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川北秀人on人・組織・地球

「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に、市民団体(NPO)・社会事業家(ソーシャル・アントレプレナー)や社会責任(CSR)志向の企業のマネジメントの支援や、市民・企業・行政の協働の支援などに奔走する、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者の毎日の、ほんの一部をご紹介します。


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SEIN@堺 ユカワ マユミ
「社会の動かし方・業界の育て方を考える合宿」 (12/01)
川北 秀人
中前忠さんの視点と指摘 (11/22)
20歳代半ばまでの「心がけ」と「経験」 [2008年10月03日(金)]
かつて、環境や福祉をテーマに就職活動したいという
方々のための「就職塾」なども開いていたこともあり、
20歳代半ばまでに、どういうことを心がけ、
どういう経験をすべきかについては、お話しする機会も
多かったのですが、実に久しぶりに、そのご質問を
いただきました。

まず、いただいたご質問を紹介しますね。
個人名が特定されるかもしれない部分は、少し抽象化してあります。
「1つめは、「心がけ」です。
 僕は、自分が思う「社会が必要としている価値」を提供する
 仕事がしたいと常々考えています。
 そのため、【環境関連の活動】や、留学生のための
 翻訳ネットワークづくり、【社会起業家支援プログラム】の
 事務局など、自分が責任を持って行え、かつ意味があると
 信じられることを、価値の提供と修行を兼ね、行ってきました。

 こういった文脈で自分の実力・経験不足の深さと領域について
 考えた結果、来夏からは自主事業を譲り、【コンサルティング系の
 会社】で修業することを決めました。その際に、もっとも心がけて
 いくべきことは何でしょうか。

 2つめは、川北さんが講義でお話しされたような、重要な各概念を
 体得する方法です。ひとつにはアンテナを張りながら経験を
 積み重ねることしかないでしょうが、他にいい方法があれば、
 ぜひともアドバイスをいただきたいです。」

(回答は、続きをご覧ください)
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「東海若手起業塾」スタート! [2008年04月17日(木)]
ブラザー工業の創立100周年を記念した社会貢献事業として、
東海若手起業塾」がスタートしました。
今日(4月17日)は、その第1期の選考会。
すでにチャレンジを始めている10人の若者(という言葉を
使わなきゃいけなくなった自分が悲しい。。)の
プレゼンテーションをお伺いしました。
せっかくの機会なので、個別にコメントしますね。
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NEC社会起業塾 第6期、最終報告会でした。 [2008年04月12日(土)]
2002年に始まったNEC社会起業塾は、今年で第6期。
わずか半年あまりのプログラムなのですが、その最終報告会が
今日、開かれました。
その場で申し上げたことを含め、それぞれにコメントしますね。
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中前忠さんの視点と指摘 [2008年01月10日(木)]
本当に遅ればせながらですが、あけましておめでとうございます。
本年も、みなさんの団体や地域を少しでも良くしようという営みの
お手伝いに、微力を尽くしたいと存じます。
どうか、よろしくお願いします!
このブログも、更新頻度がすっかり落ちてしまっているので、
せめて「週刊」ぐらいにはしたいと、反省しております。。。

その第1弾は、新年にふさわしく(?)視点のお話しから。
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NEC社会起業塾 第6期、始まります。 [2007年08月21日(火)]
2002年に始まったNEC社会起業塾は、今年で第6期。
社会にとって大切なニーズに挑もうという意欲を
しっかり明確に持った若者が、
続々と活躍してくれているので、
応援している側としても、うれしい限りです。

第6期のメンバーを選ぶ「公開マッチング・
プレゼンテーション」が、今日、開かれました。
その場に挑んでくださった方々に、個別に
お伝えできなかったことを、以下にまとめておきますね。

