日本財団公益コミュニティサイト CANPAN CANPANブログ:公益法人,NPO,CSR,社会貢献活動のための無料ブログ

川北秀人on人・組織・地球

「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に、市民団体(NPO)・社会事業家(ソーシャル・アントレプレナー)や社会責任(CSR)志向の企業のマネジメントの支援や、市民・企業・行政の協働の支援などに奔走する、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者の毎日の、ほんの一部をご紹介します。


カテゴリアーカイブ
最新記事
リンク集
最新コメント
ADDSの熊です
NEC社会企業塾 第8期報告会 続報! (03/15)
ADDSの熊です
NEC社会企業塾 第8期報告会 続報! (03/15)
川北 秀人
中前忠さんの視点と指摘 (03/06)
プロフィール


http://blog.canpan.info/dede/index1_0.rdf
損保ジャパン主催「名古屋CSRフォーラム」でした [2010年02月12日(金)]
損保ジャパンでは、本社のみならずグループ会社や代理店などの
方々にも呼びかけた、CSRの勉強会を随時開催していらっしゃいますが、
今日は名古屋で、約60名の方々がご参加されて開催されました。

その中でお話しした資料を、下記に添付しますね。


特に、人的多様性については、「社内でどう対応するか」ではなく、
「特徴を持つ市民の代表が社内にいるんだから、
その人たちの意見や特徴を最大限に生かして、
マーケティング上、ビジネス・プロセス上、生かせないか?」
と考えるのが、欧米の先進企業の基本スタイルです。
ぜひ、そのあたりまで、踏み込んでみてください!

CSRの最前線は、本社ではなく、支店や営業所、代理店などの
日常業務の社会との接点そのもの。
だからこそ、トップダウンではなく、ボトムアップでの取り組みが
求められ、成果を出しやすいんですよね。
今後も引き続き、自分たちへの期待を、行動や成果へと結びつける
きっかけとするために、こういう機会が増えてくださることを
願っています。
NSC生活者部会で「2020年を見据えた企業内環境教育」のお話し [2010年01月21日(木)]
1月15日(金)に、サステナビリティ・コミュニケーション・ネットワーク
(NSC)の生活者部会にお招きいただき、
「会社と社会の持続可能性を高めるために
2010年代を俯瞰した企業内『環境教育』の考え方・進め方」
というテーマで、お話しさせていただきました。
その資料を、添付しますね。


このお題をいただいて気付いたのは、
企業における環境への取り組みが深まったり拡がったりしているのに、
企業における環境教育をどう進めるかについては、
私たち市民団体からの働きかけが、体系的でなかったり、
単発的だったり、領域が狭かったりと、とにかく、不十分だったこと。

企業を刺激し、加速するのは、私たち市民の責任ですが、
その責任をしっかり果たすためにも、「自分たちの活動を拡げる」
ためではなく、「社会とともに社会を動かし、変える!」ことに
しっかり目と腰を据えた取り組みが必要だと、再認識しました。
今年の一村一品、激戦です! [2010年01月11日(月)]
ストップ温暖化「一村一品」大作戦は、今年度が3回目。
昨年度から実行委員に、そして今年度は審査委員にもお招きいただき、
つい先ほど、書類審査(1次)を終えました。

いやー、今年も、めちゃめちゃ面白い!
しかも、激戦です!!
これまでの審査委員のみなさんのご苦労が、よくわかりました。。。

さすがに47都道府県の代表(今年は応募総数1,394件から選ばれた47件)
だけあって、めちゃめちゃレベルが高いです。
その全国大会(つまり、公開プレゼンテーション)が、
2月13日に、東京で開かれます!

CO2の削減に、企業や地域で取り組まれていらっしゃるみなさま、
ぜひ、ぜひ、ご参加ください!
お席に限りがありますため(各県からの代表の方たちだけで、かなりの数なので。。)
ぜひ、事前に、事務局にお問い合わせください!
(「僕のブログを見た」と、おっしゃってみてください。。。)

もうひとつ、実は明日(1月12日)から、ウェブでの投票も始まります。
みなさまからご覧になって「これは!」というものには、
ぜひ、投票をよろしくお願いします。

各県の代表のみなさま、発表の完成度より、取り組みの拡がりを
少しでも進めておいていただけるよう、よろしくお願いします!
静岡県労福協で「CSRの基礎」をお話ししました [2010年01月10日(日)]
昨年10月、静岡県内の労働金庫や全労済などが
構成する、静岡県労働者福祉協議会(労福協)にお招きいただき、
構成団体の従業員のみなさま100名以上の方を対象に、
CSRの基礎に関するお話をさせていただきました。

