紺屋町町内会 平井 興太郎 さん [2012年03月12日(Mon)]
地域の財産を活用して 紺屋町町内会 会長 平井 興太郎 さん 平井さんは、長年お世話になった紺屋町のお役に立てればという思いから、町内会役員の会計監事を4年務められ、平成16年4月からは同町内会の会長に就任されています。 また、江戸時代から明治時代まで盛岡八幡宮例大祭に随行した「鍛冶町紙町丁印」の復元に尽力され、平成22年3月には盛岡市指定文化財としての指定を受けるなど、歴史的文化財を守る活動にも積極的に取り組まれています。
■これまでの活動を教えて下さい 毎年4月から11月の第3日曜日に、骨董、雑貨、衣類などを販売する「奥州懐道アンチック市」を実行委員会と協力して開催しています。 昨年5月には、紺屋町界隈のお店をまわってスタンプを集めながら楽しく街歩きをする「紺屋町界隈ぐるっと!スタンプラリー」を、有志で作った実行委員会を中心に開催することができました。 町内の美化活動として、紺屋町の通りに深沢紅子が愛した忘れな草のプランターを100個設置したほか、「深沢紅子野の花美術館」が面する中津川河畔に忘れな草の苗を植える活動にも参加しました。 地域にあるものを大切にしたいという思いから、地域に住んでいる方が成人を迎えると、紺屋町の草紫堂で制作した茜染のお財布をお祝いとして贈っています。 また、盛岡市指定保存建造物である「紺屋町番屋」を有効活用することを目指して、紺屋町番屋保存・活用委員会を設立しました。地域の資源で地域を活性化できれば、と思っています。
■活動への思いを教えて下さい 紺屋町は、盛岡城跡公園に近いことから、江戸時代からの歴史的建造物が多く残る地域です。 紺屋町で生まれ、育った一人として先人から受け継いだ貴重な財産を、確実に次の世代に引き継いでいきたいと思っています。 また、住民の皆さんが紺屋町で開催される様々な行事に参加していただくことによって、顔の見える関係を築くことができ、地域のつながりが深まります。 こうした私達の取り組みが、若い世代の古き良き紺屋町への愛着を育むことにつながっていくことを願っています。
■目指していることは何ですか 近年、紺屋町でも空き地や空き店舗が目立ってきています。地域の活性化を図るためには、空き地、空き店舗対策が不可欠となっています。 そのため、八幡界隈や中ノ橋通、葺手町、上ノ橋町、そして紺屋町を結び、はしご酒まつりや夢あかり、アンチック市など、それぞれの地域の催事を連携して開催することで、大きな賑わいを創出できるのではないかと考えています。
■座右の銘を教えて下さい 「健康第一」健康あってこそ、地域活動ができます。 そして、「継続は力なり」地域活動を継続することによって、次の新しい取り組みに挑戦することができます。 健康で地域活動を継続することによって、多くのことを学ぶことができます。様々な出会いもあります。そうしたことが、地域活動のやりがいにもなっています。
■市民のみなさんへメッセージをお願いします 好評をいただいたアンチック市やスタンプラリーなどを、今後も継続して開催し、紺屋町から街の元気を発信していきます。
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これからのくらし仕事支援室 室長 吉田 直美 さん [2012年01月26日(Thu)]
相手に寄り添いながら支援を これからのくらし仕事支援室 室 長 吉田 直美 さん 第14回は、これからのくらし仕事支援室の室長吉田直美さんをご紹介します。 吉田さんは、20年間勤めた盛岡市役所を退職し、昨年4月から「これからのくらし仕事支援室」(以下コレクラ)で室長として勤務しています。 「コレクラ」ではパーソナル・サポーター(以下PS)が、生活の立て直しから自立に至るまで、相談者一人ひとりに寄り添いながら、支援を行っています。 今回は、PSの仕事について伺いました。
■今の仕事を選んだきっかけは何ですか 市役所職員として8年間、消費者行政に従事しました。 消費生活センターでは、多重債務など様々な問題を抱えた相談者と向き合いました。自殺につながりかねない深刻な問題を抱えた相談者も少なくありませんでした。 そのような相談者は、失業、生活困窮、心身の病、家庭崩壊など、様々な問題を抱えています。複雑に絡み合う問題を一つひとつ解決し、自立した生活を取り戻すための支援は、一行政窓口の消費生活センターだけでは限界があると思いました。
