CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
2006/4/28ブログ開設時からのアクセス数
UL5キャッシング
最新記事
カテゴリアーカイブ
リンク集
最新コメント
月別アーカイブ
http://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/index2_0.xml
2017年8月生活記録 第9期生 瀧澤泉[2017年09月07日(Thu)]


2017年6/7月生活記録 第9期生 瀧澤泉[2017年08月03日(Thu)]
http://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/archive/1089?1504757011
2017年8月生活記録 【第13期生 橋本 重人】[2017年09月07日(Thu)]
 渡米してから1ヶ月が経とうとしています。日本では少し前まで蒸し暑い日が続き、寝苦しくて眠れない夜も多かったようですが、ここでは乾燥しているうえに夜は気温がぐっと下がるので、ぐっすりと眠ることができます。

 大学での生活はというと、8月23日にオリエンテーションがありました。新入生は全員で20人程でしたが、外国から来ている国際ろう学生は山田奨学生と私のたった二人だけでした。
それぞれが自己紹介をするなか、私はちょっとしたクイズを出してみました。「私の出身国はどこでしょう?」という簡単な質問でしたが、「中国?」「韓国?いや、日本?」と次々に答えてくれました。なかなか定まらないのでヒントを出すと、皆一斉に「オー!ジャパン!」と正解の運びとなりましたが、そのヒントとは「私はお寿司が好きです。」というものでした。簡単すぎましたね。
   s_s_img078.jpg
 ↑このように皆はっきりと夢(将来の展望?)を持っていて、堂々と発表していました。私も若い皆に負けないように、頑張ろうと決意を新たにした次第です。

   s_s_img079.jpg
↑また、ろうの先生による講義を初めて受講しました。このように学生達は先生を呼ぶ時に大きく手を振ったり、足で床を踏みならしたりしていました。その時、ろう学校で働いていた時に受け持ったクラスの生徒達のことを思い出しました。生徒達もここの学生と同じ様に、私が気付くまでずっと手を振っていてくれたのだなと感慨深くなりました。
学生達は疑問や確認したいことを積極的に質問したり、発表したりしていました。


秋学期が始まる前に、友人達と少し遠出をしてきました。カリフォルニアの太平洋岸に位置するモントレーという町に、車でおよそ2時間かけて観光に行きました。到着して真っ先に向かったのはモントレー水族館です。実際にクラゲやエイに触れることができ、また、全長6メートルもある巨大昆布の森が広がる大きな水槽があることで有名です。
何より驚いたのが、この水族館は実は、1900年代初めにはイワシの缶詰工場だったということです。その変遷についての展示が入口付近で説明されていました。


   s_s_IMG_9162.jpg
↑帰る間際に見つけたのがこちらです。見てみると、アホウドリのヒナが誤って飲み込んでしまったものが展示されていました。プラスチックごみ(特に多かったのがペットボトルの蓋)を飲み込んでしまったようです。非常に衝撃的でした。

   s_s_IMG_9163.jpg
↑他にもイルカやクジラの胃に入っていたごみも展示されていました。

海には大量のプラスチックごみが流出していて、そこに住む生き物が誤飲して死んでしまうというケースをよく耳にします。展示という形ではあるものの、実物に目にすることで、彼らを見て楽しむだけではなく、そこで何が起こっているのかを伝えることは、とても大切ではないかと思いました。
2017年8月生活記録 第10期生 辻功一[2017年09月06日(Wed)]

こんにちは、今日も生きています。
10期生の辻 功一です。

熱い!
暑いレベルを超えて「熱い!」です。
先月の生活記録で路上に目玉焼きが出来ていたことを報告しましたが、目玉焼きどころかハンバーグでも出来そうな勢いです。

そんな中、涼しさを求めて北カリフォルニアにあるシャスタ山へ登ってきました。
クリスタルガイザーというミネラルウォーターをご存知でしょうか?その源泉として知られており、アメリカ先住民の聖なる山として崇められています。
標高 4,317m。頂上は涼しいどころか寒かったです(笑)

シャスタ山頂
<シャスタ山頂>


地球は丸い
<地球は丸い>

さて、サマークラス第二部もあっという間に終わってしまいました。

MINS 301 (Corporate Technology Integration)
会社で使用するテクノロジーやシステム関係の知識を得るというクラスですが、初めてのオンライン講座でした。
宿題からテストまで全てオンラインで済ませられるので大学に行く必要は全くありません。
ただ、難しい文章でなかなか理解できない時は大学の通訳さんのオフィスに駆け込んで、通訳してもらったりしました。
講義の内容自体はそもそも僕はインターネット関連の会社に勤めていたこともあり、復習という感覚でした。

