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メールマガジン4月号 [2016年04月27日(Wed)]

「50:50」のスタンス

はじめまして。4月1日から1年間尼崎市役所から派遣研修生として、
ダイバーシティ研究所で勉強させていただきます阿山と申します。

着任して早々の4月1日、昨年度当研究所で受託した事業の報告を行
うため、尼崎市役所へ。5人のフェローが尼崎の社会課題を発見し、
市長に提言する場に同席しました。この事業は社会課題の解決や分
析に取り組んでいる5人の専門家が「フェロー」として尼崎に集結
し、「尼崎の社会課題」(ASA)を可視化し、解決の糸口を探るた
めに調査・分析を行い、期待される施策の提言を行う事業です。

その中の議論を聞いていると、市役所で働いていては発見しにくい
細かな、でも必要なニーズ調査を行っており、「そんなニーズがあ
って、困っている人がいるのか」と実感しました。またフェローの
方々からは「市役所は○○やってください」という主張ではなく、
「私たちはまちを良くするために○○したいから、市役所もこんな
データ提供してもらえませんか」というものでした。

これは非常に重要なスタンスなのではないでしょうか。

単に市役所に「税金を使って○○やってください。○○すべきでは
ないですか。」という要望は簡単に言えます。ただ、多くの自治体
は人口減などにより収入が減っています。新たな施策を打つことは
非常に大きな社会的意義が求められます。

「あなたがやってください」という100対0のスタンスではなく、互
いに共通の目的を持ち、「私はこれをやりますので、あなたはこれ
をやってください。」という50対50のスタンスは、市役所とNPO、
市役所と市民の皆様との関係だけでなく、企業同士、ひいては友達、
家族同士でも物事が円滑に進む、一人一人にとって人生を豊かにす
るために大切なスタンスだと感じました。

最後に、これからの1年間は私にとってターニングポイントとなる
ような非常に重要な期間になると感じています。日々の「気づき」
を貪欲に咀嚼、吸収してアイディアを生み出していきたいと思いま
すので、どうぞよろしくお願いいたします。

  研究員 平成28年度外部研修生(兵庫県尼崎市)阿山 恭正


◆トピックス◆━━━━━━━━━━━━━━━【転送歓迎】━

1 【熊本・大分地震における対応について】
  長期避難者の生活を支える取り組みに向けて

2 【調査員募集!!】
  企業のダイバーシティ度調査

3 【本日開催!】
  G7伊勢志摩サミットと私たち〜日々の生活と世界をつなげる〜

4 4月13日 代表理事の今田克司が
  「参議院 政府開発援助等に関する特別委員会」
  に参考人として出席しました。

5 【ソシオ・マネジメント・スクール2016年夏季】
   参加者募集中!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[報告]――――――――――――――――――――――――
1◆【熊本・大分地震における対応について】
  長期避難者の生活を支える取り組みに向けて
  http://diversityjapan.jp/kumamoto_report_v1-2/
―――――――――――――――――――――――――――――

この度の熊本・大分での地震で被害に遭われたみなさまに、心より
お見舞い申し上げます。

災害発生時は、人の多様性への配慮がもっとも必要な時期ですが、
逆にもっとも配慮が後回しにされる時期でもあります。ダイバーシ
ティ研究所では東日本大震災や昨年の常総での水害などでも、避難
所での状況悪化を防ぐ視点から、被災地の自治体やNPO等と連携し
て被災者支援の取り組みを進めて参りました。

今回の地震災害につきましても、熊本と大分にスタッフを派遣する
とともに、長期化が予想される避難生活を支えるための取り組みを
調整しています。私たちは状況の全体像を把握し、今後の見通しを
立てながら支援活動にあたることが大切と考え、まず、熊本県内の
避難者数の推移と今後の予測をまとめました。

http://diversityjapan.jp/kumamoto_report_v1-2/

・避難者数は大幅に減りつつあったが、度重なる余震の影響で避難
 者数は横ばいの状態が続いている。
・人口が最も多い熊本市で全壊が29棟に対し、益城町では約
 1,026棟、西原村では344棟、南阿蘇村では全壊と半壊併
 せて400-500棟との報告が上がってきており、これらの地
 区については、避難所が長期化になる恐れがある。
・避難者の3分の2が何らかの要援護者であると見積もられる。

といった特徴が指摘できます。

また、日本財団とともに3年間、進めてきた災害時人材育成事業と
連動し、避難所閉鎖までのプロセスに必要な支援をコーディネート
する事業を進めています。こちらは順次、ウエブサイトなどでも情
報を公開して参りますので、引き続きご関心をお寄せ頂ければ幸い
です。

[自主事業]――――――――――――――――――――――――
2◆【調査員募集!!】
  企業のダイバーシティ度調査
  https://blog.canpan.info/diversityjapan/archive/412
―――――――――――――――――――――――――――――

昨年度に取りかかった「企業のダイバーシティ度調査」を今年度も
継続して実施します。

昨年度の先行調査からは、業種によって状況に大きな差があること
や、企業の従業員特性に応じた独自の取り組みがあることなど、少
しずつ具体的な様子が明らかになってきています。

より状況を明らかにするため、調査設計に修正を加え、(一財)ダ
イバーシティ研究所の経験を凝縮した「企業のダイバーシティ度調
査」を本格稼働させます。

私たちと一緒に、今とこれからの日本を代表する企業の取り組みを
明らかにして、次のステージへのヒントを探しませんか。

[調査の概要]
調査は、調査マニュアルに沿って企業のWebサイトの情報を確認し
ていきます。調査指標は、当研究所がこれまでの経験と実績から構
築した独自の指標を用いています。
また、調査員の交流機会を設けています。

●調査の3つのカテゴリ
・「企業基本情報」
・「現況調査」… 企業の各種制度の運用状況や体制等の状況を調
 べる
・「イノベーション調査」… 社会の変化に対応するための企業の
 取り組み等を調べる

●調査対象:日本を代表する企業約180社

●調査期間:概ね5月半ば〜7月半ばを予定

[募集要項]
●応募要件
・企業のSR(CSR)やダイバーシティについて関心をお持ちの方
・インターネット接続環境がある方、パソコン、e-mail等、IT操作
 ができる方
・調査説明会、打ち合わせに参加できる方(拠点:十三・西早稲田)

●調査報酬:2,000円/社
 打ち合わせ時の交通費支給(上限1,000円)

●ご応募/お問い合わせ
 メール本文に・お名前・ご所属・調査等の経験の有無(ある場合
 は内容)・本調査に興味を持たれた理由・調査に対する質問など
 (あれば)を記載し、下記までご連絡ください。
 送信先:office@(アットマーク)diversityjapan.jp
 担 当:山本

本調査を皆様の活動にご活用ください!!
●学生の方へ
・大学や大学院での研究の一部や参考に
・「働くこと」と「自分のライフプラン」を具体的にイメージする
 機会として
・社会の変化と企業の対応を学ぶ機会として
●研究者の方へ
・ご自身の研究の一環として
・民間企業の実践事例の収集機会として
●リサーチ経験者の方へ
 これまでの経験を活かして新たな分野に挑戦する機会として

[広報協力]――――――――――――――――――――――――
3◆【本日開催!】
 G7伊勢志摩サミットと私たち〜日々の生活と世界をつなげる〜
http://www.hurights.or.jp/japan/new-project/2016/03/g7.html
―――――――――――――――――――――――――――――
ヒューライツ大阪からお知らせです。



【本日開催!】
 当日のご案内ですがお時間がおありの方はぜひお越しください!

1か月後に迫ったG7伊勢志摩サミット。縁遠いと思われがちなこの
サミットは、実は企業とも深く関わっています。関西NGO協議会と
共催するこのセミナーでは、G7伊勢志摩サミットについて、SDGs
(持続可能な開発目標)とも絡ませながら、私たちの日常の視点か
ら考えます。企業と直接関わる「責任あるサプライチェーン」
についても取り上げます。

◇日 時:2016年4月27日(水)18時30分〜21時(開場:18時)
◇場 所:大阪聖パウロ教会 1階会議室
     (大阪市北区茶屋町2-30)

【プログラム】

◇「地域社会とNGOの視点からSDGsとG7サミットを考える
      〜Civil G7で議論されたことと今後の課題〜」
  −西井和裕さん(名古屋NGOセンター 理事長)
  −加藤良太さん(関西NGO協議会 提言専門委員)

◇「ジュネーブから伊勢志摩を見る〜
     “責任あるサプライチェーン”の重要性」
  −白石 理さん(ヒューライツ大阪 顧問)

◇主 催:特定非営利活動法人関西NGO協議会
     一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター
◇後 援:2016年G7サミット市民社会プラットフォーム
     東海「市民サミット」ネットワーク
◇参加費:500円

[広報協力]――――――――――――――――――――――――
4◆4月13日 代表理事の今田克司が
  「参議院 政府開発援助等に関する特別委員会」
  に参考人として出席しました。
    http://www.csonj.org/info2016-4-13.html
―――――――――――――――――――――――――――――
CSOネットワークからお知らせです。



2016年4月13日(水)、代表理事の今田克司が、参議院の「政府開発
援助等に関する特別委員会」に参考人として出席し、SDGsに関して
発言いたしました。

同特別委員会の中継を下記URLにてご覧いただけます。

【動画の見方】
下記URLをクリック
→左側のカレンダーから4月13日をクリック
→「会議名を検索」の「政府開発援助等に関する特別委員会」をクリック
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

[広報協力]――――――――――――――――――――――――
5◆【ソシオ・マネジメント・スクール2016年夏季】
   参加者募集中!
https://blog.canpan.info/iihoe/img/ssm_16_summer_leaflet.pdf
―――――――――――――――――――――――――――――

世界の「課題先進国」である日本が、「課題解決先駆国」となるた
めに、現象を追いかけるのではなく、その原因を確認し、効果的に
予防するなど「備える」ことができる人材を、体系的かつ効果的に
育成するしくみをつくろう、と始まった「ソシオ・マネジメント・
スクール」。

よりよい社会づくりを担う経営(ソシオ・マネジメント)について、
私どもが実践を通じて学ばせていただいてきたことを集約的にお伝
えするとともに、最前線の現場における実践と、お互いから学び合
い、磨き合う場をご提供します。

2016年夏季は、下記の6つのコースを一気に開講します!

