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沖縄ダイビング業界の危機管理 (03/06)
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諸悪の根源・沖縄県公安指定安全対策優良事業所[2010年06月10日(Thu)]
沖縄県には平成5年に施行された「水上安全対策条例」を基に「安全対策」が「優良」な事業所を沖縄県公安が指定できる制度がある。しかし騙されてはいけない。この沖縄県公安が指定する「安全対策優良事業所」の認定は「安全」とはまったく縁のないところでなされており、その実態は金さえ払えば誰でも取れる「安全対策有料事業所」である。そんなクズなステイタスでも、一応はお上が出すステイタスなので誰でもほしがる。ダイビング業界を全く知らない旅行業社、そして営利団体である大手の「ダイビング認定業者」のレベルの低い指導者によるレベルの低い教育で意図的に「危機管理」という概念を排除された近年の一般ダイバーは盲目的に沖縄県公安指定の「安全対策有料事業所」を盲目的に信じる傾向にある。その結果、沖縄はおろか日本中のダイビング業は崩壊の危機にある。
ダイビング業界の安全確保には法的に整備されていない部分が多数ある。水辺の事故に関して必要不可欠な救急用酸素ですら、日本医学会というくだらん権威の元に一般普及はされず法的にはグレーゾーンなまま。現場が使いたくても法的には微妙な現実がある中、警察が公認できる訳もないというバックボーンもあるが、とにかくこの沖縄県公安指定安全対策有料事業所(あえて「有料」をつかわせていただく)はデタラメだ。まずは認定の際に必要になるのは書類だけだ。やれ「緊急時の連絡系統」が明示されているか、とか「レンタル機材の管理台帳」「参加者名簿」の保存その他もろもろの書類。ちなみに沖縄にあるとあるマリンレジャーの協同組合では「有料事業所認定キット」ってのがあって、小学生程度の頭があればそれに自分のショップのデータを書き込んで申請すれば、6000円かな8000円の手数料を支払えば晴れて「安全対策有料事業所」という寸法だ。
さらには申請してもなかなか審査に来てもらえないという現実がある。認定するのは所轄の生活課の警官だ。もちろんダイビングなんてまったく縁のない者である場合が多い。めんどくさいので行かない。でも旅行社などと付き合いのあるショップはないと困るのでしつこく請求する。そうすると重い腰を上げて審査に行く。訳が分からないから認定する。金を払いさえすれば晴れて「安全対策有料事業所」だ。
事故を起こした場合の報告義務や事故を起こすと当然「安全対策有料事業所」を剥奪されるのは当然だが、小さな事故は報告しないし、死亡に至らない限り相当問題視される事故を起こしてもうまくすれば警察には立件されないケースもある。うまく立ち回れば、警察には知られないまま大事故を起こしたクソ業者が今でも「安全対策有料事業所」である。
さらに質が悪いのはそうした業者の多くは県警の外郭団体である財団法人沖縄県マリンレジャーセイフティービューロー(通称オムスビというなんともふざけた団体だ)と仲良しこよしで、このオムスビの年に一回あるかないかの安全講習会などに出ると、何でこんなヤツがしゃーしゃーと安全を語るのか意味不明な人選が多いというか、この10年全く変わらないのであった。
とにかく沖縄県警指定安全対策有料事業所のレベルは低すぎる。県警担当者の当の本人が「安全対策有料事業所」は「最低限安全対策に関する配慮がなされていればいい」ということなのだそうである。所詮その程度なのだということを旅行業者も一般のダイバーも認識すべきだ。要は営業上どうしても必要なら誰でも小学生程度の頭があって1万円弱の上納金を納めれば取れる程度のくだらんステイタスなのだ。自分らは旅行業者などとの付き合いがないからこんなもん必要ないし、むしろあのダサイ黄色い「安全対策有料事業所」のステッカーを貼ってあるショップの車を見るとがっかりするのである。懇意にしているショップがつけているといい加減やめたら?と言いたくなるほどだ。
自分が「安全対策有料事業所」が諸悪の根源だと断定する根拠の最大な問題は、自分ら民間がいくらダイビング事業におけるさらなる安全対策の必要性を訴えても、営利のみを追求するクズショップは「安全対策有料事業所」さえ取得すればそれ以上の安全への努力をストップしてしまう傾向にあるという一点に尽きる。
かつて自分らはこの現状を何とかしようと、県警安全対策室に直談判した事がある。せめて腐っても「お上」が認定する「安全対策優良(ここは有料ではありません)事業所」は事業所の憧れになるぐらいの高いレベルにしてほしい。警察が認定できないなら自分らが認定するための公益法人を作るから任せてもらえないか?もちろんけんもほろろに断られた。認定の公正が担保できないからなのだそうだ。何ともはや今の「安全対策有料事業所」の不公平は極まりない現状はいかがなものなのだろうか?なのだが、それはともかく当時は挙げ句の当てに、自分らが作ったNPO法人の定款にケチを付けて(「安全対策優良事業所認定事業」と明記してあった)偽計業務妨害で告発するぞと脅された。こんなものNPO認定の前に広報で半年間閲覧できたはずなのに認定されて1年以上経過してからの言いがかりだ。「水上安全条例」施行当時、「お前らは広報も見てないのか!」と恫喝してた当の本人らも広報なんて見てもいないんだなぁ・・・と思ったものだが、お上にたてついて裁判にしたところで、間違いなく勝てるとしても何年もかかるし、費用もかかるので、涙をのんで総会を開き定款をあたりさわりなく変更したのでした。
もちろん「安全対策有料事業所」を取得しているショップの中には自分らの仲間でもあり「それでもさらに安全を希求する」業者も少なからず存在する。旅行業者などとの付合いの上恥ずかしながら「安全対策有料事業所」を取得せざるを得ないのである。悲しい事である。
再度強調するが沖縄で黄色いステッカーを貼っている「安全対策有料事業所」の多くは実態のないものであると認識して頂きたい。
こんなことを実名で公表すると自分は近いうちに別件逮捕されたりするかもしれない。でも言わずにはいられないのである。
「安全対策有料事業所」はクズである。

