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川北秀人on人・組織・地球

「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に、市民団体(NPO)・社会事業家(ソーシャル・アントレプレナー)や社会責任(CSR)志向の企業のマネジメントの支援や、市民・企業・行政の協働の支援などに奔走する、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者の毎日の、ほんの一部をご紹介します。


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角田市で「支え合い地域づくり庁内研修会」でした [2017年07月12日(Wed)]
今日午前は角田市行政にお招きいただき、同市の複数の課の連携により
開催された「支え合い地域づくり庁内研修」にて、同市における
小規模多機能自治の必要性や進める上でのポイントについて
お話しさせていただきました。

お忙しい中ご参加くださった約80名のみなさま、そして、
開催の準備や当日の運営などにご尽力いただいた、
おらほの自治を考える会のみなさま、本当にありがとうございました。
会場でお示しした資料を、下記に添付しますね。
1707_sodo_basic_kakuda.pptx

途中でも申し上げましたが、気になったのは、メモを取るでもなく、
前方を見るでもなく、という、「心此処に在らず」状態の若手
職員さんたちが、何人もいらっしゃったこと。。。
「もうすぐ定年(だから何もしたくない)」という高齢層がそうなら
まだしも、2020年代はもちろん、2030年代も同市行政の
職員として仕事をする確率が高い方たちが、そんなことで、
本当に大丈夫でしょうか。。。
もはや地方自治体行政の職員は、前例の内側だけで事務をなぞる
のではなく、人類史上かつて誰も経験したことがない高齢化社会を
しっかり生き続けるために、新たなしくみや営みを考え、話し、
試し、確立し、磨き続けるしかないのでは?

甚だ些少ながらふるさと納税させていただいた同市の「株主」の
一人としても、とても気になってしまいました。
宗像市自由が丘地区で「これからのまちづくり」勉強会でした! [2017年07月09日(Sun)]
今日午後は、宗像市自由が丘地区コミュニティ運営協議会に
お招きいただき、「これからの自由が丘地区のまちづくり」
と題して、同地区における人口構成の推移を踏まえて、
今後の変化に対応するために求められる、地域づくりの進化に
ついて、お話しさせていただきました。

「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の世界遺産登録が、前日から
持ち越され、ちょうどこの勉強会の直後に会議が再開されると
いうタイミングで、固唾を飲んで待っていらっしゃる中、
ご参加くださった100名以上のみなさま、ありがとう
ございました!
会場で提示した資料を、下記に添付しますね。
1707_sodo_basic_munakata_jiyugaoka.pptx

冒頭にお話し申し上げた通り、最近では、人口減少や高齢化が
早く始まった日本海側だけでなく、ゆっくり始まったにも
かかわらず、急速に進んでいる、太平洋側の「かつての」
ニュータウンにも、お招きいただく機会が増えています。
今後は高齢化率が全国より高い水準で推移する同市の中でも、
特に急速に進んでいる同地区においては、「これまでどおり」
ではなく、今後の変化を見越した進化が不可欠。
今日お話しした材料や道具を、存分にご活用いただき、
今後の地域づくりの進化に、しっかりお取り組みいただければと
願っています。

本日も、九州北部水害の被災者支援活動への募金
お願い申し上げたところ、16,040円お寄せいただきました!
ありがとうございました!!
丹波市で行政職員研修+地域づくり大学、富里市&浜松市で小規模多機能自治勉強会、新潟でみらいずworks総会でした! [2017年06月19日(Mon)]
このブログの更新が滞っているとともに、みなさまから
いただいているご連絡への返信も滞っておりますことを、
深くお詫びします。
ここ数日にお会いくださったみなさまはご存知の通り、
お恥ずかしいことに、ちょっとひどい風邪をひいてしまい、
かなりリカバーしつつあるのですが、まだまだ万全とは
言えないため、休養時間を少しでも確保しようと、
業務に遅れが出てしまっています。
ご迷惑をおかけしておりますみなさまには、重ねて
深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ありません。

そんななかで、先週12日(月)には丹波市と
(特)giftにお招きいただき、同市の行政職員研修と
「TAMBA地域づくり大学」で、
14日(水)には富里市のお招きで行政職員と
地域住民の方々を対象に、
17日(土)には(特)みらいずworksの総会記念事業に、
18日(日)夜には(般社)グローバル人材サポート浜松
などのお招きにより、それぞれの地域における小規模
多機能自治の必要性や意義、進め方のポイントなどを
お話しさせていただきました。

