• もっと見る
聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
2006/4/28ブログ開設時からのアクセス数
UL5キャッシング
最新記事
カテゴリアーカイブ
リンク集
最新コメント
月別アーカイブ
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/index2_0.xml
留学奨学金事業・20周年記念式典(東京) 2/15開催告知、第2弾![2026年01月15日(Thu)]
ひらめき参加者募集ひらめき
留学奨学金事業・20周年記念式典(東京)、2/15開催告知、第2弾!


2/15に開催する20周年記念式典の開催まで、あと1ヶ月!
留学奨学生同窓会では、各担当に分かれて、日々、準備を進めています。

当日の会場には、留学奨学生たちが集結!
ポスター発表で留学報告を行いつつ、参加者のみなさんとの交流を交えて、質問や相談に応じます。奨学生たちの留学時期や期間はさまざま、分野もさまざま、国もさまざま。海外にいる奨学生もオンラインでポスター発表に参加します。
ぜひ、会場に来て、一緒に20周年を盛り上げましょう!

これから留学をする/留学を希望している方、海外留学の状況を知りたい方など、多くのみなさまの参加をお待ちしています。

0215.jpg
https://youtube.com/shorts/_E_MHOrnIM4
(同窓会メンバーから、記念大会へのお誘いPR動画です映画

------------------------------------------------------------------------------------------
1、日 時:2026年 2月15日(日)午前10時30時〜午後2時30分

2、方 法:日本財団ビル(東京都港区赤坂1−2−2)

3、内 容:20年の振り返る座談会、ポスター発表&交流会、スペシャルゲスト等

4、対象者:どなたでも

5、定 員:100名程度

6、参加費:1,000円(昼軽食・記念品付きー締切日までのお申込者のみ)

7、申込方法&申込締切:
  申込画面(クリックすると申込画面に変わりますのでお申込みください。)
  *1月31日(水)まで*(定員に余裕がある場合は〆切後も受付けします)

  *締切日以降のキャンセルはキャンセル料が発生します。ご注意ください。               
   1月31日までのキャンセルの場合:参加費100%(全額)を返金
   2月 8日までのキャンセルの場合:参加費50%(500円)を返金(記念品あり)
   2月 9日からのキャンセル、欠席の場合:返金はありません(記念品あり)

8、その他:全体を通しては、日本手話で話します。(日本語音声通訳、文字通訳あり)
------------------------------------------------------------------------------------------

20th Anniversary.jpg*チラシはこちら*


かわいい日本財団聴覚障害者海外奨学金事業かわいい
2026年度第23期生募集は、2026年4月に日本財団からの助成が正式に決定した後、実施が確定します。
ろう者、難聴者、きこえる人、それぞれに応募対象コースがあります。
お問い合わせ等は常時受け付け中。
■お問い合わせ先/ 本事業専用Email:ryugaku★npojass.org
 (ご利用の際は、「★」記号を「@」に置き換えください)


当協会ホームページには、
かわいいホップ・ステップ・ジャンプ!〜日本財団聴覚障害者海外奨学金事業の成果〜かわいい
支援修了した奨学生達へのインタビュー記事を掲載しています。
留学で何を学び、何を目指し活動しているのかなどを読むことができます。
合わせてご覧ください。


協力:
日本財団聴覚障害者海外奨学金事業留学奨学生同窓会

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 11:42 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL
2025年12月「2026年」金本小夜(19期生)[2026年01月08日(Thu)]
みなさまこんにちは。
2026年になりましたね。本年もどうぞよろしくお願い致します。

