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川北秀人on人・組織・地球

「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に、市民団体(NPO)・社会事業家(ソーシャル・アントレプレナー)や社会責任(CSR)志向の企業のマネジメントの支援や、市民・企業・行政の協働の支援などに奔走する、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者の毎日の、ほんの一部をご紹介します。


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「しくみをつくる人と組織」を育てる [2013年01月01日(Tue)]
謹んで新年のお慶びを申し上げます。

昨年の年頭、遅ればせながらのごあいさつで、
「『日本の企業・行政・団体のチャレンジを促し、
課題解決や理想実現の先駆者を増やす』ことを、
人類史上最大規模の自然災害によって犠牲になられた方々と、
私たちに道を示してくださった先輩たちに、改めて約束します。」
と申し上げました。

微力は尽くし続けていますが、まだまだ、まだまだ。
至らなさ・力不足を痛感するばかりの毎日ですが、
それを突きつけられた場面の一つが、衆議院議員選挙でした。

永田町に関わることになった1991年から、もう20年以上経って
いるため、どの党が勝ったとか負けたとか、どの候補者が通ったとか
落ちたとかいうことには、大きな関心や感慨はありません。
驚いたのは、投票率が6割を切った、それも、首長選や地方議会
議員選では投票率が高い地域で、前回に比べて15%も落ちている
ところがある、ということでした。

福祉も、教育も、交通も、食の安全保障も、持続可能な発展も、
くらしの中の身近な公共サービスから、基盤整備、外交や経済まで、
政治を抜きにしては、私たちのくらしは成り立たず、より良くなる
こともありません。

今日の政治は、「政策」と「選挙」でできています。
政策とは、案をつくり、実践するしくみと力を育て、財源をつくること、
選挙とは、候補者と政党を育てることから、始まります。

今回の結果は、小選挙区制の持つ特徴が強く発揮されたという意味で、
05年の小泉・郵政民営化選挙、09年の鳩山・政権交代選挙によって
「未熟な候補者と未熟な政党・政権運営」が2度も繰り返された以上、
3度目も同じ振れ・転換(スウィング)が起きることは、想定して
おかねばならないことでした。

しかし、私たちは、その間に東日本大震災と、東電の起こした事故を
経験しています。その間にも、高速な多老化と少子化は進み、
新興国をはじめとする途上国の成長は、リーマンショック直前の水準を
上回るまでに達しています。
日本企業と、そこで働く人々、そしてもちろん、行政で働く人々も、
より早く決め、より早く動くことで国際競争力を高めなければならないのに、
まだまだ多くの人や会社や役所は、昭和や20世紀のままのテンポで、
耳触りのいい「緩和措置」という名のモラトリアムと、
「事業・予算」という名の借金をあてにし続けています。

私たちには、失望や絶望をしている暇もゆとりもありません。

次こそはよい選挙ができるように、候補者と政党を育てるとともに、
身近な地域の「自治」、県や国の単位の「共治」、そして文化や価値が
異なる人々が国を超えて世界を営む「総治」が進むように、
案をつくり、実践するしくみと力を育て、財源をつくることができる
人材と組織を、今まで以上に加速的に育てられるよう、自分自身と、
組織(IIHOE)の仕事の進め方を、進化させてまいります。

世界で最も少子多老化が進みながら、負担を伴う判断と実践を先送りして、
課題を深刻化させてきた、人々と地域と企業と行政機能の集合体である日本。
課題解決先駆国になるために、壁はありますが、多くの人々と共に進めば、
大きな障害ではありません。

どうか本年も、お力をお貸しください。
よろしくお願い申し上げます。
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