ご参加くださった計300名以上のみなさま、ありがとう
ございました! 会場でお示しした資料を下記に添付します。

1706_sodo_basic_tamba.pptx

1706_sodo_basic_tomisato.pptx

1706_sodo_basic_miraiz_works.pptx

1706_sodo_basic_hamamatsu.pptx
別府で「誰ひとり取り残さない防災のしくみづくり」会議でした! [2017年06月05日(Mon)]
今日午後は「福祉フォーラムin別杵速見実行委員会」と別府市による
「誰もが安心して安全に暮らせる災害時要援護者の仕組みづくり検討
委員会」、まぁ、勝手に意訳すると、誰ひとり取り残さない防災の
しくみづくり会議でした。

お忙しい中ご参加された委員のみなさま、そして、別府市行政の
各担当課のみなさま、お疲れ様でした。
会場でお示しした資料を、下記に添付しますね。
1706_sodo_basic_betsukinehayami_fukushi_forum.pptx

全国平均より高齢化が15年も早く進み、しかも、高齢者の独居率が、
全国平均を大きく上回る同市だからこそ、高齢者を含めた、すべての
人がともに支え合う防災、地域づくりは、必須不可欠です。
国が法令で求めたからではなく、自ら手を挙げて、日本財団の助成を
受けてまで、この事業に取り組む以上、社会実験としてしっかり、
仮説をつくり、検証し、市内はもとより、市外にも共有できる
しくみづくりを進めていただきたいと、アドバイザーのひとりとして
切望しています。
杵築市で小規模多機能自治勉強会でした! [2017年06月05日(Mon)]
昨日午後は、大分県杵築市とその周辺の自治体行政職員有志の
方々による「小規模多機能自治」に関する自主勉強会と、
同市で進められている「住民自治協議会」づくりに先行して
取り組んでいらっしゃる向野・東山香・山浦の3つの地区の
方々のご主催による合同勉強会に、相次いでお招きいただきました。

絶好の農作業日和の中、ご参加くださった計70名近くのみなさま、
ありがとうございました!
会場でお示しした資料を、下記に添付しますね。
1706_sodo_basic_kitsuki.pptx

昨年度から住民自治協議会という名称のもとに地域運営組織づくりを
進めていらっしゃる同市において、これから大切なのは、その担い手で
いらっしゃる住民の方々同士が、お互いから学び合い磨き合う関係づくり。
行政のみなさまには、必要な施策を、順序を間違えないよう留意しながら
進めていただけることを、些少ながらふるさと納税させていただいた
納税者=株主の一人として、強く期待しています。
雲南ゼミで木次4組織合同研修&地域自主組織取組発表会でした! [2017年06月03日(Sat)]
6月1日から3日間にわたって、雲南ゼミ2017初夏の陣が開催され、
中野の笑んがわ市、躍動鍋山、幡屋、久野、八日市、三新塔あきばの
各地域に伺わせていただき、今日午前は、八日市、新市、下熊谷、
三新塔あきばの4地域の方々のための学習会に続き、午後は
「取組発表会」(通称:自慢大会)でした。

岩手から岡山まで全国各地からご参加くださったゼミ生のみなさま、
そして、いつものように、暖かく迎えて学ばせていただいた雲南市内の
各地域のみなさま、ほんとうにありがとうございました!
会場でお示しした資料を、下記に添付しますね。
1706_shokibo_takino_adcanced_unnnann_kisuki4.pptx

地域自主組織のみなさまのお取り組みも、もう早いところでは
12年を過ぎ、組織の創設期から確立期を過ぎて、
次世代へのバトンタッチが迫られる時期になりましたね。
未来に備えるためには、未来を見通すことから。
厳しい未来を見つめつつ、しかし、それを支えてくださる
世代の方々を育て、ともに備えるために、進み続けて
いただけることと信じています。

同日も、(公社)チャンス・フォー・チルドレンへのご寄付
お願いしたところ、3,000円お寄せいただきました。
ありがとうございました。
静岡市創生推進会議「創業」分科会でした! [2017年05月30日(Tue)]
今日午前は静岡市創生推進会議の「創業」分科会(第1回)が開催され、
役者不足ながら、座長を務めさせていただくことになりました。
他の3人の委員のみなさんから、同市における創業を増やす、
創業者を支え続けるための施策の在り方などについて、具体的な
ご提案をいただくとともに、同市の産業政策課をはじめとする
関係各課のみなさまからも、現在のお取り組み状況などについて
ご報告いただきました。ありがとうございました。