(特)TRYWARP 虎岩雅明さん
テーマ設定とパッケージ化が適切なので、今後5年間は
心配しなくても大丈夫。大学も、地域貢献は重要だと
気付きつつあるので、参加・協力するでしょう。
気になるのは、「学生がPCを教えることでできたご縁」を
経済的・非経済的に、どう続けるか。
それはSNSでは決してできないことで、
リアルな生活の中で、どう接点を具体的につくるかを、
意識的に仕掛けていかないと。
昔ながらの方法は、個々のお店を楽しむ機会をつくることと、
祭りのように「地域にとって大切なイベント」をいっしょに
つくること。
まず、西千葉で、しっかりやりましょう。

楽患ナース(株)岩本貴さん
「相談しよう」という意欲も高いし、それに対価を支払おう
という人たちだけを対象にするなら、普通の会社。
「社会的なテーマに挑む」なら、「すべての患者」ではなく
特に緊急性や重要性(象徴的な意義や波及効果)の高い
人々のために、明確な焦点を打ち出すことが大切です。
もちろん、無理にそこまでがんばらなくてもいいので、
(すでに始めていらっしゃるような)生命保険会社や
フィットネスクラブとの連動や、少額保険制度なども
展開のモデルでしょう。

United Children JAPAN 鈴木稔人くん
ぜひ、そのキャラクターで、あと60年生きてください。
事業としては、申し訳ないけど未熟。
組織も事業も、それ自身は目的ではなく、あくまで手段であり、
「社会事業」は、ニーズが明確でなければ、意味がありません。
たとえば「(それぞれにとって大切な)まちづくり」に挑む
中学・高校生のための活動の場をつくるのなら、
「学校を超えた『地域のまちづくり部』」という部活を
全国各地で始めてもらい、それの取り組み方や成果を競う、
といった方法もあるよね。

ippoプロジェクト 福井佑美子さん
マーケットは、あります。リソースも、ない訳ではない。
あとは、どこで、どれだけ掘り下げて組み立てるか。
弁当やカフェなら、絶対に街なか。
お菓子なら、住宅地でもアリ。
どこで折り合いをつけるかは、早く決めましょう。
最後の立ち話で申し上げたアプローチは、どうかお早めに。

旅のお手伝い楽楽 佐野恵一くん
同じテーマで、すでにリピートがいっぱいなぐらい
顧客から信頼されている「先行者」がいらっしゃる以上、
その人たちとはどう違う価値を生むのか。
単に「役に立ちたい・お手伝いしたい」から、
「この手法・切り口なら、自分たちが最善」といえるぐらい
掘り下げることから、絶対に逃げないこと。
2年前にも言いましたが、
「京都のバリアフリー観光の第一人者」や
「関西のテーマパークのバリアフリー旅の第一人者」と
言ってもらえるようなポジショニングを確立するために、
周囲のチカラをしっかり生かし、プロデューサーとしても
動けるよう、スイッチを入れ替えてください。

日本患者学会 深田雄志さん
事務の効率化は確かに大切ですが、
事務ができなくなってしまう団体には、運動はできません。
患者会は、その存在自身が大切なのではなく、
当事者としてどういう運動を働きかけるのかこそが重要。
ならば、僕が質問したように、どの患者会を支援することが
最も重要なのかを、まずあなた自身が理解できていないと、
単なる便利屋で終わってしまいます。

NPO東海道・吉原塾 杉本絵美さん
続けて買ってもらうためには、どうしたらいいか。
顧客を増やし続けるためには、どうしたらいいか。
それを考えることにだけ専念するのであれば、
「店を持って家賃を払い続ける」ことよりも、
楽しく買い続けてもらう「関係を育てる訓練」を
36か月間続けたほうが、いいと思うけど。

夢職人 岩切準くん
すでにプログラムをしっかり持っていることは、何よりも強い。
次に、単価を上げていくことと、子どもたちの将来に
役立つチカラを育てることの両立を本気で考えるなら、
「インド人にモノを売る力が付く英会話教室」や
「中国人にモノを売るチカラが付く中国語教室」とか、
「学校に毎日行き続けたくなる・しっかり勉強したくなる
ための、子どもからの100の(現実的な)提案づくり」
といったプログラムが大事だと思うけど、どうでしょう?
「地域の課題に挑む事業を応援する」ブログ開設! [2007年07月07日(土)]
先日、ご紹介した「志援◎循環プロジェクト」をはじめとする、
経済産業省の新たな補助事業
「地域新事業活性化中間支援機能強化事業」
にかかわる3つの団体(ETIC.、起業支援ネット、
ハットウ・オンパク)と、志を同じくするedgeの動きを
お伝えするブログが、スタートしました。

