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川北秀人on人・組織・地球

「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に、市民団体(NPO)・社会事業家(ソーシャル・アントレプレナー)や社会責任(CSR)志向の企業のマネジメントの支援や、市民・企業・行政の協働の支援などに奔走する、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者の毎日の、ほんの一部をご紹介します。


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2020年までの10年間を、どう生きるか? [2010年01月08日(Fri)]
まったく遅ればせながらですが、
謹んで、新年のお慶びを申し上げます。

1994年に、IIHOEとしての活動を始めるきっかけとなったのは、
1991年(27歳でした!)に、サラリーマンをしながら始めた
「VISION2020」という勉強会でした。

1964年生まれの僕にとって、次の世代にバトンタッチをすることに
なる55歳になるのは、2020年。
そのとき、世界の経済や日本の人口構成も、大きな転換点となる
ことがわかり、「2020年にどんな地球と世界をバトンタッチするか」を
見通して考えるための10年間(1991年から2000年)、
合理的な計画を決めるための10年間(2001年から2010年)、
そして、少しでもよいバトンを渡せるよう全力を尽くして行動する10年
(2011年から2020年)と、10年ごとに
Vision→Decision→Actionと進めようと考えたことが、
今の自分の考え方や活動の基礎となっています。


バブル経済後の「失われた10年」だった1990年代、
目先の失業・景気対策(しかも全部失敗!)だけに目を奪われ
重要な判断と準備をすべて先送りにした「壊れた10年」だった
2000年代。
20年間に無為に400兆円近くを借金して投じた結果、
とうとう今年は、税収を上回る借金をしなければならなくなった日本。

今度こそ「つくり直す10年」にするために、
「これまで通りをどう続けるか」ではなく、
「次に備えて、どう急いで変えるか」を、合理的かつ具体的に提案し、
さまざまな地域の特性に適した変化と、共通の基盤づくりを
しっかり促し、進めたいと、決意を深めています。

もちろん、これまでも微力を尽くして活動しているつもりですが、
もっとがんばります。
今年も、どうぞよろしくお願いします。
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