■制度を超えた支援への挑戦ですか 例えば、健康問題は保健所、生活費の問題は福祉事務所、就職はハローワークなどと、相談窓口はそれぞれ用意されています。 しかし、深刻な多くの問題を抱えた人が、自らその問題を整理し、それぞれの相談窓口に出向くことは、難しい状況です。一つの窓口で相談から自立まで寄り添って支援を行う必要があります。それがPSの役割です。
■PSの役割について教えて下さい PSは、「専門知識を持った良き隣人、良き友人」といえます。信頼関係のない人に悩みを打ち明けることはできません。相談者と出会い、信頼関係を築くことがスタートとなります。 もし、多重債務の相談を受けたら、借金の整理だけで終わるのではなく、その裏にある経済状況や家庭環境などを分析し、必要な支援内容を見極め、関係機関につなぎ、抱える問題を一つひとつ解決しなければ、自立につなげることは困難です。 暗闇の中に独りでいる相談者と会話をしながら光を見つけ、その光に向かって長い階段を一段ずつ登っていくような感じで共に歩んでいきます。 良い方向に向かったら、少し背中を押し、自分の生き方を自分で決める力を引き出す手伝いをします。そのことによって、様々な問題を解決し、社会の中に役割と居場所を見つけ、経済的にも自立できたらゴールです。
■次の課題は何でしょうか 「コレクラ」は、できるだけ身近にあることが望まれます。広い岩手県をカバーするには、8カ所は必要だと思っています。また、8カ所で活躍できるPSの養成も重要な課題です。
■大切にしている言葉を教えて下さい 「オムソーリ」。スウェーデンの言葉で「悲しみの分かち合い」という意味です。 一人ひとりの「痛み」を『自己責任』で片付けるのではなく、みんなで引き受ける社会を示したものと理解しています。 他人事を自分事として考え、困っている人が隣にいたら、お互いに手を差し伸べあう、いつ自分が気遣われる立場になるか分からない今の時代だからこそ、求められる社会像だと思います。
■市民のみなさんへメッセージをお願いします ドアを開けるとき、後ろに誰かいたら、開けて少し待ってあげる、そんな社会―。盛岡市なら実現できそうです。
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みたけ五丁目町内会 長澤 凉子 さん [2011年11月26日(Sat)]
町内会で社会参加 みたけ五丁目町内会 会長 長澤 凉子 さん 第13回は、みたけ五丁目町内会会長の長澤凉子さんをご紹介します。 長澤さんは、女性の社会参画や地位向上のため、市民活動や町内会活動に精力的に取組まれてきました。 これまでに、町内会婦人部部長、もりおか女性の会、みたけ地区活動福祉推進会女性部事務局長、盛岡女性塾、パワーしゃべる6人組、岩手県女性の翼の会初代会長などを務められました。 現在は、みたけ五丁目町内会会長5期10年目を迎え、活躍されています。
■活動を始めたきっかけは何ですか 45歳の時に「死ぬまでになすべきこと」という書籍を読み「何か人に役立つことをしたい。」と思 うようになりました。 その時、ちょうど町内会婦人部部長のお話をいただき、私の社会参加の第一歩を踏み出すこととなりました。
■みたけ五丁目町内会の活動を教えて下さい みたけ五丁目町内会は、総務部、会計部、文化部、防犯部、福祉部、体育部、環境衛生部から構成され、様々な活動を展開しています。 犯罪や事故の無い明るく住みよいまちを目指して、子供たちの登下校時の見守りを毎日行う「子供110当番警邏」の実施や、青少年の健全育成の観点から更生保護等の講演会も行いました。 また、三世代交流会や、4年に一度行う大運動会「町輪ピック」を通して住民の交流を図っています。 地域福祉の取組みとし以前は、一人暮らしをしている高齢者の見守り活動「シルバーメイト事業」や「ふれあい イキイキ ニコニコ サロン」を行なっています。サロンでは、地域の高齢者がお菓子や漬物などを持ち寄り、カラオケやおしゃべりなどを楽しみながら地域の情報交換をしています。
■みたけ地区の町内会は、女性役員が多いと聞きますが… リーダー役は男性が務めることがほとんどでしたが、現在は、みたけ地区の7町内会のうち約半数の3名が女性会長です。この数は大いに誇れることだと思います。 かつて、当町内会にはては、「婦人部」が組織されていましたが、「文化部」に変更することで男女共に町内会行事に参加してもらっています。 これからも男女共同参画を進めることでより良い社会、暮らしやすいまちにしていきたいと考えています。