◆2016年夏季コーステーマ
 ◇自治体における協働の定義・しくみ・進め方の再構築
 ◇小規模多機能自治の担い手の育成・支援と、その基盤づくり
 ◇社会の課題解決・理想実現に挑む事業と組織の運営の基礎
 ◇市民活動支援機関の立て直し
 ◇企業の社会的責任(CSR)への取り組みの進化
 ◇助成プログラムの最適化

会場:いずれも日本財団(港区赤坂1-2-2)2F会議室
お申込み締切:2016年8月12日(金)。

今回は、2つのコースを紹介させていただきます。
<コース概要>
==============================
■<RCS16s>
自治体における協働の定義・しくみ・進め方の再構築(全2回)
【トピック】
・協働から総働へ
・協働の必要性の再確認
・ベスト・プラクティスから学ぶ
・協働推進ロードマップの作成

日時:8/19(金)10時〜18時, 11/11(金)13時〜16時
対象:自治体行政の協働推進担当管理職・中間支援機関の役員等
   (同一地域から2名以上のご参加必須)

受講料(税別):1地域(2名)20,000円
*3人目以降は、お1人につき5,000円。 *第1日目の昼食代を含む。

==============================
■<SCM16s>
小規模多機能自治の担い手の育成・支援と、その基盤づくり(全2回)
【トピック】
・小規模多機能自治の事例
・小規模多機能自治を進める施策と、しくみづくり
・地域の人口構成の予測
・行事・会議・組織の棚卸し

日時:8/20(土)10時〜16時,11/12(土)14時〜17時
対象:地域運営組織・地縁団体・地域づくり団体等、地域運営にか
   かわる方
受講料(税別):お1人11,000円
        (第1日目の昼食代を含む)

==============================

 *各テーマによって日程・対象・受講料が異なります。
 *各テーマごとに、2日間の集中講座と改善策の実践
  がセットになっています。

詳細はこちらをご確認ください。
https://blog.canpan.info/iihoe/img/ssm_16_summer_leaflet.pdf

申込みはこちらからお願いします。
https://blog.canpan.info/iihoe/archive/305

facebookページでも最新情報発信中
https://www.facebook.com/School-of-Socio-Management-1458224404476929/

 【主催】IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
 【共催】日本財団CANPANプロジェクト

 ◆問い合わせ先:
  IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 
  office.iihoe@gmail.com

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】熊本・大分地震のニュースやFacebookのタイムライン
をずっと見ています。いろいろな情報があります。全国から優しい
心が伝わってくる報道が多く励まされます。混乱期は過ぎようとし
ていて、これからは避難所などにおいて「安心」「安全」な環境を
いかに作れるかが課題かと思います。一日も早く「車中泊」が終わ
るように、ダイバーシティ(病気をお持ちの方、障がいをお持ちの
方、子ども、女性、外国人、高齢者など)に配慮した避難生活が送
れるように願っています。私たちもそのために頑張ってまいります。
                    (編集担当・柳澤)
*      *       *       *       *

※当メルマガのご登録・ご解約はこちらのページからお願い致し
 ます。
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※当メルマガへのご意見・お問い合わせは、下記連絡先までお寄
 せ下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【ダイバーシティ研究所 メールマガジン】
 発行日:不定期
 発 行:一般財団法人ダイバーシティ研究所(DECO)
 大阪事務所:大阪市淀川区十三東2-6-7 徳島ビル2F
 Tel 06-6390-7800/Fax 06-6390-7850  
 
 東京事務所:新宿区西早稲田2-3-18アバコビル5F
 Tel 03-6233-9540/Fax 03-6233-9560
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆
【調査員募集】企業のダイバーシティ度調査 [2016年04月11日(Mon)]

企業のダイバーシティ度調査を実施します

企業の「働きやすさ」を可視化し、ダイバーシティへの取り組みを促すことを目的として、「企業のダイバーシティ度調査」を実施します!!
私たちと一緒に、企業の取り組みや好事例などを調査し、これからのダイバーシティに配慮された働きやすい環境づくりに挑戦しませんか?


募集人員:15名


<こんな方を求めています!> 

●学生の方へ
 大学や大学院での研究の一部や参考として
 「働くこと」と「自分のライフプラン」を具体的にイメージする機会として
 社会の変化と企業の対応を学ぶ機会として

●研究者の方へ
 ご自身の研究の一環として
 民間企業の実践事例の収集機会として

●リサーチ経験者の方へ
 これまでの経験を活かして新たな分野に挑戦する機会として


<調査の特徴>

●当研究所が、これまでの経験と実績から構築した独自の調査指標を用いています。
●調査は、3つのカテゴリで構成されています。
・「企業基本情報」
・「現況調査」… 企業の制度の運用状況や体制等の状況を調べる
・「イノベーション調査」… 社会の変化に対応するための企業の取り組み等を調べる
●調査員間の情報交換や交流の機会を設けています。


<調査方法・調査期間>

●日本を代表する企業約180社について、基本調査マニュアルに沿ったWEB調査を行います。
参考:プレ調査の結果サンプル
調査結果イメージ図.jpg

●一人あたり15社〜20社を担当していただきます。
●調査期間は、概ね5月半ば〜7月半ばを予定しています。


<調査員募集期間>  4月10日〜4月30日


<応募要件>
●企業のSR(CSR)やダイバーシティについて関心をお持ちの方
●インターネット接続環境がある方、パソコン、e-mail等、IT操作ができる方
●調査の説明のための打ち合わせに出席出来る方(調査拠点:十三・西早稲田)


<報酬>
・1社あたり2,000円の調査手当をお渡しいたします
・調査中の打ち合わせ等の交通費には、1,000円/日を上限に支給します


<応募方法>
メール本文に次の内容を記載し、「企業のダイバーシティ度調査 調査員応募」と題し、メールを送付してください。

・お名前
・ご所属
・調査等の経験の有無(ある場合は内容)
・本調査に興味を持たれた理由
・調査に対する質問など(あれば)

送信先:office@(アットマーク)diversityjapan.jp
担当:山本


メールマガジン3月号 [2016年03月30日(Wed)]

初めて神戸と尼崎へ行ってきました。3月18日(金)は神戸にて防
災フォーラム、3月21日(月・祝)は尼崎にて尼コンペファイナル
が開催されたので、思いがけず長期滞在をさせていただきました
(各イベントの詳細はトピック1、トピック2をご覧ください)。

神戸では、観光客用バスの一日券を買って、異人館街、ハーバーラ
ンド、中華街などへ行きました。異人館街ではウイーンでしか買え
ないと思っていた、ハプスブルグ家御用達の「インペリアルトル
テ」に出会うことができました。中華街では行列店の豚まんを食べ
ました。

外国人もたくさんで、バスの車内放送や、案内板など、英語の他、
韓国語・中国語対応がたくさんみられました。しかしながら残念な
ことが起きました。夕方最後のバスに乗ったところ「このバスは循
環せずに三ノ宮で終わりです」という説明がありました。バスガイ
ドさんの説明、表示板のどちらも日本語のみでした。三ノ宮で降ろ
された外国人の女性が「どうやってハーバーランドまで戻ればいい
のよ!」と怒っていました。このような重要事項には、せめて英語
での表示板だけでも用意して欲しいところです。もし、私が外国で
同じことになったら不安で心細くなるかと思います。

インバウンドが注目されていますが、視点は「もし、私が外国で同
じ立場になったらどうか」が大切だと思います。「外国人が困るの
はどんな時か?」を、自分の身に置き換えて考えていけばいいので
はないかと思った瞬間でした。

                  研究員 柳澤 千恵子


◆トピックス◆━━━━━━━━━━━━━━━【転送歓迎】━

1 【開催しました!】
  尼コンペファイナル×SBフォーラム

2 【開催しました!】
   防災フォーラム@神戸
     〜これからの災害に自治体はどう備えるか〜

3 『106人の外国ルーツを持つ子どもたちのための
                  学習支援プロジェクト』
   クラウドファンディングにご協力をお願いします!!

4 LGBTフレンドリー・マップ「niji NAVI」で、日本中を虹色に!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[受託事業]――――――――――――――――――――――――
1◆【開催しました!】
  尼コンペファイナル×SBフォーラム
  https://blog.canpan.info/diversityjapan/archive/410
―――――――――――――――――――――――――――――

3月21日に尼崎課題解決型ビジネスプランコンペファイナル!を開
催しました。

秋にエントリーしてから、メンタリングを重ね、ブラッシュアップ
合宿では、時間を忘れてプランを磨き上げてきました。惜しくも2
次審査通過を逃し、フィアナルプレゼンテーションに臨むことが出
来なかったプレイヤーも、当日会場に来てくれていました。

ライバルでありながらも、一緒に時間を共有したプレイヤー同士、
これからもつながっていけそうです。

最終プレゼンに臨んだ4組のファイナリストのプレゼンテーション
は、会場を釘付けにしました。審査員からの鋭い質問さえも、プラ
ンを紹介する機会とばかりに、熱の入った説明です。

審査員も評価をつけるのに、随分悩んでおられました。

受賞は誰の手に?

https://blog.canpan.info/diversityjapan/archive/410

今後のプレイヤーの皆さんの活躍に期待!したいと思います。


[受託事業]――――――――――――――――――――――――
2◆【開催しました!】
   防災フォーラム@神戸
     〜これからの災害に自治体はどう備えるか〜
―――――――――――――――――――――――――――――

これからの災害に自治体はどう備えたらよいのかについて考える防
災フォーラムを3月18日(金)に神戸市の「人と防災未来セン
ター」にて開催しました。

定員100名の会場に、なんと115名のご参加者と、メディア関係6社
がお越しくださり、会場は大変な熱気となりました。


【プログラム内容】
○第1部
報告(1)「災害時の被災者支援に関する自治体の取り組み調査」
       ダイバーシティ研究所 中村 満寿央、川崎 克寛

報告(2)「今年度の災害と自治体の対応について」
       人と防災未来センター 研究員 菅野 拓氏

○第2部 
パネルディスカッション 
「これからの災害に自治体はどう備えればよいのか?」

 ◇常総水害でのアセスメントについて 
     川崎 克寛 ダイバーシティ研究所

 ◇災害発生時の自治体の対応について
     吉原 克美氏 茨城県常総市保健福祉部社会福祉課長

 ◇災害に備える取り組みについて
     村野 淳子氏 大分県別府市企画部政策推進課
            当事業アドバイザー

 進行:田村 太郎 ダイバーシティ研究所代表理事、
          復興庁復興推進参与


ご参加者は自治体で防災や危機管理に取り組まれている方、福祉関
係の方、外国人支援をされている方がなどが多くお越しくださいま
した。事後アンケートでは、「罹災証明の課題について知ることが
できた」「被災者には縦割り支援は通用しないことがわかった」
「今度は自分の地域でこのフォーラムを開催してほしい」「要支援
者への具体的な支援の仕組みについてもっと教えて欲しい」などた
くさんの感想、ご意見をいただきました。ご参加者のみなさまあり
がとうございました。