ちなみに自分が思う安全対策優良事業所は最低でも以下の要件全てを満たすべきである。
救急酸素の装備(自分らの行動範囲、及びゲストの数に応じて必要充分な量の資機材)
AEDの完全装備(同じく行動のパターンごと、例えばボートが2艘あるならそれぞれ一つ)
現場に出るスタッフは一人残らずDAN酸素プロパイダであること。
現場に出るスタッフ全員が最低一年に一回はCPRの再教育を受けること。
現場に出るスタッフ全員が数年に一回は海保合同訓練を受けること。

その他諸々理想は高いがそれはまたのちほど。
いずれにしろ諸悪の根源「安全対策有料事業所」が現在のまま存在し続ける限り沖縄ではダイビング事故が起こり続けるだろう

Posted by 案納 昭則 at 22:20 | 安全潜水 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

インスタントラクター[2010年01月25日(Mon)]
もう一月も終わりですが今年最初の投稿になります。
とりあえず新年おめでとうございます。

https://blog.canpan.info/sec/ImageSelectPlace.blog?entryId=-2&imageId=0&imageSrc=diversafety%2Fimg%2F-2%2F2010-1.jpg&fileName=2010-1.jpg&fileSize=53426

実を言うとこの年末年始沖縄ではダイビング事故が多発してます。
そのうちの一件は特にあきれる事案ですので本当は真相を暴露したいとこなのですが、一応本名で堂々と公開している告発ブログですので逆告発される様な書き込みはできないのでした。