今年は正月早々ぎっくり腰になりました。多少勉強のストレスもあったかもしれませんが、おそらく一番の原因は寒さです…。
この冬は去年、一昨年と比べても随分寒く、雪こそ降らなかったものの、クリスマスから新年にかけて庭の植物が霜で凍りついたり、路面が凍結したりして、大変でした。
クリスマスイブの24日から26日、そして元旦は図書館もお休みのところが多いので、休みに入る前に、と頑張って図書館に通ったのですが、図書館はどこも石造りの古い建物が多いので寒いんですよね。
一日座って動かない、というのも重ねて良くなかったんだと思います。体は本当に資本ですね、としみじみ…。今年は筋トレでもやろうかな。
ちなみにぎっくり腰は I threw my back outという表現で通じるようです。(誰も使う機会はないかもしれませんが…)

そういえば年末にエジンバラの知人とやりとりして知りましたが、スコットランドでは新年にハギスを食べるそうです。付け合わせは芋とカブのマッシュであるタティー&ニープス。(TattyはジャガイモのPotatoから、NeepsはカブのTurnipsからだろうと思われます)
そしてどこの国もそうですが、余った食材の救済レシピというものもありまして笑、このタティー&ニープスにキャベツのざく切りを混ぜ、上からチーズをかけて焼いた、Rumbledethumpsという料理が存在します。作ってみましたが、田舎らしい素朴な味で美味しかったです。
あとショートブレッドも特に新年に食べるようで、新年に最初に訪れたお客さんにショートブレッドをプレゼントするそうです。

12月はちょっと論文を離れて、アイデア集めのために色々な聾関係の本を読み漁っていました。
もう少しで帰国ですが、こういうデータはイギリスでしか手に入らないのに、いつ何時必要になるかもわからないので。
興味深いなぁと思ったのは、イギリスでは13世紀にイングランドで聾の王女キャサリンが、15世紀にスコットランドではまた別の王女ジョアンナが手話を使って会話をしたという記録が残っていること。
また20世紀初頭にデンマーク王室からエドワード7世に嫁いだアレクサンドラ女王は難聴で、指文字を使ってヴィクトリア女王と会話したとか。
他に17世紀には首吊り刑に処せられた死体を運搬する仕事についていた聾の男性の話とか、初めて手話で教育を受けた人物のこと、初めて聾者として口話で教育を受けた人物のこと(この辺りは19−20世紀)の話など、いろいろ面白い事例が出てきました。
ロイヤルファミリーでなくとも、比較的たくさん手話や聾者の記録が残っているのは、王室に聴覚障害者がいたから市民が親しみを感じていたのかもしれないし、イギリス人が基本的に歴史が大好きでやたらと身の回りの歴史を記録する個人歴史家がたくさんいたからかもしれません。

英文学的には1720年に、ロビンソン・クルーソーの作者としても有名なダニエル・デフォーが、実在のDuncan Cambellという人物の半生について書いたとされる本が、英文学史上聾者について書かれた極初期の本とされているですが(そしてこの人物は障害があることを上手に使って神秘的な雰囲気を醸し出し、精霊と話をしたり、東洋から取り寄せた謎の薬などを見せて、生計を立てていたそうです笑)、そこに当時の指文字の図が載っていました。
また1833年に出版された別のThe Happy Muteという本にもまた別の指文字の図もありまして。
どちらも現代のBSLの指文字に似たものでありつつ、いろいろ違うところがあるというのはなかなかに面白いです。写真添付しましたので、見てみてください。
左から、1720年の本の付録、1833年の本の付録、現在使われている指文字です。

IMG_8276.jpegIMG_8277.jpegIMG_8346.pngIMG_8286.jpeg
Posted by 金本 at 20:50 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
2025年12月「(外国人のための)創業AtoZ」森本恵実(20期生)生活記録[2026年01月08日(Thu)]

みなさん、こんにちは。12月の生活記録を書きます。
韓国では本格的な冬を迎え、
–10度ほどの気温になることも当たり前になってきました。
冬の空気がどんどん広がっています。


12月は期末考査を終え、1学期の締めくくりとなる月でした。
試験を終えた後は長期休暇に入りました。
これまでの学びを振り返りながら、将来について考える時間を持つことができました。
今回は、その中でも特に印象に残った「(外国人のための)創業AtoZ」
という授業について書きたいと思います。