8月末になると学生たちが戻ってきて急に賑やかな街になってきます。それと同時にパトカーの回転灯があちこちで光るのはご愛嬌ということで。

以上です。
日本ASL協会から8,188km離れたチコ大学からの報告でした。
ありがとうございました。
今月のコロンブス
歩行者は神様であることを発見
横断歩道でないにも関わらず歩行者がいたら一斉に車が止まります。そして歩行者はモーゼの如く悠々と横断していくんですね。日本では少し申し訳なさげに小走りで通り過ぎて行く風景をよく見かけていたので、えらい違いだなと。

2017年8月 生活記録 【第12期生 西 雄也】[2017年09月04日(Mon)]

8月10日にサマークラスが終わり、最終テストは、文法の意味を説明する内容とテーマに沿ってエッセイを書き上げていく内容でした。そして、今、現在ワシントンDCにあるギャロデッド大学大学院の新学期が始まったところです。

◆送別会
カリフォルニアを去る前に、オーロニ大学でお世話になった先生方とカウンセラー、様々な友人達とそれぞれ送別会を行いました。仲良くなった友人やお世話になった先生方の別れを考えると寂しい気持ちが湧き起こりましたが、今後再会できることを願いながら、寂しくも楽しい送別会になりました。
IMG_1666.png
↑オーロ二大学でお世話になった先生方と

◆カリフォニアからワシントンDCまでの横断ドライブ
サマークラスが終了した数日後、カリフォルニアからワシントンDCまで様々な場所に留まりながら一週間かけて車で移動しました。ルートは、カリフォルニア→ネバタ→ユタ→アイダホ→ワイオアミング→サウスダコタ→ミネソタ→ウィスコンシン→イリノイ→インディアナ→オハイオ→ペンシルバニア→メリーランド→ワシントンDC。イエローストーン国立公園やマウントラシュモア国立公園、シカゴなど有名な場所を見て回りながら横断しました。ドライブした距離は約4500kmぐらいでした。

IMG_1665.png
↑イエローストーン国立公園
IMG_1500.jpg
↑マウントラシュモア国立公園

そして、無事ワシントンDCに到着した後に、秋学期からワシントンDC生活が始まることを考えたら楽しみな気持ちとドキドキする気持ちでいっぱいになりました。


◆Hello, Washington DC and Gallaudet university!
ワシントンDCはカリフォルニアと全然環境が違っており、時々雨が降ったり、日本と近い湿気があります。蒸し暑さを感じながらもカリフォルニアの気候が恋しい気持ちにもなりました。更に、カリフォルニアはドライな気候なのか、ワシントンDCに着いてからしばらく体全体に痒みが生じ、少し心配になったが、カリフォリニアから引越しした経験のある友人の何人かに尋ねたところ、ほとんどの人がこのようなことを体験したそうです。環境の変化によって生じた出来事に少々驚きながらも少しずつ慣れてきています。
そして、ワシントンDCの住まいについて、ギャロデット大学には寮があるのですが、寮費が高めなのと冬休みと夏休みは寮を出て暮らさなければならないという不便な点もあるので、ルームシェアという方法をとって暮らすことになります。

FullSizeR.jpg
↑ギャロデッド大学の正面ゲート
(いよいよここで新しい学生生活が始まります!)

8月21日から一週間オリエンテーションがあり、新入生や専攻する学生と顔合わせをしました。大学へ通う時、大学内やギャロデッド大学付近の場所はどこへ行ってもASLで話している人々がよく見られ、カリフォルニアとはまた違った新鮮な気持ちを感じています。
いよいよ今、新学期が始まろうとし、期待と不安な気持ちが入り混じっている状態ですが充実したものとなるように前向きに励んでいきたいと思います。


留学生活記録 (2017年8月) 第11期生 <牧谷陽平>[2017年08月31日(Thu)]
IMG_4840.JPG
29年かかってやっとたどり着いた "Statue of Liberty"