今日は最近のダイビングの「インストラクター」ならぬ「インスタントラクター」の現状をご報告したいと思います。

「インスタントラクター」なんて揶揄された表現はすでに10年以上前から使われてきた表現なのでした。バブル最盛期に有り余るお金を背景に当時バブルに湧いていた世代はこぞってスクーバダイビングにエントリーしてきました。当時ダイビング業界はその需要を補うほどの指導者が不足していたため某大手指導団体の「ぷー」を筆頭に認定レベルを異常に下げてインストラクター資格を乱発しました。そのツテは今日まで面々と続いていて、今日新たに認定されるインストラクターのレベルの低さは目を覆うものがあります。そりゃそうです。当時乱発された無能なインストラクターが今、一応、指導者となって今日のインストラクターを指導、認定しているという呆れた現状なのですから・・・

特に最低なのは専門学校上がりのダイビングインストラクター。もちろんその全てが該当するとは言いません。が、多分の確立で以下の進行表に該当すると考えられます。専門学校は基本的になんとか卒業さえすれば当初約束された資格が取得できるシステムになってます。よほどの事がない限り落第なんて事はありません。とりあえず高校は卒業した。特別何の取り柄もない、何の目的もない若者が、「とりあえず沖縄だったら観光関係かぁ・・」なーんて気軽な気分で気軽な専門学校に入る。とりあえずカリキュラムをとりあえずこなしていれば、とりあえず単位がとれて、2年後にはとりあえずダイビングのインストラクターになれちゃった!

一方、ダイビング業界は一応シーズン中は異常に需要があるので短期的で安く使えるスタッフは欲しい!!ってんで、特に薄利多売の大手、薄利多売、クズショップは専門学校卒業生は美味しい存在です。なかには独自にインスタントラクター量産している大手ショップもあります。

さてそんなインスタントラクターの実力はどうか?
まずダイビング以前の問題で、世間の常識を全く知りません。ダイビングにエントリーしてくるゲストは一応はある程度のステイタスのある大人だと思うのですが、(一部ちゃらちゃら系の出会い系、クズショップもあるようですが・・)最近の若いインスタントラクターはまず新聞は当然読む訳ありませんし、テレビでもニュースなんて見ませんから、下手すると今の総理大臣が誰かも知りません。アフターダイブにお客さんと飲みに行っても、全く話がかみ合いません。迎えるゲストは銀座のホステスのゲストとほぼ同程度と想定すべきであるのにもかかわらず、片やゲストをつかむために最新の時事を常にフォローするために日経新聞の端から端迄目を通すというのに、こちらは話にもならない現状!それでも時事常識は無知でも、専門の潜水関係や環境、生物の知識に特に長じていれば話も繋げるのに、その知識にしてもプロフェッショナルとは言いがたい。そんなのが堂々とインストラクターなんて名乗っているのが現在のダイビング業界なのです。

特に沖縄では大手になればなるほど、あるいは新規開設のショップはそういった無能なインスタントラクターが大量に雇用されている可能性が多いという事を認識すべきです。

ダイビング雑誌なでどでベストショップなどに祭り上げられているショップは特にこんな無能な「インスタントラクター」の巣窟です。組織票で祭り上げられているだけだということをそろそろ消費者も気付かなければいけないと思います。

Posted by 案納 昭則 at 22:36 | 安全潜水 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

クマノミ違法採取[2008年05月10日(Sat)]