■長澤さんの目指すまちを教えてだください。 今のみたけが、理想だと思います。 子どもたちの安全を守るため知らない人に挨拶をしないよう教育され、地域間の挨拶も減少することもありましたが、登下校時の見守りを実施してからは子供たちの明るい挨拶が聞こえるようになりました。 また、県営スケート場前の道路は、歩道と車道の整理がされていませんでしたが、みたけ住民から歩行者保護の要望の声が盛岡市に届き、緑道が整備されました。とても住みよいまちだと感じています。
■長澤さんの座右の銘を教えて下さい。 「相手を気づかい たすけあい 暮らし易さは 地域の宝!」をキャッチフレーズに取り組んできました。 一人ひとりを尊重し、思いやりと感謝の気持を大切にしたいと思います。
■市民のみなさんにメッセージをお願いします。 「相手を気づかい、助け合う」ことは、暮らしやすさにつながります。住みよい地域を創っていくため、私たちの地域は何が必要で何ができるのか話し合いましょう。そして、お互いを支え合うことができる地域を創っていきましょう。。
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あそびma・senka 代表 西里 真澄 さん [2011年09月26日(Mon)]
思いをカタチに 〜仲間と共に築く活動〜 あそびma・senka 代表 西里 真澄 さん 第12回は、市民活動団体「あそびma・senka」代表の西里真澄さんをご紹介します。 西里さんは、助産師として、岩手県子育てサポーターや盛岡市保健所母親教室講師、ベビーマッサージインストラクター、岩手県男女共同参画審議会、男女共同参画や子育て支援などの様々な活動を展開されています。 今回は、代表を務める子育て支援の団体「あそびma・senka」のお話を伺いました。
■活動を始めたきっかけはなんですか 助産師として保健所から妊婦さんの為の母親教室や電話相談の依頼を受けたことをきっかけに、妊娠中や出産後のお母さん同士が気兼ねなく話のできる場が必要だと感じました。 実際に、その場を設けてみると皆さんの子育てへの様々な想いが出てきました。そのことから妊婦さんや、子育て中のお母さんのための子育て支援、子ども自身の成長を支える子育ち支援を目的に立ち上げたのが「あそびma・senka」です。 当団体のメンバーは、子育てに関わる仲間が職域を超えて集まっています。
■今までに行ってこられた活動を教えてください。 あそびを中心に親子のコミュニケーションがもっと豊かに、もっと楽しくなることを応援すると共に、子育て環境がより豊かになることを目指し、3つのプロジェクトを中心に活動しています。 ▽「プロジェクトI・ko・san」―いのちをつなぎ・はぐくむ活動として、子どもたち自身が授かった命を理解し受入れるための「いのちのお話しキャラバン」。 ▽「プロジェクトG」―家族の「元気」と「笑顔」・地域の「源喜」を応援するため、マタニティママとママの防災活動の実施や、地域・親子間で「岩手の産育」を伝承し「結いのこころ」が伝わる環境づくりを目的とした「つながれ『いのち』〜ミュージアムからつながる産育〜」▽「プロジェクト遊」―親子のコミュニケーションの応援活動として、子どもと一緒に絵本を読む「もっかい!Papa」、家族で新しい命を迎えるための「お父さんスイッチ!」・「おにいちゃん・おねえちゃんスイッチ!」等を実施してきました。
■今後の活動で目指している事を教えてください。 今年3月11日に発生した東日本大震災で子どもの「いのち」の捉え方が変ったように感じます。今ある「いのち」のありがたさ、なくなられた「いのち」から託されたものを伝えていきたいと思っています。 そのため、今年度内に『「いのち」を語る「いのち」をつたえる研修会〜こどもたちに伝わる「いのちのおはなし」〜』を実施します。この事業を通して、子ども自身がいのちの始まりにふれ、自分に対して肯定的に理解してもらえるために、地域や大人が何をするべきかを考え、広がっていくことを願っています。