そのお話を受けつつ、僕からも、添付のようなお話をさせて
いただきました。
1705_shizuoka_sosei_kaigi_digest.pptx

考えてみれば、社会的な課題に挑もうとする人々や、先駆的な
開発の成果を製品やサービスにしようとする研究者の方々の
お手伝いなどをさせていただいてきた経験も、それなりの年数に
なり、そこから学び、感じたこととして、始める人を増やすより、
続けられるようにしっかり準備した人を育てるとともに、
ちゃんと続けた人に報いられるようなしくみを整えること、
そして、挑み続ける人々自身によるコミュニティができることが、
最も重要であると感じています。

上記の添付のファイルは、静岡「市」に関するデータではなく、
都道府県単位のものではあるのですが、しかし、静岡県が、
開業と廃業、そして、人口当たりの事業所数という観点から
どういうポジション=傾向にあるのかは、よくわかりますし、
また、これまで感じてきたこととも合致します。

つまり、小さな会社がたくさん生まれるまちではなく、
それなりの規模や歴史のある会社で働く人々が多いまちだ、
ということ。
つまり「起業家をたくさん増やす」ことは現時点で得意ではなく、
むしろ起業家が孤立しかねない状況でさえあることから、
起業家が、開業から数年を経て、拡大や多角化に進む段階を
しっかり支えたり促したりすることが大切、ということですよね。

そうなると、「地域に貢献する企業」や「若く小さな会社」から
優先調達する、横浜市や国分寺市、また、佐賀県のトライアル調達
といった取り組みを、全庁挙げて進める必要がある、と、
改めて感じました。

高齢化や人口減少といった大きなトレンドは、短期間では変えられません。
だからこそ、長期的な視野に立って、必要かつ有効な基盤づくりを
着実に積み重ねていく必要があります。
今日はそのことを、座長であるのも忘れて、強くお話ししましたが、
さて、担当課の方々には、伝わったでしょうか。
(経済・産業関連の局・課の方々は、誰も名刺交換もせずにお帰りに
なられたので、きっと、そういうことなんでしょうが。。)
内閣府で都道府県&政令市男女共同参画推進担当者研修&裾野市で小規模多機能自治勉強会でした! [2017年05月26日(Fri)]
今日午前は内閣府 男女共同参画局主催の
「男女共同参画に関する基礎研修及び苦情処理研修」に
お招きいただき、各都道府県と政令指定市の男女共同
参画推進担当者の方などを対象に、地域の特性を踏まえた
共同参画の推進について、午後には、裾野市主催の
市民大学教養講座にお招きいただき、「総働と小規模
多機能自治のすすめ」と題してお話しさせていただきました。

お忙しい中お集まりくださった、計200名以上のみなさま、
ありがとうございました。
会場でお示しした資料を、下記に添付しますね。
1705_sodo_basic_cao_danjo.pptx
1705_sodo_basic_susono.pptx

都道府県の男女共同参画推進担当のみなさまには、会場でも
大声で繰り返し申し上げた通り、市町村にその専任のご担当が
いらっしゃるわけではないという状況を踏まえたうえで、
市町村からの要望・要請を待つのではなく、県内はもとより、
県外も俯瞰して、各市町村の置かれた状況に適した支援を
提案し、一緒に組み立てる姿勢が求められます。

また、これまで人口が増え続けてきた裾野市でも、とうとう、
2015年には、社人研の増加予測に反して、総人口の減少、
特に年少人口と生産年齢人口の減少が始まりましたね。
こういう時期は、これまでの時代を支えてこられた世代が
「このまま続ければ大丈夫だ」という過信に陥りやすい時期
だからこそ、統計も用いて、近未来に訪れる変化を、正確に、
しっかり踏み込んで伝えるとともに、「これまでとは違う未来」
に備えるために、どのように地域づくりを進化させるかを、
先行されていらっしゃる地域から、謙虚に学ばれることを、
切望します。

同日も、(公社)チャンス・フォー・チルドレンへのご寄付
お願いしたところ、内閣府で3,950円、
裾野市で10,500円お寄せいただきました。
ありがとうございました!
栃木県で「コミュニティ勉強会」でした! [2017年05月23日(Tue)]
昨日は栃木県コミュニティ協会にお招きいただき、
総会と併催された「コミュニティ勉強会」にて、同県における
小規模多機能自治の必要性やポイントについて、お話しさせていただきました。
お忙しい中、ご参加くださった100名以上のみなさま、ありがとうございました。
会場でお示しした資料を、下記に添付しますね。
1705_sodo_basic_tochigi_community.pptx