恩納村山田ポイントのトウアカクマノミがたったの一匹になってしまいました。クマノミの仲間は女系階級社会です。雄性優勢性転換として知られており、産まれた時にはすべて雄、コロニーの中で一番強い固体のみがメスに性転換してもっとも強いオスをパートナーとして生殖するという、トップのメスを筆頭にひとつのイソギンチャクに10匹前後のコロニーを作ります。特にトウアカクマノミはコロニーの個体数が多く、ひとつのイソギンチャクに大小併せて10匹以上いるのが普通です。過去数年間、たとえ台風が通過した後でもたった一匹ななることは決してなかったのに、自然現象でないことは明らかです。一番大きな固体を残しているのは犯人の米粒ほどの両親のカケラなのでしょうか?情報によれば、同じエリアといえる嘉手納町の水釜沖で地元ダイバーには古くから知られていたトウアカクマノミも同時期に完全にいなくなっているとのこと。2ヶ月ほど前には以前と変わらない姿を自分も確認しております。自分が知る限り、どんな台風にもめげずに10年以上、観察できた個体群です。明らかに明確な意思による違法採取である事は間違いありません。自分で新規に誰も知らない個体群を探して採取するのであれば百歩譲って許しますが、通常に地元のダイバーが鑑賞して楽しんでいるという情報をどこかからかすめ取って、金儲けのためだけにこんな犯罪を行う人間を私は決して許しません。こんな魚を買う観賞魚愛好家も同罪です!!以前ファイティングニモが流行ったときにも同様の現象が見られ各地でカクレクマノミが違法採取された経緯もあります。なにかこの件に関し情報があったらどんな些細な事でも結構ですからお寄せください。現行犯でなければ検挙できない事は百も承知ですが、どんな方法を講じても社会的制裁を加えさせて頂きます。

Posted by 案納 昭則 at 19:39 | 天誅! | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

哀れアカウミガメ[2008年05月08日(Thu)]


とっても悲しいダイビングになりました。
アカウミガメが寝てる?と喜び勇んでゲストに教えたら・・・
あれ?何か変!!
死んでるじゃん。



体長1.5m近いかなり大型の個体です。
おそらく延縄の仕掛けにかかったのでしょう。
延縄の餌は基本的には食べないはずのウミガメがなぜこんなにのどの奥までたっするほど釣糸を飲み込んだか定かではないですが、ともかくこのウミガメ、ついて来たテグスから解放されようと暴れたようです。テグスが近くの岩にぐるぐる巻きになってました。




悲しい事件です。
あえて事件と言わせて頂きます。
こんな悲劇を引き起こす漁法や、釣は直ちに止めて頂きたいです。
腹立たしいです。許せません。
そもそも現在の日本で漁業というものがそもそも成り立つのかどうか考えるべきときだと思います。一次産業という名の下に保護されてはいますが、その実、防衛省や厚生省などと同じような税金の垂れ流しが横行してるのが実は農林水産省だと思います。特に漁業は惨憺たるものです。事実上一次産業としての漁業はほぼ壊滅しているにもかかわらず、漁協は存続しているし、組合員は全国で少なく見積もっても半数以上は専業ではありません。畜養だとか先進的でかつ利益を明らかにもたらす事業は当然漁協を離れ事業主として法人登記して今まで税金で潤って来た過去には還元する意図すらなく、自らの営利を追求します。方や、取り残された無能な漁業従事者は、いわゆる漁業組合員が印籠を振りかざして、公共事業や、リゾート開発に難癖をつけ、半分ゆすりたかりと同じような保証金を勝ち取り、かたや釣り船や、ダイバーを運んで、レジャー業を行い、新たに観光として起こすまともなマリン事業に難癖を付ける、ほとんどチンピラ状態に成り下がってるのが現状です。これは全国で多かれ少なかれ見られる状況なのです。もう一度言わせて頂きます。自然から搾取するだけの漁業は止めるべきです。釣愛好者も仮にもナチュラリストを自任するのならもっと自然に影響を与えない漁具の使用や漁法の選択を模索すべきです。ただ釣ってるだけで自然を愛さない釣り師は今すぐ竿を折りなさい。社会と将来の地球の迷惑です。

死亡したアカウミガメのニュースは沖縄ではメディアにも取り上げられました。

琉球放送「RBC THE NEWS」内にて2008年5月5日放送 動画も見られます。
http://www.rbc-ryukyu.co.jp/rnews.php?itemid=15999#more

沖縄タイムス2008年5月6日朝刊28面掲載
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200805061300_07.html

Posted by 案納 昭則 at 19:07 | 天誅! | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

沖ノ鳥島フォーラム2007[2007年11月11日(Sun)]
沖ノ鳥島の映像が日の目を見る事になりました。
自分も上京し、トークショーに出演する予定です。
壇上で大ボケこくかもしれませんが、皆さんもぜひ応援にかけつけてくださいね。