■西里さんの座右の銘は何ですか。 座右の銘ではありませが、中野晴彦氏の「鏡は先に笑わないこころ≠艪スかな子どもを育てるために」という著書があります。この著書では、「子どもの気持ちがわからないと嘆く前に自分は子どもの前でどんな顔をしているのか鏡の前で見てほしい」というメッセージを親や教師たちに投げかけています。 この著書に共感して「鏡は先に笑わない」という言葉を自分に言い聞かせています。
■市民の皆さんへメッセージをお願いします。 私たちは、子育て・子育ちを学び、支援しています。 一緒に活動したいと思う方、皆さんに伝えたい子育てがある方は、ぜひお気軽に声をかけて下さい。
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玉山区自治会連絡協議会 会長齋藤 勲 さん [2011年07月25日(Mon)]
結いの精神が 根付いているまち 玉山区自治会連絡協議会 会長 齋藤 勲 さん 第11回目は、玉山区自治会連絡協議会会長齋藤勲さんをご紹介します。 齋藤さんは、退職後に地域の方からの声をかけられたことがきっかけとなり、自治会活動に参加されました。現在では、玉山区姫神・巻堀地区の会長を務められ、あいさつ運動や、運動会、花いっぱい運動など精力的に地域活動に取り組まれています。今年度より、玉山地区自治会連絡協議会会長に就任され、さらなる活躍の幅を広げられています。
■これまでの活動を教えて下さい 自治会活動では、普段からのあいさつや、清掃、運動会、相撲大会、おまつり、花いっぱい運動等様々な活動をしています。 安全な地域を維持するため、地域住民の自発的な明るい挨拶が犯罪の抑止力になると考え、あいさつ運動を行っています。 年に1度の運動会は、地域の消防団や、老人会、子ども会、自治会が協力開催し、世代を超えた交流の場になっています。 特に力を入れている活動は、花いっぱい運動です。まちの通りや、川沿い、学校の前などまちなかを花で彩り地域を明るくしています。住民に兼業農家が多いので、その技能をこの運動を通して地域に活かしています。区内の花いっぱいコンクールには、玉山区の自治会が競って参加し、みな優勝を目指します。 秋には、餅つきを行いますが、もち米の田植えから収穫まで小学生と地域住民が一緒に行っています。この活動も地域の特性を活かした交流の場としての役割を担っていると思います。 自治会は、住民同士のふれあいや、活性化の場として機能を持ち、地域住民の連帯感を育む役割があると考えます。
■若い世代への活動の呼びかけはどの様にしていますか 基本的に、回覧板や電話などを利用して住民に案内を出しています。 イベントなどは、祝祭日に合わせて皆さんが休みの日に開催します。 新年会や総会など、皆さんにできるだけ参加してもらいたいときは、個別に案内し、会終了後に交流を深めています。 若い世代は、仕事や、引っ越しなどで地域になかなかなじめない場合がありますので、役員が出向き「一緒に参加しましょう」と、声がけをしています。 こちらから住民のみなさんに声をかけ、絶えず接することが大切だと思います。
■今までの活動への思いを教えて下さい 今までお世話になった地域への恩返しだと思って活動しています。 地域が明るく、楽しく、そして住民が笑顔で過ごすことができればと思います。 住民のみなさんは、声をかけると全員が活動に参加してくれます。 この地域には、相互扶助のような、昔ながらの結いの精神が築かれているのだと感じます。
■齋藤さんの座右の銘は何ですか 座右の銘ではありませんが、「無理強いをしない」というのが私のモットーです。 住民のみなさんには、自治会に協力していただいていますが、そこに「強制」や、「無理強い」があれば良い活動ができるとは思いませんし、協力は得にくいものになります。 住民のみなさんには、自治会活動に笑顔で参加してもらいたいと思います。
■市民のみなさんへメッセージをお願いします みんなで一緒にやりましょう。 公共と地域は一体だと思います。自治会や町内会は、地域で住民みんながうまく暮らすためのルールのようなものだと思って一緒に活動に参加してみて下さい。
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特定非営利活動法人参画プランニング・いわて 理事長 もりおか女性センター アドバイザー 平賀 圭子 氏 [2011年05月27日(Fri)]
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女性の力が発揮できる 社会の実現を目指して