来年度もこの事業は継続して実施してまいります。今後ともどうぞ
よろしくお願いします。


[広報協力]――――――――――――――――――――――――
3◆『106人の外国ルーツを持つ子どもたちのための
                  学習支援プロジェクト』
   クラウドファンディングにご協力をお願いします!!
http://www.tabunka.jp/osaka/ja/topics/crowdfunding-for-children/
http://japangiving.jp/p/3633
―――――――――――――――――――――――――――――
多文化共生センター大阪よりお知らせです。



「日本語ができないから成績表は1しかない。
  塾に通えないから高校進学をあきらめる。」

多文化共生センター大阪は大阪市西淀川区を対象地域として、2年
間外国人住民の調査を実施してきました。

大阪市西淀川区は大阪市で最も中南米出身者(ペルー、ブラジル)
が多く住む地域で、その他にもフィリピン等さまざまな国籍の外国
人が暮らしています。

2年間で出会った外国にルーツをもつ子どもたちは106人。そのう
ち約97%の子どもは、家庭内に外国出身の保護者しかいません。ま
た、そのうち約25%が母子家庭であり、全員外国出身のお母さんです。

家庭に日本語が十分できる保護者がいないため、子どもたちが日本
語や教科学習の習得を望んでもその機会が得られず、学習意欲を無
くして将来の夢も描けないような状況があることが調査を通してわ
かりました。保護者も何とかしたい気持ちはありますが長い勤務時
間や日本語の壁に阻まれ、本人たちだけではどうにもできない状態
が続いていました。

「1ヶ月に23家庭、合計60回の聞き取り調査」
これは多文化共生センター大阪のスタッフ1人が西淀川区に足を運
び、各外国人住民家庭を訪問した回数です。

「学校からのお便りがよめない」
「こんだん会ってなに?どうやって申し込めばいいの?」
「子どもが中学生なんだけど、日本の高校受験の制度がわからない」
「保育所に通わせたいけど、どうすればいい?」

外国出身の保護者が日々直面している問題や困りごとは尽きません。
しかし、そうした問題を一緒に考え、解決策をともに考えることで、
多文化共生センター大阪と外国人住民のつながりは強固になってい
きました。

そこで私たちは、大阪市西淀川区でたった1つの学習支援教室を立
ち上げる決意をしました。そして外国人保護者有志も立ち上がりま
した。自らが活動の主体となって、子どもが育つ環境や自らの生活
をより良いものにしていくための自助グループ「西淀川インターナ
ショナルコミュニティ」を2015年10月に結成。

小学生の学習支援教室を当センターと共同で運営することとなり、
西淀川区役所の調整により、子どもたちが通う小学校と地域活動協
議会の協力が実現し、小学校の教室を使って2016年3月まで学習支
援教室開催が実現しました。

しかし、4月以降教室を運営するための資金がありません。

子どもたちが社会に飛び立てる力をつけられるよう、長期にわたっ
て確実に支援するために、多くの方々のご寄付をお願いします。
一人でも多くの子どもが勉強できるように、一人でも多くの子ども
が自分に自信を持てるように。みなさまのお力をお貸しください。

Japan Giving のホームページより「多文化共生センター大阪」を
検索してください!

◇NPO団体を検索: →「多文化共生センター大阪」
          こちらをクリックしてください↓
             http://japangiving.jp/p/3633
◇詳細:↓
http://www.tabunka.jp/osaka/ja/topics/crowdfunding-for-children/

[広報協力]――――――――――――――――――――――――
4◆LGBTフレンドリー・マップ「niji NAVI」で、日本中を虹色に!
   https://www.facebook.com/nijinavi/
―――――――――――――――――――――――――――――

虹色ダイバーシティからのお知らせです。



LGBTフレンドリー・マップ「niji NAVI」で、日本中を虹色に!

国内初の LGBT フレンドリー地図をつくるプロジェクトがスタート
します!

いよいよ2016年4月末オープン予定です。

詳細はフェイスブックから発信していきますので、お楽しみに!

https://www.facebook.com/nijinavi/

◇特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ
  http://www.nijiirodiversity.jp/



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】美味しいものを食べるのが好きなのですが、そこには
必ずお酒がないと満足できないたちです。若い頃は何にでもビール
でよかったのですが、最近はお料理とお酒の相性にとてもこだわっ
てしまっています。韓国料理にはマッコリ、中国料理には紹興酒、
ローストビーフやステーキには赤ワイン、お刺身には日本酒・・・。
各国のお料理にはその国のお酒がやはりぴったりきます。文化共生
を進めるには、まずはその国のお料理とお酒からかと。のん兵衛路
線まっしぐらですが、まあいいですよね。
                    (編集担当・柳澤)
*      *       *       *       *

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 ます。
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 せ下さい。
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 【ダイバーシティ研究所 メールマガジン】
 発行日:不定期
 発 行:一般財団法人ダイバーシティ研究所(DECO)
 大阪事務所:大阪市淀川区十三東2-6-7 徳島ビル2F
 Tel 06-6390-7800/Fax 06-6390-7850  
 
 東京事務所:新宿区西早稲田2-3-18アバコビル5F
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆
ついに決定!!尼コンペファイナル!!!! [2016年03月28日(Mon)]

3月21日(月)に、都ホテルニューアルカイックにおいて「尼コンペファイナル!」を開催しました。半年間磨きに磨きをかけ、1次審査、2次審査を通過したファイナリスト4名が、渾身のプレゼンテーションを繰り広げ、たくさんの来場者にその熱意を伝えていただきました。

ファイナリストのプレゼンテーションに、6名の審査員から鋭い質問が次々に飛びます。
審査会では、表彰式の直前まで議論は白熱。
厳正なる採点の結果...

市長賞:国際航業(株)&尼崎市職員有志「自転車マナーポイントプロジェクト」
審査委員長特別賞:(株)栄水化学「次世代育成塾 あまっこ寺子屋」

惜しくも受賞を逃したものの、そのレベルの高さに審査員が「これは!」と驚きと共感を感じた2組のファイナリスト。

前田昌彦さん「持ち方アドバイザー養成講座」
仁保麻衣さん「専業主婦ママのためのマチ楽コンシェルジュ」

審査会の同時間、本会場では、メインパネリストとして(公財)地域創造基金さなぶりの鈴木祐司さんをお迎えし、パネルディスカッションが行われました。

たくさんのプログラムが詰まった一日でしたが、多くの方にご参加いただき、また新たな出会いと発見の一日になりました。

★★★
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始まりの市長のご挨拶

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自転車チームは、自転車に乗って登場!!

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前田昌彦さん「鉛筆の持ち方と学力は相関している!」

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(株)栄水化学 心もきれいに、その社風がにじみ出るプレゼンに涙...

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仁保麻衣さんには、ママと子どもの大応援団!

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審査員の鋭い質問が続く...

審査会の間のパネルディスカッションも白熱!
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そして表彰式。
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最後は全員で集合写真。
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メールマガジン2月号 [2016年02月25日(Thu)]

まだ寒い日が続きますが、日毎に陽射しが明るくなるように感じます。
先日、都内で開催された障害者の防災を考えるワークショップでフ
ァシリテーターを務めさせていただきました。

災害時に、障害のある方が直面する様々な困難について語られる機
会はとても増えたと思います。そのこと自体はとても大切なことで
すが、以前、報道等で過去の事例を知った障害当事者の方から、

「大きな災害が来たら、辛い思いをしてまで、地域の人に迷惑をか
けてまで生き延びたくはない」という、つぶやきを聞き、胸がつぶ
れる思いでした。

障害のある当事者の方が、災害に対して「諦め」の気持ちを持ちな
がら生活されている、そんな日常そのものを変えたい、という想い
でいます。

ワークショップでは、聴覚障害のある登壇者が、地域の人たちを前
に、自分は簡易トイレが組み立てられるし、AEDも使えると、身振
り手振りでお話しされた時が、一番盛り上がった瞬間でした。

障害のある方に「災害時にどんな支援が必要か」という視点と同時
に、障害の有無にかかわらず「ともに被災している人のためにでき
ることがある」という視点の大切さ――
ひとりひとりの自己効力感を高める営みが地域を強くするのだと、
地域や支援者の皆さんに、深く学ばせていただいています。

               理事 前川典子

◆トピックス◆━━━━━━━━━━━━━━━【転送歓迎】━

1 防災フォーラム@神戸
  『これからの災害に自治体はどう備えるか』開催のご案内

2 【開催します!】
  尼コンペファイナル×SBフォーラム

3 『106人の外国ルーツを持つ子どもたちのための
  学習支援プロジェクト』
  クラウドファンディング始まりました!

4 「地域の力」フォーラムシンポジウム
  持続可能な「地域の力」を考える

5 社会事業家の先輩にビジネスモデルを学ぶ!
  社会事業家100人インタビュー 第47回

6 【実施中】
  LGBTに関する職場環境アンケートを実施しています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[受託事業]――――――――――――――――――――――――
1◆防災フォーラム@神戸
  『これからの災害に自治体はどう備えるか』開催のご案内
   https://blog.canpan.info/tsugipro/archive/34
   https://www.facebook.com/events/233815706958122/
―――――――――――――――――――――――――――――
日本財団の委託で当研究所が昨年実施しました「災害時の被災者支
援に関する自治体の取組み調査」をふまえ、災害時の被災者支援に
おける自治体の対応状況を共有し、今後の支援の在り方と具体的な
取り組みについて共に考えるフォーラムを開催します。

調査結果の報告に加え、昨年9月に大きな被害が出た関東・東北水
害で被災者支援に取り組まれた常総市での事例や、障害者への合理
的配慮が必要な事項として条例に「防災」を盛り込み、障害当事者
も参加しながら避難計画づくりに取り組んでいる別府市の事例も紹
介します。

自治体の担当の方はもちろん、多様なニーズをもつ住民を本気で支
えたい社協やNPOの方に、万難を排してお集まりいただきたいイベ
ントとなっています。 お誘い合わせの上、ぜひ、ご参加ください。

◇日 時:2016年3月18日(金)13:30‐16:00(開場 13:00)

◇場 所:人と防災未来センター 東館4階 兵庫県立大学大教室
     神戸市中央区脇浜海岸通り1-5-2
     http://www.dri.ne.jp/access

【内容】
 報告(1)災害時の被災者支援に関する自治体の取り組み調査
 報告(2)今年度の災害と自治体の対応について
 ディスカッション
   「これからの災害に自治体はどう備えればよいのか?」

◇お申し込みフォーム:定員100名(無料・先着順)
  https://ssl.form-mailer.jp/fms/e0fd5c35419760

◇主 催:日本財団
◇共 催:人と防災未来センター
◇後 援:兵庫県(申請中)
◇詳 細:https://blog.canpan.info/tsugipro/archive/34
     https://www.facebook.com/events/233815706958122/
◇問い合わせ先
  事務局:一般財団法人ダイバーシティ研究所(担当:柳澤)
  〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18 アバコビル5階
  Tel 03-6233-9540 Fax 03-6233-9560

[受託事業]――――――――――――――――――――――――
2◆【開催します!】
   尼コンペファイナル×SBフォーラム
   https://www.facebook.com/events/1680884428817668/
―――――――――――――――――――――――――――――
『市民も、企業も、学生も、行政も、尼崎を紡ぐ人々が動き出す。』

社会起業家育成プロジェクト、尼コンペ(尼崎課題解決型ビジネス
プランコンペ)も3年目。今年、尼崎市には「創業支援オフィスア
ビーズ」がオープン。また、市内企業での大学生の長期インターン
シップ事業もスタートしました。

今年のソーシャルビジネスプランコンペの最終審査、この一年間の
長期インターンの実践報告のほか、東北の復興を牽引する「公益財
団法人地域創造基金さなぶり」専務理事の鈴木祐司さんを迎え、こ
れからの尼崎を見据えたパネルディスカッションなど、聞き逃せな
い、見逃せないプログラムがぎっしり詰まったイベントを開催しま
す。

産業界、大学との連携強化でさらに前進する尼崎市の「起業力」を
ご覧ください!

