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川北秀人on人・組織・地球

「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に、市民団体(NPO)・社会事業家(ソーシャル・アントレプレナー)や社会責任(CSR)志向の企業のマネジメントの支援や、市民・企業・行政の協働の支援などに奔走する、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者の毎日の、ほんの一部をご紹介します。


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鳥取で「つながるフォーラム」でした! [2014年07月20日(Sun)]
今日午後は、(般社)とっとり県民活動活性化センターの設立を
記念した「つながるフォーラム みんなの力で、安心して暮らせる
とっとりを!」と題された講演会にお招きいただき、堀田力さんの
基調講演に続いて、県内各地ですばらしいお取り組みを続けて
いらっしゃる方々にご登壇いただいた討論の進行役を務めさせて
いただきました。

梅雨明けを迎えたばかりの、夏休み最初の週末にもかかわらず、
熱心にご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました!
会場でお示しした資料を、下記に添付しますね。
1407_tottori_opening_symposium.pptx

今日、お話を聞かせてくださった団体は、さすがご登壇いただくだけあって
本当にすばらしく、また、おもしろいお取り組みでした。

トップバッターを務めてくださった(特)明倫NEXT100さんは、
50年間で人口構成が大きく変わってしまった倉吉市の中心部で、
芸術家の長期滞在を受け入れたり、円形の小学校舎をイルミネーションしたり、
各戸に巣箱を置いてハチミツを取ってお酒にしたり、大きなケヤキの木から
落ち葉を集めて堆肥を作り、サツマイモを育ててお菓子にして地域通貨の原資に
したり、と、次から次へとアイディアをかたちにしていらっしゃいます。

続いて、日野ボランティア・ネットワークさんは、同県西部地震を
期に設立され、その後、地域の高齢者の方の誕生月会や各戸訪問など、
地域住民の方々とのつながりの密度を守り続けていらっしゃいます。

最後にご発表くださったのは、鳥取市内各地でパンづくりなどを通じて
さまざまな障碍やひきこもりなど課題を抱えた若者のための就労機会を
拡げていらっしゃる(特)鳥取青少年ピアサポートさん。
どれもおいしそうで、おやつの時間帯としては、目の毒でした。。。

まとめで申しあげたとおり、同県をはじめとする日本海側に伺うように
なって学んだことは、地域にとって大切なのは、人の数(人口密度)
ではなく、交わりの豊かさ(人「交」密度)だということ。
ただ、なかなか交わりの必要性を理解してもらえないこともあり、
ぜひ、拡がりや深まりの大切さを理解していただくためにも、
俯瞰的な視野を持ってもらえるよう、添付のファイルのような、
地域の近未来を見通せる資料や、それを共有する機会などを、ぜひ、
各地域でもつくれるようになっていただきたいと切望しています!
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