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聴覚障害者留学

 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子などをお届けするものです。
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2006年10月 生活記録(2期生 春日 幸三) [2006年11月06日(月)]
9月分の日誌を公開してからあっと言う間に10月が終わってしまったと感じました。
何故なら10月の1ヶ月間はとても大変な月間でした。
私は暴行されたり、次期大学長のJane K. Fernandesが学長就任を辞退するように求めるデモ抗議を続けたりした為、混乱が続いた1ヶ月間だったのです。

(寮の状況)
9月分の日誌に書いているように、ロシア人とのトラブルは話し合いによって解決したはずでしたが、その後、私は彼に暴行された為、警察・ギャロデット内の警備に被害届を出すという事件となりました。
このロシア人の年齢は33歳であり、社会人でありながら暴行という手段をとるとは考えられない事。
とてもショックで、4日間食事が喉を通らなかったほど精神的に参ったけど、それでも耐えています。
ギャロデット内の寮長が“危険だから春日さんを別の寮へ移せば?”と簡単な考えで解決しようとしていますが、私はそういうやり方は許せません。
ギャロデット内の管理人達は怠け者が多く、私達が外国人学生だからと甘く見ているのではないか。
私たちは、アメリカで暮らしている以上、アメリカの法律・常識において同じ立場であり、外国人学生に対して公平な見方が必要ではないか!と不満です。
最後まで戦うつもりでいます。

(学習の状況)
デモ抗議の影響により、通訳関係とろう関係のクラス学習が、キャンセル発生続きの状態でした。
一部、学習を行なっているクラスもありましたが、学習内容はデモの関係の話、デモについての情報交換などの話合いが多く、なかなか落ち着かない状態でした。
ELIの英語の入門クラスで、英語の能力が低下したかどうかを試すテストで行なわれました。
ELIの教師が自分から「今日の学習は中止」と5日間も指令を出して授業をしなかったのに、「能力が低下していないか確かめるテスト」をするのは、まるで生徒に落ち度があったみたいで、先生に対する不信感を持ちました。デモ抗議は、生徒に問題があったからではなく、大学側の問題なのですから。
さらに一番大変だったのは、入門クラスでの試験の内容でした。英語の本を読みその内容をまとめてレポートを書くようにとOPIS責任者からの指示があった為、不満を言う学生もいました。
学生から「先生と交渉して!」と頼まれて、仕方なく僕が英語の先生と話合いをしました。
英語の入門クラスは、当然ながら英語をスラスラ書けないし、英語もスムーズに読めないのに、どうやって進めるのか?と聞いた時点で、先生は“あ!”という感じで理解して下さり、結局テスト内容を変えて、自己紹介の英語テストへ変えて下さいましたが、そういうやり方は問題だと思います。各クラスの英語能力に合ったレベルで、どのようにやったらいいか?を重要に考えるべきではないか?と思うのです。
もう一つ、OPIS責任者が学生の事を考えずに、勝手に「テスト」の内容を決めるのは問題であったと思います。
英語はやっと読める、書けるようになりましたが、入門レベルなので、まだまだ苦労しています。
今月は予定より1週間遅れで、Finger spelling(指文字)クラスを合格し、終了。
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コメント
春日さん、暴行されて怪我とか大丈夫? しつこいやつもいるから、気をつけて下さいね。 石井
Posted by:石井  at 2006年11月08日(水) 09:16