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川北秀人on人・組織・地球

「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に、市民団体(NPO)・社会事業家(ソーシャル・アントレプレナー)や社会責任(CSR)志向の企業のマネジメントの支援や、市民・企業・行政の協働の支援などに奔走する、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者の毎日の、ほんの一部をご紹介します。


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「円卓WG共有会議」第2回が開かれました [2009年09月20日(Sun)]
9月18日に、第2回「円卓WG共有会議」が開催されました。
連休の前日にもかかわらず、20名以上の方々にご出席いただき、
遠くは福岡・大阪からこのためにご出張くださったみなさま、
本当にありがとうございました。

速報として、以下、【続きを読む】以降に、概要のみお伝えいたします。
内容の確認・制度より、みなさまにお伝えするスピードを優先して
お届けいたします。文責は川北にあることを、ご了承ください。
1.円卓会議の意義・経緯などについての
  解説と質疑応答


前回と同様に、まず「円卓会議の意義やこれまでの経緯」や、
「NNネットとして、ワーキング・グループ(WG)に臨む体制と
基本的なルール」について、私からご報告しました。

その説明用資料は、円卓会議の第2回総会のもので、
http://sustainability.go.jp/forum/meetings/archives/090810_gm.html
から入手していただくことができます。

2.4つのWGから進捗報告と質疑応答

(1)共生(発表:ダイバーシティ研究所・田村さん)
労働とNPO/NGOが、それぞれの提案趣旨を確認している段階。
9月15日に、早瀬さん、横田さん、田村さん・前川さんと、
消費者庁・内閣府、連合とで会合。
「連合が考えるWLG」と、政労使の「トップ会議」(発行済)を共有。
意見として、「雇用関係だけでなく、多様な場面も織り込むべき」
「働き方だけでなく、働く人のバランスも」といったやりとりも。
10月に、NPO/NGOからの人的多様性の提案背景を説明する予定。
WLBと人的多様性を、分けずに同時に進めたい。

Q:政労使の枠組みがあるのに、なぜここでも?
A:不明。。内閣府のものより踏み込みたいから??
Q:WLBがなぜ「共生」に?
A:「多様性」つながり

(2)グローバル(難民を助ける会・堀江さん)
9月11日に意見交換会開催。経産省・内閣府、事業者(東商)、
労働(連合)、金融、専門家、NPOが参加。
検討事項の優先順位や方向性について協議。
@「新たな協働のあり方・ビジネスモデルの確立」と
A「環境」の2つを選択。それぞれサブWG発足?
10月2日に学習会を開催し、フェアトレード、児童労働、BOP、
環境について、各セクターから発表予定
事業者も含め、正式な参加メンバーは、今後確定。

Q:外務省、環境省は?
A:まだ。。。

(3)地域(報告:IIHOE・川北)
9月1日と15日に、総務省・経産省、金融、NPOとで
「準備会合の準備」会合を開催。30日には、事業者、
消費者、労働にもお呼びかけして、共有する予定。
当日お配りした資料は、下記のファイルをご参照ください。


(4)市民教育
(報告:市民教育のためのサービス・ラーニング・クリアリング
ハウス・伊藤さん)
7月14日以降、動きがなく、主幹事(消費者など)の呼びかけを
待っている状況。

3.質疑応答・意見交換

いただいた主なご質問と、その回答は、以下の通りです。

Q1:WGの人数は?
A1:各セクターから2・3名ずつと想定していますが、セクターによっては
人数的に難しい(少なくなる)場合も、逆に専門性から増える場合も、
考えられます。

Q2:会員からの関心表明は、どれぐらい?
A2:週明け(24日)に、事務局から各WGの主担当に連絡します。。
作業が遅れており、誠に申し訳ございませんでした。

Q3:各WGのNPOセクターの代表や窓口は、どう決める?
A3:WG委員を決める手続きは決めましたが、
期日を決めてませんでした。。
一括承認するタイミングを、近日中に幹事会で決めます!
作業が遅れていたことを、重ねてお詫びします。

Q4:セクター間の温度差は?
A:まだ準備会合の段階で、それぞれで目線合わせの勉強会を
開催することで、どうにか共有を進めたい。。。


Q5:来春まとめる目標・提案の期間・視野は?
A5:「自分たちの意思で」続けられる枠組みであることから、
中期(3〜5年)を視野に入れつつ、短期の取り組みも求められる
(議論がまとまらないなら、夏に出すのも可)。
個人(川北)的な考えとして、来年以降は、秋に短期課題、春に長期課題に
ついてとりまとめ・発表する方がよいのでは、と考えている。

Q6:首都圏外の会員の参加を促すための「旅費」は?
A:円卓会議のメンバーには、各WGから予算を申請することも可能なはず
(なので、お名前と役割を、各WGで早期に明確化しては?)。
ただし、NNネット主催の会議はカバーできないので、その分は別途調達の必要あり。
→ 「出る意思はあるけど、資金が足りない」という人を募っては?

Q7:政権が代わり、便宜上「消費者庁」というのは?
A:何がしか働きかけるとすると、(他のセクターは無理なので)NPOから。
ただし、その際には、来春以降を視野に入れた提案も必要。
幹事会で協議の上、来月報告します。


4.今後の進め方について

いただいた「関心表明」をもとに、他セクターも含めた準備会を順次開催し、
「WG委員」については、NNネットの代表協議者としての会員からの
承認を受けた後、「WG専門委員」とともにリストを整えて、
10月中に開催される(?)運営委員会で正式に委員を確定する、
という流れになればと期待しています。

最後になりましたが、
引き続き会場をご提供くださったEPCのみなさま、
ご案内など事務局をご担当くださった日本NPOセンターの
みなさま、
そして、議事抄録を取ってくださったふくおかNPOセンターの
古賀さん、
重ねて、深くお礼申しあげます。

次回は10月13日(金)18時30分から、
会場は同じく、地球環境パートナーシッププラザです。
ぜひご参加ください!

長文にお付き合いくださり、本当にありがとうございました!
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