沖ノ鳥島フォーラム2007
「あなたは沖ノ鳥島を知っていますか?」

ドキュメンタリー映画「奇跡の島 沖ノ鳥島」の上映とトークショー

< 開催日時> 平成19年11月30日(金)
午後3時〜5時45分(午後2時30分開場)
<開催場所> パークタワーホール(新宿パークタワー3階)

<主な内容 >
舞台挨拶 映画に出演の高樹沙耶さん 他
ドキュメンタリー映画の上映
トークショー「沖ノ鳥島を通して、海の利用と環境保護を考える」
高樹沙耶さん
沖ノ鳥島の再生や国際法に関する有識者
沖ノ鳥島の水中を撮影したカメラマン(私の予定です)

映画とトークショーの間の休憩時間に「沖ノ鳥島の魚の試食会」を行います。
またホール内に沖ノ鳥島の航空・水中などの写真を展示します。

<参加の申込 >
定 員 250名(事前にお申込みください。当日受付も可)
申込締切 平成19年11月22日(木)
申込方法 申込の旨と住所・氏名・電話番号をご記入のうえ、はがき又は、ファックス、 Eメールでお申込みください。
〒163-8001 東京都産業労働局農林水産部水産課
ファックス 03-5388-1466
Eメール S0000486@section.metro.tokyo.jp
お問合せ 電話 03-5320-4848(直通)

Posted by 案納 昭則 at 12:12 | 沖ノ鳥島 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

台風一過[2007年09月19日(Wed)]
台風11号、12号と相次いで沖縄を通過して行きました。
まぁ石垣島へのロケがはいってたのもありますが、自分のサービスはすでに13日からずーっと船陸揚げしたまんまです。仕事になりません。
ところがこんな悪天候でもせっせと営業しているダイビングとかシュノーケリングの提供業者は結構おられるようで、閉鎖している真栄田岬でも性懲りもなく洞窟ダイビングと称してこのうねりの中営業しているのでした。
ちなみに今回の台風では台風接近中でもかなりギリギリまで潜ることができる恩納村前兼久漁港でも、台風の足が速かったため予想より早いうちにうねりがはいってきたようで、無理な海況のなか、多くのショップが出港し、中にはかなり重大な事故も起っているのです。
最も重大な事故と言えるケースとしては、16日の11号通過のうねりの中、前兼久前の水路からリーフに出て、大きなうねりで5人が船上でたたきつけられ、2名が腰椎損傷と思われる重症(救急車搬送)、3名軽症(タクシー搬送)という事故例。しかもこの船、というかこの船に乗合したショップは、この事故を起こしたまま真栄田岬洞窟前に行き、けが人は他の船に移して搬送した上で、残った乗客(ダイバー)にはそのままダイビングさせようとしたというから開いた口がふさがりません。ショップのモラルはもちろん危機管理意識は全くゼロです。当然委託されていたとはいえ船長の責任も追求されるべきでしょう。誰が何と言おうとこの事例は事故です!!まともな感覚なら怪我した時点ですぐ港に戻るのがまともな人間の感覚です。
おまけにショップ、怪我をしていない他のダイバーが『もうダイビングする気持ちではないのでやめたい』と言って、潜らずに港に潜ってきたところ、自己都合によるキャンセルでダイビング代は100%請求されるそうです。
もちろん実際支払いの事実関係まではわかりませんが、現場ではお客さんから地元の人へ愚痴がでて、さらにうちは保険入っているから大丈夫!!と豪語していたらしい。
聞けば聞くほどこの世から消えて欲しいこのショップ。
はてさてこのあきれたショップは??
気になる方は頑張ってネットで情報収集しましょう。こんなショップを選ばないことが一般のダイバーにとっては最大の関心事であるはずですので命をかけて調べるべきです。
ちなみに腰の重症者は救急車のストレッチャーに乗るのも大変だったようで、地元ショップの船は早々と当日ダイビング中止を決定していた中での出港だったようです。こんなど阿呆なショップがいると、まともなショップが他の船は出ているのにどうしてココは出せないんだと問い合わせが一部に出てくることがままあるというのも困った事です。
ダイバーの方々にくれぐれも申し上げますが、はっきり言って日本のダイビング業界は腐ってます。悪貨が良貨を駆逐するとはまさに現在のダイビング業界を象徴してます。それは普段海も天気もいい状態では分からないかもしれません。むしろ薄利多売、安かろう悪かろうで低レベルのサービスを売り物にしているサービスの方がハデでゲストもいっぱいいて雰囲気よさそう・・・と一般ユーザーは思われるかもしれませんが、こんな落とし穴も待っているという事を肝に銘じるべきでしょう。はっきり言いますが、妙に安すぎて、かつあまり歴史のないダイビングショップには命がおしければいくもんじゃありません!
沖縄本島の危険ショップリストを羅列したいところですが、ど阿呆に訴えられたくないので差し控えます。

