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聴覚障害者留学

 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子などをお届けするものです。
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10月生活記録 富田 望 [2007年11月13日(火)]
10月生活記録                      富田 望
こんにちは!みなさん元気ですか?

 先週、カリフォルニアではサンディエゴの火事、地震と災害ニュースが続きました。この話題は私たちのクラスでももちきりで、アメリカ市民が被害を被ったという話は、もちろん、留学学生も色々と大変だったという話題もあがりました。このような緊急事態では予測していない事が起こるでしょうし、「外国人」という立場上、色々と大変だそうです。もしも同じようなことが、私の周りで起きた場合「外国人」であるのと、同時に「障害者(ろう者)」という立場に置かれることになりますし、アメリカ市民よりも極めて厳しい状況に置かれることは目に見えています。心配してくれた両親からのメールに目を通しながら「もしもの場合のこと」を考えさせられた日でした。

クラスについて
(ASL103) このクラスには手話通訳を目指している、またはASLに興味のある健常学生と聾学生(International studentがほとんど)がいます。Deaf cultureやASLに関する知識を正しく理解し、パワーポイント/カメラ/ビデオテープなどの視覚教材等を用いて、実際に生徒が身体と顔を使って表現することに重点を置いています。特に顔面筋の動きには厳しく指導していて、最終的には全ての生徒が「ASL103のテキストの70パーセントを習得すること」を具体的な目標としています。
 アメリカに来て思っていることなのですが、ASLが英語とは全く違った言語体系をもっているということは、日々実感していることでありますし、現在、日本の聴覚障害英語教育界でもASLを使って英語を指導するべきか、否か、SEEを使用するべきか、否かといった議論がなされていますが、これは極めて重要なポイントにきていると思います。このテーマに関しては、また改めて意見を述べさせて頂きたいと思います。

(Reading TechniquesとEnglish Composition Techniquesについて)
 何人かの学生が書記英語のスキルアップを目指して、二つのクラスをセットで受講しています。このクラスは沢山の文章を読み、書く力へと結びつけるプロセスに重点を置いています。一つの文から文章、文章からエッセイへと確実にステップアップしていき、最終的には上級英語クラスへと移り、大学/大学院入学に向けて個人の英語のスキルアップを確実にしていきます。

 早、3ヶ月が経過しました。それぞれのクラスに顔見知りも出来てきて、面白くなってきたところです。相変わらず英語(ASL)の授業は大変ですが、自身の経験が日々「勉強」ですので、実りのあるものになるように、一日一日を大切にすごしていきたいと思います。

では
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