第226話 今年最強の大寒波に見舞われて[2017年02月03日(Fri)]
1月は早くも「行ってしまう」という28日にだんだんクラブの活動日に参加した。
10時過ぎ西田橋の路側温度計が6℃を確認して登って行った。ところが勝尾寺三叉路では7℃を示していた。いつもはこの勝尾寺三叉路の方が2℃ほど低いのだが、1℃であるが高い値を示しているのを見るのは初めてだった。不思議に思いながら活動拠点の豚汁広場場に着いた時には道具の整備やクヌギの間伐、竹細工作業などを行っていた。
参加者名簿に丸印には11人が参加していた。因みに今年最初の活動日の14日は9人が参加していた。
写真1 豚汁広場近くの木陰の残雪
今季最強の寒波が14日〜16日に襲来
毎年1月15日頃に実施されているセンター試験の頃に日本列島は大寒波がやってきている。今年も1月14日夜からここ箕面市内でも雪が降り始めた。
大雪の目安は輪島上空5000メートル付近に−36度以下の寒気が入るときであるが、今年は14日頃に−41度の寒気団が西日本や東海地方にも流れ込んできた。
いままで箕面市内で大雪が積もったとき、その状況を写真で記録している。15日の朝は近くの南の杜へ通じる路面は午前11時過ぎでも、写真2のように車も出せないほどだった。
写真2 箕面市内の路面の積雪状況
16日でも前日夜からの積雪で路面は変わらなかったが、11時過ぎには車が走れるほどになり、雪に覆われた街並みを撮りに出かけた。
先ず北摂山地が望める東図書館付近から彩都の街並みを撮った。
写真3 彩都の街並みと北摂山地を望む
市内ではゴミ収集車も活動していたので、クリーンセンターまで足を延ばした。標高340メートルはあるだろうクリーンセンター入口の山の斜面には、写真4のように木々にはかなりの雪が降り積もっていた。
写真4 クリーンセンター前の山の斜面の積雪状況
体験学習の森への入口は、写真5のように積もっていて短靴では歩けないのであきらめた。
写真5 体験学習の森への入口の積雪状況
小鳥の水場まで歩いてみる
いつもの活動日と同じように、28日でもまずこの森の変化を撮るために、「杉林」から「もりもり園地」を抜けて「小鳥の水場」まで登っていった。
少し登って「モリモリ園地」のヤブツバキも雪の重みに耐えかねて折れた枝が山道を塞いでいた。
写真6 1月15日からの積雪の重みで折れた杉の枝
写真7 折れたヤブツバキの枝が山道を塞ぐ
「小鳥の水場」の南斜面に2008年に植林したクヌギは大きく育っているが、今回の大雪で3本は曲がっていた(写真8、写真9)。
写真8 雪の重みで曲がってしまったクヌギ1
<
写真9 雪の重みで曲がってしまったクヌギ2
「小鳥の水場」から「七曲り」へ通じる西の斜面は日当りも少なく、積もった雪は残ったままになっていた。
写真10 未だ融けずに残った西斜面の残雪
ほんの少し春の兆し!