同日も繰り返し申し上げましたが、高齢化や人口減少が、全国平均より遅く、
ごく最近始まったばかりの同県の地域づくりに取り組まれる方々にとって、
「今までどおりで何が悪い」とお感じになられるかもしれません。
しかし、これからは、様相が一変することは避けられません。
予測できる未来だからこそ、それに備える地域づくり・組織づくりが
できるかどうか。
転換期だからこそ、難しい局面ですが、住民の方と、これまでの経過や
今後の見通しを共有していただけることが重要ですよね。

同日も、(公社)チャンス・フォー・チルドレンへのご寄付
お願いしたところ、5,400円お寄せいただきました。
ありがとうございました。
京丹後市で小規模多機能自治研修&講演会でした。 [2017年05月08日(Mon)]
今日は京丹後市にお招きいただき、午後は同市行政職員の
監督職層の方々対象の「地域づくりと協働についての研修会」、
夕方は地域づくりの担い手のみなさま対象の「地域づくり
と協働についての講演会」にて、同市における小規模多機能
自治の必要性や、進める上でのポイントなどについてお話し
させていただきました。

大型連休明け直後のお忙しい時期にもかかわらずご参加
くださった計200名以上のみなさま、ありがとうございました。
会場でお示しした資料を、下記に添付しますね。
1705_sodo_basic_kyotango.pptx
また、夕方については、プロジェクタの接続などの関係で
画面が見づらく、その対応などにより終了時刻が10分ほど
遅くなってしまいましたことを、深くお詫び申し上げます。

2008年の時点でまちづくり基本条例を制定・施行された
というのは、他市にかなり先駆けていらっしゃいますが、
本日も説明申し上げた通り、もともと高齢者率では
全国平均より25年早く進んでいらっしゃる以上、
過去に前例がなくても、また、他の地域でやっていなくても、
自分たちの現在や近未来に必要なことを、しっかり決めて、
実践していただける地域づくりへと進化していただけることを、
ふるさと納税者という地域の株主の一人として、期待しています。

同日も、(公社)チャンス・フォー・チルドレンへのご寄付
お願いしたところ、7,100円お寄せいただきました。
ありがとうございました。
雫石で地域づくりフォーラムでした! [2017年04月30日(Sun)]
昨日午後は、雫石町主催の「しずくいし地域づくりフォーラム2017」に
お招きいただき、同町が進めていらっしゃる町内4地区での
「地域づくり会議」の方々によるお取り組みの経過を伺うとともに、
私から、同町における小規模多機能自治の必要性やポイントをお話しし、
続いて、雲南市の板持さんから、同市におけるお取り組みの経過や
市内のいくつかの地域の事例をご紹介いただきました。

「東北の春は一気に来る」という言葉通り、梅も桃も桜も菜の花も、
一気に咲き誇る絶好の季節の週末にご参加くださった約120名の
みなさま、ありがとうございました。
会場でお示しした資料を、下記に添付しますね。
1704_sodo_basic_shizukuishi.pptx

住民の方々が口々におっしゃる通り、「これまで恵まれてきた」
同町にとって、今後は、そのままであり続けるのは困難です。
だからこそ、地域の未来を見通して、それにどう備えるか。
600㎢という大きな町ゆえ、4つの地域と、74の行政区
(その大半が自治会に改組済み)との間に、おそらく10から
20ほどの地域の単位を設けて、地域の特性に応じた活動や
事業を担えるよう、地域活動の在り方や担い方の進化を決め、
人財と組織を育てていく、大切な局面ですね。
甚だ些少ながらふるさと納税させていただいた同町の納税者
=「株主」のひとりとして、期待しています。

同日も、(公社)チャンス・フォー・チルドレンへのご寄付
お願いしたところ、7,750円お寄せいただきました。
ありがとうございました。
地域づくりに関するご質問にお答えします [2017年04月18日(Tue)]
各地にお招きいただき、いただいた時間内で、ご要望いただいた
項目を可能な限り簡潔にお伝えするよう努力していますが、
それでも、3時間いただいても「時間が足りない」という
ご指摘を頂戴します。力不足をお詫びします。。

つい先日も、私の話の後、「感じたこと」「すぐにしなきゃ、
できると思うこと」「今後進めていくうえでの不安・疑問」に
ついて、各自でお書きいただいた後に、4・5人ずつで共有して
いただいたのですが、「どうしてもこれは確認してほしい!」と、
改めてご質問をいただきました。以下、いただいたご質問と
回答を共に紹介いたします。

Q1:当地は地域性なのか、封建的で閉鎖的なので、
 何とかするには難しいと思う。自治会にも協力してもらいたいが
 無関心。打開する良い方法は?
Q2:前例がないことを推し進めるための発想力と実行する
 ための方法は?