◇日 時:2016年3月21日(月・振休) 13:30〜17:00
◇場 所:都ホテルニューアルカイック
  http://www.miyakohotels.ne.jp/archaic/access/index.html/

<プログラム>
●開会
●大学発SBプラン発表
 兵庫県立大学
●尼崎市長期実践型インターンシップ【実践レポート】
●尼コンペファイナルプレゼンテーション
●パネルディスカッション 『課題解決先進都市・尼崎』目指して
●尼コンペ審査結果発表&表彰式

◇詳細:https://www.facebook.com/events/1680884428817668/

※(一財)ダイバーシティ研究所は、課題解決型ソーシャルビジネ
  スコンペ事業を受託しています。

[広報協力]――――――――――――――――――――――――
3◆『106人の外国ルーツを持つ子どもたちのための
   学習支援プロジェクト』
   クラウドファンディング始まりました!
http://japangiving.jp/p/3633
http://www.tabunka.jp/osaka/ja/topics/crowdfunding-for-children/
―――――――――――――――――――――――――――――
多文化共生センター大阪よりお知らせです。



クラウドファンディング始まりました!

大阪市西淀川区にたった1つの外国にルーツを持つ子どものための
学習支援教室「きらきら」。2016年4月以降の教室運営の目途が全
くたっていませんでしたが、多くの方々のご協力をいただき、3か
月続けられるご寄付を集めることができました。しかし、子どもた
ちの学習は1年、2年、、と継続的に見守り続ける必要があります。

そこで、今回私たちの活動をより多くの方に知っていただけるよう
Japan Givingにて、クラウドファンディングを開始することにいた
しました。

まだまだ、力がなく私たちだけでは子どもたちを支えることはでき
ないのが現状です。クラウドファンディングが達成できると、さら
に約半年間子どもたちの学習が継続できます。

Japan Giving のホームページより「多文化共生センター大阪」を
検索してください!

◇NPO団体を検索: →「多文化共生センター大阪」
          こちらをクリックしてください↓
            http://japangiving.jp/p/3633
◇詳細:↓
http://www.tabunka.jp/osaka/ja/topics/crowdfunding-for-children/

[広報協力]――――――――――――――――――――――――
4◆「地域の力」フォーラムシンポジウム
   持続可能な「地域の力」を考える
   http://www.csonj.org/event/2016-3-4symposium
―――――――――――――――――――――――――――――
CSOネットワークからお知らせです。



東日本大震災とそれに伴う原発事故は、日本社会のありかたについ
て私たちに再考を促しました。一方で、震災以前から、環境や生態
系や人々の暮らしを守るための持続可能な地域づくりの取り組みは
日本各地で行われています。それらの地域の中には、地域資源の活
用や、第一次産業の経済的自立、都市住民との交流等を積極的に図
り、外部資源や資金に過度に依存しない「内発的発展」を遂げてい
る地域が数多くあります。

本シンポジウムでは、中山間地域で持続可能な地域づくりを率先し
ている先進事例から学び考えるとともに、持続可能性や循環型経済、
人々の満足度等に配慮して作成した「地域の力診断ツール」を提案
し、地域を評価することの意味や活用の仕方について議論を行いた
いと思います。

◇日 時:2016年3月4日(金)18:00〜21:00(開場17:40)
◇場 所:ワテラスコモンホール(ワテラスコモン3階)
     東京都千代田区神田淡路町2丁目101番地
     TEL:03-5294-6300
     http://www.waterrascommon.com/access.html
    (最寄り駅:東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅徒歩
     約2分、JR「御茶ノ水」駅徒歩約3分、東京メトロ丸ノ
     内線「淡路町」駅徒歩約2分)
◇参加費:無料

★当日は、農産加工物、もち、ジュースなどの販売会も行います。

◇主 催:「地域の力」フォーラム
◇共 催:一般財団法人CSOネットワーク
◇助 成:(独)環境再生保全機構 地球環境基金

◇お申し込み:以下の申し込みフォームよりお申し込み下さい。
       https://ws.formzu.net/fgen/S70883315/

◇お問い合わせ:一般財団法人CSOネットワーク
        TEL: 03-3202-8188
        E-mail:office★csonj.org
           (★を@に変えてください)

[広報協力]――――――――――――――――――――――――
5◆社会事業家の先輩にビジネスモデルを学ぶ!
  社会事業家100人インタビュー 第47回
  http://www.facebook.com/100JapaneseSocialEntrepreneurs
―――――――――――――――――――――――――――――
IIHOEからのお知らせです。



社会事業家の先輩にビジネスモデルを学ぶ!
社会事業家100人インタビュー 第47回

(特)プレーパークせたがや 天野秀昭さん

先輩社会事業家からビジネスモデルを学ぶための本企画。SBN理
事・IIHOE代表の川北秀人がインタープリターとなり、直接、先輩
事業家に学び、質問することができる対話型講座です。

今回のゲストは、(特)プレーパークせたがや 天野秀昭さん。
80年、世田谷区内の自由で冒険的な遊びができる「プレーパーク」
で、日本で初めての有給プレーリーダーとして活動し、その後、区
内に3か所のプレーパークを住民とともに開設、場を担う人材をも
育成してきた天野さん。子どもを取り巻く社会的背景も大きく変わ
る中、どのように事業を維持し、展開されてきたのでしょうか。

天野さんのお話を聞きたい方はたいへん多いことが予想されるため、
今回は日本財団に会場を移して開催いたします。
プレーパークについて関心のある方、子ども関連の活動をされてい
る方などお誘いあわせの上、ぜひご参加ください(託児はございま
せんが、会場が広いので、お子さん同伴をお考えの方もご相談くだ
さい)。

◇日 時:2016年3月14日(月)18:30〜21:00
     通常と開始時間が異なりますので、ご注意ください。

◇会 場:日本財団2F会議室(東京都港区赤坂1丁目2番2号)
     東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」3番出口より徒歩5分、
     南北線・銀座線「溜池山王駅」9番出口より徒歩5分、
     丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」3番出口より
     徒歩5分。
     http://www.nippon-foundation.or.jp/about/access/

◇定 員:50名
◇対 象:社会事業家として事業を始めている方、これから始めよ
     うとされている方ビジネスモデルの作り方を先輩社会事
     業家から学びたい方
◇参加費:SBN会員:1,500円、SBN非会員:2,500円
     参加費のうち500円は、ゲストが指定する寄付先に寄付
     させていただきます。

◇主 催:(一社)ソーシャルビジネス・ネットワーク(SBN)、
     IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]
◇共 催:日本財団CANPANプロジェクト

◇申込みについて
 2015年12月より、社会事業家100人インタビューは、事前精算の
 チケット購入「Peatix」による申込み受付となりました。事前に
 クレジットカードかコンビニ決済によってご入金いただくかたち
 になりますので、お手数ですが、事前にこちら↓
      http://peatix.com/event/148841/view
 から申込みをお願いします。

◇申込締切:3月11日(金)(先着順)
      ご事情により、事前精算・申込が行えない場合は、
      問い合わせ先までご連絡ください。
      当日急遽参加できることになった場合は、会場にて対
      応可能ですので、相談ください。

◇問い合わせ先
 一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク
 TEL:03-6820-6300 FAX:03-5775-7671
 e-mail:100info@socialbusiness-net.com

◇本プロジェクトのfacebookページ
 http://www.facebook.com/100JapaneseSocialEntrepreneurs

[広報協力]――――――――――――――――――――――――
6◆【実施中】
   LGBTに関する職場環境アンケートを実施しています。
   https://jp.surveymonkey.com/r/LGBT_WORK2016
―――――――――――――――――――――――――――――
虹色ダイバーシティからのお知らせです。



【実施中】LGBTに関する職場環境アンケートを実施しています。
15-20分で回答できますので、是非出勤前にご協力をお願いします。
http://jp.surveymonkey.com/r/LGBT_WORK2016

実施期間 2016年3月末まで

このアンケートは、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、
トランスジェンダーの頭文字)等などの性的マイノリティが働きや
すい職場づくり、及び、性的マイノリティも含む職場のダイバーシ
ティ施策推進のための調査です。日本の職場で働いた経験のある方
でしたらどなたでも回答できますので、是非ご協力をお願いいたし
ます。アンケートの結果は、統計処理の上、虹色ダイバーシティの
ホームページ等などで公開予定です。

◇問い合わせ:虹色ダイバーシティ
       大阪市淀川区十三東2-6-7徳島ビル2階
       http://www.nijiirodiversity.jp/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】バレンタインデーでしたね。私はコンビニなどで手軽
に買える100円くらいの寄付付きチョコレートを友達に配りました。
ご存じの方も多いかと思いますが、児童労働撲滅の活動をしている
NGOへの寄付がついているものです。「こういう商品が身近にある
ことを知らなかった〜」「今度からこれ優先で買うよ」など、とて
も嬉しい反応ばかりが返ってきました。慣れ親しんでいる商品の中
に、こういう意味が含まれていると、ぐっと商品への距離が縮みま
すね。それに約1000円で10人に配れます。友情・愛情・義理も低予
算ではぐくむことができ一石二鳥です。ホワイトデーにも配っちゃ
おうかなと思っています。
                     (編集担当・柳澤)
* * * * *

