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川北秀人on人・組織・地球

「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に、市民団体(NPO)・社会事業家(ソーシャル・アントレプレナー)や社会責任(CSR)志向の企業のマネジメントの支援や、市民・企業・行政の協働の支援などに奔走する、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者の毎日の、ほんの一部をご紹介します。


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「NEC社会起業塾」第8期の選考会でした! [2009年08月26日(Wed)]
「NEC社会起業塾」の第8期、ブラッシュアップを経て、
最終選考会が開かれました。
みなさんの今日の発表や質疑応答を聴いて、感じたことや、
力を入れてほしいことなどを、発表順にコメントしますね。
(右下の「続きを読む」からご覧ください。)

なお、本日の様子は、(特)STANDさんが
ライブと録画でご紹介くださっています。
こちらもぜひ、ご覧ください。


PLAS(門田瑠衣子さん)
統計結果を織り込んだ発表は大切なのですが、
「その状況の背景」や「自分たちの活動は、どの課題に、
どんな効果が期待できるか」を、明確に示すことが
さらに大切。
特に、このプログラムを、いつまでにどれだけ拡げて
いきたいかについての合理的な仮説(提案)が欲しかった!

3keys(森山誉恵さん)
課題の把握も、背景の分析も、すばらしいです。
自分たちが動かし始めた手法だけでは十分でないことに
気付いて、より効果的な手法を模索する姿勢も、
とっても率直で、社会事業家として申し分ありません。
あとは、「大学進学」をゴールとするのではなく、
「次へのステップ」とするための、もう一段具体的な
仮説(提案)を用意しましょう。

TOWN KITCHEN(北村智一郎さん)
他の発表者のプレゼンテーションが、グサっと刺さって
くるのは、資料づくりや発表がうまいからじゃなくて、
対象とする人たち(「受益者」と言います)が特定されていて、
その人たちの課題を解決する手法やプロセスが具体的だから。
せっかく「母子・父子家庭の子どもたち」が652万人いる
ことがわかったなら、首都圏にはその4割、東京に70万人強
いることになりますよね。
社会事業家としては、その密度が高い(高そうな)地域に
限定して、「下町のシングル家庭の子どもたち10万人の
朝食と夕食を支えよう!」っていう切り口にできないかなぁ。。。

ADDS(竹内弓乃さん、熊仁美さん、原由子さん)
難しい課題に、独自性を持った手法で取り組みを始めている
ことだけでも、大したもの。今後の課題は、
(1)提供するパッケージの精度を高めること
 (→そのためには、成果を高めるために重要なポイントを明確に
   絞り込み、しかも、モニタリングしておくことが不可欠!)
(2)学生など提供側の人材の育成の精度を高めること
 (→同上です)
(3)独自のデータを集計・分析した上で、成果も課題も率直に
  発表する機会を設けて、当事者と専門家の双方に向けた広報
の3つですよね。

チームWITH(木下直子さん)
地域の実情をデータからも見たことで、課題をより深く理解できたり、
より効果的に伝えられるようになったと思いますが、
では、地域のお母さんたちに本当に必要なのは、情報ですか?
それを届ける手法は、ウェブがベストなんでしょうか?
社会に供給される情報の量の増大も、それを見つけたり整理したり
する機能の拡充も、きっと、とっても進んでいきますが、
それでは補えない部分はどこにあるのかを、しっかり見つけて
おかないと、既存の団体やサービスと、変わんなくなっちゃいますよ。

ノーベル(高亜希さん)
大阪で女性が働き続けるために、と考えると、
それを最も必要としている場所は、
「働く場所のそば」と「住んでる場所」の2つ。
特に女性の就労率を高める必要がある地域に特化したり、
都心で働くシングルマザーとか、もう少し、対象を
特定することが、事業の意義を深め、理解者や協力者を
増やすためのカギになります。

坂ノ途中(小野邦彦さん)
「野菜」とか「農業」とかという分野では、すでに先行モデルが
数多あるだけに、そこで解決できていない課題を正確に見つけて、
合理的な手法をしっかり確立することが大切。
あなたの場合、質問したとおり「誰の立ち位置で」事業づくり
するのかを、さっさと決めることが最優先。
「京都の料理屋さんたちに、本物の京野菜を届ける」のか、
「京都の土と生産者のすごさを、表現できる店を探す」のか。
生産者と料理人の一期一会を楽しめるようになることが、
最大のポイントですよ。

向田麻衣さん
あなたの人生が変わったのは、よーーっくわかりました。
では、あなたが誰かの人生や、相手先の国の生活文化を
変えてしまうためのプロセスを、どうつくるかについては、
合理的な提案が必要。そこまで持ってこないと!

ライフライツ(三宅りおさん)
課題の重要性や、プログラムの有効性が明確な段階では、
それを最も必要とする人たちに、どう効果的に届けるか、
その量をどう積み上げるか、という提案が欲しいですよね。
たとえ100人から1万人に持ち上げるにしても、
その1万人がどんな人たちであってほしいのかについて、
もう少し、踏み込んで表現してください。

HASUNA(白木夏子さん)
「プロデューサーか、ロールモデルか?」とたずねたのは、
プロデューサーの方が、決定的に足りないから。
社会責任や倫理を果たそうと努めるデザイナーや販売者を
本気で増やそうと思えば、ロールモデルも大切だけど、
そういう人たちが続々と出てくるステージやプロセスを
誰がデザインするかの方が、重要なカギになります。

和ちび会(秋山真由美さん)
質問のねらいとしては、
「せっかくの大切なテーマに、せっかく起業塾で6か月間
深く臨むんだから、誰を巻き込んでスタートしますか?」
というところ。
「自分でやってみたい!」という人だったとしても、
「一緒に勉強しようよ!」と巻き込む大胆さや野蛮さが
ないと、今後の拡がりは期待できません。。。

明日書房(安岡義朗さん)
インプットの量を増やし、質を高めることの大切さも、
それを使いこなすスキルを付けることの大切さも、
わかってるんだとすると、それを実現するプロセスを、
もう少し、しっかり表現してほしかったなぁ。。。

Waku-Work(山田貴子さん)
現地で深いヒアリングができたことで、対象
(潜在的な受益者)が置かれている状況が、
見えてきましたよね。
では、どこに絞り込んで、どう効果を高めるのかが、
次のステップです。


さて、その後に行われた選考会議ですが、
もんのすごく時間がかかって、まだ、結論が出てません。。。
それぐらい多様で、粒の大きさが似ている、ということ。
難しいですが、判断します。
コメント
コメントありがとうございます!
合理的な提案ができるよう、現地でのニーズ調査を丁寧に行いたいと思います。
一ヶ月間、とても勉強になりました。
ありがとうございました。
Posted by:向田麻衣  at 2009年08月28日(Fri) 10:38
川北さん どうもありがとうございます。誰にどのように届けるか、これからあらためて考え実行していきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by:三宅りお  at 2009年08月27日(Thu) 23:41