特定非営利活動法人参画プランニング・いわて 理事長 もりおか女性センター アドバイザー 平賀 圭子 氏 第10回目は、NPO法人参画プランニング・いわて理事長 平賀圭子様をご紹介します。 平賀理事長は、岩手で男女共同参画の活動をするNPOが無かったことから、女性が一人の人間として力を発揮できる社会の実現を目指し活動を始められました。平成18年には、男女共同参画社会を目指すため「もりおか女性センター」の指定管理を受け、センター長に就任されました。今年度より、同センターアドバイザーとしてご活躍されています。
■これまでの活動を教えて下さい 女性が一人の人間として外でのびのびと力を発揮できる社会を目指し、女性の人権啓発イベントやフォーラム、スキルアップ講座などを開催しています。平成22年5月には、もりおか女性センター別館に女性のための起業応援ルームを開設し、起業に関する相談や、起業のノウハウを学ぶ講座などを実施しています。 昨年には、今までの活動が認められ、女性の地位向上に貢献した国内外の個人・団体に贈られる「第14回赤松良子賞」を受賞しました。当法人だけが受賞したのではなく、盛岡の女性たちの活動が評価されたものです。 この度の東日本大震災では、自分たちと被災地にいる女性の気持ちを重ね合わせてどのような支援が必要か考えました。赤松良子賞を受賞したことが縁となり、内閣府より依頼を受け、「支援物資デリバリーケアプロジェクト」を行いました。必要とされている物資を必要な分だけ被災地に届ける活動です。また、5月10日から6ヶ月間の被災地女性のための無料電話相談「女性の心ケアホットライン・いわて」を開設しました。 今、何をすべきで、私たちに何ができるのかを考え行動しております。
■充実した活動の秘訣を教えて下さい 事業などを企画する際には、必ずスタッフ全員で挑戦したいことや、想い、意見を出し合うことを心がけています。 今年度の活動テーマである「女性センターでふみだす私の一歩〜つながる・ひろがる、変える!〜」は、スタッフ全員で決めました。もりおか女性センターで自ら動くために学び、人とつながり、自分や家族、社会を変えるという私たちの思いが込められています。
■平賀理事長の目指していることを教えて下さい 女性が一人の人間として自分らしく生きていける社会を目指しています。 例えば、仕事をしたいと思う女性が、家事や育児などを理由にあきらめるのではなく、保育所があり、一人前の給料を受け幸せに生きていくことができればと思います。 そのためにも女性の思いを実現するエンパワメントのお手伝いをしています。 ■平賀理事長の座右の銘とは何ですか 市川房枝氏の「権利の上に眠るな」という言葉があります。 昔、女性の大学進学や、選挙権、仕事に就くことは、当たり前のことではありませんでした。 今、与えられている権利は、昔の女性たちが何百年とかけて活動してきた歴史の上にあります。 そのことを忘れず心に刻んでいます。
■市民のみなさんへメッセージをお願いします 盛岡市は、静と動がある美しいまちです。このまちの美しさを維持していくためにも町内会やボランティアなどで花壇整備や清掃活動等が行われています。自信を持って盛岡を広くアピールしましょう。 これからを担う若者は、一度、外に出て盛岡の良さを改めて知ってほしいです。自分らしい仕事の仕方を身につけ、社会に力を発揮して下さい。
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盛岡市町内会連合会 副会長 盛岡駅前北通第一町内会 会長 小野 敬郎 氏 [2011年03月31日(Thu)]
-誠実に-地域の特徴に合わせた町内会活動 盛岡市町内会連合会 副会長 盛岡駅前北通第一町内会 会長 小野 敬郎 氏
第9回目は、小野敬郎様をご紹介します。 小野様は、転勤のある仕事に就かれていたため都市部に住まわれていたことがあります。 退職後は、地元である盛岡に戻り盛岡駅前北通第一町内会の総務部長、副会長をはじめ、平成15年に町内会会長に就任され、毎朝の清掃活動や子どもの見守り活動など精力的に町内会活動をされています。現在では、盛岡市町内会連合会副会長としても広く活躍されています。
■町内会活動に携わるきっかけを教えてください。 最初のきっかけは埼玉県の小さなニュータウンに住んでいた時です。その地域では、自治会をつくるための会議を何度も重ねていて、地域住民全員が自治会活動に参加していました。自分達が住むまちを「良くしよう」という気持ちが全体で盛り上がっていたことを今でも心に残っています。