8月はプチ旅行に行きました。その旅行中,ろう学校の見学もいくつかしました。楽しい出来事だったのですが,その裏には悲劇もありました。

IMG_4884.JPG
<9.11 メモリアルのところに立っていた建物でした>

IMG_4886.JPG
<9.11 メモリアルです。2001.9.11 からほぼ16年がたちましたね>


IMG_4728.JPG
<とあるビーチ。大西洋で泳ぐという人生の夢の一つが叶いました>

IMG_4737.JPG
<泊まった友人の家。かなり広くてプールでも泳ぎました>


まずニューヨーク市の近くに住んでいる友人の家に行きました。ロチェスターから車で8時間もかかりました。日本と違ってアメリカは縦横に大地が広がっているので,車で8時間もかけて場所を移動すると,気候も変わります。 そういえば8月頭,朝寒かったので,気温を見ると13度しかなくて,部屋が寒かったので暖房を入れました(笑)8月に暖房を入れるのって,ありえない・・・?南半球でもないのに。。。Rochester は8月にこうなります
IMG_4571.PNG


話を戻して,友人の家での生活はかなり過ごしやすく,他の友人や家族とのふれあいもあって,アメリカの文化を楽しめました。みんなで集まってボードゲームをしたのですが,これがまた面白くてハマりました。

IMG_5075.JPG
<友人の家にあったボードゲーム専用の押し入れ
どれだけお金を使ったか知りたいところです>


IMG_5747.JPG
<これがその Secret Hitler の箱です>

IMG_5791.JPG
<遊ぶときはこう設定します>


Secret Hitler (シークレット・ヒトラー) といい,ドイツの独裁者ヒトラー(Hitler)の政治を想定した国会での駆け引きのゲームです。ゲーム参加者は自由主義か独裁主義のどちらかに属し,独裁主義の中に,ひとりヒトラーがいます。参加者はウソをついたり,他の人に疑いをかけたり,信頼する人を支持したりして,それぞれの政治を作っていくというゲームです。会話の技術をかなり必要とするゲームなのですが,面と向かって会話するので,参加者同士で誰が誰なのかを推測しながら,進めていくゲームです。

下の写真が Secret Hitler で遊んでいる様子です
IMG_4748.JPG


IMG_4749.JPG
<他のボードゲーム "Pictionary" で遊んでいます>


その結果,このボードゲームを買いました。価格は少し高いのですが,スマートフォンが普及し,面と向かって話をすることが少なくなった今の日本人にとっては,重要な要素をたくさん含んでいますね。それを考慮すると,この価格は納得する価格です。

IMG_5306.JPG
<トロント市内にある Deaf Culture Center にも行きました
が,そのときは作品がなかったので寂しかったです
でもスタッフとの会話は弾みました>


冒頭で話した通り,悲劇が起こったのです。私がこのボードゲームを気に入り買ったあと,ろうの友人で集まってこのゲームをしました。みんなかなりハマってしまい,別の日に,またこのゲームをしようと友人の家に行き,初対面のルームメイトを誘いました。すると,その人は「この箱の “Hitler” という文字を,修正液とかで消したら一緒に遊んでもいいよ」といきなり言ってきたので,失礼な人だと思いました。すると,そばにいたその人の恋人が,アパートから出ていきました。何が起こったのか聞くと,「恋人の祖先が Hitler に殺されたから,Hitler という文字すら見たくないといって,出ていったんだよ」と。
一見楽しそうに見えるゲームでも,その人にとっては思い出したくもない悲劇が潜んでいるということに気が付きました。日本は海に囲まれた島国のため,他の文化や肌の色を持つ人と関わる機会がほとんどありません。同じ人どうしで生活を共にするため,こういう多様性に気が付きにくいという現状に直面しています。教育の現場でもこういうことが起こっていて,手話言語やろう文化がなかなか受け入れられないということが日本じゅうのあちこちで起こっています。ろう学校が "ろうのため" の,"ろうによる" 学校になることを目指します。

IMG_4267.JPG


さてアメリカで3か月も過ごした夏休みも終え,秋学期が始まりました。しかしまだ1週間目なので,今回は取るクラスの紹介だけします。

MSSE722 Educational Audiology and Spoken Language Development
聴覚活用と話し言語をとおした言語獲得・習得のクラスです
言語関係のクラスはこれで4クラス目になります。日本の大学院のカリキュラムを見たのですが,言語学のクラスはあまりないようですね。言語学のクラスが設置されることを祈るばかりです

MSSE714 Curriculum Content and Method of Instruction
学生それぞれの教科に特化した指導法をさらに研究していくクラスです

