2008年9月 生活記録(第4期生 川上恵)[2008年10月18日(土)]
(はじめに)
学校が始まり、慣れない授業についていくのに必死だったのでこの1カ月はあっという間だった。また、授業のスケジュールの合間にチューター制度を大いに利用しながら授業に追いつけるようにしている。この制度は大変ありがたい存在である。生活の面でも第3期生の富田さん、岡田さんや他の日本人留学生達から現地の情報を分けてもらっているので大変助かっている。
(クラス)
オーロニ大学は英語研修の目的で通っていることもあり、主に英語を中心としたクラスを4つ取っている。また、大学進学に数学も必須になるため、数学、その他にDeaf cultureも受講している。数学は高校以来なので、なんとかその記憶を取り戻そうとしながら数字とにらめっこの毎日である。以前に書いたように英語クラスだけがメインストリーミングなので、授業の進行が早いのと、それに従ってASL手話通訳を集中的に読み取るのにかなり必死で、当初は不安があった。しかし、授業後先生や手話通訳者に積極的に再確認したり、RTC(Real-Time Caption)やノートテイクの資料に目を通したりすることで、不安が和らいできた。RTC(Real-time Caption)は特殊なパソコンで文字起こしする通訳方法であり、授業後48時間以内に各生徒にメールで通訳内容を送ることになっている。各クラスからよく宿題が出てくるが、英語が大変なのもあってひとつずつ片付けるのに人一倍時間がかかってしまうが、その分学ぶことは多いので今までの通りこつこつと頑張っていきたい。今受けている数学、グラマー、リーディングクラスはろう・難聴者を対象にしたものなので直接手話で授業を受けている。メインストリーミングクラスで手話通訳を通して授業を受けるのと、ろう・難聴者クラスで直接手話で授業を受けるのとで感覚の違いを改めて感じた。ろう・難聴者クラスは小人数なのもあって手話通訳を通さず直接議論し合ったりするのでメインストリームクラスと比べて居心地がよいのが正直な気持ちである。一つの大学の中に聴者・ろうコミュニティがあって、それぞれ合わせたサービス体制が整っており、それぞれのクラスのメリットを活かせていると思う。このように勉強だけでなく、サービスの面でも大いに参考になることが多い。
(その他)
近くにフリーモントろう学校があって、よくイベントが行われている。先日は「EXODUS A Deaf Jewish family escapes the Holocaust」の講演会を見に行った。講師はユダヤ人ろう女性でヒトラー時代の生活や家族についてなどスクリーンを使いながら2時間近くの講演が行われた。ただ、指文字が多いのとASLのスピードにまだ慣れていないのもあって読み取れない部分もあった。その代わり、友人に通訳してもらいながら内容を理解することができた。ヒトラー時代の出来事を本の中からではなく、講演を通して直接聞くことができてよかった。元々このような講演会には興味があるので、これからも積極的に参加していきたい。
学校が始まり、慣れない授業についていくのに必死だったのでこの1カ月はあっという間だった。また、授業のスケジュールの合間にチューター制度を大いに利用しながら授業に追いつけるようにしている。この制度は大変ありがたい存在である。生活の面でも第3期生の富田さん、岡田さんや他の日本人留学生達から現地の情報を分けてもらっているので大変助かっている。
(クラス)
オーロニ大学は英語研修の目的で通っていることもあり、主に英語を中心としたクラスを4つ取っている。また、大学進学に数学も必須になるため、数学、その他にDeaf cultureも受講している。数学は高校以来なので、なんとかその記憶を取り戻そうとしながら数字とにらめっこの毎日である。以前に書いたように英語クラスだけがメインストリーミングなので、授業の進行が早いのと、それに従ってASL手話通訳を集中的に読み取るのにかなり必死で、当初は不安があった。しかし、授業後先生や手話通訳者に積極的に再確認したり、RTC(Real-Time Caption)やノートテイクの資料に目を通したりすることで、不安が和らいできた。RTC(Real-time Caption)は特殊なパソコンで文字起こしする通訳方法であり、授業後48時間以内に各生徒にメールで通訳内容を送ることになっている。各クラスからよく宿題が出てくるが、英語が大変なのもあってひとつずつ片付けるのに人一倍時間がかかってしまうが、その分学ぶことは多いので今までの通りこつこつと頑張っていきたい。今受けている数学、グラマー、リーディングクラスはろう・難聴者を対象にしたものなので直接手話で授業を受けている。メインストリーミングクラスで手話通訳を通して授業を受けるのと、ろう・難聴者クラスで直接手話で授業を受けるのとで感覚の違いを改めて感じた。ろう・難聴者クラスは小人数なのもあって手話通訳を通さず直接議論し合ったりするのでメインストリームクラスと比べて居心地がよいのが正直な気持ちである。一つの大学の中に聴者・ろうコミュニティがあって、それぞれ合わせたサービス体制が整っており、それぞれのクラスのメリットを活かせていると思う。このように勉強だけでなく、サービスの面でも大いに参考になることが多い。
(その他)
近くにフリーモントろう学校があって、よくイベントが行われている。先日は「EXODUS A Deaf Jewish family escapes the Holocaust」の講演会を見に行った。講師はユダヤ人ろう女性でヒトラー時代の生活や家族についてなどスクリーンを使いながら2時間近くの講演が行われた。ただ、指文字が多いのとASLのスピードにまだ慣れていないのもあって読み取れない部分もあった。その代わり、友人に通訳してもらいながら内容を理解することができた。ヒトラー時代の出来事を本の中からではなく、講演を通して直接聞くことができてよかった。元々このような講演会には興味があるので、これからも積極的に参加していきたい。
Posted by 川上恵 at 14:14 | 奨学生生活記録 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)