題して、
「地域の課題に挑む事業を応援する!」です。

今年度いっぱい、各団体が展開する事業の中で、
みなさんにお伝えしたいことを、バンバンご紹介していきます。

右のリンク集にも挙げておきました。
どうか、ご活用ください。
チャレコミ3年間のフィナーレに [2007年03月02日(金)]
ETIC.が運営し、経産省が資金を提供した「チャレンジ・
コミュニティ創生事業」は、今年が3ヵ年の最終年。
そのしめくくりのフィードバック・バーチャル・ボード・
ミーティング(つまり、外部の人たちも含めた戦略会議)が
5時間にわたって開かれました!!

そこで申し上げたコメントを、少しまとめてご紹介します。

ハウ・インターナショナル 濱野くん
今日の発表としては、
「こういう会社でこれだけインターンしてほしかったけど、
これだけしかできなかった。今後は特に、こういう会社に
こんな学生を結び付けたいんだけど、ヒントください!」
と呼びかけてほしかったよね。
まちの課題を主軸に据えて、それを解決するために、
どんな企業とどんな学生をつなげばよいのか、そのために、
どんなかかわりができればよいのかを、まず全体像として
明示すること。そのうえで、自社が投資すべき資源を限定して、
他社や行政、大学やNPOなどをどう巻き込むかを、
早期に決めて!
そのためにも、飯塚のポテンシャルを、可視化できないだろうか?
たとえば、インターンシップ経験者の起業意欲に総学生数をかけると、
「地域にこれだけ社数が増えるかも!」とか、
「こういう会社とこんな学生が結びつくと、これだけ売上が増えるかも」
と示すことができるよね。

南の風社 宮脇さん
ニーズ把握とマッチすべき人材との関係づくりについて、
きちんと成功しているから、ここまでできたんですよね。
すばらしい。
今後は、地元町村の関係課をどう巻き込むか(それも
地元の方々の
主導で)、高校生や近隣地域などに横展開するために、
「これだけは必須」とか「こういうこともできてると、
もっとうまくいく」という要素を整理して
パッケージ化できるかどうか、の2点。
夏を仕掛ける前に、つまり春の事業の間に、
ぜひきちんと仕込んでください。

Eyes 横山さん
学生を巻き込むチカラは着実に育っているようなので、
あとは、「企業をどう巻き込むか?」と、
「学生に求められるスキルをどう育てるか?」の2つを
掘り下げましょう。
どんな企業に、どんなテーマや人材が求められているかを
もっともっと徹底的にリストアップするとともに、
ECとか、事業経営の基礎とかを、インターン中に
継続的かつ具体的に学べる機会を、ぜひつくってください。
しばらくの間は、瀬戸内側のニーズに集中して掘り下げて、
ある程度の基盤が見えてきたところで、
南の風社の協力を受けて南予に行く、という考え方もいいのでは。

大阪府立青少年会館 松崎さん
大都市の行政関係施設(の運営団体)という強みを
最大限に生かすためには、熱心な参加者や理解者を、
プログラムの運営支援者や共同開発者に育てていく、
というプログラムをつくってもいいですよね。
具体的には、主催するプログラムに募集するのは1年生だけで、
2年生・3年生には、運営のアシスタントや、
企業や大学に対するリサーチャーとして参加してもらう、
という工夫も求められるのでは?
今後、高校生対象のプログラムづくりなども求められることを
視野に入れると、「インターンシップの参加者を増やす」こと
ではなく、「チャレンジを促す基盤を育てる」ことに力点を
置くことも大切ですよね。