A1&A2:「封建的で閉鎖的」でない、民主的で開放的な
 地域の方が、よっぽど珍しいですよね。
 自治とは、自分(たち)で決めて、自分(たち)で担う、
 ということ。日本では、本当にありがたい・すばらしいことに、
 担う力は十分にある方たちが、地域にも、企業にも、行政にも
 たくさんいらっしゃいます。
 ところが、最大の問題は、決める力が弱いこと。
 「これまでどおり」という、延長線上や前例踏襲は、
 これまでのふりかえり、つまり、経緯や実績とともに課題の
 確認も、また、今後の見通しや、それに求められる対応の
 検討も、とりわけ、これまでどおり続けることによるリスクや
 不備の検討が、行われないことが最大の問題です。

 「そんな(=これまでしてない新しい)ことはせんでえぇ」と
 おっしゃるのは、状況が正確にわかっていらっしゃらないから、
 ですよね。体調や健康の管理も同じで、だからこそ、検査や
 健康診断を行って、データを集め、「相場」や「拡がり」を
 把握するとともに、その方の値や傾向をお教えすることで、
 改善に向けた判断と行動に結び付けていくしか、ないと思います。
 具体的には、各地域の人口構成のこれまで10年とこれから
 10年の推移をお示ししたうえで、行事・会議・組織の棚卸しと
 中学生以上の全住民調査を行っていただくことから、ですね。

Q3:人口構成分布で右下に位置する地域はどうすれば良い?

A3:既に高齢化率が高く、18歳未満の同居世帯比率が低い
 地域の自治会長・町内会長さんたちにお話を伺うと、
 「今後、人口が減ることはあっても、増えることはない。
  なので、新しいことをしなくてもいいなら、続けられる。」
 とおっしゃる方も少なくありません。
 住民の方々の「いのちとくらしを守る」ことが自治会・町内会や
 地域運営組織の基本的な役割である以上、高齢化率が高い地域に
 おける最重要課題は、健康づくりと、買物や通院をはじめとする
 移動の支援ですよね。それをしっかり行われたうえで、子どもを
 増やすのであれば、移住・定住の受け入れに力を入れる、という
 ことになりますよね。

Q4:ボランティア活動を地域経営にシフトする考え方がわからない。
 どのようにしていけばいいのか?


A4:厳密に言えば「行事から事業へ」、「役から経営へ」と
 申し上げていますが、上述A2の通り、地域運営組織の基本的な
 役割が「いのちとくらしを守る」ことであれば、イベントを
 通じて交流することで助け合いの機運を醸成する段階から、
 見守りや買物・通院の支援といったくらしを支えるサービスへと
 進化が求められるのは必然だと考えます。
 その進化の必要性を共有するためには、上述A1&A2のように、
 「人口構成のこれまでとこれから」をまとめ、「中学生以上の
 全住民調査」を行うこと、実際の現場づくりという意味では、
 先駆的に取り組んでいらっしゃる地域を視察したり、教えて
 もらったり、場合によっては一緒に実施してもらったり、
 といった体制づくりを進めていただくことになりますね。

Q5:これからの自治会運営のノウハウは?

A5:「いのちとくらしを守る」組織として「役から経営へ」と
 進化が求められる以上、その地域の特性を、今後の見通しを含めて
 把握する必要があります。繰り返しになりますが、「人口構成の
 これまでとこれから」をまとめ、「中学生以上の全住民調査」を
 行うこと、そして、各地域のお取り組みを学び合う機会を設ける
 ことが大切です。また、「自治会長・町内会長の引継ぎ帳」を
 つくることも、お勧めしています。

Q6:当市のまちなかは都市化していて、若い世代は地域や
 自治会に対する認識が薄い。その状況の中で、“地域の当事者”を
 増やすために有効なのはどういうことか?

Q7:地域の先輩の方の中に事業や組織の棚卸しを
 嫌がる方が多い。どのように対応すれば良いか?