■盛岡に戻られてから、行ってこられた活動を教えて下さい。 当町内会は、15年ほど前からマンションなどが次々と建てられ、新たな住民が住むようになりました。当時はマンション住民と昔からの地域住民との連携、組織づくり、マンション住民の町内会費の納入制度の確立、マンション住民の役員参加などを徹底し、お互いの顔を知る努力を行いました。 今では、マンションなどの管理会社と協力することで町内会費の未収はほぼありませんし、町内会役員は24名中19名がマンション住民で運営しています。 9年前からは毎朝の清掃と子どもの見守り活動を続けています。今でも、挨拶を始めた当時の子どもたちと「やあ、こんなに大きくなったんだね」、「いまどうしているの?」とお互いに挨拶を交わします。 町内会活動としては、花壇づくりや、定期的な清掃活動、お祭りの開催などをしています。
■活動への想いをお願いします。 マンションが多いこの地域の将来、誰が高齢者を守り、地域環境を維持していくのでしょうか。私は住みよい清潔な住環境を維持していくためにも、子育てが終わった方たちが地域を守る活動に参加できるように住民意識の向上を図り、その輪が広がればと思い活動しています。
■小野様が目指すまちづくりとは 私の住む地域は、マンション、アパートに囲まれた特徴のある地域かもしれません。 少子高齢化が進む中、マンション、アパートでも高齢の住居者数が増え、高齢者の見守り、災害対策などの課題が浮き彫りとなってきました。 これからは地域に住む人々が安心して生活できる地域に合った環境づくりを考えています。各マンションに高齢者見守りなどの仕組みをつくり、高齢者福祉の体制を重点的に作っていく必要があると思います。
■座右の銘を教えてください。 座右の銘ではありませんが、「特別の能力・才能・経験を持ち合わせていないが…与えられた立場を理解し、解決すべき課題には愚直に一所懸命に取り組む」と心がけています。
■市民のみなさんへメッセージをお願いします。 地域のことは地域で行う。自分の地域のために地域が担うべきことは何か。出来ることは何か。模索し少しずつでも手をつけていかねばと思います。行政に頼るばかりではなく、自ら地域の中で話し合い、解決する知恵を出し、「皆で取り組む」という地域の輪づくりをしていきましょう。
■編集後記 地域の特性を知り、その地域住民の生活スタイルに合った活動が大切だなと感じました。お忙しい中、ご協力いただきありがとうございました。
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特定非営利活動法人もりおか配食サービス 理事長 川島 京子 様 [2011年02月23日(Wed)]
−協力−安心して暮らせる地域を目指して 左:川島京子様 右:配達ボランティアさん 特定非営利活動法人もりおか配食サービス 理事長 川島 京子 様 第8回目は、盛岡市で最初にNPO法人認証を受けたNPO法人もりおか配食サービス(以下もりおか配食サービス)理事長川島京子様をご紹介します。 川島様は、いわて生協の組合活動をしていた時、毎日型の食事サービスの要望が多くあったことから、平成11年にもりおか配食サービスを立ち上げられ、高齢、病弱、産前産後等のために日々の食事づくりが大変な方々へ、安心して食べられる地産地消の食事を届ける活動を続けられています。
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■もりおか配食サービスの活動を教えてください。 食生活支援を求めている方々へ、栄養バランスを考え、地産地消にも配慮した手作りのお弁当を届けています。配達日は、夕食は月曜日〜金曜日、昼食は火曜日〜木曜日。1食から希望に応じています。この活動は、もりおか配食サービスの趣旨に賛同して年会費で支援する賛助会員、ボランティアで弁当を届ける協力会員、配達の中継場所、仕入れ等でいわて生協と連携・協力を図って活動しています。 ボランティアさんは利用者さんと配達時に定期的に顔を合わせてコミュニケーションを図りつつ、その日の利用者さんの状況を把握します。この日常の活動が地域の小さな安全パトロールの役目も果たしていると思います。また、配食活動以外にも、高齢者の疑似体験、認知症の疑似体験、中高生〜一般の人の職場・ボランティア体験の受け入れ、他団体との共同活動等も行っています。