同日の、私の講演の後に行っていただいた、グループ作業の
結果については、以前、このブログでもご紹介しましたよね。

当日の講演部分の抄録を、同会の機関誌にご紹介いただくことになり、
ご了承をいただいて、このブログでもご紹介できることになりました。
「CSRの基礎を確認したい」という方、どうかご参照ください。
本日お話しできなかったこと。。 [2009年12月17日(木)]
本日 某社でのCSRワークショップにご参加くださったみなさま

本日は、お忙しい中、積極的にご参加くださり、ありがとうございました。
私の時間管理が甘く、結果として時間内に終わることができず
申し訳ありませんでした。

みなさんのご発表の後に、少しお時間をいただいて、
ご紹介したかったのは、お席の上にご用意いただいていた
各社の報告書の「ここは必ずご参考に!」というポイントです。
あまりにもったいないので、この場を借りてご紹介します。
(ご参加でなかった、世の中の多くのみなさまも、
ぜひご参考になさってください。。。)
続きを読む...
「ろうきん森の学校」5周年記念シンポジウムでした [2009年12月09日(水)]
労働金庫連合会の設立50周年を記念して、
2005年から10年間にわたって、日本の里山再生を
テーマに、富士山・福島・広島の3か所で行われる
森林環境教育事業「ろうきん森の学校」。
そのスタートから5周年を記念したシンポジウムが開かれ、
パネル・ディスカッションにお招きいただきました。

同連合会理事長の岡田康彦さんは、環境事務次官も
お務めになられた方で、CSRについて
「法令順守など、社会の中で最低限度果たすべき責任」、
「事業を通じた社会的課題の解決への参画」、
「もう一歩踏み込んだ、社会貢献活動」
の3つの領域があると、的確に指摘されました。

また、福井隆さんは、「地域には、希望づくりが大切。
そのためにも、『自分たちでやるんだ』という気概を持って、
ボランティアなどを受け入れる体制を」と呼びかけられました。

僕がお話ししたのは、今年春に、林野庁の研究会で
お話しした内容でした。


森を守り、生かす人材を、どう維持し、増やすかを
真剣に考えれば、まずは小・中・高校の在学中に、
森林率の特に高い道県では学年を超えた合同合宿を、
それ以外の都府県では、同じく学年を超えた
木のすごさを体験する1日の合同総合学習を、
毎年10万人程度は行っていかないと。
日本経団連で「社会貢献戦略」についてお話ししました [2009年12月02日(水)]
昨日(12月1日)は、とてもあわただしい1日でした。

午前中は日本経団連の社会貢献委員会で、
「社会的課題の中期展望と課題解決に果たすべき
企業の役割」、つまり、2020年までの今後10年間の
世界と日本を俯瞰した上での社会貢献戦略について
お話しした後、名古屋に移動して、昨日からの
「東海若手起業塾」のしめくくりの個別発表を伺って
コメントしたのち、岐阜県恵那市で開かれた、
同市の自治連合会・地域自治区地域協議会の
合同研修会にお招きいただきました。

朝、経団連でお話しした際の資料を添付しますね。

今日の日本の社会経済の厳しさは、一過性のものではなく、
今後ますます厳しさを増す、構造的なものです。
だからこそ、社会貢献も、片手間の単年度の配分ではなく、
中期的な戦略を持った投資にしていただきたい。

そのためには、現物寄付の拡大が重要ですが、現在の
日本の税制では、それを各税務署の裁量で判断することに
なってしまっているために、滞ってしまっています。
欧米のように、一律で現物寄付を認める仕組みをつくらない
限り、現金だけの寄付では、業績に左右されてしまい、
社会への安定的な投資には結び付きません。

こういうテーマは、企業と市民が一緒になって、財務省・
国税庁に働き掛けないと。
ぜひ、企業のみなさまのご協力を、よろしくお願いします!
「価値を創造する助成へ」完売! [2009年11月30日(月)]
すでにIIHOEの団体サイトや、書籍サイト
ご覧くださったかもしれませんが、
IIHOEが2000年5月に刊行した
「価値を創造する助成へ−フィランソロピーの新しい課題」が、
おかげさまで完売しました。

