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川北秀人on人・組織・地球

「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に、市民団体(NPO)・社会事業家(ソーシャル・アントレプレナー)や社会責任(CSR)志向の企業のマネジメントの支援や、市民・企業・行政の協働の支援などに奔走する、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者の毎日の、ほんの一部をご紹介します。


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Panasonic NPOサポートファンド 10年度の成果報告会でした! [2011年02月25日(Fri)]
Panasonic NPOサポートファンドは、活動・事業ではなく、
団体の基盤の強化に助成する、日本ではとても珍しい助成金です
その昨年度の助成を受けられた団体の成果発表会が開かれました。
こういう助成が、もっともっと拡がっていただきたいので、
その場で申し上げたことを、まとめてみました。
続きをぜひ、お読みください。
エコ・モビリティ サッポロ
「ベロタクシードライバーのスキルアップによるホスピタリティ強化」

当初のご提案は「ドライバーさんに他地域で学んでもらうために、
派遣する費用がほしい!」というご提案だったのですが、当方から
「他地域で活躍中のドライバーを招き、テキストをつくってほしい」と修正を
お願いしたところ、それに加えて、交通法規やパフォーマンスなども学ぶ
研修を加えてくださり、本当にありがとうございました!
その結果、警察署から「地域の安全パトロール団体」に認定されたり、
商工会議所の観光部会の副部会長に認定されたりといった評価に結びつき、
しかも第1回「北海道エコ大賞」受賞、本当におめでとうございます!!
ぜひ、団体のウェブサイトにも、「独自のテキストをつくってる」とか、
「ドライバーさんはこんな研修を受けている」とか、
「外部からこんな評価を受けている!」といったことを、ご紹介ください。

今後は、そのテキストの増補改訂(特に、札幌での独自の工夫・努力について、
物語とデータの双方をしっかり加筆してください!)を積み重ねて、
他の地域のドライバーさんのモデルになってくださいね!

銀座ミツバチプロジェクト
「ファーム・エイド銀座事務局強化事業」

もともと力のある団体だけに、事務局機能の強化やツール作成といった取り組みで、
果たして、どれだけの基盤強化に結び付くのか、正直なところ、とても心配でした。
すると、ファーム・エイドの本質であるところの、生産者を支援する力、
特に今回の場合、「全国の生産者を『銀座』という舞台と結びつける」だけから、
生産者が継続的に顧客と結びつき続ける力を育てることができるかどうかが、
最大のポイントですよね。そういう役割を果たせる人材を育てる場として、
イベントを最大限に活用できるよう、求められる力(姿勢と技能)と、
それを育てる詳細なカリキュラムを、ぜひ、ぜひ、具体的にお示しください。

フェアトレード・ラベル・ジャパン
「ライセンス認証・業務データベース構築事業」

社会的には非常に、とっても大きな意義を持つ事業が、日本でしっかり
根付いたり、拡がったりしない理由の1つは、それを担う人たちが、
「大切だ!」と気付いたり、そのことが好きではあっても、それが
「できる」姿勢や技能を持つ人とは限らない、ということがあります。
だからこそ、「どう拡げるか」ではなく、「そもそもなぜ、これまで
拡げられなかったのか?」「将来どういう姿・体制であるべきか?」を
外部の人たちの力も借りつつ、再確認したうえで、進めていただく必要が
あるのです。
組織の目的にとって、データベースも理事会もインターンシップも道具にすぎません。
最大限に使いこなせるよう、バシバシ踏み込んでくださいね。

アースデーマネー・アソシエーション
「アースデイマーケットの広報力強化」

「団体の中の1つの事業をどう拡充するか」が最初のご提案でしたが、
「団体自身の中期戦略をつくってから!」と修正をお願いしました。
その結果、理事やスタッフが中期構想を話し合い、36か月間の行動計画を
まとめてくださったとのこと。上述のFLJさんと同様に、理事と事務局が
目線をしっかり合わせて、「どう続けるか」ではなく、「今後、自分たちが
果たすべき役割は何か」を共有できつつあることは、とてもよかったです。