MSSE728 Literacy and the Deaf Adolescent
ろう児・成人の読み書き能力に関する課題を研究していくクラスです

MSSE713 Assessment Principles and Practices
生徒の評価を研究していくクラスです

INTP360 Introduction to K-12 Interpreting
幼稚園から高校生までの手話通訳者とはどんなものか学習するクラスです

INTP315 Practical and Ethical Applications
手話通訳者としての倫理のクラスです

IMG_4793.JPG
<どこかで見た風景ですね。かっこよかったので撮りました>
2017年8月生活記録 【第13期生 山田 茉侑】[2017年08月31日(Thu)]
こんにちは。

渡米してから約3週間経ち、家の周りの地図も覚え、アメリカの生活にようやく慣れてきました。
カリフォルニア州は現在サマータイムのため、18時まで真昼のように明るく、20時頃にようやく暗くなってきます。昼の時間が長く感じ、毎日得をした気分を味わっております。

◆夏休みの間に、Mission Peakに登ってきました。
s_ミッションピーク.png

オーロニ大学の裏にある、Mission Peakに挑戦しました。下界から見える山に登るのかと簡単に思っていたら、実は後ろにもっと高い山がそびえ立っており、そこの山頂に登りました。計3時間で往復できるハイキング気分で出発したのですが、結局下山するまで5時間かかり、2000カロリー消費してきました。
空が青く、小さな白い雲がちりぢりになって漂っているのを見ながら、日々の課題のことを忘れてリフレッシュできました!

カリフォルニア州の気候
s_ミッションピークからの景色.png

写真は、Mission Peakからの景色です。
写真のように、カリフォルニア州は乾燥した気候です。
朝と夜は長袖が必要になるほど寒いのですが、昼の太陽は容赦ありません。
乾いた空気の中、刺すような日差しがさんさんと降り注ぎます。なので、1日の最高気温が20度でも、太陽の下にいると暑いです。
日焼け止めが効かず、すぐに真っ黒になってしまいます。腕は焦げパンのようになってしまいましたが、顔は帽子・サングラス・SPF50+の日焼け止めで紫外線から死守しております。

◆CDW(California Deaf Wheelers)に参加しました。
CDWとは、カリフォルニア州に住んでいる、ろう者のサイクリング愛好家が集まってできた組織で、定期的に集まって自転車であちこちに行っているそうです。
今回は、午前中に各活動(ハイキング、サイクリング、ウォーキング)からやりたい活動を選択し、午後は大人の参加者全員でビンゴゲームをするイベントに参加しました。
大人から子どもまで参加者は多様でしたが、聾学校の先生やカウンセラーなど、聾学校関係者が数多く参加している印象を受けました。
その日は48キロのサイグリングに参加し、アメリカのろう者とASLでたくさん話す新鮮な経験をしてきました。サイクリングロードで自転車に乗りながら高速ASLで話すアメリカ人ろう者たちのパワフルな姿に驚きつつも、日本の現状や、なぜアメリカに来たのかを、拙いながらもASLで話しました。一生懸命聞いてくれ、聾学校の情報を下さり、大変有意義な時間を過ごすことができました。
(CDWのHPです。 http://www.californiadeafwheelers.org )

s_SF BAY AREA.jpg
写真は、サイクリングの折り返し時点にあるサンフランシスコベイエリアの景色です。

◆おまけ CDWのビンゴゲーム
最後のボーナスゲームをなんと勝ち取り、ありがたいことに2倍入った賞金をいただくことができました!幸運の持ち主 橋本奨学生はちょくちょくビンゴになっており、もう一人の日本人友人もビンゴを取っておりました。日本人でトータルの半分もの賞金を頂いてしまいました。頂いた賞金は全てLongmanの辞書購入に充てました。一生懸命勉強したいと思います。
s_ビンゴ大会 縮小.jpg


◆Tutoring
2日に1回の割合でチューターを受け、秋学期の英語の授業に向けて準備をしました。褒め上手のNancy先生が、毎回素敵な笑顔で上手に教えてくれます。
Readingの課題では、かなり英作文を求められました。文中からそのまま文章を引用せず、自分なりの言葉でまとめる訓練をしました。知っているけど使ったことのない文法にトライするなど工夫を凝らしながら英作文をしております。Nancy先生は、言わずとも工夫点に気付いてくださるので英作文が楽しくなります。ろうの子どもたちの、作文時の気持ちが少しわかりました。

◆いよいよ秋学期が始まりました。
秋学期はWriting、Reading、Grammar、Deaf community、Deaf culture(?)を履修する予定でおります。まだ新学期が始まって間もなく、ガイダンスのみの授業も多いため、授業の詳細は次回に詳しく報告したいと思います。