■これまでの活動への想いや、良かったことを教えてください。 暮らしは1人では成り立ちません。たくさんの人の支えがあっての営みです。今行っている活動もめぐりめぐって自分に返ってくるものと思っています。私もお弁当を届けていますが、良かったと思うことはたくさんあります。「ありがとう」の言葉を聞いた時、利用者さんが前より明るく元気な時、「配食弁当を食べるようになってからコレステロールの数値が下がって病院の先生に褒められた。何よりも本人が喜んでいます」と家族から聞いた時、また、ボランティアさんから「利用者さんが喜んでくれるので、ボランティアして良かった」「利用者さんから元気と生きがいをもらっています」と感謝され、賛助会員さんからも「これからますます必要になる活動です。応援します。」と力強い声が届いて、人との新たなつながりを実感しつつ、自分の体が動く間は活動を続けていきたいと思う日々です。
■設立10周年を迎え、川島様が目指すこれからの活動を教えてください。 食事は365日、毎日必要なことです。現在は、配食サービスを昼食3回、夕食5回実施していますが、より利用者さんの暮らしに役に立つ活動を展開できればと考えています。 利用者さんが配食サービスを受けて笑顔になり、ボランティアも元気になる、双方に良い思いを共感できる人をいっぱいに増やして、助けたり助けられたりが当たり前になること願っています。
■市民のみなさんにメッセージをお願いします。 困った時はお互い様の気持ちを態度で示しましょう。1人ではできなくても皆が少しずつ力を出し合うことでできることはたくさんあります。一人ひとりの力を寄せ合って、誰もが安心して暮らせる地域、誰もが人間として尊重される地域で暮らせるように!
■編集後記 10年続けてこられた配食活動が人と人をつなげる活動になっているのだなと感じました。お忙しい中、取材にご協力いただきありがとうございました。
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盛岡市町内会連合会 副会長 上田四丁目町内会 会 長 佐藤 時夫 氏 [2010年12月04日(Sat)]
町内会はまちづくりの学校です。 盛岡市町内会連合会 副会長 上田四丁目町内会 会 長 佐藤 時夫 様 第7回目は、盛岡市町内会連合会副会長佐藤時夫様をご紹介します。 佐藤様は、昭和62年より上田四丁目町内会副会長を、平成4年から町内会会長に就任され、精力的に活動されています。現在では、盛岡市町内会連合会副会長としても活躍の場を広げています。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■佐藤様がこれまで行ってこられた活動を教えてください。 町内会では、「心がふれあうまちうえよん」を目指して、新年交賀会や夏まつり、敬老会、運動会、防災訓練・班長会議、年10回の資源回収、年8回の町内一斉清掃など様々な活動を行い地域住民との交流や連携を深める活動をしています。 また、平成15年には盛岡市から盛岡市町内会連合会に自主防災組織設立の要請を受け、自主防災組織設置要綱を作成し、推進を行ってきました。その関係もあり、平成17年に盛岡市内で初となる上田四丁目町内会自主防災隊を結成しました。 ■これまでの活動への想いや、良かったことを教えてください。 「町内会はまちづくりの学校」と思い活動しています。前述のような様々な行事を頻繁に行うことによって町内会の存在を理解してもらい、より多くの方々に町内会活動に携わってもらえるように工夫して活動しています。そのおかげで住民の町内会への関心が高く、役員も比較的若い40代、50代の世代に参加してもらっているのだと思います。 活動を続けていて良かったと思ったことは、小学生の進級祝いの際に6年生の児童から「会長さんには良いお話を聞かせてもらい、ありがとうございました。」と言われた時ですね。私は「子どもたちに好かれる町内会」であることが大切だと考え活動しています。
■佐藤様が目指すまちづくりをお聞かせ下さい。 地域の高齢者が安心して暮らせるまち、大規模災害発生時に地域で自前の給食・給水等ができ、助け合えるまちを目指しています。 そのためにも、自主防災の基本となる日頃からの声かけや、挨拶を心がけています。普段から挨拶をする付き合いがあれば、災害発生時に隣近所で協力して助け合い、皆の安全が守られると思います。