熱帯林行動ネットワーク(JATAN)
「森林認証材CoC認証の人材育成研修と
コンサルテーション事業展開手法の検討」

こちらも、当初のご提案は「認証関連プログラムを日本で始めるために、
ニュージーランドの研修に行きたい」というものでしたが、
「日本で確立するためにトレーナーを招聘して研修を開催し、併せて、
企業などへの研修を行っていただく」ことに修正していただきました。
とても重要なテーマに取り組み、長い歴史を持つ団体だからこそ、
時間や人数の量ではなく、技能や姿勢として、どんな変化(=成長)が
求められているのかを、この機会にしっかり見つめなおしてください。

五環生活
「団体における活動の事業化に向けての体制構築」

組織や事業の拡大は、必ずしも、組織や事業、そもそも社会にとって、
良いこととは限りません。地域のあるべき姿と、そのために、
自分たちが果たすべき役割を共有する機会は、回り道に見えるかも
しれませんが、お互いの気持ちや力を引き出し合い、周囲にも
しっかり伝わる求心力を創り出すために、不可欠な過程です。
どうかこれからも、自分たちが果たすべき、最も効果的な役割を
しっかり打ち出してくださいね。

地球市民の会
「タイにおける活動資金調達強化をめざしたチャリティショップ事業」

市民から寄付された洋服・小物雑貨の販売収益で、タイの子どもたちの
教育支援を、という事業を、地元の廃棄物処理業者さんや質屋さん、
それに広告代理店さんなどにご参加いただいて立ち上げる、という、
地域から絶大な信頼を得ている地球市民の会さんならではのご提案。
先行事例から学んだことを、豊かな基盤のもとで、徹底的に生かした、
すばらしい事例です。他の団体に共有するために、経過の記録の発信を!

北海道市民環境ネットワーク
&札幌市青少年女性活動協会
&北海道環境財団
「環境分野の中間支援拠点・組織連絡会議
 連携型組織づくり事業の確立」

「行政って縦割りが問題よね」と、いくら文句を言っても、状況は変わらない。
ならば自分たちで、横でつないで行こう!と、市民と行政が連携して、
お互いの取り組みを一覧できるウェブサイトをつくりあげた、という
すばらしい取り組み。この取り組みを、4団体間の協定書として交わすことが
できたのも、とっても、とってもすばらしいことです。
これがきっかけで、道内各地の団体への情報提供の働きかけが
スムーズになったことも、よかったですよね。
今後は、お互いの得意技を、もっと深く共有できる段階に進まれることを
期待してます!

気候ネットワーク
&太陽発電所ネットワーク京都地域交流会
「京(みやこ)グリーン電力制度の新体制設立、ブランド力強化事業」

「認知不足への対処とグリーン電力の付加価値づくり」が主題ですが、
ご自身でもおっしゃっていたように、このメンバーであれば、今後、
どんな戦略的な連携(アライアンス)が求められ、それを検証するために
どんな実験をするか、が、今回の助成のねらいだったはず。
そこまで掘り下げていただけなかったのは、とても残念でした。

環境パートナーシップ会議
「環境NPOに対する中間支援組織の支援力強化に向けた
研修プログラムの策定」

全国各地に環境情報提供や協働促進の拠点を設ける、という国の施策のもとに
設けられた拠点の方々に求められるのは、自分たちの地域の中だけでなく、
全国を視野に入れて、どんな取り組みが求められるかを俯瞰したうえで、
地域の資源を最大限に生かした基盤づくりを進めること。
それを理解しないで立ち上げたり、進めたりしている人がいるのは、
残念ですよね。。。でも、めげずへこたれずに、ぜひ、進むことが
できるところだけでも、前に進んでください。
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