A6&A7:若い世代の地域への参加を促すにも、また、先輩の
 世代が嫌がっていらっしゃる「棚卸し」を進めるにも、その
 原因や背景として「そんなことをしなくてもいい」という
 お気持ちがあることが挙げられます。
 自発的に続くお取り組みには、まず、必要性の共有が大切で
 あり、そのためには、再三申し上げた通り、「中学生以上の
 全住民調査」が最も有効だと感じます。
 その集計や分析の結果を報告する会合を開催する際に、
 「今後、何を減らし、何を増やしていくか」を話し合うことで、
 参加や協力が広がっていくと期待できます。

 (「継続には楽しさが一番大事」とおっしゃる方もいらっしゃい
 ますが、残念ながら、楽しさだけでは続かない、というのが、
 私自身の経験則です。ただ楽しい(だけ)ことは、どこにも、
 いくらでもあり、それらと、地域や社会のために求められる
 活動とを比べられると、分が悪いのは明白です。)

 「若い世代」をあえて大別するなら、「子育て家庭」と
 「二人ぐらし」、そして「単身世帯」の3つに分かれますね。
 このうち「子育て世代」については、登下校時の見守りなどを
 きっかけとして、地域組織の活動への参加を働きかけることは
 できると考えます(「子は地域の鎹(かすがい)」ですね)。
 単身世帯については、その困りごととして、発熱など、病気や
 けがをした際のくらしが大変、ということが挙げられます。
 そんな際に、地域でどのような助け合いが可能かを、予め
 伝えておくことも大切ですね。

Q8:急ピッチで効果を出すにはどのようなことをすると良いか?
 具体的に何から手をつけたらいいか?(地域の活性化について)


A8:通常は「急ピッチで進めると、不安や反発が出かねない」
 といわれることが多いので、このご質問は珍しいです!
 さて、急ピッチで進めるにせよ、大切なのは、ねらい・意義や
 進め方については、共有の機会を設けておかないと、その後の
 継続を考えた際に、協力はもちろん、人材育成の機会さえも
 逸してしまいかねない、ということです。
 そこでお勧めしたいのは、農産物であれ、自慢のお庭であれ、
 それを地域の内外の方に「買って」(庭なら入場料を)いただく
 力を育てるために、「つくってみる・売ってみる・買ってみる」の
 「てみる」市を開いてみましょう、ということです。

 高齢化率が30%を超えるということは、地域住民の3割以上が
 年金という外貨を稼いでいる、ということ。そのほとんどが
 食品をはじめとする生活必需品・サービスの代金に充てられて
 いることを考えると、それを移動販売や宅配など、地域外の
 事業者さんにだけ担っていただいてお支払いするのは、地域を
 素通りしてしまうという意味で、あまりにもったいないと考えます。

 もうひとつ大切なことは、参加してくださった方などに、
 「参加してよかった」「またやってほしい」「次はこういうことを」
 といったご意見を、アンケートの形で集めておくこと、そして
 当日の様子をたくさん写真に撮り、併せてウェブサイトなどで
 紹介するとともに、地域の方にも、広報誌・回覧板や、公民館
 などでの壁新聞といった形でお伝えすることです。
 「誰かが勝手にやっとる」のではなく、「役に立つことを、
 徐々に拡げていく」という流れを共有しておくことも大切ですね。
氷見で「おらっちゃ創生支援事業 報告会」でした。 [2017年04月17日(Mon)]
昨日午後は氷見市主催による「おらっちゃ創生支援事業 成果報告会」
にお招きいただき、昨年度同事業に採択された11の事業の報告を
伺わせていただいたのち、「自慢大会」形式の質疑応答をお手伝い
させていただくとともに、総括コメントをさせていただきました。
お忙しい中ご参加くださった70人ほどのみなさま、お疲れさま
でした。会場でお示しした資料を、下記に添付しますね。
1704_himi_oraccha_sousei_houkokukai.pptx

昨(16)年度の採択により、来(18)年度まで3年間続けて
事業を実施できるこの枠組みだからこそ、中期的な目標に対し、
初年度はどのような仮説を持ち、それにどう挑み、その検証結果を
もとに今年度・来年度はさらにどう進められるかを「報告」として
伺いたかったところでしたが、ご自身たちのお取り組みやお考えを
「発表」された方が多かったのは、残念でした。
(「発表」と「報告」の違いについては、こちらをご参照ください。)