「(外国人のための)創業AtoZ」とは、
外国人留学生を対象に、韓国での創業(起業)について
基礎から学ぶことができる授業です。
創業(起業)と聞くとアイデアやビジネスモデルに目が向きがちですが、
この授業では、制度や手続き、ビザ、文化的な違いなど、
より現実的な視点から創業(起業)を考える内容が扱われました。


韓国で事業を始めるにはどのような準備が必要なのか、
どのような壁があるのかを具体的に知ることができ、
単なる理論ではなく「実際にやるとしたらどうなるのか」
を想像しながら学べる授業でした。


この授業では、グループに分かれて創業(起業)計画や発明を考えて
それを発表するカリキュラムとなっていました。
最後の授業で、外国人発明大会が行われました。


外国人発明大会の会場は大学構内ではなく、
COEX(コエックス)というところで行われました。
日本でいう、東京ビックサイトのような国際展示場です。


COEXという建物の中には、
観光地で大変有名な「ピョルマダン図書館」があります。
展示会会場に行く前に、さらっと見物してまいりました。
12月だったので、クリスマス仕様となっており、
クリスマスツリーがとても壮大で印象的でした。


KakaoTalk_Photo_2026-01-10-21-36-12 001.jpeg


COEX内で開催された「2025 大韓民国 知的財産大会」の展示会場です。
「2025 大韓民国 知的財産大会」では多様な特許や技術、発明品、
企業・研究機関の革新的なアイデアなどが展示されていました。


KakaoTalk_Photo_2026-01-10-21-36-18 010.jpeg


ここは私たちが発表した外国人発明大会の会場です。


KakaoTalk_Photo_2026-01-10-21-36-15 004.jpeg
KakaoTalk_Photo_2026-01-10-21-36-17 008.jpeg


「外国人発明大会」で入賞すると、賞金をいただくことができました。
残念ながら、私たちのチームでは入賞できませんでしたが、
創業・起業と発明計画を考えることは大変有意義な時間でした。


KakaoTalk_Photo_2026-01-10-21-36-14 003.jpeg


この授業を通して特に印象に残ったのは、
創業(起業)には「やりたい気持ち」や「アイデア」だけでは不十分である、という点でした。
言語の問題だけでなく、法律や制度、文化的な背景を理解していなければ、
どれほど良いアイデアがあっても実現は難しいという現実を知りました。


また、外国人であるからこそ直面する制限や課題についても具体的に学び、
自分がこれまで「知らなかったこと」「意識していなかったこと」が多くあったことに気づかされました。
一方で、そうした条件を正しく理解した上で準備を進めれば、
可能性が広がるという点も、この授業の大きな学びでした。


この授業を通して、将来について考える視点が少し広がったように感じます。
これまで私は、デザインや翻訳など、自分の専門分野を
どのように仕事につなげていくかを中心に考えてきましたが、
「創業」「起業」という選択肢を具体的に学んだことで、
働き方や関わり方について改めて考えるきっかけになりました。


今すぐに創業や起業を目指すというわけではありませんが、
韓国社会の中でどのように自分の強みを活かしていけるのかを、
現実的な視点で考えることの大切さを実感しました。
今学期の締めくくりとして、将来につながる視野を広げてくれた授業だったと思います。


発明大会が終わった後、展示会場内の展示を見学しました。


KakaoTalk_Photo_2026-01-10-21-36-16 006.jpeg


手話で話すロボットが印象的だったので、
皆さんにもぜひお見せしたいなと思いました。

KakaoTalk_Photo_2026-01-10-21-36-18 009.gif


韓国手話で
「サランヘヨ(愛してます)!こんにちは、お会いできて嬉しいです」
と手話で表現していました。


今月のブログは以上です。
ありがとうございました。

Posted by 森本 at 00:00 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
ホップ・ステップ・ジャンプ!〜奨学生たちの躍進〜[2025年12月24日(Wed)]
ホップ・ステップ・ジャンプ!〜奨学生たちの躍進〜

