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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2017年7月 生活記録 【第12期生 西 雄也】[2017年08月04日(Fri)]

こんにちは。

ここフリーモントでは、相変わらず朝5時に日が昇り、夜9時には暗くなる状態です。気候も日本の暑さとは違っており、朝と夜はとても涼しいのですが、昼間は汗をかいてもすぐに乾いてしまいます。また、道路に水をかけてもあっと言う間に湯気が立ち上り、すぐに乾くほど暑いです。気候のバランスの影響なのか、体調を崩す者が続々と出ている状態なので体調には気を付けていきたいと思います。

◆サマークラス
サマークラスもようやく終わりに差し掛かる頃となり、授業のペースも速く、あっと言う間に時間が過ぎ去るような感じです。
講義の内容(writingクラス)はテキストに従って進められ、Writingに必要なラボワークを行うことが中心です。このクラスを受け、エッセイを書く基礎を更に固め、これまで学んできたことの再学習やエッセイの新たな表現方法を学ぶことができたと思っています。

サマークラスが開始してからは、週一でチューター(今回の担当はナンシー先生は休みを取っているため、代わりにアン先生にしていただきました)を受けました。しかし、チューターの都合により、サマークラスの前半の時は受けることが出来たのですが、後半は受けることが出来ない状態になってしまいました。サマークラスの後半に差し掛かるにつれて、内容のレベルが上がっていくのと、パラグラフの書き方が、これまでに学んできた書き方と少し違っていたので、戸惑うこともありました。また、サマークラスの後半からはASLでチューターをしていただける方がいないので、クラス終了後英語クラスの教授に質問したり、メインストリームクラスのチューターと筆談でやり取りしながら進めています。
FullSizeR.jpg
↑ELCラボ(ラボワークや勉強をする時、ここでお世話になりました。)



◆ヨセミテ国立公園
休日、友人と日帰りでカリフォニアで有名なヨセミテ国立公園へ行ってきました。ヨセミテはかなり広く、一日で回り切れないのですが、観光したいポイントを絞り観て回りました。
現地は美しい自然であふれており、癒されました。その中でお気に入りだったのは川や滝のあるスポットです。滝の近くのスポットは、水しぶき(マイナスイオン)を浴び、リフレッシュできたものです。
また機会があればもう一度来たいと思ったものです。
IMG_1183.png
↑ヨセミテ国立公園



◆進学先の報告と近況◆
さてこの場を借りて報告させていただきますが、この春、ギャロデット大学大学院より入学許可を受け取りました。専攻は、ろう教育専攻に進学予定です。合格通知をいただいた時は嬉しさの反面、ついていけるかどうか心配な気持ちもありますが、前向きに学んでいけるよう頑張っていきます。
現在、入学前の手続きとサマークラスと同時進行しながら順調に進めている状態です。しかし、まだ引っ越しの準備も残っているので、引き続き気を抜かずに進めていきたいと思っています。

そして、もう少しで、カリフォルニアという現地を離れることや、仲の良い友人やお世話になった先生方の別れを考えると寂しい気持ちです。様々な感情が沸き起こっていますが、これからの新しいスタートを楽しみにしながら、次のステップへ進めたいと思っています。


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