Posted by 案納 昭則 at 02:22 | 天誅! | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

沖ノ鳥島の水中[2007年03月27日(Tue)]

沖ノ鳥島礁嶺の砕波帯に群れるシマハギ。


沖ノ鳥島礁嶺の砕波帯に群れるシマハギ


沖ノ鳥島礁外のドロップオフにて


礁池内のウスコモンサンゴ


礁池内スゲミドリイシ群落と群れるデバスズメダイ

Posted by 案納 昭則 at 22:48 | 沖ノ鳥島 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

沖縄ダイビング業界の危機管理[2007年03月25日(Sun)]


沖縄は日本のダイビングのメッカ。ベテランのすばらしいダイビングのインストラクターやガイドが集結していて、万が一何かあっても必ず助けてくれるはず・・・
ダイバーの皆さんはきっと一方的に何の根拠も無くそう信じているのではないでしょうか?
答えはNO! です。沖縄のダイビング業界の危機管理状況はあらゆる面から考察して日本最悪。ということは下手すると世界最悪です。この傾向は特に離島について顕著だと言わざるを得ません。ではそれはなぜか?
ひとつは沖縄の医療体制の脆弱さにあります。まずダイビング講習で習うとおりダイビングに伴う潜水障害の多くはチャンバーによる再圧治療が必要不可欠であることはいうまでもありません。数年前までチャンバーは宮古島、石垣島でも稼働していましたが、現在県の医療関係予算が削られたことからすべての圧力傷害については沖縄本島への搬送を余儀なくされているのが現状なのです。となると現場でいかに初期救急ができるかが問題になってくるのですが、そうなると無くてはならないのが救急酸素。圧力傷害のみならず溺水などの水際の事故においても絶大な効果を期待できる救命機器なのですが、これもまた離島になればなるほど普及率が低いのが現状です。
そしてもう一つが現場の業者の危機管理意識の低さ。というかお客さんの安全をまともに考えているとは思えない傲慢さです。もちろん全てのショップがそうだとは言いませんが、多くはそういった現実を知ろうともしない。そういった現状に対応する為の訓練やトレーニングに参加しようともしない。情報収集もしない。あるのは今まで事故なんか無かったからこれからも起る訳が無い。という根拠の無い自信と、歪んだプライドだけだったりするのです。そういったダイビングショップの人間に言わせれば、酸素なんて診療所にあるじゃ〜ん、とかそんなの高くて買えないよぉ。などとお間抜けな事をおっしゃりますが、まずダイビングの圧傷害については診療所にある程度の酸素吸入装置では十分な効果が期待できない事はまともなダイビングインストラクターなら知らないはずはありません。高くて買えない?お客さんの事を真摯に考えるなら、お金で買える安全は買っておくというのがまともな業者のスタンスでしょう。ダイビング雑誌に広告打つ予算があるのならまずは酸素キットぐらい買うべきではないですか?たしかに離島は酸素ひとつにとっても再充填するのに手間もお金も時間もかかってしまうのは非常に気の毒に思います。だからこそ皆で声を上げて救急酸素の必要性を訴える事でせめて酸素の搬送費用ぐらいは行政に負担してもらえる様な体制ができないものかと知恵を巡らせていますが、当の離島の方々が酸素の必要性すら認識していないのでは話にならないのでした。
ダイバーの皆さん、ダイビング事故で死にたくなかったら、今のままでは沖縄本島から遠い離島には行くべきではありません。それなりの覚悟をしていきましょう。あ、それから最近の賢いダイバーならダイビングショップが酸素を装備しているかどうか確認するのは当然の自己防衛手段ですが、たとえDAN酸素キットが置いてあるといっても2リットルの酸素ボンベ1本きり・・・・なんてお粗末な装備では無いも同然です。沖縄本島、しかもチャンバーのある南部地域から時間的に遠くなればなるほど、酸素瓶もそれなりの数用意しているかどうかの確認も必要ですね。そうそうもうひとつ、たとえDANの会報に協力店リストに名前が挙がっていても酸素装備しているかどうかは別の話ですのでご注意を。