■佐藤様の座右の銘を教えてください。 「傲らず、サボらず、腐らず」、「一所懸命」という言葉を常にこころがけています。いつも良いことばかりがあるわけではありません。何か失敗したときや物事がうまく運ばない時にこそ、心を込めて一所懸命に打ち込むことが大切だと思います。
■市民のみなさんにメッセージをお願いします。 誰もが自分の住む地域への誇りに思い、大切にしたいという気持ちを持っていると思います。その大切な地域を守っていくためにも、地域へありのままの希望や意見を出してください。価値観が多様化している現在だからこそ、皆で意見を出し合いながら自分たちのまちを創っていきましょう。
■編集後記 地域での日頃の挨拶やコミュニケーションがいかに大切かを感じた取材でした。お忙しい中ありがとうございました。
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特定非営利活動法人シニアパワーいわて 理事長 八島 征治 氏 [2010年10月10日(Sun)]
「努力」 積み重ねた知識・技術で 社会貢献 八島 征治 氏 (特定非営利活動法人 シニアパワーいわて 理事長)
第6回目の出会隊レポートは、特定非営利活動法人シニアパワーいわて(以下シニアパワーいわて)理事長八島征治様をご紹介します。 八島様は、04年度に受講された「NPO起業・マネジメント講座」をきっかけに、発起人の一人として現在のシニアパワーいわてを設立されました。現在では、NPOや民間企業に対する総務・経理支援事業等を中心に活躍の場を広げています。
■これまで行ってこられた活動を教えてください。 大まかにお話すれば、盛岡市の指定管理施設の第三者評価業務などの行政・企業との協働に関する事業、NPO市民団体に対する経理・総務支援などの中間支援業務や地域の振興に関する事業の3つに分けられ、これらを中心に活動して参りました。 その他には、年金・雇用保険・健康保険等に関する無料相談と併せてNPO活動に関する経理・総務・法人設立等に関する無料相談会を19年から継続して毎月1回開催しております。 また、NPO法人緑の相談室さんのご協力を頂き盛岡城跡公園の主な樹木にその名前が解るプレートの取り付け作業を平成20年から継続して行っております。
■これまで活動を続けてこられた思いを教えてください。 当法人のミッションは、「高齢者が長年職場において培ってきた知識、技能を持って、幅広 い分野における地域の振興に寄与し、併せて高齢者自身の健康管理と生甲斐づくりを図ること」が目的です。 折角、長年積み重ねてきた知識、技能が、定年退職後、次第に朽ち果ててしまうのは誠にもったいないことです。積み重ねてきた知識、技能を少しでも役立てることによって周囲から喜ばれ、それが生甲斐となれば、健康で長生きが出来るのではないでしょうか。結果として、高齢者の医療費抑制に繋がると思います。
■八島様がめざしていることは何ですか。 当法人の活動は、とても地味ですが高齢者の社会参加に少しでも参考になり、多くの方々がそれぞれの分野で活動するキッカケとなれば良いと思います。これから益々高齢化率が上がり、高齢者がその地域を支えて行かなければならない状況が予想されます。そうした時に、我々高齢者集団(=シニアパワー)の活動が、高齢化社会の仕組みづくりに少しでも役に立つことが出来れば幸いです。
■座右の銘を教えてください。 これまでも、そしてこれからも「努力」と云う言葉を支えに生きて行きたいと思います。身体が錆びない様に幾つになっても努力が必要だと肝に銘じております。
■市民の皆さんへのメッセージをお願いいたします。 当法人は、65歳以上の定年退職者で構成されており、平均年齢も限りなく70歳に近いのですが、会員はみんな元気でミッションの実現に向けて活動を続けております。“高齢者”と言う言葉を忘れて、みんなで元気に長生きの競争をしましょう。
■編集後記 知識は、怠らない努力のもとに積み重ねられ、身に付くのだなと感じました。お忙しい中、本当にありがとうございました。
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隊員
at 15:34 |
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