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聴覚障害者留学

 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子などをお届けするものです。
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2007年12月生活記録 (第3期生 管野 奈津美) [2008年01月04日(金)]
ご挨拶が遅れましたが、新年明けましておめでとうございます。どうぞ、今年も温かく見守っていただければ幸いです。

● はじめに
12月の初旬はテスト期間でとても忙しい週間であった。テスト期間中にアパートへの引っ越し、小旅行など冬休みの計画を立てながら楽しみにしていたが、そんな折、祖父が急逝したという悲しい知らせがあった。そのため、テストが終わり次第、日本に2週間ほど緊急帰国した。留学前に挨拶に行ったときはとても元気だったのであまりにも突然すぎてショックであった。残念ながら告別式には間に合わず、祖父の最期の姿を見ることができなかったが、祖母や親戚と会ってともに祖父を偲んだ。私は宮城出身で、1歳で聴覚障害が判明したときに東京のろう学校に通うために家族で引っ越した。亡くなった祖父はその際に経済的に援助してくれた恩人なので、今の私があるのも祖父のおかげである。また、今回久しぶりに親戚に会い、皆がアメリカ留学について応援してくれていて私は家族や親戚に支えられているのだと改めて感謝した。とりあえず、今の私にできることは留学生活をただ頑張るしかないと思い、自分に言い聞かせながらアメリカに戻った。
大晦日の夜はワシントンDCに残っていたインターナショナルの学生のカウントダウンパーティーに参加し、楽しく年を迎えることができた。現在は、ルームメイトと一緒に自炊を楽しんだりお買い物に行ったりと冬休みを楽しんでいる。

● テストとプレゼンテーション
Englishのクラスは大学指定のテストを3つ受けた。結果は合格となり、春学期はさらに上のクラスに上がることになった。まだまだ語彙力が乏しいので、冬休み中に単語を中心に勉強していきたい。
Deaf Studiesのクラスでは最終レポートについてのプレゼンテーションを1人10分ほど行った。クラスメイトたちの研究テーマはキュードスピーチやろう教育、デフリンピックなど様々で興味深いものであった。私はアメリカで有名なDeaf Artistの作品とDe’VIA、日本のDeaf Artistについて簡単に紹介した。ASLでプレゼンするのはあまり慣れておらず、緊張したがとても良い経験になったと思う。
Ceramicのクラスでは、美術館に行って鑑賞した中で気に入った作品について書く課題で念願のスミソニアン美術館に行き、とても楽しいひとときを過ごすことができた。また、作品を提出する際に、作品1つ1つに自己評価表を書かなければならず、計算など少し細かくて大変だったが、ためになった。

● 秋学期を終えて
今学期(8月〜12月)はアメリカに着いたばかりで不慣れなことも多く、大変だったが、奨学生の先輩や友人、周囲の人々、そしてJASSと日本財団のアドバイスやサポートにより、充実した生活を送ることができ、あらためて感謝の気持ちを持つとともに、さらに精進していきたい。また、病気とケガもなく、健康で過ごすことができたので春学期(1月〜5月)もこの調子で来年に向けての準備を進め、一日一日を大切にしていきたい。
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