Deaf culture
Tom先生「あなたたちは、なぜこの授業を受講したの?」
今年の受講学生は、約20人ほどいます。ろう、難聴、人工内耳装着者、生まれた時から手話環境にいた人、大学に入って手話を学んだ人、アメリカ人、他国からの留学生、などなど様々な人が受講しています。聞こえないという点では一見同じように見えますが、実は様々なバックグラウンドを持った人が集まった、多様性のある教室になり、これから楽しくなりそうです。
この授業を通して、他者のことを知りながら、自己を見つめ返したいと思います。
第14期留学奨学生 募集締切済[2017年08月21日(Mon)]
第14期留学奨学生 応募を締め切りました

8月20日(日)もって、第14期留学奨学生の全コースの応募を締め切りました。
ご応募、誠にありがとうございました。

Jassy.jpg

事業担当:根本和江
Posted by 事業担当者 根本和江 at 14:03 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
渡米後の挨拶 【第13期生 山田 茉侑】[2017年08月18日(Fri)]
こんにちは、13期生の山田茉侑(まゆ)です。

◆8月8日に無事にアメリカに到着いたしました。出発当日遠くから見送りに来てくれた家族や、友達のみなさま、本当にありがとうございました。行く前からホームシックになっておりましたが、みなさまの温かい言葉と激励のおかげで、笑顔でアメリカに飛び立つことができました。また日本にいる間に頂いた、たくさんの応援のメッセージには、いまでも勇気付けられています。ありがとうございました。


◆さっそく、翌日からオーロニ大学に行きました。
s_オーロニ大学門前.jpg


大学は山沿いにあるため、教室のある棟まで行くには、門から15分かけて坂を登る必要があります。最後のところは、高校の時に通学で毎日登っていた将軍坂(どこの高校かバレますね)並みです。写真は、大学のてっぺんにある坂からの景色です。写真だとインパクトがないですが、実際はかなりきついです。
s_オーロニ大学 車道.jpg


◆オーロニ大学含め、あちこちにリスがいっぱい!
住まいのあるフリーモントに着いて、アメリカらしさを一番感じた事は、なんとあちこちにリスが出現する事です。野良猫よりも遭遇率が高いのです!
s_リス1.jpg


おや、何かを食べていますね。
s_リス2.jpg


◆Tutoring(チューター)で、更に英語のレベルアップを!
Nancy先生という、ASLのとても上手な聴者の先生から、英語のレッスンを受けはじめました。
現在は、Reading、Writingの宿題を使って学習をしています。分からない単語や文法に出会ったら、Nancy先生のASLを使った説明と、パソコンを活用して理解をはかっております。
最初は、積極的にパソコンを使うことに驚きました。例えば、分からない単語があったら、ワードのシーソラスを使って類語(英語)を調べる→ASLで説明を受ける→googleで写真を調べる→ワードに調べたことをまとめる、という流れでパソコンを使っています。いつもは、覚えた傍すぐに英単語を忘れてしまうのですが、この方法だと覚えやすいです。素晴らしい学習方法だと思いました。
課題について。学習の濃さと、期待を超える大量の課題を見て、アメリカでの学習のスタートを無事に切れたのだと感じ、嬉さを感じました。

◆デフコミュニティにうまく加われました!
ろう者のいるホームステイ先から、デフコミュニティが広がっていました。また、大学にはろう者の留学生を必ず見かけます。なので、毎日たくさんのASLのシャワーを浴びることができております。
この調子で英語もなるべく英英辞典を使うなどして、たくさんのシャワーの蛇口を作り、来年は院に合格して、論文を読むことが好きになれるよう頑張ります!
渡米後の挨拶 【第13期生 橋本 重人】[2017年08月18日(Fri)]
 13期生の橋本重人です。渡米して初めての投稿です。もう10日経ったのに、まだ時差ボケで苦しんでいます。

