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川北秀人on人・組織・地球

「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に、市民団体(NPO)・社会事業家(ソーシャル・アントレプレナー)や社会責任(CSR)志向の企業のマネジメントの支援や、市民・企業・行政の協働の支援などに奔走する、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者の毎日の、ほんの一部をご紹介します。


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【参考】尾道市の協働研修の資料開示を、一時取りやめました [2012年07月27日(Fri)]
7月26日に、このブログでご紹介した尾道市の協働研修で
使用した資料について、同市のご担当者から、
「修正」を求められました。
「数字の独り歩きを避けたい」とのことですが、
数字は、判断の材料に過ぎず、その材料をどう使うかは、
人によって価値観が違う以上、当然のことです。
そんな理由で修正を求められるぐらいなら、
開示を取りやめることにします。大変残念です。

その後、同市のご担当の方ががんばってくださり、
担当課・関係課の方と協議の上、修正を要せず、そのまま
開示しても問題がないことを、確認してくださいました。

より良い地域づくりを進めるうえで、良く指摘される
「住民の主体性」や「ビジョンの共有」を促すために、
詳細なデータは、不可欠の要因です。
「明日は暑くなるので、熱中症にご注意ください」としか
言わない天気予報と、「明日は朝8時に30度を超え、
午後3時には35度を超える見込みなので、こまめな
水分補給をお忘れなく」と、外れるリスクを負いつつ
詳しく伝えるのと、どちらが良いかは、おわかりですよね。

数字は、独り歩きしてもらうことにこそ、意義があります。
どうかみなさんも、怖がらず、バシバシ材料を出しましょう!

同市のご担当の方には、この大切なことに気付き、
そのままにせず、すぐに動いてくださったことに、
敬意を表します。
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