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聴覚障害者留学

 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子などをお届けするものです。
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2008年1月 生活記録(1期生 池上 真) [2008年02月03日(日)]
□ 冬休み

 大晦日と元旦を友人やアルバイト先の上司の家族と過ごした後、早速、2日からキャンパスライフでアルバイトを開始した。これまでに正月から働いたことがなかったが、アメリカで生活しているからか、そのことにまったく抵抗感はなく、不思議な気分がしたものである。先月の生活記録にも書いたが、本来は受付を担当するはずの学生の協力を得ながら、キャンパスライフのセントラルファイル室に溜まっていた全学生の学校生活に関わる機密的な永久保存文書の整理を行った。

□ 春学期の開始

 22日から春学期がスタートし、これまでに2週間が経ったが、今学期も前学期と同様に大変な学期になりそうである。今学期に履修しているクラスは、以下の通りである。

1、 Human Behavior and Social Environment II (月曜13:00〜15:50)
2、 Social Work Practice II (水曜9:00〜11:50)
3、 Special Topics Lecture (DSM-IV-TR) ※1(水曜13:00〜15:50)
4、 School Social Work Policy (水曜17:00〜19:50)
5、 Data Analysis (金曜9:00〜11:50)
6、 Foundation Field Practicum II ※2(火曜&木曜 9:00〜17:00)
7、 Foundation Field Practicum II Laboratory (隔週金曜 13:00〜14:50)

※ 1 DSM-IV-TR(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)とは、「精神疾患の分類と診断の手引」と訳され、これは文字通り、精神的な疾患に関する指針であり、アメリカ精神医学会が定めたもである。

※ 2 Foundation Field Practicum IIとは、ソーシャルワークの実習であり、今学期は、「Deaf-REACH」というところで実習を行っている。

□ ソーシャルワークの実習

 上にも述べた通り、今学期は、「Deaf-REACH」という、さまざまな障がいを併せ持つろう重複者を対象とした生活就労施設でソーシャルワークの実習をさせていただいている。先週は、あるろう重複者の定期的な診察に付き添うため、Deaf-REACHの近くの精神科医を訪れたり、また別のろう重複者のケースでは、違法薬物所持で逮捕された人の裁判の手続きに付き添ったりした。実習の初めから緊張の一日が続いたが、今週はオフィスの中で研修を受け(と言っても、ほとんど、Deaf-REACHの規則、ソーシャルワーカーとしての業務内容、精神疾患に関するプリントなどを読んだりしていたが…)、その後は、メンバーが生活しているホームで彼らとテレビを見たり、おしゃべりしたりして、実習生としての立場を忘れてしまいそうなくらい、楽しいひと時を過ごすことが出来た。

□ 今後について

 先週配られた各クラスのシラバス(講義などの要旨)を見ても、今学期も多くの課題が待ち構えていることが分かったが、来年の卒業式の自分を想像しながらがんばっていきたいと思う。とりあえずは、3月の半ばにある一週間の春休みを心待ちにして、気を引き締めながらやっていきたい。
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