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川北秀人on人・組織・地球

「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に、市民団体(NPO)・社会事業家(ソーシャル・アントレプレナー)や社会責任(CSR)志向の企業のマネジメントの支援や、市民・企業・行政の協働の支援などに奔走する、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者の毎日の、ほんの一部をご紹介します。


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Style 4thファイナリストたちへ [2007年02月15日(木)]
2月10日、ETIC.主催の社会事業家コンテスト
(プラン・コンペティションでないところがミソ)、
Style 4thが開催され、審査にお招きいただきました。

結果は、優秀賞がお二人(岩本真美さんと山本繁くん)、

特別賞がお一人(洲濱正明さん)。
せっかくなので、ファイナリスト6人全員に、
申し上げたかったコメントを、紹介しておきます。
(プレゼンテーション順です)

山本くん(ことばのアトリエ:オールニートニッポン)
 2月10日=ニートの日!に、めぐり合わせた幸運も
 ありますが、プレゼンテーションがすごくよかった。
 自分の活動歴から、「なぜその事業にいたったか」を
 説明したことが、ニーズと、あなた自身の主体性を
 同時に確認させる、すごく重要な機会になりましたね。

 これまで、参加者(当事者)の自発的なコミュニティづくりに
 力を入れるために、プログラムの精度を高めるより、
 自主性を尊重してきたと思うんだけど、
 そろそろ、ニートを卒業することを促すのか、
 ニートにとって居心地のいい場づくりに徹するのかを
 自分自身で早めに決めてください。

 ただ、審査の際にも指摘されましたが、
 ネーミングは(トキワ荘も)、あまりにアングラ過ぎて、
 知的所有権の問題として、かなり無理があるかも。

柴田さん(柴洋(柴田洋裁学校):洋裁カフェ)
 Styleに「ライフスタイル部門」ができたら、
 必ず入賞します。つまり、あなたの生き方は
 とってもすばらしいし、共感も高いんだけど、
 「事業」として育てるプロセスを、もう少し深めたい。
 あなたは情熱を言葉と行動で示して、
 「番頭さん」と一緒に実現し続ける、という
 次のステージづくりが必要です。
 最初の3人は、独立を促すのではなく、
 一緒に次の店舗をつくる、という方向で考えては?

 ちなみに、「洋裁カフェ」というビジネスモデル自身は、
 すごく魅力的です。
 口頭でも申し上げましたが、ショッピングモールの中とか、
 大きな事業所の近隣とかも、いい候補地ですよ。

洲濱さん(自然放牧牛乳)
 自然放牧の大切さを説くだけでなく、なぜその場所で、
 なぜその(牛の)種でなければならないのかと、
 それをどんな人たちに、どう食べて(飲んで)
 欲しいのかを、もっと掘り下げないと。

 島根は、中国山地は、放牧の好適地である以上、
 単に放牧するだけでなく、単価が高くても
 買い支え続けてくださる方々のコミュニティを
 どうつくるかまで踏み込まないと、続きません。
 100人だけか、1000人までか、
 1万人まで持っていくのか、早く決めてください。
 それさえ決めれば、チャネルづくりは早いからね。

柳さん(八丈島での映画撮影)
 審査員が全員、同じことを繰り返し、別の切り口から
 聞き出そうとしてたのに、気付きましたか?
 あなたが映画を撮りきれるであろう意欲と
 人的な魅力を持っていることは、よくわかりました。

 問題は、そこから先です。
 映画はメディア=手法に過ぎず、目的として、
 その映画を何のために、誰のために、どう活用するのかを
 今のうちから、徹底的に掘り下げておいてほしい、
 ということ。毎日15分間は、必ずこのことを考え、
 文字にする習慣を付けてください。

岩本さん(ニート・引きこもり青少年によるカフェ経営)
 賞を受けるにふさわしい人柄と取り組みで、審査員の
 意見は、満場一致でした。
 メールでもお返事くださいましたが、
 「どんなことができる人に、何を手伝ってほしいか?」は
 これからも、ガンガン発信してください。
 また、そういう人の受け入れの準備も、日程を決めたり、
 慣れたりわかってもらったりするための流れを決めたり、
 それなりに、しておいてください。

 また、今回、メンターになってくださった方たちも、
 決して離さないように。
 次にいつ会うか、何を相談するか、決めて伝えてね。

伊藤さん(生前からしっかりかかわる葬儀のデザイン)
 このテーマや取り組みの必要性は、すでにこれまでも
 さまざまなかたちで指摘され、具体的なプログラムも
 あります。
 だとすれば、あなたらしさを思いっきり強調するか、
 あるいは、既存サービスの活用・連携を基盤としつつ、
 今までにない部分を付加するか、いずれかが必要。

 また、お話に具体性を加えるためには、
 まず、誰かのお手伝いをしたほうがいいよね。
 あなたが最も手伝いたい人のケースをまず経験して、
 その人に、次のケースを紹介してもらって、というように、
 現場をつくりながら、次の段階に進んでください。

ちなみに、これは交流会の2次会で、
ETIC.山内くんと、edge実行委員会事務局長
(IIHOE客員研究員)の赤澤くんのツーショットです。
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