日本財団聴覚障害者海外留学奨学金事業は、2004年にスタートして20年が過ぎました。これまでに計29名が海外留学を修了し、帰国後、留学で学んだ分野を中心に、ろう教育や情報コミュニケーション支援、相談支援、専門研究など各分野で当事者リーダーの一人として活躍しています。そんな奨学生たちの様子を不定期にご紹介しています。

●川上恵さん(4期生)●
朝日新聞にインタビュー記事が公開
kawakami11.jpg

『日・米・国際の3手話使う川上恵さん「聞こえない」通訳の重要性』と題し、朝日新聞(有料記事)のサイトに掲載されました。デフリンピックでは、手話通訳者として、また手話通訳コーディネーターの一人として活動しました。
<朝日新聞(電子版/有料記事)の掲載ページ>
https://www.asahi.com/articles/ASTCS11V0TCSULLI001M.html?iref=pc_photo_gallery_bottom

          
かわいい日本財団聴覚障害者海外奨学金事業かわいい
2026年度第23期生募集は、2026年4月に日本財団からの助成が正式に決定した後、実施が確定します。
ろう者、難聴者、きこえる人、それぞれに応募対象コースがあります。
お問い合わせ等は常時受け付け中。
■お問い合わせ先/ 本事業専用Email:ryugaku★npojass.org
 (ご利用の際は、「★」記号を「@」に置き換えください)


当協会ホームページには、
かわいいホップ・ステップ・ジャンプ!〜日本財団聴覚障害者海外奨学金事業の成果〜かわいい
支援修了した奨学生達へのインタビュー記事を掲載しています。
留学で何を学び、何を目指し活動しているのかなどを読むことができます。
合わせてご覧ください。

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 23:43 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL
ホップ・ステップ・ジャンプ!〜奨学生たちの躍進〜[2025年12月24日(Wed)]
ホップ・ステップ・ジャンプ!〜奨学生たちの躍進〜

日本財団聴覚障害者海外留学奨学金事業は、2004年にスタートして20年が過ぎました。これまでに計29名が海外留学を修了し、帰国後、留学で学んだ分野を中心に、ろう教育や情報コミュニケーション支援、相談支援、専門研究など各分野で当事者リーダーの一人として活躍しています。そんな奨学生たちの様子を不定期にご紹介しています。

●山亨太さん(2期生)●
ギャロデット大学同窓会日本支部の新代表に就任
photo3-1.jpg

11月、これまで17年間代表を務めた早川英雄氏からバトンタッチし、山2期生が新代表となりました。日本支部メンバーと日本財団同窓会のギャロデット大学在籍経験者の橋渡しをしながら、今後の活動を更に展開していきたいとのこと。

          
かわいい日本財団聴覚障害者海外奨学金事業かわいい
2026年度第23期生募集は、2026年4月に日本財団からの助成が正式に決定した後、実施が確定します。
ろう者、難聴者、きこえる人、それぞれに応募対象コースがあります。
お問い合わせ等は常時受け付け中。
■お問い合わせ先/ 本事業専用Email:ryugaku★npojass.org
 (ご利用の際は、「★」記号を「@」に置き換えください)


当協会ホームページには、
かわいいホップ・ステップ・ジャンプ!〜日本財団聴覚障害者海外奨学金事業の成果〜かわいい
支援修了した奨学生達へのインタビュー記事を掲載しています。
留学で何を学び、何を目指し活動しているのかなどを読むことができます。
合わせてご覧ください。

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 23:13 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL
留学奨学金事業・20周年記念式典(東京)、開催します![2025年12月23日(Tue)]
ひらめき参加者募集ひらめき
留学奨学金事業・20周年記念式典(東京)、開催します!