 8月8日のお昼にサンフランシスコ国際空港に無事到着しました。到着して早々、さまざまな人に出会うことができました。
 まず、入国審査で待っている間、山田さんと話しているとある女性が国際手話で話しかけて来ました。「あなた、どこの国から来ましたか?ぜひ、この人たちと交流をしてほしいです」と言って来ました。この人たちとはDeaf Blindness(視覚と聴覚の両方の障害のある方)で、韓国から来たそうです。Deaf Blindness3名と、通訳者3名の6名でした。日本で盲ろうの方と触手話で話したことがあるのですが、国際手話(たまにアメリカ手話)で話したのは初めてでした。Deaf Blindnessたちは今週末に行われるDeaf Blind Campに参加するために渡米して来たそうです。3名とも山田さんと橋本が留学するために渡米して来たと伝えると、大変驚いて「大学で勉強はついていけるか?」「アメリカ手話はわかるか?」「聞こえない学生は他にもいるか?」など積極的に質問して来ました。私たちはしどろもどろになりながらも、できる範囲で答えました。(後で、ちゃんと答えられたかなぁと後悔・心配になったのですが、くよくよ考えても仕方ないですね)彼らと最後にお別れするときに「お会いできてよかったです。」「頑張ってください!」と力強く握手してくれたのが印象に残りました。緊張しまくっていた為、写真を撮るのを忘れてしまいました・・・。下手ですが、イラストを描いてみました。

       s_img081.jpg

 次に、サンフランシスコ国際空港で山田さんのこれからお世話になるホストファザーさんに迎えに来てもらいました。出口で待っていると子ども2人(幼稚園児と小学生)も一緒に来ていて、ずっと大人のアメリカ手話ばかり見て来た私にとって新鮮なものでした。そうです、上の子がろうなんです。2人とも小さな手でたくさん話してきて、可愛いと思う反面、会話の内容が読み取れない!と焦りました。子どもたちは大人と違ってまだ相手に合わせて話すことが難しかったのです。私たち二人ともエネルギッシュな子どもたちに負けるものかと日本で学習して来たアメリカ手話・ジェスチャーを駆使してたくさん話しかけました。親子の会話をこんなに身近で見ることができたことはとてもラッキーでした。ろう教育を学ぶ私たちにとって、とてもいい経験になりました。

       s_img082.jpg


 このように、渡米して早々たくさんの人たちと交流することができました。これからの1年間が楽しみです。色々な人々と交流して色々なことを吸収していきたいと思います。1年間頑張って英語とアメリカ手話を勉強して来ます。

          s_IMG_8955.jpg

 これから1年間暮らすところはオーロニ大学からそんなに離れていないところです。徒歩25分ぐらいで大学に着くことができます。

 それでは、また報告します。
謝辞 第10期生 山本綾乃[2017年08月10日(Thu)]
こんにちは。
第10期生、山本綾乃です。

16402509_758951874255300_4529044200585760216_o.jpg
(ありがとう、ギャロデット大学!自分で撮ったお気に入りの写真です)

ギャロデット大学卒業後もしばらくアメリカに留まり、念願のケンダルろう学校のサマースクールに参加させていただきました。ケンダルろう学校はギャロデット大学の敷地内にありますが2年間の在籍期間中、学校側の事情でなかなか教育実習をさせて頂くことができませんでした。一番近くにあるろう学校なのに、校内の様子を見学できないまま帰国してしまっては後悔すると思い、半年前から校長先生や主任の先生方と交渉を重ね、やっと実現にこぎ着けた念願の教育実習でした。すべての学年の児童生徒たちと直接関わり、学校内の活動の様子を知ることができ感謝しております。

20821427_860454554105031_529818125_o.jpg
(小学部1・2年生の教室。開放的な空間ですね!夏をテーマとした活動が行われていました)

20795054_860441927439627_1795728917_o.jpg
(アメリカ手話を撮影する専用の部屋がありました)


アメリカも日本もろう教育事情は同じ。様々なろう教育背景を持った、世界中からの学生が集まるギャロデット大学を大いに活かし、様々な交流や議論を重ねて、自分自身の伝える力・説明する力を伸ばしていきたいというのが留学の目的でした。
20794894_860441944106292_614659883_o.jpg
(ギャロデット大学付近の国立公園。みんなで肩を並べ、濃い会話をしながら3時間ほど歩きました。この縁を大切に、これからも情報交換していきたいです)


最後に三年間の感謝の意を込めて、謝辞の動画をお届けさせていただきます。 (日本語字幕あり)



三年間お世話になった、日本財団・ASL協会のみなさま、家族、友達、アメリカの仲間に心から感謝申し上げます。私のスタートはこれからであると自覚しております。今までの経験と学びをみなさんと共有できるように、これからも試行錯誤しながら、日本そしてアジアのろう教育へ貢献して行きたいと思います。

本当にありがとうございました。

2017年8月10日
第10期生 山本綾乃
| 次へ