JAE 山中くん・坂野くん
着実に事業も人材も育ってきてるので、それには安心してます。
今後は「大阪のこういう課題に、こういう切り口の
インターンで取り組んでいく」という見せ方も必要。
「教育」を切り口にするなら、どんな小中学生・高校生を
育てられるような教員を育てるために、どんなインターンを
経験してほしいのかといった、次の通過目標からの逆算を
明確に示してください。

デュナミス 渡辺くん
学生が巻き込めなかった理由は、なんだろう?
おそらくは、インターンに参加してる学生が成長してる様子を、
周囲の学生たちが見てないからだよね。
すると、コーディネーターに求められるのは、
マッチング後に学生を育て続けられるカリキュラムや、
他の学生たちに見せる機会を、どこで(場所も時間も)
どんな雰囲気で設けるか、というコミュニティづくり。
せめて300人の学生が、10人の学生に刺激されて、
「他のヤツの話も聴きたい!」という気持ちにできないと、
拡がっていかないよね。
大丈夫。あなたならできるから、明日からやってください。

ASKネット 毛受さん
高校生フェスティバルを持っているという、とてつもない
強みを生かすためには、他のCPと同じアプローチを
とる必要はありませんよね。
「教えること」「教える場づくり」が得意な団体にとっては、
マッチングやコーディネートを個別に開発することより、
学生自身がチームをつくる形式のほうが、得意だろうしね。

吉原宿 三浦くん
学生が各学内でサークルをつくるところまで来たのは、
よかったよね。目の前のまちに求められることを、
着実にやってきたことの成果だと思います。
次のステージは、「商業高校(や工業高校など専門課程)生の
地域起業チャレンジの聖地」となること。
他の地域の商業高校や工業高校から、夏休み限定でインターンを
受け付けて、「5週間で売り場づくりができる」というプログラム
にして、吉原では1年生がそれを経験したら、2年生以降は
他の(厳しい)地域でチャレンジする、という方法もあるよね。

明天 貝沼くん
ここまででき(かけ)てきたネットワークや信頼を、
次のステージに結びつけるためには、
「本郷焼を次のステージに持ち上げるために、
足りないパーツは何か?」を包括的にとらえて、
そこにインターンシップを結び付けていく、ということ。

インフラストラクチャー(基盤)には2種類あって、
道路や鉄道のように「足し算」でいいものと、
通信や郵便のように「掛け算」で考えねばならないものがあり、
従来の行政や業界は、すべて足し算で考えてきましたよね。
ところが、基礎的なインフラがこれだけ整備されてくると、
小さなパーツが欠けているだけで、他とまったく勝負できない、
という状況も生まれつつあります。
だからこそ、インターンシップは、地域にとって有効なのです。

G−net 秋元くん
岐阜という地域と、あなた自身という資源を掛け合わせて、
どんな化学反応を起こし続けたいのか、というシナリオを、
しっかり掘り下げて考えてください。
あなたの強み(というか感性)で考えれば、長期的に
同じ方向で進め続けるのは不得意なんだから、
「今年のテーマ」を明確に打ち出して、
「来年に向けて準備すべきこと」もしっかり実験してね。

サッポロソウル 横井くん
あなたが得意なビジネス系の起業家育成のプログラムは、
今後も(特に今年の夏も)徹底して続けてほしいんだけど、
そういう人たちと、NPOバンクの事業者組合員
(つまり、バンクの融資を受けた人)とをめぐり合わせる
機会を、早急につくってください。
これは、札幌でしかできない、特権とも言えることだからね。

JICC 島田くん
繰り返しになるけど、企業が「よかった!」と言ってくれてこそ、
インターンシップは続き、口コミで拡がるのです。
目の前の岩見沢の企業の課題の解決に、具体的に
貢献してこそ、学生も達成感を感じ、地域も重要性を
認めてくれるのです。
そのために、あなたにできることは、
(1)今年度インターンシップを経験した学生に、
  「次にインターンする学生のための手引き」と
  「次にインターンを受け入れる担当者のための手引き」を
  簡単でいいから、自分たちの力でつくること。
(2)インターンを送っている企業から、逃げないこと。
  「困ってないですか?」「もっとできることないですか?」
  って、自分に答えがなくても、まず聞き出すこと。
  その答えを用意できるように、文字通り「駆け摺り回る」こと。
(3)先輩に食い下がって相談すること。
  ETIC.でも、横井くんでも、相談に乗ってくれるんだから、
  たとえば毎月、質問しなさい。
リベンジの結果は、いつ、報告してもらえますか?