留学奨学生同窓会による特別企画です!
2004年にスタートした留学事業は、20周年を迎えました。
その間、29名の奨学生が海外での学びを修了し、それぞれの分野で活躍しています。これまでの歩みを振り返るとともに、奨学生たちの成果を報告します。
これから留学をする/留学を希望している方、海外留学の状況を知りたい方など、多くのみなさまの参加をお待ちしています。

------------------------------------------------------------------------------------------
1、日 時:2026年 2月15日(日)午前10時30時〜午後2時30分

2、方 法:日本財団ビル(東京都港区赤坂1−2−2)

3、内 容:20年の振り返る座談会、ポスター発表&交流会、スペシャルゲスト等

4、対象者:どなたでも

5、定 員:100名程度

6、参加費:1,000円(昼軽食・記念品付きー締切日までのお申込者のみ)

7、申込方法&申込締切:
  申込画面(クリックすると申込画面に変わりますのでお申込みください。)
  *1月31日(水)まで*(定員に余裕がある場合は〆切後も受付けします)

  *締切日以降のキャンセルはキャンセル料が発生します。ご注意ください。               
   1月31日までのキャンセルの場合:参加費100%(全額)を返金
   2月 8日までのキャンセルの場合:参加費50%(500円)を返金(記念品あり)
   2月 9日からのキャンセル、欠席の場合:返金はありません(記念品あり)

8、その他:全体を通しては、日本手話で話します。(日本語音声通訳、文字通訳あり)
------------------------------------------------------------------------------------------

20th Anniversary.jpg*チラシはこちら*


かわいい日本財団聴覚障害者海外奨学金事業かわいい
2026年度第23期生募集は、2026年4月に日本財団からの助成が正式に決定した後、実施が確定します。
ろう者、難聴者、きこえる人、それぞれに応募対象コースがあります。
お問い合わせ等は常時受け付け中。
■お問い合わせ先/ 本事業専用Email:ryugaku★npojass.org
 (ご利用の際は、「★」記号を「@」に置き換えください)


当協会ホームページには、
かわいいホップ・ステップ・ジャンプ!〜日本財団聴覚障害者海外奨学金事業の成果〜かわいい
支援修了した奨学生達へのインタビュー記事を掲載しています。
留学で何を学び、何を目指し活動しているのかなどを読むことができます。
合わせてご覧ください。


協力:
日本財団聴覚障害者海外奨学金事業留学奨学生同窓会

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 10:36 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL
2025年度留学奨学生帰国報告会(東京)、開催終了[2025年12月18日(Thu)]
2025年度留学奨学生帰国報告会(東京)を開催しました

去る12月14日(日)、東京・西日暮里にある5005(ごーまるまるごー)を会場に、11月に留学を修了し、帰国した菅原20期生の報告会を開催しました。
当日の東京は、朝から約1ヶ月ぶりの雨。全国的にも荒れた天気で大雪となった地域もあったようですが、多くの地域からご参加いただき、会場8名とオンライン(Zoom)23名と併せて31名が集まりました。

●帰国報告 菅原鑑20期生●
「カナダと日本のインクルーシブ教育の比較〜ろう重複生徒の支援を通して〜」
1214-15.jpg
「カナダ・ブリティッシュコロンビア州(バンクーバーがある州)にはろう学校が1校しかなく、聞こえる子どもと障害のある子どもが共に学ぶインクルーシブ教育が行われている。その教育の現状を学びたいと思い、留学した。留学先は、実践的な職業訓練プログラムに特化し、豊富な実習機会を提供する大学の1年コースで、実習時はろう重複生徒1人を担当し支援を行った。インクルーシブ教育の基本理念は、すべての子どもが同じ教室で学ぶ権利を持つこと。学校では教師、教育アシスタント、専門職、保護者が協働し、子どもの強みを活かす計画を策定し、チームで取り組む。仕事は役割ごとに明確に分業されており、教育アシスタントは生徒1人につき1人が配置され、学習や行動、感覚面のサポートや生徒の自立を促す。柔軟な環境調整も可能で、単なる手助けではなく、少しの促しによって自分でできるようにするための支援を行う。実習ではTo-Doリストを工夫して作成するなどした。今回の留学を通じて、カナダのチームアプローチや生徒に合わせた柔軟な学び方、コミュニケーション、環境調整を優先する取り組みは、日本でも活かせるのではないか。また、教育者の役割はすべての子どもの可能性を引き出すことにあると改めて感じた。将来は教職に戻り、カナダで学んだインクルーシブ教育を生かし、日本の難聴の子どもたちの支援につなげていきたい。」