Posted by 案納 昭則 at 08:14 | 安全潜水 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(1)

これでいいのかダイビング4[2007年03月18日(Sun)]
最終回の今日は「ダイビング事故根絶にむけて」です。

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 ずいぶんと厳しいことばかり書いてきましたが、以上の様な要点をふまえ、私たちは昭和63年に沖縄県ダイビング安全対策協議会(安対協)を発足させました。安対協は、海上保安庁の指導の元に設立された社団法人琉球水難救済会傘下の非営利団体です。第11管区海上保安本部とのダイビング事故対策訓練、ガイドダイバーへのレスキューグッズの普及並びに継続教育、各ボートダイビングポイントへのブイの設置、海岸清掃、サンゴの天敵であるオニヒトデの駆除をはじめ、安全で快適なダイビングが行えるよう、広く活動を展開しております。また海難事故発生時には第11管区海上保安本部、流水会傘下の各沿岸救難所、漁協等の諸団体と一致協力し連携をとりながら捜索活動を行います。
 ダイビングはけっして危険なスポーツではありませんが、ひとたび事故が起きれば最悪の事態を引き起こす可能性が高いという事実も否定できません。くれぐれも事故に遭わない、事故を起こさないような心がけが必要なのです。ショップ、ガイドとダイバー双方が安全に対してより意識を高めていけば、ダイビングの事故は大幅に減少するはずなのです。
 

Posted by 案納 昭則 at 01:22 | 安全潜水 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

これでいいのかダイビング3[2007年03月12日(Mon)]
今回は「ダイバー自身も安全対策を」です。

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 ダイバー自身にももっと安全について考えてもらいたいと思います。ガイドの言葉を鵜呑みにし後をついて行くだけではなく、自分で考えてほしいものです。少なくとも自分のエアの消費量ぐらい自分でチェックしていただきたいし、ダイブコンピュータに依存しすぎるのも問題です。最終的にはダイビングは自己責任で行うべきものであり、自分の命は自分で守る、という意識を持っていてほしいものです。ダイビングショップ選びも重要です。安全対策を重視しているところとそうでないところ、あなたはどちらを選びますか?
 これは不思議な話ですが、過去の事故について調べてみると、しっかりと安全対策を講じているショップの事故率は低くありません。一件矛盾するように見えますが、これには訳があります。安全対策が十分でないショップは、事故があっても大事になることを恐れて、関係方面に援助の要請をせずに内々で解決しようとし、結果として幸い大事故には至らなかった、というケースが多いものです。安全対策がしっかりしているショップはどんな些細な事故でもまずは援助を要請するため、大事故になることは少ないのですが、事故として記録されてしまう事になるわけです。ですから公表された事故がないからといって、そのショップが優良かどうかはわからないのが実情です。そう考えると、ダイビングショップ選びは非常に難しい作業なのかもしれません。

Posted by 案納 昭則 at 11:29 | 安全潜水 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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