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今日の人181.品川祐一郎さん [2018年12月20日(Thu)]
 今日の人は、株式会社品川グループ本社代表取締役社長品川祐一郎さんです。品川グループは、富山トヨタ自動車株式会社、富山ダイハツ販売株式会社、ネッツトヨタノヴェルとやま株式会社、株式会社トヨタレンタリース富山、トヨタL&F富山株式会社、品川商事カンパニー、山室重機株式会社を抱える県内自動車関連事業のリーディングカンパニーです。
品川グループのホームページはこちら⇒https://www.shinagawa-group.co.jp/
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 品川さんは1970年8月28日に生まれました。小さい頃は体が弱く、とても引っ込み思案でした。幼稚園の時には中耳炎や肺炎になっていつも休んでいました。特に、遠足や家族旅行などの楽しい行事の時には決まって熱を出してしまうのです。今のほぼ休みなく働く品川さんからはとても想像できない、虚弱体質の幼年期だったのでした。
そういうわけで小学校に入ってからも、なかなか自転車に乗れなかったり、逆上がりが出来なかったりと、運動に関しては自信が持てずにいました。

 そんな少年が小学校中学年の時にバスケットボールに出会い。スポーツの魅力に目覚めます。勉強はずっと得意だった品川さんですが、バスケットボールも得意になったことで、引っ込み思案も影を潜めるようになりました。

 品川さんは物心ついた時からずっと、富山トヨタを継ぐんだ!と心に決めていました。今は盤石に思える富山トヨタですが、品川さんが生まれるしばらく前につぶれかけたこともあったそうです。祖父や父が我が身を顧みずに必死で会社のために奔走する姿を見て、少年は尊敬の念を抱きました。そして、きっと自分もこの会社を継いで、この会社のためにがんばるのだ!少年の心にそんな灯がともったのでした。それが自分の天命だと思ってから、品川さんは積極的な少年に変わったのです。
 
 「トップに立つ!」常にそんな思いでいましたから、富山大学附属中学に入ってからは生徒会長にも立候補し、会長になりました。富山中部高校に入ってからも生徒会長、そしてコーラス部の指揮者でした。中学高校を通して悩みといえば、人間関係のことでした。正論でど真ん中を行ってしまう品川さんは思いや信念が強すぎて頑固なところがありました。運動会も文化祭も根をつめて夜中までとことん話し合いました。それで、うまくいかないと何故協力してくれないのだろうと思ってしまうのでした。自分目線でなかなか相手目線になれなかった。「実は最近までそうだったんです」と穏やかな口調でおっしゃいます。最近ようやく「あなた目線」で考えられるようになったと品川さん。

 大学は東京大学経済学部へ。生徒会や部活がどんなに忙しくても、「富山トヨタを継ぐ」という強い信念が勉学も疎かにはさせなかったのでしょう。でも、もちろん大学の時も部活に打ち込みます。選んだのは弓道部。部員を100人抱える部活でしたが、3,4年の時はレギュラーも勝ち取りました。実は、成人式も寒稽古と重なって帰ってきていません。
また富山トヨタの御曹司だから、さぞかし裕福な学生生活を送っていたのかと思えばさにあらず。お風呂もトイレも共同という学生寮で、4年間を過ごしたのです。でも、学生寮でも部活でも友と語り合い、とても充実した学生生活でした。

 大学卒業後はまず銀行に就職します。かつて会社が資金繰りに苦しんだので同じ過ちを二度と繰り返さないためにというのも頭にありました。外国為替やシステム開発に携わり、成果がなかなか出ずに苦しかったこともあります。でも、苦しいのは楽しいと品川さん。そう言い切れるのが、品川さんの強さなのでしょう。
実は、この銀行時代に出会ったのが奥様です。奥様も総合職で入ってこられたキャリアウーマンでした。
こうして、品川さんは27歳の時に結婚。そして29歳の時、銀行を辞め、富山に帰ったのです。

 富山に帰って、最初は富山トヨタ営業本部からのスタートでした。常に仕事のことばかり考えていました。それは昔も今もずっとそうです。自ら「仕事大好き人間」とおっしゃる品川さん。とことんやってみて、やってみたからこそ気付くことがある。そうしてビジネスを通じて社会に貢献し、それが自己の器を広げてくれるのだ、と。

 社員900人を束ねる社長になった今も、もっともっと自分自身成長していきたいと思っています。これから先、もっといろんなことができるはずだし、たくさんの人を巻き込むこともできる。その人たちは、立場に集まるんじゃなくて、生き方、在り方、考え方に集まるんだという思いがあります。かつては自分を曲げたくなくて人とぶつかる時もあった。しかし、そんな自分自身も含めて受け入れられるようになると心がラクになりました。ちがいはちがいで間違いではない、そう思えるようになりました。

 そんな品川さんがいちばんホッとできるのは、リビングのソファで家族と一緒にいる時間です。選択理論を学んでからは、家族と一切ケンカをしなくなりました。息子さんたちにも伝えるべきことは伝えるけれど、マインドは本人が気づくもの。決して強制はしません。現在高3と小6の2人の息子さんがいて、W受験を控えているのですが、受験が終わったら、海外に家族旅行出来ればいいなと思っています。高3の長男が大学進学で家を出るであろうから、家族で出かけておきたいというのがとてもお忙しい品川さんがいまいちばん叶えたいことです。

 社内では今、人事制度改革に着手していて、来年から始動の予定です。若い社員でも大きな仕事ができるようにしていきたい。多様な働き方を選べるようにして、たくさんの社員の夢を実現させたい。そして、夢だけではなく、志も実現できる会社にしたいのです。仕事を通じて社会の役に立つ、自分自身も富山トヨタグループも、それは常に品川さんの頭の中にあります。
品川グループは創業した1917年から今までずっと、富山にクルマの歴史を築いてきました。そしてこれからも、モビリティサービスを通じてすべての人々の幸せと発展に寄与していきます。詳しくはリニューアルされたばかりのホームぺージをぜひご覧ください。
https://www.shinagawa-group.co.jp/

 品川さんはご自身ももちろんクルマが大好きです。愛車は6速マニュアルの86。誰かが運転するクルマに乗るのは好きではなく、自分でハンドルを握るのがいちばん好きです。そして、いろんなアイディアが浮かんでくるのは、そんな愛車86でドライブをしている時。他にも、寝ている時、トイレにいる時、そんな時に仕事のアイディアがどんどん湧いてくるのです。

 100年前は馬車から自動車へとシフトした大変革の時代でした。そしてそこから100年経った今も、車の大変革期を迎えています。「CASE=ケース」が自動車業界を一変させると言われているのです。CASEとは4つのキーワードの頭文字を取ったもので、コネクティビティ(接続性)の「C」、オートノマス(自動運転)の「A」、シェアード(共有)の「S」、そしてエレクトリック(電動化)の「E」です。5年も経つときっと当たり前のように自動運転の車が走るようになり、10年経つと自動車の世界は一変しているかもしれません。いや、きっとそうなるでしょう。変わっていくもの、変えてはいけないもの、品川さんは今、そんな未来を見据えています。

 1917年の創業の社是「われわれは和をもって、誠実なサービスで信用を築き、愛社精神に徹しよう」の言葉を胸に抱いて、今日も品川さんは愛車86を走らせています。少年の時のように希望にあふれた瞳で。
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