当日の様子を少しご紹介します手(パー)
1214-3-1.jpg
(左から)主催挨拶の武田太一会長(4期生)、司会の皆川愛16期生、20周年企画紹介の福島愛未12期生


報告会を終えてホッとしたところで、会場の5005の前で記念写真をパチリ
1214-4.jpg
(左から日本の手話で)<日本財団><海外><留学><奨学金>


参加してくださったみなさま、ありがとうございました。
今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いします。


かわいい日本財団聴覚障害者海外奨学金事業かわいい
2026年度第23期生募集は、2026年4月に日本財団からの助成が正式に決定した後、実施が確定します。
お問い合わせ等は常時受け付け中。
■お問い合わせ先/ 本事業専用Email:ryugaku★npojass.org
 (ご利用の際は、「★」記号を「@」に置き換えください)

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 12:58 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL
日本財団ジャーナルにインタビュー記事掲載[2025年12月17日(Wed)]
日本財団ジャーナルにインタビュー記事掲載

先日、日本財団ジャーナル様からお声がけいただき、留学奨学金事業を担当する秋山理事と根本職員の2人でインタビューに応じました。
記事が公開となりました。ご興味ありましたら、ぜひお時間ある時にご覧ください。

Photo1.jpg
(日本財団ジャーナルから)

▼日本財団ジャーナルURL
誰もが学びを諦めない社会へ。聴覚障害者の教育格差を変える留学支援とは? | 日本財団ジャーナル
https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2025/117978/disability

▼YahooニュースURL
誰もが学びを諦めない社会へ。聴覚障害者の教育格差を変える留学支援(日本財団ジャーナル)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e122b0b4da7f82a4653ffe6c3b907a03f5be5063?page=1

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 14:12 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL
2025年10月「クリスマス間近」金本小夜(19期生)[2025年12月11日(Thu)]
みなさまこんにちは。
今回更新が遅れてしまって申し訳ありません。
10月11月を療養に専念した結果、当たり前ですが、やることが溜まっていて、ちょっと気が滅入っておりました。

イギリスはもうすっかりクリスマス一色で、街に出るとあちこちにクリスマスツリーや電飾が飾ってあってとても華やかです。
でも15時半くらいには日が落ちてしまうので、寒くて暗い、冬の時間を光で飾り立てるのは、理にかなった話だなと思います。
ちなみにイギリスのクリスマスツリーや、クリスマスマーケットは、19世紀後半、ヴィクトリア女王が、ドイツのアルバート侯と結婚した時に、彼の祖国ドイツから持ってこられた文化なのだそうです。
しかもナルニア国物語などでも見かける街灯(ガス灯)も、実は19世紀後半に使われ始めたもの。あれは地面にガス管があって各街灯にガスを送り込み、暗くなる時間に点灯夫が火をつけて回る、というものらしいですが、夜道が明るくなったのはガス灯が入って以降というわけで、16時にはもう暗くなってしまうことを思えば、冬の時期にはガス灯はずいぶん重宝されたことでしょう。
また去年も書きましたが、ディケンズがクリスマス文化をやはり19世紀後半に再興させたことを思えば、イギリスの冬や、クリスマスの文化は19世紀にずいぶん変革があったのだなぁと感じます。

