信じられなくなったということもあり、
私のほんとうの気持ちは伝えたくない
という矛盾した思いもあります。

とても複雑な心境です。

posted by ren at 17:12 | TrackBack(0) | AIDの問題点

2015年01月12日

気持ちを話す


自分の生まれが人と違うことを
誰にでも話せるわけではありません。

できることなら、知らなかったことにしたい、忘れたい・・
そうしないと、
生活できないような時期もありました。

でも、自分の核になること、一番根っこの部分の揺らぎを
押し殺したままでは立ち行きません。
もやもやした気持ちが続き、
常にイライラし、
体調が悪くなりました。

たとえば、テレビで親子のドラマを見ると
突然涙があふれて止まらなくなるなど、
ほんのささいなことで
我を忘れるくらい動揺してしまう自分がいました。

いろんな人に自分の気持ちを話してみました。
「親は大きな愛情をもっていたんだね」と
言われたときは傷つきました。

でも、同じ立場の人たちや、心理の専門家の人、
生きづらさを抱えたマイノリティーの立場の人に
話してみたら、
まっすぐ受け止めてもらえました。

気持ちが少し軽くなりました。

それ以来、
安心できる場所で、安心できる人に
その時その時の自分の気持ちを話して聞いてもらうことが
支えとなっています。
posted by ren at 13:30 | TrackBack(0) | AIDの問題点

2014年12月04日

自分の気持ち

母から告知を受けて25年になります。

自分が父と血がつながっていないと言われて、大きなショックを受けても
そのこととどう向き合えばいいのか、

第3者の精子提供を受けて生まれたと聞かせれても
そのことをどう考えていけばいいのか、

自分の気持ちがどこにあって、どう感じているのか
よくわからないまま、
ずいぶん長い時間を過ごしてきました。

今思えば、自分の気持ちに向き合えないでいるというのは
何か不安で、自信がなくて、落ち着かなくて
いつもイライラして、決して幸せな時間ではありませんでした。

そういうもやもやした気持ちに気付いたのは
同じAIDで生まれた人たちの存在を知ったからでした。

たった一人では、自分の気持ちにも気づけない。
その気持ちをきちんと表現し、
自分で認めてあげることができてはじめて、
誰でもない自分として生きられるのだと思います。

人とつながれることで、自分を知ることができる。

もし、AIDで生まれた当事者の方がおられたら、
つながりたいと思っています。



posted by ren at 17:58 | TrackBack(0) | AIDの問題点

2014年06月08日

シンポジウムのお知らせ

日本弁護士連合会
生殖医療シンポジウム〜生殖医療技術に関する法制化を考える〜


■ 6月9日(月)18時30分−20時30分
■ 日比谷図書文化館 B1F大ホール
■ 参加費:無料
■ 内容
日弁連からの報告
基調講演
パネルディスカッション
詳細 http://www.nichibenren.or.jp/event/year/2014/140609.html
posted by haru at 08:48 | TrackBack(0) | お知らせ

院内勉強会のお知らせ

生殖補助医療の法制化を考える勉強会 
精子提供で生まれた人・産んだ人の声を聞く


右向き三角1日時:6月10日(火)11:30〜13:00
右向き三角1会場:参議院議員会館 1F講堂
    地下鉄 永田町駅/国会議事堂前駅/溜池山王駅

【チラシはこちら】
http://www5c.biglobe.ne.jp/~finrrage/image/2014.06.10%20benkyoukai.pdf

自由民主党内に「生殖補助医療に関するプロジェクトチーム」が発足し、今国会で法案が上程されるという報道がなされています。
この問題の当事者でもある私たちは、現時点で示されている法案の内容について、それぞれの立場から大きな危惧や疑問を抱いています。なによりの問題は「生まれてくる子」の視点が欠けているということですが、そもそも配偶子提供を容認するのか等には国民的な議論が必要と考えます。
そこで、議員の方々が今後の議論の参考にしてくださることを願い、AID(非配偶者間人工授精=精子提供)で生まれた人やそれを選択するカップルの現状や問題点をお話しする勉強会を企画しました。なぜなら、AIDで起こっている問題は、他の第三者が関わる生殖技術においても起こりうる問題だと考えるからです。