途中でも申し上げましたが、
インターンシップは、今後も、必要性が高まることは
あっても、下がることはありません。
だって、20年後も30年後も、みなさんの後輩たちが
地域で育ち、力強い経済の担い手になるためのきっかけを
得るための手法として、インターンシップより良い方法は、
ないでしょ?

すると、CP(コミュニティ・プロデューサー)の卵である
みなさんがすべきことは、地域の課題をより広い視野でとらえ、
その課題に、地域の資源である若者が参加することで、
解決や変化を促すことですよね。

つまり、どの企業にどんな学生を送り込むかではなく、
その学生がその企業の中で活躍し続けるための支援を
することこそが、CPの卵の役割なのです。

意欲が不足しているなら、個別面談したり、他の学生と
交流して相互に意欲を高めあう場を設けたり、
スキルが不足しているなら、現場で求められているのに
自分にはなくて悔しい!という気持ちになったところで
学ぶ場を設けたり、という努力が求められるのです。

「長期実践」は、目標ではなく、結果です。
短期に冷静にレビューして、課題に挑んでも
解決が難しいようなら、そこで区切って別の人や方法を
試すということも大切です。
どうかこれからも、地域の課題のために、加速し続けてください。
また別府に行ってきました [2007年02月15日(木)]
ETIC.が経済産業省の資金を得て運営している
「チャレンジ・コミュニティ創生事業」で支援している
チャレンジ・プロデューサーと特別研究員
(つまり、コミュニティ・プロデューサーの卵たち)
約40人とともに、1月中旬に別府を訪れました。

コミュニティの潜在的な可能性を基盤に、
コミュニティを育てる事業にチャレンジしている若者たちに、
それをやり遂げつつある別府の姿を、
表からも裏からも、その担い手とのしっかりした
関係づくりも含めて、紹介したかったのです。

1月18日は、オンパクをはじめとする数々の
プログラムのロジを一手に支える野上泰生さんから、
これまでの経緯を教えていただき、
2つのコースに分かれて、まち歩き。
(そもそも「まち歩き」を初めて体験したヤツも
 いるようですが、コミュニティにかかわるときに、
 歩いたことがない、歩く眼線で考えたことがないのは、
 根本的な問題!)
その後、竹瓦温泉の2Fで、立命館アジア太平洋大学
(APU)の学生たちとの交流・意見交換会。


この場のすごいのは、学生たちは事前からご存知でしたが、
前日に地元のメーリングリストに簡単に紹介されただけで、
20人以上の大人が集まったこと!
若者たちの意見のやり取りを、じーっと見つめる大人が
いることが、別府のすごさでもあります。

その夜は、栗田さんのヒットパレードクラブで深夜まで!

翌19日は、3つのコースに分かれて、まち歩きを
再度体験し、鉄輪の冨士屋ギャラリーに集まって、
「別府への提案」と、「各自の地域に持ち帰るプラン」
をまとめたはずです。
(みなさん、どうでしたか?
 概要をコメントで書き込んでください。)

何よりも残念なのは、その後の地獄蒸しを食べずに、
帰ったこと。うーん。。。

これを書きながら思い出したのは、僕が別府を訪れたのは
今回がたった4回目だということ。
なのに「帰ってきた」という感じがするのは、
お会いする人たちのホスピタリティの高さのためです。
こういう場や空気をつくることこそ、
コミュニティ・プロデュースの醍醐味ですよね。