私は最近は図書館に通い詰めであまりクリスマスらしいことはできておりませんが、論文の2章がそろそろ終わりそうで、3章に行けそうです。
第3章はまだ指導教官と相談中ですが、内容を聾者の執筆した文章にするか、聾者劇にするかで悩んでいます。やはり聾者の自己表現手段は手話が何よりも重要で、その点劇は非常に手話や聾者と相性のいいものだと思うのですが、論文全体のバランスや、研究のしやすさを思えば、文章の方がいいのでは、とも思うわけで、悩みどころです。

少し前、久しぶりに劇場に行って、シェイクスピアの『マクベス』をアレンジしたマクベスとバンクォーという手話劇を見てきましたが、言葉が体の動きの中に組み込まれてそのまま演技になる、というのは非常に面白いし、聴者の劇とは全く異なる魅力を持っていて面白いんですよね。

来月までにどうにかメンタルを立て直したいと思っています。
ではみなさま、どうか良いクリスマス、良いお年を、お迎えください。


Posted by 金本 at 21:32 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
2025年11月「香りに癒された11月(文化体験)」森本恵実(20期生)生活記録[2025年12月08日(Mon)]


みなさん、こんにちは。11月の生活記録を書きます。


韓国では木々の紅葉が少しずつ色あせ、
冬の気配を感じる季節となりました。
朝晩はすっかり冷たい風が吹く日も増え、
温かい飲み物が恋しくなる時期にもなりました。



11月_1.jpeg



そんな中、今月は崇実大学の障害者センターで
開催された文化体験に参加し、香水作りを体験しました。
自分だけの香りを作るという貴重な時間を通して、
心がほっとするようなひとときを過ごしました。



崇実大学障害者センターでは、
年に2回、障害学生と障害者センターで働く勤労学生を
対象とした文化体験が行われています。
今回は外部から講師の方をお招きし、「香水作り体験」が実施されました。
机の上にはこのように香水作りで必要なものが用意されていました。



11月_2.jpeg


まず香水作りの流れについて
香り選び → 調合 → デコレーションの順で体験します。
一通りご説明を伺った後、香り選びに取り掛かりました。
50種類ほどの香りがあり、選ぶのがとても大変でした。



11月_3.jpeg



調合したい香りを3種類選び、
自分好みの組み合わせを探しながら、
くまなくメモをしていきます。



11月_4.jpeg


私は色々と悩んだ結果、
レッドベリー、ホワイトムスク、ダークアンバー
の3種類にしました。


レッドベリー3
ホワイトムスク2
ダークアンバー1
の比率で調合してみました。


11月_5.jpeg


調合完了したら、
シールやマスキングテープなどで
香水瓶のデコレーションをしていきます。



11月_7.jpeg


以上で、完成となります。
最後に各自作った香水の集合写真を撮ってみました。



KakaoTalk_Photo_2025-12-08-01-07-47 015.jpeg



学業や試験勉強に追われる日々の中で、
こうした文化体験は心のリフレッシュにもなります。
香りという目に見えないものを通して、
自分の感性と向き合う時間を持てたことが印象的でした。
改めて、学びの場でこうした機会があることに感謝しています。



【TMI】
ソンス駅近くにある「ミヨクジョンゴル(마역 전골)」という鍋料理がとても美味しかったです。ミヨクとはワカメのことです。ワカメスープ鍋だと思っていただけたらいいかと思います。日本人の味にもよく合うと思うので、おすすめです。機会があればぜひ食べてみてくださいね。

11月_8.jpeg

寒い日が続く中、あつあつのスープを囲みながら友人と過ごす時間が心まで温まりました。
香水作りの「香り」と同じように、食の香りにも癒される11月でした。



以上です。




Posted by 森本 at 01:00 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
| 次へ