【当日の発言者】
●AID(非配偶者間人工授精)で生まれるということ
    ………………………………AIDで生まれた当事者
●AIDを選択するカップルの現状
    ………………………………清水清美(すまいる親の会事務局)
●2003生殖補助医療部会報告が示したもの
    ……………………鈴木良子(フィンレージの会・同部会委員)
●法制化における課題・当事者調査から
    …………………柘植あづみ(明治学院大学教授・医療人類学)
●各党、議員からの挨拶 *予定

【主催】4団体合同
DOG(DI Offspring Group)/非配偶者間人工授精で生まれた人の自助グループ
すまいる親の会/AIDの選択を検討している・AIDで親になった人の自助グループ
第三者の関わる生殖技術について考える会
フィンレージの会/不妊に悩む人のための自助グル―プ

【参加ご希望の一般の方】
ぜひご参加ください。申し込みは不要ですが通行証が必要になります。
当日11:00以降に参議院会館1階ロビーにおこしください。
担当者より通行証を配布致します。

【メディアの皆様へ】
ぜひ取材をしていただけますよう、ご案内申し上げます。
★なお、音声はすべて収録OKですが、映像・写真については
 当事者のプライバシー保護のため一部撮影不可となります。ご了承ください。
posted by haru at 08:45 | TrackBack(0) | お知らせ

2014年05月10日

『AIDで生まれるということ』出版記念イベント

【諸事情により、会場及び開始時刻が変更となりました】

精子提供で生まれた当事者の体験談集『AIDで生まれるということ』の出版を記念し、以下のイベントを行います。ご興味のあるかたは、ぜひご参加下さい。

【イベントのお知らせ】

『AIDで生まれるということ』出版記念イベント
ー当事者とは誰なのかー


現在日本では、第三者の関わる生殖技術についての法整備を進めるべきとの議論が起き始め、
自民党内のプロジェクトチームが第三者からの精子・卵子の提供、そして代理出産を条件付きで認める法案をまとめ、
今国会に上程されると言われています。
技術が進み、その選択肢が増えることは、子どもを望む人たちにとって、一見よいことのように思えます。
しかしこれら技術の当事者とは、一体誰なのでしょうか。
日本で60年以上の歴史のある精子提供(AID)で生まれた当事者たちから、今多くの問題が語られ始めています。
私たちの社会は、第三者の関わる生殖技術をどう受け止めていけばよいのでしょうか。
代理出産や卵子提供を認める前に、まずはこれまで続いてきた精子提供について、生まれた人たちの意見から、その問題点を考えたいと思います。

日時 ● 2014年 5月25日(日)14:30〜17:00(開場14:15)
場所 ● TKPスター貸会議室 四谷(信濃町からJRで一つ隣の駅です)
 JR中央線・総武線「四ツ谷駅」 四谷口 徒歩2分
 東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ツ谷駅」 2番出口 徒歩1分
http://www.kaigishitsu.jp/room_yotsuya.shtml

定員●100名(予約不要)
参加費●500円
主催 ● 非配偶者間人工授精で生まれた人の自助グループ(DOGoffice@hotmail.co.jp)

内容
■一部
 AIDで生まれた当事者からの問題提起

■二部
 シンポジウム「当事者とは誰なのか」
 右向き三角1久慈直昭(東京医科大学)
 右向き三角1長沖暁子(慶應義塾大学)
 右向き三角1加藤英明(非配偶者間人工授精で生まれた人の自助グループ)
 右向き三角1石塚幸子(非配偶者間人工授精で生まれた人の自助グループ)

*取材のためカメラや録音機器の持ち込みを希望される方は事前にご連絡ください。当日会場内には撮影可能・禁止区域等を設ける予定です。
*当日は、会場にて、以下の本を特別割引価格で販売します。
『AIDで生まれるということ–精子提供で生まれた子どもたちの声–」
萬書房 四六判並製 208頁 定価(本体1800円+税)
ISBN978-4-907961-00-8 C0047
posted by haru at 21:16 | TrackBack(0) | お知らせ