マーケティング戦略論の泰斗であるマイケル・ポーターが、
ハーバード・ビジネス・レビュー(英文版)で発表した論文の
翻訳版ですが、ハーバード大学にメールを送って翻訳権を
取得し、「500冊だけ」という契約で刊行したもので、
逆にいえば、たった500冊売るのに、10年近くかかって
しまった、とも言えるのですが。。。

この論文が英文で紹介された当時、アメリカでさえ、
こういう論文が発表されるぐらい、財団(や企業の
社会貢献)には戦略性が低く、その意義から説明せねば
ならない状況だったことを思えば、今や、日本では、
経費としてではなく、投資として社会貢献を位置付ける、
ということが、ある程度、共通理解となりつつあるという点で、
そのご紹介や、働きかけを続けてきた者として、
少しはお役に立てたのかなぁと感じています。

IIHOEの書籍はいずれも「難しい」とか「わかりにくい」とか
評判が悪いのですが、申し上げていることは、
どれもシンプルな原則で、お読みくださるみなさんが、
どれだけご自身の活動に素直にあてはめていただけるかに、
かかっています。
もちろん、僕の表現力が弱いから、広がらないのですが。。。
社会と企業をつなぐCSRフォーラムでした [2009年11月06日(金)]
CANPANのCSR大賞表彰式を兼ねた、
「社会と企業をつなぐCSRフォーラム」が開かれ、
受賞された企業のみなさんのお取り組みのご紹介に
続くパネル・ディスカッションのお手伝いをしました。

その際に画面に呈示した資料を、下記に添付しますね。


基本的な体制づくりから、現場での取り組みを促すために、
社内外を巻き込んだエンゲージメントへ。
CSRの真価が問われるのは、これからです。
今年、必ず読んでほしいCSRレポート [2009年10月26日(月)]
今年も10社以上から、CSRレポートへの
第三者意見執筆のご依頼をいただいています。
(中には、お断りせざるを得ないものもありましたが。。。)

今年の傾向というか、ポイントと言えるのは、
厳しい経済環境の中で、雇用・人員の削減を、どう適正に
進めたかと、環境負荷削減の手を緩めなかったか、
そして、ワーク・ライフ・バランスや総労働時間管理、
人的多様性などこれまで「人事の担当」とされてきた
ことがらについて、経営企画と人事がちゃんと連携して、
中期的な人的ポートフォリオを見通したうえで、
「働き方・働かせ方を変える」シナリオをどれだけ明確に
持てているか、といったところです。

これらの観点を含め、第三者意見のヒアリングをする中で、
「この会社はちゃんとしてる!」と深く感じ入ったのが、
損保ジャパン、デンソー、日本航空、ブラザー工業です。

各社のポイントは、本当はいくつもあるのですが、
あえて1つずつだけご紹介するなら、
今年で9回目の第三者意見執筆となった損保ジャパンでは、
業務プロセスの抜本的な見直しを行うと同時に、
「紙使用量総合管理計画」を策定して、09年度は
前年比11%減の目標を掲げた取り組み
を始めていること。

デンソーでは、もともと、とっても進んでいる省エネを
さらに進め、工場の稼働率が60%なら、エネルギーの消費量も
60%程度に抑制できるよう、「エネルギーのジャストインタイム」
を展開していること(リンク先のPDFのP56をご参照ください)。
また、同社では従来から、同社の調達先や取扱店を
巻き込んだ取り組み
が、他社を圧倒的に上回る水準で
進んでいます(同P9−10)。

日本航空では、食器やコンテナの軽量化などに加えて、
客室乗務員の荷物も減量するとともに、
今年度からは、客室の日よけを降ろして空調時間を短縮する、
乗客を巻き込んだ取り組みも進めています。

ブラザー工業では、事業のグローバル展開を進める上で、
人的多様性の向上や最適活用が不可欠であると位置付け、
実践を進めるとともに、関連情報も世界各国の主要拠点について
すべて開示しています。

誤解のないように、重ねて付け加えますが、
ここにご紹介していない各社が、ダメだったり、
ちゃんとしていないということではありません。
上記の4社は、着実に進めてきただけでなく、昨年度のような
厳しい環境下でも、エポック・メイキングな成果を実現された、
という点で、画期的だと感じるのです。

「CSRレポートなんて、どこも同じ」だと思っていらっしゃる方も
多いかもしれませんが、いえいえ、そんなことはありません。
上記4社は、ぜひ、隅から隅まで、熟読してみてください。
| 次へ