※当メルマガのご登録・ご解約はこちらのページからお願い致し
 ます。
 http://diversityjapan.jp/mail-magazine/
※当メルマガへのご意見・お問い合わせは、下記連絡先までお寄
 せ下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ダイバーシティ研究所 メールマガジン】
発行日:不定期
発 行:一般財団法人ダイバーシティ研究所(DECO)
大阪事務所:大阪市淀川区十三東2-6-7 徳島ビル2F
Tel 06-6390-7800/Fax 06-6390-7850

東京事務所:新宿区西早稲田2-3-18アバコビル5F
Tel 03-6233-9540/Fax 03-6233-9560
URL http://www.diversityjapan.jp
E-mail mail@diversityjapan.jp
Facebook:https://www.facebook.com/diversityjapan
Twitter:@diversityjp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆



メールマガジン1月号 [2016年01月29日(Fri)]

ダイバーシティ研究所より、今年最初のメールマガジンをお届けし
ます。

年末に風邪を引いたせいで、年末年始はゆっくりテレビ三昧でした。
そのなかで、とても気になったのは、レコード大賞と紅白に出場し
た、あの「往年の女性アイドル」でした。率直に言って、とても残
念でした。練習してないのではないかと思うほど、声が出ていない。
私だったら出演を断るよ、と感じました。

ただ、我が身をふりかえると、周りからの期待に応えるだけの成果
をあげているのか、とても不安になりました。昨年も本当に多くの
機会を頂きましたが、ご依頼頂いた方からすれば、こいつ、しっか
り準備してないじゃないか、と思われても仕方がない場面もあった
ように思います。今年こそ、さすがと思っていただけるような成果
を出さないとと、痛感しながらの年越しでした。

ところで、私が代表を務めます「多文化共生センター大阪」では、
大阪市西淀川区で暮らす外国にルーツを持つ子どもたちのための学
習支援活動を新しくスタートすることとなり、年末から活動に必要
な資金のご寄付をお願いするキャンペーンを実施しています。本文
にも概要を掲載していますが、ぜひ、ご一読いただき、ご協力をい
ただれば幸いです。

さまざまな背景から、勉強したくてもできない状態にある子どもた
ちが、日本国内にもたくさんいます。しっかり練習して何かに臨も
うとすることもままならないという状況は、すぐに改善しなくては
なりません。大きく括れば「ダイバーシティ社会の形成」が急がれ
ているわけですが、できることからひとつずつ、解決していきたい
と思っております。

本年もご指導のほど、なにとぞよろしくお願いします。

                    代表理事  田村太郎

◆トピックス◆━━━━━━━━━━━━━━━【転送歓迎】━

1 【実施しました!】
  尼崎ソーシャルビジネスプランコンペ/ブラッシュアップ合宿

2 【日程変更】
   『災害時の被災者支援に関する自治体の取り組み調査』
    報告会のお知らせ

3 新宿区エリアマネージャー研修を実施しました。

4 【本になりました!】
  震災20年を記念した神戸にまつわる人物紹介企画
  「BE KOBE」が本になり、田村も掲載されています。

5 西淀川 多文化の子どもたちへの学習支援教室 
  ご寄付のお願い

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[受託事業]――――――――――――――――――――――――
1◆【実施しました!】
  尼崎ソーシャルビジネスプランコンペ/ブラッシュアップ合宿
  https://blog.canpan.info/diversityjapan/archive/407
―――――――――――――――――――――――――――――

1月23日(土)〜24日(日)、尼崎課題解決型ビジネスプランコンペに
エントリーしたプレイヤーの皆さんのブラッシュアップ合宿を実施
しました。
社会起業に精通したメンターと行政メンターからのアドバイスを、
2日間かけて受け、プランを磨き上げるハードなプログラムです。
プレイヤーの皆さんは、真剣そのもの。
自分の「こうだったらいいな」のアイディアが、事業化できるか
どうか、あらゆる角度からの指摘を吸収してプランを練り上げる
ために全力を注ぎました。

2日目のプレゼンテーションは、2次審査を兼ねており、2次審査を
通過したプレイヤーは、ファイナルイベントまでの間に、更にプラ
ンの精度を高め、最終審査に臨みます。

ファイナルイベントにはどなたでもご参加いただけますので、是非、
プレイヤーの皆さんの情熱溢れるビジネスプランを見に来ていただ
ければと思います。


[ファイナルイベント]
◇日 時: 2016年3月21日(月・振休) 13:30〜17:00
◇開 場: 都ホテルニューアルカイック 2階 すみれの間

ビジネスプランコンペと同時に実施されている「長期実践型イン
ターンシップ」の報告や、先輩社会起業家などによるトークセッ
ション、ビジネスプランコンペの最終審査&表彰式が予定されて
います。


[受託事業]――――――――――――――――――――――――
2◆【日程変更】
   『災害時の被災者支援に関する自治体の取り組み調査』
    報告会のお知らせ
―――――――――――――――――――――――――――――
先月号でお知らせしました、報告会の日程が変更となりました。

日本財団被災者支援拠点運営人材育成事業において、災害時の被災
者支援に関する自治体の取り組み調査を実施いたしました。

この調査を元に、自治体ご担当者、NPO団体等が、取り組むべき施
策を認識し、次年度以降の具体的な行動に繋げられるご提案をさせ
ていただいたいと考えています。

〈内容〉(予定)
・自治体の取り組み調査の結果報告
・15年度の災害と自治体の対応について
・ディスカッション
 『これからの災害に自治体はどう備えればいいのか』
・他

◇日 時:2016年3月18日(金)13:30-16:00
◇場 所:人と防災未来センター
     神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2
     http://www.dri.ne.jp/access

◇申込み・問合せ:ダイバーシティ研究所
         apply@diversityjapan.jp
 03-6233-9540

[受託事業]――――――――――――――――――――――――
3◆新宿区エリアマネージャー研修を実施しました。
 https://www.facebook.com/tugipro/posts/735706123227450
 https://www.facebook.com/tugipro/posts/735156579949071
―――――――――――――――――――――――――――――

当研究所では日本財団主催「次の災害に備えるための人材育成研修
および『被災者支援拠点』運営訓練」の事務局を担当しています。

1月13日14日は新宿区でエリアマネージャー研修を実施しました。

【研修内容】
  災害時の組織マネージメント論
  被災者支援拠点でのアセスメント
  アセスメントロールプレイ
  災害時アセスメント演習
  マッチング演習
  災害に強い街づくりに向けて
  次の災害に備え、エリアマネージャーとして取組む事とは


ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。みなさ
まのおかげでとても内容の濃い研修となりました。

全日程(6日間)にご参加いただいた9名には「認定証」をお渡しし
ました。

来年度も引き続きこの研修を実施していく予定です。ご興味のおあ
りの方は下記までお問い合わせください。

◇申込み・問い合せ
 日本財団 被災者支援拠点運営人材育成事業 事務局 
 一般財団法人 ダイバーシティ研究所 (担当:柳澤)
  TEL :03-6233-9540 
  MAIL: apply@diversityjapan.jp 

◇新宿エリアマネージャー研修の様子をFacebookでは写真付きで掲
 載しています。
 https://www.facebook.com/tugipro/posts/735706123227450
 https://www.facebook.com/tugipro/posts/735156579949071


[お知らせ]――――――――――――――――――――――――
4◆【本になりました!】
  震災20年を記念した神戸にまつわる人物紹介企画
  「BE KOBE」が本になり、田村も掲載されています。
  http://1995kobe20th.jp/2014/11/966/
―――――――――――――――――――――――――――――

阪神・淡路大震災から20年の節目に、さまざまな分野で神戸で活動
してきた人物を紹介する神戸市のウエブサイト「BE KOBE」から、
13組に新たに取材して再構成した本が、12月ポプラ社より出版され
ました。代表の田村太郎もそのうちの1人として掲載されています。

田村の他の登場人物には、防災や災害復興研究の第一人者である室
?益輝先生や、テレビドラマにもなった経済小説「ハゲタカ」の作
家真山仁さんなど、多彩な面々が、震災からの20年をふりかえりな
がら、神戸と自身の人生との関係について語っています。

ウエブサイトでの掲載内容とはまた異なる、20年の軌跡を丁寧に書
き直してくださった文章となっていますので、ぜひ、お手にとって
ご笑覧頂ければうれしいです。

ポプラ社さんのウエブサイトはこちらです。
https://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=80080280

[広報協力]――――――――――――――――――――――――
5◆西淀川 多文化の子どもたちへの学習支援教室 
  ご寄付のお願い
   http://tabunka.jp/donation/
―――――――――――――――――――――――――――――
多文化共生センター大阪よりお知らせです。



外国にルーツをもつ子どもたちの中には、日本語が十分にわからな
いまま学校生活を送り、高校進学を諦める子もいます。

しかしながら、地域でも日本語や勉強を教えてくれる場所があれば、
自分らしく輝ける可能性を持っています。

私たちは、みんなの笑顔を取り戻し、「学び」を諦めず、自分らし
く輝いて生き抜く力を育むために

『106人の子どもたちの学習支援教室プロジェクト』

を立ち上げました。

1年間の教室を運営するために、200万円のお金が必要です。
ひとりでも多くの子どもが勉強できるように、
ひとりでも多くの子どもが自分に自信をもてるように。
みなさまのお力をお貸しください。

◇詳 細:http://tabunka.jp/donation/

◇問合せ先:
      (特活)多文化共生センター大阪
      TEL 06-6390-8201 FAX06-6195-8812
      E-mail osaka@tabunka.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】スターウォーズエピソード7をアイマックスで観まし
た。すごい迫力で冒頭の文字の場面から、思わず涙が出そうでした。
エピソード4は37年も前に作られたということに驚きを隠せません。
いろんな星の人たちが酒場でワイワイとやっている風景は、まるで
ダイバーシティです。この感覚を37年前から持っている制作者はす
ごいなぁと思っています。今回も重要な鍵を握っていそうな女性が
出てきました。この女性の容姿も独特なのですがいい味を出してい
ます。ということで、まんまと商戦に乗せられて、エピソード8を
心待ちにしています。
                    (編集担当・柳澤)
*      *       *       *       *

※当メルマガのご登録・ご解約はこちらのページからお願い致し
 ます。
 http://diversityjapan.jp/mail-magazine/
※当メルマガへのご意見・お問い合わせは、下記連絡先までお寄
 せ下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【ダイバーシティ研究所 メールマガジン】
 発行日:不定期
 発 行:一般財団法人ダイバーシティ研究所(DECO)
 大阪事務所:大阪市淀川区十三東2-6-7 徳島ビル2F
 Tel 06-6390-7800/Fax 06-6390-7850  
 