2014年04月11日

意見書提出

生殖補助医療法案を検討している自民党PTの古川俊治参院議員および小渕優子議員に、以下のような意見書を本日提出しました。


2014年4月11日
非配偶者間人工授精で生まれた人の自助グループ
(DI Offspring Group: DOG)



「生殖補助医療に関する法案」の内容について、もっと慎重な議論を求めます


 生殖補助医療法案が今国会に提出されようとしていますが、この法案は生まれてくる子どものことが考慮されていません。生殖技術の一番の当事者は生まれてくる子どもです。
 私たちは、これまで60年以上続いてきた精子提供(AID)で生まれた当事者です。このAIDという技術には大きな問題があると感じています。それらが置き去りにされたまま、技術を広げることは、私たちと同じように、生殖技術により生まれ、苦しむ子どもたちを増やすことになるのではないでしょうか。今一度、これら技術で生まれてくる子どもの視点に立って、この法案に対する慎重な議論を求めます。

【問題点1】提供者がわからないことに私たちは苦しんでいます
 私たちは、成人後突然その事実を知り、それまでのアイデンティティが崩れ、自分自身を肯定できない状態に陥っています。遺伝的情報が欠けていることで医療受診の際に不安を覚えたり、近親婚の可能性も生じています。子どもの出自を知る権利は、国連の子どもの権利条約でも保障されており、生殖技術によって生まれた子どもたちが生物学的な親を知る権利は認める国が近年増えてきています。
 2003年厚生労働省生殖補助医療部会により出された「精子・卵子・胚の提供等による生殖補助医療制度の整備に関する報告書」は数年に渡る長い議論を経て、子どもの福祉の観点から、これら技術により生まれた人の出自を知る権利を認めました。しかし、今回の法案はこうした報告書、諸外国の近年の状況を全く考慮していません。

【問題点2】秘密と匿名のもとでの医療技術では、親子の信頼関係は損なわれます
 私たちの多くは、成人後突然その事実を知り、一番信頼すべき親に裏切られた、事実を隠そうとする態度が自分を恥じているようだと感じ、親子の信頼関係が崩れ、苦しんでいます。技術の拡大を進める前に、なぜ親はその事実を隠そうとするのかを考え、その解決の道を考える必要があるのではないでしょうか。

【問題点3】生まれた子どもの意見を取り入れた法案審議がなされていません
 生殖技術の一番の当事者は生まれた子どもです。しかし、親や現在の家族に配慮し、自らが生まれた当事者であることを公表し発言することが難しい現状のなか、私たちの問題は、長い間ないものとされてきていました。今回の審議においても、生殖技術の当事者として、不妊治療患者や医師からだけ意見を聞き、議論は進められてきています。この技術で生まれたことを引き受け、生きていくのは私たち子どもです。子どもが安心して語れる場をつくり、私たち子どもの意見を聴いてください。
posted by haru at 21:43 | TrackBack(0) | お知らせ

2013年02月11日

親類からの提供

昭和20年代後半から30年代の資料によると、ある医療機関では、AIDは、匿名からの提供だと問題があるとして、親類など提供者を連れて来た場合のみ行っていたとあります。また、親類などからの提供だと問題があるとして、匿名のみ実施していた医療機関もありました。

いずれにしても、問題があるという指摘があったにもかかわらず、AIDは行われ続けていたことになります。

AIDで生まれた子どもの自助グループには、匿名からと親類からの提供で生まれた人がいます。
提供者がわかっていても、アイデンティティーの喪失と、親、親類との関係の破たんを経験しています。

問題は、治療の成果として、命を作ってしまうということではないでしょうか。
作られた人の、人間としての尊厳は、どのように守られるのでしょうか。
posted by ren at 16:01 | TrackBack(0) | AIDの問題点