高齢者率において全国平均より30年進んだ同市だからこそ、
「これまでどおり」のくらしを守るためには、「これまでのまま」
の取り組みでは不十分であり、変化に対応する進化が求められます。
わずかばかりではありますが、ふるさと納税した「株主」として、
同市の住民と行政職員のみなさまが、さらに踏み込んで進めて
いただけることを、強く期待しています。
トヨタ財団の「国内助成プロジェクト 中間報告会」でした。 [2017年04月15日(Sat)]
今日はトヨタ財団主催の「2015年度 国内助成プログラム
中間報告会」にお招きいただき、同助成に昨年度採択された
団体のみなさまのお取り組みの経過を伺うとともに、
今年度採択された方々のお話も伺いました。
お忙しい中、北海道から沖縄まで、各地からお集まりの
みなさま、お疲れ様でした!
会場でお示しした資料+αを、下記に添付しますね。
1704_resource_raising_toyota_foundation.pptx

より良い社会づくりを目指す活動の担い手同士だからこそ、
短い、限られた時間の中で、どれだけ深く、お互いから学び、
お互いに貢献できるかが大切。
今後もそういう関係づくりを進めていただけることを、期待します。

同日も、(公社)チャンス・フォー・チルドレンへのご寄付
お願いしたところ、2,010円お寄せいただきました。
ありがとうございました。
雲南市で「協働推進員説明会」でした! [2017年04月13日(Thu)]
昨日午前と今日午後は、雲南市主催の「庁内協働推進員説明会」に
お招きいただき、同市における協働に求められる進化について、
踏み込んでお話しさせていただきました。
年度明け早々の、異動者の引継ぎなど大変お忙しい時期にご参加
くださった計60名ほどのみなさま、ありがとうございました。
会場でお示しした資料を、下記に添付しますね。
1704_sodo_advanced_unnnann.pptx

自治や地域づくりをまるで知らなかった僕が、「小規模多機能自治」
という言葉を思いつくほど衝撃的であり、また、先駆的な同市の
地域づくり活動の担い手である地域住民の方々と、その推進施策を
進めていらっしゃる行政職員の方々にとっても、さらに進んだ
高齢化(それも第2幕から第3幕へ)は、特に地域づくりを促し
支える立場にある行政職員の方々には、さらなる進化が求められます。

だからこそ、さらに先をしっかり見通した上で、今後の変化に備える
施策やお取り組みでご準備いただきたいのです。

同日も、(公社)チャンス・フォー・チルドレンへのご寄付
お願いしたところ、9,000円お寄せいただきました。
ありがとうございました。
雲南で「自治を支える・促すためのデータ活用」勉強会でした! [2017年04月13日(Thu)]
昨夕はおっちラボにお招きいただき(というより、こっちから
押しかけて!)「『自分たちで決めて 自分たちで担う』自治を
支える・促すデータ活用 - 予測、可視化、アンケート -」と
題して、文字通り、地域の住民から議員・首長・行政職員など、
多様な、しかし、ちゃんと判断してもらわないと、ちゃんと
動かない=困ることになる存在の方々が、「自分たちで決めて
自分たちで担う」自治をしっかり進めていただくための材料
として、データをどう集め、まとめるかという点について、
詳細な具体例をもとにお話しさせていただきました。

お忙しい中ご参加くださった(しかも、ほとんどの方が、
「データを使った川北の講座」とか「エクセルの勉強会」
といった断片的な情報しか共有されていらっしゃらなかった
ようですが。。)20名ほどのみなさま、ありがとう
ございました!
会場でお示しした資料を、下記に添付しますね。
1704_research_analysis_unnnann.pptx

ファイル内の資料は、いつもと変わりませんが、当日は
「その元データの在りか」や「集計方法」、さらに
「仮説に基づき、どのように設問するか」といった点まで、
かなり細かくお話しさせていただきました。

みなさんの地域でも、ぜひ、地域の住民の方々が
将来を見通しして判断し、さらに深く広く共有するために
表やグラフの形式で示すとともに、アンケートで内心を
たずね、それをクロス集計して特性別の志向や課題を示す、
といったことが、ますます求められます。
中標津で「小規模多機能自治講演会」でした! [2017年04月08日(Sat)]
昨晩はなかしべつ町民活動ネットワークにお招きいただき、
「わたしたちのまちを未来につなげよう!」と題して、
同町における小規模多機能自治の必要性や
ポイントについて、お話しさせていただきました。
急なご案内にもかかわらず、事前のお申し込みを
大幅に上回る100名近いみなさまにご参加いただき、
本当にありがとうございました。
会場でお示しした資料を、下記に添付しますね。
1704_sodo_basic_nakashibetsu.pptx