 東京事務所:新宿区西早稲田2-3-18アバコビル5F
 Tel 03-6233-9540/Fax 03-6233-9560
 URL http://www.diversityjapan.jp
 E-mail mail@diversityjapan.jp
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 Twitter:@diversityjp
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尼崎課題解決型ソーシャルビジネスプランコンペ ブラッシュアップ合宿! [2016年01月26日(Tue)]

1月23日(土)〜24日(日)は、ビジネスプランコンペにエントリーしたプレイヤーの皆さんのブラッシュアップ合宿を実施しました。
社会起業に精通したメンターと行政メンターからのアドバイスを、20分×5〜6コマ、時間にして4時間、ぶっ通しで受け続けるというハードな日程。プライヤーの皆さんは、真剣そのもの。
自分の「こうだったらいいな」のアイディアが、事業化できるかどうか、あらゆる角度からの指摘を、何とか吸収してプランを練り上げるための2日間です。
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2日目の最終プログラムでは、2次審査を兼ねているため、プレゼンテーションに備えるためにプレイヤーも日付がかわっても作業に取り組んでいました。
プレゼンテーションでは、限られた時間の中で、各プレイヤーが練り上げたプランを伝えようと全力のプレゼンが続きました。

稲村市長も登場!
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2日間のハードな合宿をともに過ごしたプレイヤーの皆さんは、競争する相手でありながら、一緒に事業を組み立てられる可能性のある仲間になりました。
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2次審査を通過したプレイヤーは、3月21日に開催されるファイナルイベントで、最終審査のプレゼンテーションに臨みます。

ファイナルイベントは何方でもご参加いただけます。
是非、プレイヤーの磨き上げたプランを見に来てください!



<2次審査に臨んだプラン>
・G3プロジェクト
濡れ落ち葉と揶揄されるおじさんたちを磨き上げ、活躍する人材へと変貌させ、地域で活躍してもらう仕組み作りにチャレンジ

・つなGirlバンク
地域で課題を持つ人と、解決できそうな人材をつなぐ

・マチ楽コンシェルジュ
徒歩5分、0円からマチを楽しむ。社会との隔絶、孤独を感じる専業ママとマチの地域活動のマッ
チングサービス

・鉄道部
尼崎市の鉄道網と関連会社は魅力。電車好きのおじさん達が集まり自分の好きなことを表現することで、交流人口を増やす

・アート村塾
芸術を実業に。市民プロデューサー養成塾。

・あまっこ寺子屋
子どもと親が学びの楽しさを知る場。

・自転車マナーポイント
交通マナーが悪いと言われる尼崎。「褒める」ことでマナー改善を目指すプロジェクト。

・持ち方教室
鉛筆の持ち方って教えてもらったことがない。でも正しい持ち方こそ学習の基本!
メールマガジン12月号 [2015年12月24日(Thu)]

今年も残すところ数日となりました。
幼い頃は、「もう幾つ寝るとお正月?♪」と楽しみにしていた時期
です。今は、「この一年どう過ごせたか?次の一年で何をやるの
か?」を振り返る時期にもなっています。私自身は、変化の激しい
一年を過ごし、これまでの仕事や自分らしさを何度も考える一年で
した。

尼崎市の事業「ソーシャル・ビジネスプランコンペ」のお手伝いを
させていただいています。「私たちの大好きな街の課題を自分たち
の手で解決したい」「子どもたちに街の楽しさ、素晴らしさを伝え
たい」という方々にたくさん出会っています。社会が多様性を増す
ほど課題も多様になりますが、一方では多様な担い手が現れようと
している動きを目の当たりにすると、地域の課題を悲観的に捉える
のではなく、多様であることを楽しめることが、真の地域の強さだ
と思います。
「ちがい」に気づいた時、無関心にならずに、どうすれば「ちが
い」を否定せず、活かすことができるのかな?解決できるかな?と、
自分でも考えてみる小さな積み重ねが、次の時代を創るように思い
ます。

ダイバーシティ研究所は、「人の多様性に配慮した組織や地域社会
づくり」の支援を掲げ、活動を行っています。私たちの活動もまた、
多くの方のご協力がなければ前に進むことが出来ません。今年一年
間、当研究所を支えていただいた皆様に感謝を申し上げます。2016
年も、次の1年、次の10年のために「私だからこそ出来ること」に
取り組んでいきます。

それでは皆様、良いお年を!


        (一財)ダイバーシティ研究所 理事 山本千恵


◆トピックス◆━━━━━━━━━━━━━━━【転送歓迎】━

1 『災害時の被災者支援に関する自治体の取り組み調査』
   報告会のお知らせ

2 【参加者募集!】
  災害時エリアマネージャー養成研修実施のご報告と
  新宿区開催のご案内

3 チャリティーパーティー
  〜for Intercultural Children〜

4 アメリカLGBT活動の現在〜2015年IVLP東京報告会〜

5 【企業と人権】セミナー
  『これからのサプライチェーンと人権を考える』
  『人権研修のためのセミナー
        〜効果ある企業内人権教育のために〜』

6 『2030年持続可能な発展目標:日本と世界の変革へ向けて』
   一般公開シンポジウム開催のお知らせ

7 『ソシオ・マネジメント・スクール2016年冬季コース』
                         のご案内

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[受託事業]――――――――――――――――――――――――
1◆『災害時の被災者支援に関する自治体の取り組み調査』
   報告会のお知らせ
―――――――――――――――――――――――――――――

日本財団被災者支援拠点運営人材育成事業において、災害時の被災
者支援に関する自治体の取り組み調査を実施いたしました。

この調査を元に、自治体ご担当者、NPO団体等が、取り組むべき施
策を認識し、次年度以降の具体的な行動に繋げられるご提案をさせ
ていただいたいと考えています。

〈内容〉(予定)
・自治体の取り組み調査の結果報告
・15年度の災害と自治体の対応について
・ディスカッション
 『これからの災害に自治体はどう備えればいいのか』
・他

◇日 時:2016年2月22日(月)13:30-16:00
◇場 所:人と防災未来センター
     神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2
     http://www.dri.ne.jp/access

◇申込み・問合せ:ダイバーシティ研究所
         apply@diversityjapan.jp
03-6233-9540

[受託事業]――――――――――――――――――――――――
2◆【参加者募集!】
  災害時エリアマネージャー養成研修実施のご報告と
  新宿の開催のご案内
  https://blog.canpan.info/tsugipro/archive/33
―――――――――――――――――――――――――――――

当研究所では日本財団主催「次の災害に備えるための人材育成研修
および『被災者支援拠点』運営訓練」の事務局を担当しています。

11月から実施してきました大分県での3回の訓練・研修が終了しま
した。全行程のプログラムを受講した6名の方が新たにエリアマ
ネージャーとなりました。

大分県でのエリアマネージャー研修の様子はこちら↓をご覧ください。
https://blog.canpan.info/tsugipro/archive/33
https://www.facebook.com/tugipro/posts/725789110885818




1月13-14日には東京都新宿区にてエリアマネージャー研修を実施い
たします。
現在参加者を募集しています!

【東京都新宿区エリアマネージャー研修】
◇日 時:1月13-14日 10:00-16:30
◇場 所:新宿区障害者福祉センター
     新宿区戸山1丁目22-2
     http://shinjyuku-fukushi-center.org/access

◇申込み・問い合せ
 日本財団 被災者支援拠点運営人材育成事業 事務局 
 一般財団法人 ダイバーシティ研究所 (担当:柳澤)
  TEL :03-6233-9540 
  MAIL: apply@diversityjapan.jp 


[広報協力]――――――――――――――――――――――――
3◆チャリティーパーティー
  〜for Intercultural Children〜
https://www.facebook.com/osaka.tabunka/posts/197269340614965?pnref=story
―――――――――――――――――――――――――――――
多文化共生センターよりお知らせです。



多文化共生センター大阪は大阪市西淀川区を対象地域として、2年
間独自に外国人住民の調査を実施してきました。

2年間で出会った外国にルーツをもつ子どもたちは106人。そのう
ち約97%の子どもは、家庭内に外国出身の保護者しかいません。ま
た、そのうち約25%が母子家庭であり、全員外国出身者のお母さん
です。

現在、西淀川区には外国にルーツをもつ子どもたちのための学習支
援教室はありません。

  日本語ができないから成績表は1しかない。
  塾に通えないから高校進学をあきらめる。

誰がその子たちの未来をいっしょに考えられることができるでしょ
うか。みんな自分らしく輝ける可能性を持っています。

多文化共生センター大阪と大阪市西淀川区の外国人住民が中心にな
って結成された

「Nishiyodogawa Intercultural Community」

はいっしょに外国にルーツをもつ子どもたちのための学習支援教室
を立ち上げる決意をしました。このたび、学習支援教室立ち上げの
チャリティーパーティーを実施いたします。

◇日 時:12月27日(日曜日)18:00-20:30
◇場 所:本場インド料理店「ちゃちゅ」
     大阪市中央区道修町4-5-1
◇参加費:インド料理食べ放題おとな3000円、こども1000円
     (一部学習支援教室運営費に充てられます)
     ※ドリンク代別途
      (ドリンクはアルコール含め全て300円です)

◇お問い合わせ・お申込み:多文化共生センター大阪
             電話:06-6390-8201
             email:osaka@tabunka.jp

facebook、twitterでお知らせ随時更新しています!
https://www.facebook.com/osaka.tabunka/posts/197269340614965?pnref=story

[広報協力]――――――――――――――――――――――――
4◆アメリカLGBT活動の現在〜2015年IVLP東京報告会〜
   http://komex-fye.c.u-tokyo.ac.jp/blog/archives/690
―――――――――――――――――――――――――――――
虹色ダイバーシティよりお知らせです。



虹色ダイバーシティ村木が登壇します

アメリカLGBT活動の現在〜2015年IVLP東京報告会〜

◇日 程:2016年1月9日(土)
◇会 場:東京大学駒場Iキャンパス

アメリカ国務省が主催する人物交流プログラムIVLP(International
Visitor Leadership Program)にて、LGBT のテーマで日本のアク
ティビスト5名が選出され、2015年7月に3週間、5都市の視察を行
いました。その成果を共有し、これから日本のLGBT 活動の展望を
考える会を開催します。

◇主 催:
 東京大学教養教育教育高度化機構、大学院教育学研究科石丸研究室

◇詳 細:http://komex-fye.c.u-tokyo.ac.jp/blog/archives/690

[広報協力]――――――――――――――――――――――――
5◆【企業と人権】セミナー
  『これからのサプライチェーンと人権を考える』
  『人権研修のためのセミナー
        〜効果ある企業内人権教育のために〜』
http://www.hurights.or.jp/japan/new-project/2015/12/post-21.html
http://www.hurights.or.jp/japan/new-project/2015/12/post-22.html
―――――――――――――――――――――――――――――
ヒューライツ大阪より、企業と人権セミナーを二つご案内します。