帰りも同じ道を下って行った。写真を撮りに行く前にFさんとの話題で「未だヤブツバキは黒い実をつけているだけで花のつぼみもかった」と話していたので、勝尾寺川支流沿いのヤブツバキを丹念に見つめてみると、写真11で見るように、一輪咲きかけを見つけることができた。
写真11 川沿いにつぼみをつけたヤブツバキ
南の杜公園に通じる道端の花壇には1月16日の大雪にもかかわらず、雪の冠の下から満開の椿の花が顔をのぞかせているのを見てきただけに、山の寒さは厳しいからだろうと思った。
写真12 里では雪の冠の下にツバキが満開
でも、「モリモリ園地」付近のヤブツバキのつぼみを見つけて、「もうすぐ春ですよ」と呼びかけているんだと思いつつ下山した。
今後の竹炭やきなど
午後から竹炭用の炭材作りの作業を行った。Fさんによれば、クリーンセンターへのバスがなくなってベテランのNさんらが来られなくなったという。また、竹の間伐する場所が少なくなるとともに、竹炭を利用する人も少なくなってきたそうだ。
新しい会員が増えない中で、高齢者の作業効率も悪くなってきた上に、公共交通機関が無くなったので新たな問題点が浮かび上がってきた。
(平成29年2月3日)
10時過ぎ西田橋の路側温度計が6℃を確認して登って行った。ところが勝尾寺三叉路では7℃を示していた。いつもはこの勝尾寺三叉路の方が2℃ほど低いのだが、1℃であるが高い値を示しているのを見るのは初めてだった。不思議に思いながら活動拠点の豚汁広場場に着いた時には道具の整備やクヌギの間伐、竹細工作業などを行っていた。
参加者名簿に丸印には11人が参加していた。因みに今年最初の活動日の14日は9人が参加していた。
写真1 豚汁広場近くの木陰の残雪
今季最強の寒波が14日〜16日に襲来
毎年1月15日頃に実施されているセンター試験の頃に日本列島は大寒波がやってきている。今年も1月14日夜からここ箕面市内でも雪が降り始めた。
大雪の目安は輪島上空5000メートル付近に−36度以下の寒気が入るときであるが、今年は14日頃に−41度の寒気団が西日本や東海地方にも流れ込んできた。
いままで箕面市内で大雪が積もったとき、その状況を写真で記録している。15日の朝は近くの南の杜へ通じる路面は午前11時過ぎでも、写真2のように車も出せないほどだった。
写真2 箕面市内の路面の積雪状況
16日でも前日夜からの積雪で路面は変わらなかったが、11時過ぎには車が走れるほどになり、雪に覆われた街並みを撮りに出かけた。
先ず北摂山地が望める東図書館付近から彩都の街並みを撮った。
写真3 彩都の街並みと北摂山地を望む
市内ではゴミ収集車も活動していたので、クリーンセンターまで足を延ばした。標高340メートルはあるだろうクリーンセンター入口の山の斜面には、写真4のように木々にはかなりの雪が降り積もっていた。
写真4 クリーンセンター前の山の斜面の積雪状況
体験学習の森への入口は、写真5のように積もっていて短靴では歩けないのであきらめた。
写真5 体験学習の森への入口の積雪状況
小鳥の水場まで歩いてみる
いつもの活動日と同じように、28日でもまずこの森の変化を撮るために、「杉林」から「もりもり園地」を抜けて「小鳥の水場」まで登っていった。
少し登って「モリモリ園地」のヤブツバキも雪の重みに耐えかねて折れた枝が山道を塞いでいた。
写真6 1月15日からの積雪の重みで折れた杉の枝
写真7 折れたヤブツバキの枝が山道を塞ぐ
「小鳥の水場」の南斜面に2008年に植林したクヌギは大きく育っているが、今回の大雪で3本は曲がっていた(写真8、写真9)。
写真8 雪の重みで曲がってしまったクヌギ1
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写真9 雪の重みで曲がってしまったクヌギ2
「小鳥の水場」から「七曲り」へ通じる西の斜面は日当りも少なく、積もった雪は残ったままになっていた。
写真10 未だ融けずに残った西斜面の残雪
ほんの少し春の兆し!
帰りも同じ道を下って行った。写真を撮りに行く前にFさんとの話題で「未だヤブツバキは黒い実をつけているだけで花のつぼみもかった」と話していたので、勝尾寺川支流沿いのヤブツバキを丹念に見つめてみると、写真11で見るように、一輪咲きかけを見つけることができた。
写真11 川沿いにつぼみをつけたヤブツバキ
南の杜公園に通じる道端の花壇には1月16日の大雪にもかかわらず、雪の冠の下から満開の椿の花が顔をのぞかせているのを見てきただけに、山の寒さは厳しいからだろうと思った。
写真12 里では雪の冠の下にツバキが満開
でも、「モリモリ園地」付近のヤブツバキのつぼみを見つけて、「もうすぐ春ですよ」と呼びかけているんだと思いつつ下山した。
今後の竹炭やきなど
午後から竹炭用の炭材作りの作業を行った。Fさんによれば、クリーンセンターへのバスがなくなってベテランのNさんらが来られなくなったという。また、竹の間伐する場所が少なくなるとともに、竹炭を利用する人も少なくなってきたそうだ。
新しい会員が増えない中で、高齢者の作業効率も悪くなってきた上に、公共交通機関が無くなったので新たな問題点が浮かび上がってきた。
(平成29年2月3日)