今日の人21.岩田真理子さん [2011年12月19日(Mon)]
今日の人は、東京在住、ERAN株式会社代表取締役の岩田真理子さんです。
岩田さんは小学校1年生の時からJALのスチュワーデスになろうと決めていたそうです。お友達のお母様にとても素敵な方がいらして、その方がJALのスチュワーデスだったので、こんな素敵な大人になりたい、と思い一途にその思いを貫きました。 そして、狭き門をくぐりぬけて本当にJALのスチュワーデスになったのでした。なりたくてなりたくて仕方なかった仕事です。もう毎日が楽しくて、8年間全く風邪も引かず、無欠勤を通していました。 しかし、8年目のある時、フライト中に首を痛め、しばらく休むことになりました。時間ができると今まで考えなかったいろいろなことが頭に浮かびます。フライトでは、いつも一流企業のトップの人たちが乗ってこられるけど、乗っているおじさまたちの行動言動がとてもトップの人とは思えないことが多すぎる・・・。こういう人たちが日本経済を動かしていて日本は大丈夫なの・・・?いえ、大丈夫じゃない、と思った岩田さん。 あんなに好きでたまらなかった仕事を「このままじゃ日本は危ないのでやめます!」と言って辞めたのです。 その後はたくさんの企業の社長さんたちにコーチングをする仕事もしていましたが、お金や地位の幻想に囚われすぎて、好きなことだけしてなんて生きていけるものか、と思っている人があまりにも多いことに愕然としました。それなら、好きなことだけして生きていける、のサンプルになりたい、と決意したのです。 今の世の中、正しさの仮面をかぶって裏で愚痴を言ったり不平不満を抱いている人が多すぎる。それは身体をいじめていることにもなる、と感じる岩田さん。自分が思っているより、体はよりよく生きようと思っている。そのためにはまず、自律神経を整えて、体を解放してあげることで、心もいきいきとしてくるとおっしゃいます。 仕事を言い訳にして、家族のことも自分の身体のことも放っておいたら、いずれ病気になってしまいます。自分の命が喜ばないようなことをしない、体の声をちゃんと聴く、そんな実践をしている岩田さん、今は言葉の波動の研究もしていらっしゃいます。言葉には波動がある。いい言葉を使うようにすると、体が喜びます。逆に悪い言葉を使っていると体に不調が現れる。確かに言葉にはそれだけのパワーがあるのでしょうね。 親の言葉がけひとつで子どもの態度が全然ちがってくることを見てもそれはひしひしと感じます。いっつも子ども達にプラスの言葉がけをしてやれているかしら、と反省。 岩田さんの会社はERANといいます。EN(縁)の中にRA(裸〜素の自分〜)という言葉を入れてありのままでお互いを受け入れあえる社会という願いが込められています。楽しくないという人が減って、命に感謝して生きられる地球になったらいいな、と岩田さん。今、これだけたくさんの人が飢えでなくなっている現実をどうにかしたい。総カロリーでは地球上の全ての人が生存できるカロリー量を満たしているのに。 人間はみんなハッピーになる遺伝子を持っている。全ての人がそこがオンになれば、きっと笑って楽しく暮らせる地球になると信じていると岩田さん。 こちらまで明るい気分にさせてくれる言葉の力を持った方でした |