これまで人口が増え続けてた同町にとって、今後は
人口減少も、高齢化も、加速度的に進みます。
未来が過去の延長線上ではない以上、
その変化、それも、厳しい変化に備えるために、
厳しい冬と同じように、来ることがわかっている以上、
地域にできることを、どう増やし、積み重ねていくか。
判断と実践を進めていただけることを願っています。

同日も、(公社)チャンス・フォー・チルドレンへのご寄付
お願いしたところ、6,700円お寄せいただきました。
ありがとうございました。
北見で「地域企業の持続可能性を高めるために」でした! [2017年04月08日(Sat)]
4月4日夜、北海道中小企業家同友会オホーツク支部に
お招きいただき、地域企業の持続可能性を高めるために
未来に予測される変化に、どのように備えるかについて
お話しさせていただきました。
お忙しい中、しかも、暖房のトラブルで、開始時7度、
終了時でも11度という会場で辛抱強くお聴きくださった
みなさま、ありがとうございました!
会場でお示しした資料を、下記に添付しますね。
1703_sodo_basic_kitami.pptx

国内においては人口減少と高齢化が、さらに、世界に
おいては競争がさらに激しくなる今後を見通すと、
地域に根差した企業にとって最も重要なのは、
「何屋であり続けるか」であることよりも、
「地域と世界の中で、誰に何をどう届ける企業であるか」
という問いに答えるために、常に進化し続けること。
同じことを同じように続けるのではなく、顧客と
従業員と、もちろん自分の利益のために、将来に
どう備えるかを、ご自身だけでなく、志を同じくする
仲間の方々と、考え、決め、試し、積み上げていただき
たいと願っています。
静岡市創生推進会議でした! [2017年03月28日(Tue)]
今日夕方は「静岡市創生推進会議」にお招きいただき、
同市の未来を見据え、どう備えるかについて、他の委員の
みなさんや、静岡英和女学院の生徒さんたちからのご提案や
ご意見を伺いながら、これまでを踏まえたこれからを見通し、
それに備えるための施策や事例についてお話しさせて
いただきました。
会場でお示しした資料を、下記に添付しますね。
1703_shizuoka_sosei_kaigi.pptx

「2060年まで」の人口ビジョンを策定するよう、国が
求めた最大の理由は、(2030年まで、のような)
「このままの延長線上」ではなく、1.5世代先を見据えて
どのような状況が予測されるか、それを少しでもより良い
状況へと導くために、どのような施策が求められるかに、
真摯に向き合っていただくため、です。

それを決めることも大切ですが、決めた後に、しっかり、
やり切るだけではなく、常に進化・改善を積み重ね続ける
こと。その意味では、このような会議体を独自に設け、
積極的にフィードバックとさらなるアイディアのやりとりを
する機会を設けていらっしゃることは、とてもすばらしいと
感じます。

ですが、状況は楽観できない、これまでの延長線上では
決してありえない状況です。だからこそ、しっかり
見通して、判断して、改善を積み重ねる。
より踏み込んだ取り組みが進むことを期待するとともに、
しっかりお手伝いしたいという思いを新たにしました。
佐倉市中志津地区で「しごとおこしセミナー」でした。 [2017年03月27日(Mon)]
昨日午後は佐倉市中志津地区にお招きいただき、
(特)ワーカーズコープ主催の「しごとおこしセミナー」で
同地区における小規模多機能自治の必要性や進め方について
お話しさせていただきました。

知事選、マラソン、ミニさくら(ミニミュンヘンの佐倉版!)と、
地域にとって大切なことがいくつも重なった寒い雨の中、
ご参加くださった40名ほどのみなさま、ありがとうございました。
会場でお示しした資料を、下記に添付しますね。
1703_sodo_basic_sakura_nakashizu.pptx

昭和40年代に入居が始まった「かつてのニュータウン」として、
所得や教養の高い住民の方々が中心でありつつ、しかし、すでに
高齢者率が30%を超えている地域としては、これまでしてきたことを
そのまま続けているだけでは、変化に対応できません。
しかも変化は、これからも続きます。現状と今後に備える地域づくりは、
先を行く地域だからこそ必須。すでに地域組織を特定非営利活動法人と
して運営していらっしゃる先駆性がおありだからこそ、さらに進めて
いくための視点や、他地域の取り組みに学ぶことの大切さをお伝え
したのですが、うまく使っていただけますかどうか。。

同日も、(公社)チャンス・フォー・チルドレンへのご寄付
お願いしたところ、2,010円お寄せいただきました。
ありがとうございました。
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