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第33話 竹林の間伐作業[2007年09月11日(Tue)]

  昔の人々の生活の知恵を、語呂よく人の名に例えて、木六竹八塀十郎(きろく たけはち へいじゅうろう)という言葉があります。木は陰暦六月に切るがよく、竹は八月に切ると性がよい。土塀は乾燥した十月に塗るのがよいという意を、人名に擬した言葉です。

 この言葉の9月(新暦)を待っていましたとばかりに、10日に竹林の間伐作業を行いました。昨年から今年の2月に採取した竹炭用炭材の残量が少なくなり、冬に竹炭やきをするには、乾燥期間をいれればもう待ったなしの状況かもしれません。
平日でしたが、勤めている人は少ないこともあって12人が参加しました。


皮手袋をはめて作業をしてください!

 今年の2月13日の竹林の間伐作業で枝払いをしていた私は、左薬指の先端を鉈で思いきり打ちおろしてしまいました。ゴムを張った布製の軍手をしていましたが、前日砥石で研いだ鉈は鋭い切れ味で、軍手の布などスパッと切れてしまい爪でかろうじてとまりました。汚れた手袋だったせいか、切断した骨に細菌がはびこって再度手術する羽目になりました。

 その後、8月4日の「暑気払い・ソーメン流し」のとき、私と怪我の話をしていたKさんが皮手袋の傷を見せてくれました。その1週間前の活動日の午後からの作業で少し疲れが出ていたのか、鉈で左親指の付け根をたたいてしまったそうです。




     写真1 鉈を振り下ろしたが、皮手袋で怪我にならなかった事例

 写真1でわかるように、親指の付け根辺りに白い傷が入っています。
皮手袋をしていたおかげで、私のように生身の手に届く前に皮手袋で食い止めてくれたのです。

 今日の竹林の間伐作業の朝礼では、こうした怪我の事例があっただけに、代表から「作業には皮手袋をはめておこなってください」と注意がありました。


枝打ち作業には鉈を使わなくてもできます

 私の傷は治りましたが、4ヶ月も包帯で固定していたために、未だに中指、薬指は曲がったままです。今では鉈はこわくて使っていませんが、写真2のような剪定はさみで孟宗竹の枝を切ることができました。



 昨日の竹炭やきで竹林の間伐作業の道具の準備をしていた役員から、生の竹なら剪定はさみで切るほうが鉈や鎌で振り下ろすより安全だし、力も要らないと教えてもらいました。


間伐に伴う雑作業

 竹林の間伐作業は、写真2で見られるように竹を切って竹林から広場に引きずり出し、運搬しやすく、60センチの炭材の3倍の180センチに切りそろえます。

 邪魔な枝は鉈や鎌のほかに私のように剪定はさみで切り取ります。
180センチに切りそろえた竹は、集積地まで人力で運びます。そして、さらにトラックの場所まで運びやすいように3,4本毎に紐でくくって束にする作業もあります。散らばった枝は、運搬の邪魔になるので集めて通路を確保しなければなりません。

 メインの竹を切り倒す作業をスムーズに進めるために影で支える雑作業が結構あるものです。




写真2 切り取った竹をロープで安全な場所へ誘導する作業

間伐前と間伐後




       写真3 間伐作業に入る前の竹林の状況

 写真3は間伐する前の10時過ぎの竹林の状況です。  
 この斜面を登った奥は薄暗く、今年竹の子から成長した1年目の竹から2年、3年、6年以上経った竹は緑色を失って茶色になっていました。




        写真4 間伐した後の竹林の状況


 写真4はその2時間後の12時前に写した同じ場所の竹林です。午後からもまだ作業が続きますので、もっとすっきりした竹林になっていることと思います。
 



8月4日の「暑気払いソーメン流し」のとき切り出した青竹の中に水がずいぶん溜まっているのを見て不思議な感じがしましたが、それから1ヶ月強過ぎた今日、切り取った竹の中には水が溜まってはいませんでした。

 木六竹八塀十郎とはうまい言葉で、私たちにはまだまだ残暑の厳しさだけが目立つ9月ですが、竹は季節の変化を敏感に感じ取って「竹八」になっているのでしょう。
 そして、来年の子孫、竹の子のために、唐傘をさせるほどの広さに間伐してほしいと訴えているような気がしました。


(平成19年9月11日)

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コメント
永年放置されていた雑竹林を間伐しています。竹林にしようとした場合、間伐の間隔はどれほどでしょうか? 例えば1.5Mの半径に1本とか、円の中心でその以内であれば、伐採するなど、景観上の問題。
Posted by:林信樹  at 2011年09月12日(Mon) 14:46

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