『これからのサプライチェーンと人権を考える』

◇日 時:2016年1月14日(木)14時〜17時(開場:13時30分)
◇場 所:大阪市立大学 文化交流センター ホール
     (大阪駅前第2ビル 6F)
◇内 容: 
    『これからの企業に求められるCSR調達
          〜ISO20400発行に向けて』
      冨田秀実さん(LRQAジャパン事業開発部門長)
    『現場からみたサプライチェーンと人権』
      ヴァージル・ホーキンスさん
      (大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授)
    『ジュネーブ報告:
     ビジネスと人権フォーラムで何が議論されたか』
      白石 理さん(ヒューライツ大阪前所長)
◇主 催:
  一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター
  公立大学法人大阪市立大学創造都市研究科都市共生社会研究分野
◇詳 細:
http://www.hurights.or.jp/japan/new-project/2015/12/post-21.html

***

『人権研修のためのセミナー
        〜効果ある企業内人権教育のために〜』

◇日 時:1月19日(火)13:30〜16:50
◇場 所:ドーンセンター 5階 視聴覚スタジオ
     (大阪市中央区大手前1-3-49)

◇内 容:人権研修の現在と未来を考える
       白石 理(ヒューライツ大阪 前所長)
     『人を大切に』の『活用の手引き』を読み解く
       松岡秀紀(ヒューライツ大阪 特任研究員)

◇主 催:一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター
◇詳 細:
http://www.hurights.or.jp/japan/new-project/2015/12/post-22.html

[広報協力]――――――――――――――――――――――――
6◆『2030年持続可能な発展目標:日本と世界の変革へ向けて』
   一般公開シンポジウム開催のお知らせ
   http://www.post2015.jp/sympo-2016/
―――――――――――――――――――――――――――――
CSOネットワークからお知らせです。



一般公開シンポジウム
『2030年持続可能な発展目標:日本と世界の変革へ向けて』

黒田かをりが登壇します。

◇日 時:1月15日(金)13:00-18:00
◇場 所:国連大学ウ・タント国際会議場(3階)
     (〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70)
     http://jp.unu.edu/about/contact-us#location
◇言 語:日本語/英語(同時通訳あり)

◇主 催:慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部・政策・
     メディア研究科/国連大学サステイナビリティ高等研究
     所(UNU-IAS)
◇共 催:環境省/Beyond MDGs Japan/SDSN Japan/国立大学法
     人 東京大学大学院教育学研究科/九州大学都市研究セ
     ンター/公益財団法人 地球環境戦略研究機関
◇後 援:国連広報センター

◇詳細・申込み:http://www.post2015.jp/sympo-2016/

[広報協力]――――――――――――――――――――――――
7◆『ソシオ・マネジメント・スクール2016年冬季コース』
                         のご案内
 https://blog.canpan.info/iihoe/archive/300
―――――――――――――――――――――――――――――
IIHOEからのお知らせです。



よりよい社会づくりを担う経営(ソシオ・マネジメント)について、
IIHOEが20年の実践を通じて蓄積してきたノウハウをお伝え
する「ソシオ・マネジメント・スクール」を本年夏より開催してお
ります。(「ソシオ・マネジメント・スクール」開講について
 https://blog.canpan.info/iihoe/archive/300

ソシオ・マネジメント・スクール (School of Socio Management)
では、ブラックボックスになっていて見えずらい、社会づくりを担
う団体・個人経営にとって必要な「姿勢、知識、技能」を身につけ
られる機会を提供しています。

2015年夏季コースに引き続き、2016年1月末からの冬季
コースでは、下記の3つの講座をご用意しております。
貴組織・地域からのご参加をお待ちしております。

スクール全体の詳細はこちら:
 https://blog.canpan.info/iihoe/archive/300
2016年冬季コースの詳細はこちら:
 https://blog.canpan.info/iihoe/archive/325

―――――――――――――――――――――――――――――
◆2016年冬季コーステーマ

〈1〉市民活動支援機関の立て直し
〈2〉自治体における協働の定義・しくみ・進め方の再構築
〈3〉助成プログラムの最適化

(2016年1月31日よりスタート)
*各テーマによって日程・対象・受講料が異なります。
*各テーマごとに、2日間の集中講座と改善策の実践がセットにな
 っています。
―――――――――――――――――――――――――――――

※原則として全回ご参加いただける方が対象ですが、どうしても参
 加できない日がある場合は同組織内の別の方に代理でご参加いた
 だくことも可能です。

◇会場:日本財団ビル2階会議室
    東京都港区赤坂1丁目2番2号
   (東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」3番出口より徒歩5分)
    http://www.nippon-foundation.or.jp/about/access/

◇お申込み:
 ソシオ・マネジメント・スクール一般申込み
  https://blog.canpan.info/iihoe/archive/305
 (申し込み締め切り:2016年1月18日(月))

 *CANPAN公益ポータル会議出席の方の参加申し込みはこちら↓
  http://goo.gl/forms/mZf5hM2Wi3

◇詳細:
https://blog.canpan.info/iihoe/archive/325
https://www.facebook.com/School-of-Socio-Management-1458224404476929/

◇主 催:IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
◇共 催:日本財団CANPANプロジェクト

◇問い合わせ先:IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 
        〒104-0033東京都中央区新川1-6-6
        Email: office.iihoe@gmail.com 
        TEL: 03-6280-5944

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【編集後記】スタッフが産休から戻ってきました。今は週に1-2回
程度出勤しています。本格的な復帰は来年4月からの予定です。保
育園に入るための申請書を書きましたが、保育園に入るのが厳しい
世の中を実感するような書類でした。なんとか合格して欲しい!と、
まるでお受験のような心境で書きました。スタッフ一同彼女が復帰
することを待っていますよ。保育園に電話して、どんなに彼女を必
要としているかを語りたいくらいです(笑)
                    (編集担当・柳澤)
      *       *       *       *

※当メルマガのご登録・ご解約はこちらのページからお願い致し
 ます。
 http://diversityjapan.jp/mail-magazine/
※当メルマガへのご意見・お問い合わせは、下記連絡先までお寄
 せ下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【ダイバーシティ研究所 メールマガジン】
 発行日:不定期
 発 行:一般財団法人ダイバーシティ研究所(DECO)
 大阪事務所:大阪市淀川区十三東2-6-7 徳島ビル2F
 Tel 06-6390-7800/Fax 06-6390-7850  
 
 東京事務所:新宿区西早稲田2-3-18アバコビル5F
 Tel 03-6233-9540/Fax 03-6233-9560
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 E-mail mail@diversityjapan.jp
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 Twitter:@diversityjp
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メールマガジン11月号 [2015年11月27日(Fri)]

iモードに代表される携帯インターネットサービスがようやく認知
されだした2000年頃、「これを使って多言語で発信すれば多くの外
国人に情報を伝えられる」との一言を当時多文化共生センターの理
事であった「にしゃんた」さん( http://nishan.jp/ )が発して
から事業化の話が瞬く間に進み、2001年に有志で出資して株式会社
グローバルコンテンツ( http://globalcontents.co.jp )が設立
されました。私は設立当初から関わり、現在代表取締役を務めてい
ます。

外国人住民向けに4言語でニュースや生活情報を提供する有料携帯
サイト「@nippon(アットニッポン)」をいよいよリリースする段
階になって、ある携帯キャリアの公式サイトへの登録がキャンセル
となったとの一報が入りました。いわく「外国人は料金を払わず帰
国してしまうのではないか」との声が社内から出て見送りになった
とかで、外国人住民への認識はこの程度なのかと皆で驚いたことが
忘れられません。

その後、海外の会社に買収された携帯キャリアからお声がかかり、
就任した外国人役員から「このようなサービスがほしかった」との
評価をいただいて公式サイト登録が決定し、事業を本格スタートさ
せることができました。開始後は順調に顧客が増え、最終的には全
携帯キャリアで公式サイトとしてサービス展開でき、最盛期には1
万人の利用者を得るまでになりました。社内に当事者がいることが
同じ当事者への理解を深め、新たなビジネスを生む契機となったと
いう対照的な経験を積むこともできました。

モバイル端末が携帯からスマートフォンへ移行する中で自由に海外
のWebサイトへアクセスできる環境が整い、今では地域や言語に限
定されず、あらゆる情報を得られる時代となりました。多言語携帯
サイトサービスはその役目を終えることとなり、グローバルコンテ
ンツは来年3月末で解散し、サービスを継続する自治体等への多言
語メール配信サービスや多言語緊急地震速報サービスはダイバーシ
ティ研究所へ事業継承します。「ソーシャルビジネス」ということ
ばも無かった頃から始めて、多くの外国人の方々に必要なサービス
を15年間提供し続け、多言語環境が当たり前の社会になるまでつな
ぐことができ、使命を十分果たせたと満足しています。これからは
ITの活用でダイバーシティを促進する取り組みに活動を広げていき
たいと考えています。

    ダイバーシティ研究所理事 
    株式会社グローバルコンテンツ代表取締役
                         中村満寿央


◆トピックス◆━━━━━━━━━━━━━━━【転送歓迎】━

1 次の災害に備えるための人材育成研修 および
  『被災者支援拠点』運営訓練 
   大分県、東京都新宿区拠点運営訓練 実施のご報告

2 ソーシャルビジネス1DAYセミナー実施報告(11/8、11/12)

3 多文化共生推進のための政策提言事業
   「多文化共生推進ワークショップin大阪」

4 先生、LGBTハンドブックができました
   〜いま、教育現場からLGBTについて考えてみる〜

5 社会事業家100人インタビュー

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[受託事業]――――――――――――――――――――――――
1◆次の災害に備えるための人材育成研修 および
  『被災者支援拠点』運営訓練 
   大分県、東京都新宿区拠点運営訓練 実施のご報告
https://www.facebook.com/tugipro/posts/710411612423568 (大分)
https://www.facebook.com/tugipro/posts/714304495367613 (新宿)
―――――――――――――――――――――――――――――

