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川北秀人on人・組織・地球

「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に、市民団体(NPO)・社会事業家(ソーシャル・アントレプレナー)や社会責任(CSR)志向の企業のマネジメントの支援や、市民・企業・行政の協働の支援などに奔走する、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者の毎日の、ほんの一部をご紹介します。


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石巻市行政職員対象に「協働研修」でした。 [2017年03月23日(Thu)]
昨日午後は石巻市主催による行政職員対象研修で
「これからの協働のまちづくり」と題して、
復興集中期間を終えて、被災の程度に応じて「まちの
再生」と「まちの維持」を同時に進めるという難しい
局面において、協働や小規模多機能自治をどのように
進めていくべきかについてお話しししました。
お忙しい中ご参加くださった50名以上の管理職の
みなさま、お疲れ様でした。

まず、下記のファイルをご参照いただきたいのですが、
1703_kyodo_basic_ishinomaki.pptx
これまでにも私のブログをご覧くださっている方々は
おわかりのとおり、他市でも同様の資料を使いながら、
各市内における団体の活動なども織り込みながら
お話しさせていただいており、今回は3時間確保して
いただいていたことから、通常より少し丁寧にデータや
事例を紹介させていただいたのですが、(5名ほど
居眠りしていらっしゃった方たちを含め)驚くほど
反応がないというか、関心をお持ちいただけませんでした。
石巻市民のみなさまには、せっかく機会を与えていた
だいたのに、力不足を申し訳なく感じる次第です。。

ご担当の課長さんと、開始前や終了後に、同市の各地で、
住民の方とお話しする中で、住民が自発的に動き出そうと
される際に、行政に連携を申し出ても、個別の動きには
対応できない、全市的な体制を整えてから一斉にでないと
動けない、といった対応を受けられた旨お話しすると
「そんな情報は聞いていない」「それはいつ、どこの話か。
担当は誰か」という質問を受ける始末。。

その課長さんは、「行政としてできることはやっている。
相手の認識が間違っているから、それを正したい」という
お考えなのでしょうが、残念ながら、私の認識を正しても、
状況が改善されるわけではありません。
私が伝えたかったことは、より良い状況を実現するために、
地域内の住民と行政が、そして、場合によっては外部の
支援者も含めて、どのように進めていくか、ということに
真摯に謙虚に臨んでいただきたい、ということ。
残念ながら、その課長さんに、どれだけ情報をお伝えしても、
「それはこういうことだからです」という回答が返って
くるだけで、状況の改善は進まないでしょう。

もちろん、これは今日・彼女に限ったことではなく、
これまでも、他の方も、ずっとそうでした。
こういう職員さんたちを率いるお立場の亀山さんのご苦労を
改めて、体感しました。

石巻市民のみなさん。
何度も繰り返して申し上げますが、待っていてもダメです。
他市町村において、行政が中長期的な「自治推進方針」と
それを可能にするプロセスを示し、住民との協議の上で
地域ごとに組織や体制を整えながら進めていく、という
考え方・進め方が、同市の行政の方たちに共感も反応さえも
得られなかった以上、このまちをより良くするためには、
行政に働きかけるより、自分たち自身で動き出すしかありません。
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