野上さん、鶴田さん、菅さんをはじめ、みなさま、
今回もとってもお世話になりました。
岸ママ、米倉さん、次回はじっくりお話しさせてください。
Style 4thファイナリストたちへ [2007年02月15日(木)]
2月10日、ETIC.主催の社会事業家コンテスト
(プラン・コンペティションでないところがミソ)、
Style 4thが開催され、審査にお招きいただきました。

結果は、優秀賞がお二人(岩本真美さんと山本繁くん)、

特別賞がお一人(洲濱正明さん)。
せっかくなので、ファイナリスト6人全員に、
申し上げたかったコメントを、紹介しておきます。
(プレゼンテーション順です)

山本くん(ことばのアトリエ:オールニートニッポン)
 2月10日=ニートの日!に、めぐり合わせた幸運も
 ありますが、プレゼンテーションがすごくよかった。
 自分の活動歴から、「なぜその事業にいたったか」を
 説明したことが、ニーズと、あなた自身の主体性を
 同時に確認させる、すごく重要な機会になりましたね。

 これまで、参加者(当事者)の自発的なコミュニティづくりに
 力を入れるために、プログラムの精度を高めるより、
 自主性を尊重してきたと思うんだけど、
 そろそろ、ニートを卒業することを促すのか、
 ニートにとって居心地のいい場づくりに徹するのかを
 自分自身で早めに決めてください。

 ただ、審査の際にも指摘されましたが、
 ネーミングは(トキワ荘も)、あまりにアングラ過ぎて、
 知的所有権の問題として、かなり無理があるかも。

柴田さん(柴洋(柴田洋裁学校):洋裁カフェ)
 Styleに「ライフスタイル部門」ができたら、
 必ず入賞します。つまり、あなたの生き方は
 とってもすばらしいし、共感も高いんだけど、
 「事業」として育てるプロセスを、もう少し深めたい。
 あなたは情熱を言葉と行動で示して、
 「番頭さん」と一緒に実現し続ける、という
 次のステージづくりが必要です。
 最初の3人は、独立を促すのではなく、
 一緒に次の店舗をつくる、という方向で考えては?

 ちなみに、「洋裁カフェ」というビジネスモデル自身は、
 すごく魅力的です。
 口頭でも申し上げましたが、ショッピングモールの中とか、
 大きな事業所の近隣とかも、いい候補地ですよ。

洲濱さん(自然放牧牛乳)
 自然放牧の大切さを説くだけでなく、なぜその場所で、
 なぜその(牛の)種でなければならないのかと、
 それをどんな人たちに、どう食べて(飲んで)
 欲しいのかを、もっと掘り下げないと。

 島根は、中国山地は、放牧の好適地である以上、
 単に放牧するだけでなく、単価が高くても
 買い支え続けてくださる方々のコミュニティを
 どうつくるかまで踏み込まないと、続きません。
 100人だけか、1000人までか、
 1万人まで持っていくのか、早く決めてください。
 それさえ決めれば、チャネルづくりは早いからね。

柳さん(八丈島での映画撮影)
 審査員が全員、同じことを繰り返し、別の切り口から
 聞き出そうとしてたのに、気付きましたか?
 あなたが映画を撮りきれるであろう意欲と
 人的な魅力を持っていることは、よくわかりました。

 問題は、そこから先です。
 映画はメディア=手法に過ぎず、目的として、
 その映画を何のために、誰のために、どう活用するのかを
 今のうちから、徹底的に掘り下げておいてほしい、
 ということ。毎日15分間は、必ずこのことを考え、
 文字にする習慣を付けてください。

岩本さん(ニート・引きこもり青少年によるカフェ経営)
 賞を受けるにふさわしい人柄と取り組みで、審査員の
 意見は、満場一致でした。
 メールでもお返事くださいましたが、
 「どんなことができる人に、何を手伝ってほしいか?」は
 これからも、ガンガン発信してください。
 また、そういう人の受け入れの準備も、日程を決めたり、
 慣れたりわかってもらったりするための流れを決めたり、
 それなりに、しておいてください。