当研究所では日本財団主催「次の災害に備えるための人材育成研修
および『被災者支援拠点』運営訓練」の事務局を担当しています。

11月4-5日は大分県で、16-17日は東京都新宿区において拠点運営訓
練を実施しました。

この訓練は宿泊を伴い、体育館や会議室の床の上で寝袋などで寝て
いただき、どれほど辛いものなのかを経験していただきます。訓練
のプログラムの中では、発災直後に避難所に集まってきた時と、発
災数日後の、2回のロールプレイをします。参加者にはそれぞれ
「役割」を用意しています。「赤ちゃん連れ」「車いす利用者」
「外国人」「ペット連れ」「聴覚障害を持った人」「市(区)の職
員」「認知症の人」「赤ちゃんの声がうるさいとクレームをつける
人」などひとりひとりが必ず役割を演じます。どうしたら様々な人
に配慮された避難所ができるのかをロールプレイ後のワークで考え
ます。大分でも新宿でも様々な混乱がありました。

参加者の方は「訓練で出来ないことは本番でも出来ない。だから訓
練で経験することが大切なんだ」と仰っていました。

平時にこの様な体験型訓練を行うことで、実際の災害時にゼロの状
態から支援拠点の運営を始める必要が無くなります。有事に際し、
少しでも早く配慮のある被災者支援拠点の開設が出来るように、今
後も研修訓練を開催して行く予定となっております。

大分県と東京都新宿区では、これからエリアマネージャー研修が予
定されています。見学をご希望の方は下記までお問い合わせくださ
い。

【大分県】
12月15-16 エリアマネージャー研修

【東京都新宿区】
1月13-14日  エリアマネージャー研修

◇Facebookでもご報告しています。
https://www.facebook.com/tugipro/posts/710411612423568 (大分)
https://www.facebook.com/tugipro/posts/714304495367613 (新宿)

◇お問い合わせ
 日本財団 被災者支援拠点運営人材育成事業 事務局 
 一般財団法人 ダイバーシティ研究所 (担当:柳澤)
  TEL :03-6233-9540 
  MAIL: apply@diversityjapan.jp 

[受託事業]――――――――――――――――――――――――
2◆ソーシャルビジネス1DAYセミナー実施報告(11/8、11/12)
 昼の部:https://blog.canpan.info/diversityjapan/archive/403
 夜の部:https://blog.canpan.info/diversityjapan/archive/404
―――――――――――――――――――――――――――――

ダイバーシティ研究所では、尼崎市課題解決型ソーシャルビジネス
コンペの実施を受託しています。「もっとソーシャルビジネスへの
地域の関心や期待を高めて行こう!」という目的で、11月8日(日)
と11月12日(木)の二日間にわたり、ソーシャルビジネス1DAYセミ
ナーを開催しました。

11月8日(日)は、尼崎ENGAWA化計画
https://www.facebook.com/amagasakiengawa/
の藤本遼さんにご協力いただき、塚口さんさんタウン内のコミュニ
ティ空間amare( https://www.facebook.com/amagasakiamare/
で開催。

お家で起業をされたお二人のママから、これまでの経験や感じてい
ることを率直にお話いただきました。

11月12日(木)は、尼崎ソフトドリンクスにご協力をいただいて、大
阪の病児保育ノーベルの高亜希さんに本格的なソーシャルビジネス
のお話をしていただきました。

両日とも、多くの方にご参加をいただき、様々な気づきを得る学び
の場としてだけではなく、つながり合う時間・空間となりました。

地域を支える「きっかけ」を大切にしていきたいです。

[広報協力]――――――――――――――――――――――――
3◆多文化共生推進のための政策提言事業
   「多文化共生推進ワークショップin大阪」
http://www.tabunka.jp/osaka/ja/topics/workshopinosaka/
―――――――――――――――――――――――――――――
多文化共生センター大阪からのお知らせです。



総務省が「地域における多文化共生推進プラン」を発表してまもな
く10年を迎えます。この間社会はどのような変化を見せたのでしょ
うか。

地域の将来を見据えたうえ、今後多文化共生施策をどのように進め
ればよいか。このワークショップでは、大阪市西淀川区のまちづく
りを事例に多文化共生について考え、多文化共生施策のこれからを
探ります!

【プログラム】
 1部:オープニングメッセージ「多文化共生とまちづくり」
    講師:田村太郎
     (特活)多文化共生マネージャー全国協議会代表理事

 2部:事例報告「大阪市西淀川区における多文化共生の取組み」
    西淀川区在住のフィリピン、ブラジル、ペルー等の外国人
    住民が自助団体「西淀川インターナショナルコミュニテ
    ィー」を結成しました。その方々からの声を直接聞くとと
    もに、支援NPOや自治体による多文化共生の取組み事例を
    報告します。

 3部:ワークショップ「これから私たちができること」
    参加者全員で、これからの多文化共生とまちづくりを考え
    てみましょう!

◇日 時:12月12日(土)13:00-15:00

◇定員50名(先着順) 参加無料
◇お問合・お申込:多文化共生センター大阪
          http://www.tabunka.jp/osaka
          TEL:06-6390-8201
          email: osaka@tabunka.jp
    ※お名前、ご所属、ご連絡先(お電話番号)ご記載の上、
     お申込みください

【主催】(特活)多文化共生センター大阪
    (特活)多文化共生マネージャー全国協議会
【後援】総務省・大阪市・大阪市西淀川区役所
    公益財団法人大阪国際交流センター

[広報協力]――――――――――――――――――――――――
4◆先生、LGBTハンドブックができました
   〜いま、教育現場からLGBTについて考えてみる〜
  http://niji-yodogawa.jimdo.com/
―――――――――――――――――――――――――――――
虹色ダイバーシティからのお知らせです。



先生、LGBTハンドブックができました
〜いま、教育現場からLGBTについて考えてみる〜

淀川区、都島区、阿倍野区役所の合同により、3区の小中高校の教
育現場に立つ先生方にもご協力いただき、教職員向けのLGBTハンド
ブックを作成しました。
現場で働く先生が必要な知識や声を掲載したこのLGBTハンドブック
についての講演会を開催します。
教育関係者の方々に特に聞いてほしい内容です。

・大阪の卒業生の声をあつめました!
・小、中、高でLGBTはどんなことに困っているの?
・先生や親はどう対応したらいいの?
・性はグラデーションになっている?!

◇日 時:12月19日 10:30〜12:30

◇場 所:淀川区役所もしくは淀川区民センター
◇入場無料、申込不要
◇詳 細:http://niji-yodogawa.jimdo.com/

[広報協力]――――――――――――――――――――――――
5◆社会事業家100人インタビュー
  https://blog.canpan.info/iihoe/archive/326
  https://www.facebook.com/events/852909578161864/
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IIHOEからのお知らせです。



SBN理事・IIHOE代表川北秀人がインタープリターとなり、直接、先
輩事業家に学び、質問することができる対話型講座です。

今回のゲストは、(株)クレアン代表取締役の薗田綾子さん。女性
の活躍推進から環境ビジネスへ、そしてCSR推進、サステナビリテ
ィ経営への転換の後押しと、次々と事業を展開しながら、持続可能
な社会を実現するためのインパクトを与え続ける薗田さんに、これ
までのビジネスの成り立ちを伺います。

◇日時:2015年12月1日(火)19:00〜21:00
  
◇場所:株式会社クレアン 東京本社 会議室
 東京都港区白金台3丁目19-6 白金台ビル5階
       (JR山手線 目黒駅から約7分)
       http://www.cre-en.jp/company/access/

◇参加対象者:
  社会事業家として事業を始めている方、これから始めようとさ
  れている方、ビジネスモデルのつくりかたを先輩社会事業家か
  ら学びたい方(定員:約20名)

◇参加費:SBN会員1,500円、非会員2,500円
  *うち500円は、ゲストの指定する寄付先に寄付させていただ
   きます。

◇詳細:https://blog.canpan.info/iihoe/archive/326
    https://www.facebook.com/events/852909578161864/
  
◇お申し込み:
  今回から、事前精算のチケット購入システム「Peatix」にて受
  付いたします。事前にクレジットカードかコンビニ決済によっ
  て入金いただくかたちになりますので、お手数ですが事前に以
  下からお申込みください。締切は11月30日(月)です。
    http://peatix.com/event/125900  

◇主催:一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク(SBN)
    IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]

◇お問合せ:
  一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク
  TEL:03-6820-6300 FAX:03-5775-7671
  e-mail:100info@socialbusiness-net.com
  (@の部分は半角に変換して、お送りください。) 

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【編集後記】寒くなってきました。この季節はやっぱりおでんが美
味しいですね。日本人は全員(?)大好きだと思っていたおでんで
すが、意外にも外国人の中には苦手な人が多いことを知りました。
なぜなら、ほとんどが「さかな」なのです。さつま揚げ、はんぺん、
ちくわ、つみれ、かつおだし。日常、さかなを食べる文化のない地
域の人には、なかなか美味しいと感じられないメニューのようです。
そのうえ「こんにゃく」は馴染みのない食材。日本食を外国人に振
る舞おうと思った時には、食文化の配慮をすると、お互いに美味し
く楽しく食べられると思いました。おでん以外にも美味しい日本食
はたくさんありますからね。
                    (編集担当・柳澤)
      *       *       *       *

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ソーシャルビジネス1DAYセミナー(夜の部)開催しました [2015年11月13日(Fri)]

社会を「変えてみたい」を「カタチ」にしてみませんか!!
『社会を変えるカタチの作り方』

〜ソーシャルビジネス1DAYセミナー(夜セミナー)〜
With:尼崎ソーシャル・ドリンクス・プラス 

ソーシャルビジネス1DAYセミナー(夜の部)を開催しました。
申し込みに間に合わなかったけど大丈夫ですか?と、直接お越しくださる方もおられて、総勢32名のにぎやかな会場となりました。

1DAYセミナーは、尼崎市の創業支援office「Abiz」の見学から。
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Abizの説明を聞いた参加者から、「こんな風だったらいいのに」という意見が出たり、「これから利用者と一緒に空間を作っていきたい!」という運営側の意見がありました。

Abiz見学会の後は、会場を移り、軽食を取りながら参加者同士の交流。
そして、ゲストのNPO法人ノーベル代表 高亜希さんのお話です。
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育児と仕事の両立の難しさから仕事を辞めていく周囲の様子から病児保育事業への着手までのこと、事業継続のための仕組みづくりの話、そしてこれからは「病児保育が要らない社会をつくりたい」というメッセージに、たくさんの参加者が感動しました。
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そして飛び入りで稲村尼崎市長もスペシャル参加です。
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参加者からの質問にも丁寧に経験をお話しくださった高さん。
セミナー終了時には、尼崎ソーシャルビジネスプランコンペにエントリーしてみようか、心に決める方もおられたようです。

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ゲストのお話も、参加者同士の交流も、街の次の一歩につながると感じる時間でした。


尼崎課題解決型ソーシャルビジネスコンペの締め切りは、11月20日(金)です。
皆様からのエントリーをお待ちしています。
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