 また、今回、メンターになってくださった方たちも、
 決して離さないように。
 次にいつ会うか、何を相談するか、決めて伝えてね。

伊藤さん(生前からしっかりかかわる葬儀のデザイン)
 このテーマや取り組みの必要性は、すでにこれまでも
 さまざまなかたちで指摘され、具体的なプログラムも
 あります。
 だとすれば、あなたらしさを思いっきり強調するか、
 あるいは、既存サービスの活用・連携を基盤としつつ、
 今までにない部分を付加するか、いずれかが必要。

 また、お話に具体性を加えるためには、
 まず、誰かのお手伝いをしたほうがいいよね。
 あなたが最も手伝いたい人のケースをまず経験して、
 その人に、次のケースを紹介してもらって、というように、
 現場をつくりながら、次の段階に進んでください。

ちなみに、これは交流会の2次会で、
ETIC.山内くんと、edge実行委員会事務局長
(IIHOE客員研究員)の赤澤くんのツーショットです。
edgeファイナル、おつかれさま! [2006年11月24日(金)]
昨日、大阪を眼下に臨む梅田スカイビル36Fで、
edgeのファイナルが開催されました。

今年で3回目。
第1回のプレイヤーとして参加して下さった方々から、
各分野で活躍される先輩社会事業家まで、
さまざまな方々がご参加くださいました。
本当にありがとうございます!
特に、基調講演してくださった谷口奈保子さん、
お忙しい中に審査に駆けつけてくださった石川治江さん、
本当にありがとうございました!!

このように、さまざまな立場の方々がご参加くださる
コミュニティを運営することこそが、私たちのねらいであり、
それが形として実現しつつあることを、
心からうれしく感じています。

で、詳しい結果は、edge事務局の公式ブログを
ごらんいただきたいのですが、僕から各団体に一言。

菊池くん(インターナショクナル:食の多文化共生)
 セミファイナルからわずか5週間の間に、これだけ動き回って、
 きちんと周りを巻き込み始めることができたのは、
 ニーズに対するあなたの認識の深さを、うかがわせるものです。
 だからこそ、毛利くんも西上さんも、協力してくれてるんだから。
 次のステージは、当事者がマークをどんどん活用してくれることと、
 マークをつけてくれる企業(メーカーも店も)をどんどん誉めること。
 このペースで、どんどん巻き込んでってね。

嘉村くん(NPOのためのネット・コミュニティ)
 事業内容が具体的なのに、プレゼンテーションが弱く感じられた
 のは、各団体にどう役立つのか(団体にとっての成果)、
 それが地域の暮らしにどう役立つのか(社会にとっての成果)を
 具体例を挙げて示せなかったこと。
 ぜひ、すぐにでも掘り下げるように。

杉山くん(教職を目指す学生のサークル支援)
 各大学で自発的に活動する団体の支援が大切だというなら、
 各団体の活動内容を具体的に見せて、それを支えることが
 地域の改善につながりそうだなぁ、という印象を与えることが大切。
 つまり、なぜ、どのように支えればよいのかを納得できるよう、
 事実をもとに説明できるように、掘り下げること。
 サポートは心がけではなくて、具体的な成果が期待できる
 プロセスが見えないと。

春名くん(ネクタイしたい!人への支援)
 人を巻き込むことは、作業を丸投げすることとは違います。
 だって、edgeって、一人じゃできないでしょ?
 だから周囲に声をかけて、その人たちが大切だと感じてくれて、
 自発的に動き出してくれるから、edgeは実施・継続できるのです。
 菊池くんにできることが、なぜあなたにできないのか。
 それは、「自分だけでも、どうにかできる」と思ってるからだよ。

森さん(島根での地産地消を拡げる)
 単なる野菜・惣菜売場にならないために、どう組み立てるか。
 治江さんもおっしゃってくださいましたが、
 とにかく周りを巻き込めるように、自分たちの核を決めること。
 次に、自分たちの個性を確立するために、短期のトライアルを
いくつもいくつも挑み続けること。
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