8/1のテーマは「景気指標を読む」
[2009年08月02日(Sun)]
続けて管理人ひょーこです。
バースデー企画の後は、
いつもの大名塾。
今回のテーマは「景気指標を読む」。
これまでとはちょっと雰囲気の違ったテーマだ。
日経新聞のコピーを目の前に「わー、難しそう!」と声が上がる。
まずそれらの数値を見る前に、
いつものフリートーク。
先生から「自分の周りを観測して、景気が悪いなと感じることは?」との質問。
「タクシーに乗る時に、乗る距離が短かければ短いほど、景気が悪いなと自分で思う」とKさん。
Kさんによると、自分がタクシーに乗ろうとするとき、まず景気がわるければ、ちょっとの距離なら歩こうかなと思うし、乗ってもちょっと手前で降りようかなという意識が働くという。
「うーん」。みな同意的な反応。
「タクシーといえば、知り合いの中洲で働いている方が、タクシーに乗らないようになったと聞いた。チャリ通勤に変えたり、中洲の近くに引っ越したりと聞く。」
「以前はタクシーに乗っても”つりは要らない”なんて客も多かったが、今はなくなったとタクシーの運転手さんに聞いた。」
等々タクシーネタが続く。
景気の話はタクシー屋さんに聞け、ではないが、
塾生の多くがタクシーに乗ると「今の景気どうですか?」「今日はどんな感じですか?」等聞くという。
私もよく聞くが(笑)タクシーの運転手さんが感じる景気の感触ってなかなか参考になるのだ。
さて、浴衣パーティ参加の村山さんが「そろそろ」と帰り際に「大名のランチ代。ほんとにこの頃急激に安くなってて心配になるくらい」と言い残して退出。
塾生「おおー、そうそう。」
「大名のランチ代」という定点観測だと余計にわかりやすいのかも。
それから話は飲食系でどんどん出てくる。
みわさんの知人が「高級料理店を営んでいるけど、今度800円定食を出した」という。
この店の客層はもともと「おまかせ」の客層だったそうだが、
ここに夜閉店まで800円定食が出てきて、同じ店内でコース料理を食べている層と定食を食べている層が混在している、という不思議な状況になっているらしい。
経営されるご本人としては、「悩んだけど、やってよかった」という感触らしいが、
塾生からなぜかみわさんにあれこれとアドバイスが入る(笑)
この例でわかることは、「お客さんも、お店も変化している」ということだ。
変化しないとやっていけない状況が目の前でどんどん出てきている感覚は
私たちもこれまで以上に感じている。
その他、
・倒産数は起業数より多い(全国的)。
・図書館や公共の施設に人が増えた。役所にも少しでも手続きをしてもらえるものがあればと人が多くなっている。
・中洲の看板が金融系が多くなっている。
・保険の契約見直しの増。
・団体旅行は安近短に確実にシフト。
・パチンコ屋がはやっていると不景気という感じ。
・ハローワークや保険事務所の近くに人が多い。その近辺で車の中で寝ている人も多い。
・高速バスの予約が取れにくくなった。
・西鉄バスの廃止路線が増えた 等々。
さて、そういう話で景気の動きを実感した後は
国内の景気指標の数字をみていく。
日経新聞には定期的に国内やアメリカの数字の動向が出ているそうだ。
今回の出典は7月27日刊。
06年度07年度08年度野年度の数字と08年6月からはひと月づつの数字の変化が出ている。
以下見ていった数字。
GDP,日銀短感業況判断、景気動向指数、鉱工業指数、
広告扱い高、建設校受注新設住宅着工、マンション契約率、公共工事請負金額、
現金給与総額、
所定外労働時間、完全失業率、消費支出、小売業販売額、新車販売台数、旅行取扱状況、M3増加率、マネタリーベース、コールレート翌日物、新発10年国債利回り、銀行計貸出残高、国内銀行貸出約定平均金利、企業倒産数、貿易・通関
米国の数字とも比較してみる。
GDPの変化率、個人消費で比較するに、アメリカは不況といえどもその数値の動きが日本と比べ緩やかだ。
(失業率の比較は、もともとの失業率の数値の割り出し方の基準が違いすぎるのでここでは比較できないとした)
なぜこう違うのか。
それは人口増加率だと先生が指摘される。
移民が増え、出生率も増加しているという。
先生曰く、アメリカは住宅問題が落ち着けば、回復してくるのではないかということだった。
となれば、日本はどうなるのか、である。
これらの指標も、どこどこ発表のこの数値は実はこういうことで、、、とその分野に精通している塾生からの指摘もでてきた。
数値の見方はそうなのだ。
その数値がどういう状況で割り出されているかを判断しながら読む必要があるのだ。
数値でいえば、
ちょうどマニフェストが出てきたので、
その流れになったのだが、
「民主が公務員20%減といっているが、人を20%削減するならいいが、給与を20%削減するのはだめ」。
全体のお金の総額でいえば、この2つは方法論なので、金額は同じになる。
だが、給与20%減になれば、そこで生計が立てられない人が格段に増えることは目に見えている。モチベーション低下も当然に出てくる。社会的問題がこれ以上に増加する危険をはらんでいる。
また自民の100万円アップ計画も、やめた人を雇用してということはいいことなのだが、この方法論が問われるだろう。ここがまだ明らかにされてないところが問題。
数字をみながら「日本に未来があるのだろうか。」という思考になり、
塾生たちは、日本が生き残っていくためには何があるんだろう的な発想になっていく。
・鶴見俊介氏の「限界芸術論」。
・ブロガーの8割は日本人。
・日本発アニメ、マンガ。
・ガンダム等身大コックピット搭乗権オークションで260万円に。
・鉄人28号等身大。
・くいだおれ太郎のその後は?
・ブラジルはコミケ流行り。日本発売数日後には違法でネット出回り。
・タイでもハリーポッターが流出。だれが何のために字幕まで?
・コンテンツ産業をどう生かすか。
・これまでの広告的な考え方では無理。
福岡の話がひょんに出てきたのだが、
福岡は卸で栄えた町だと先生からのレクチャーがあった。
「卸?」
福岡は商都だが、35%が流通の割合だとすればうち25.6%が卸の割合だという。
あとは小売。
小学校の時に卸という存在を社会で勉強した時に思ったのは、
「なんで卸って必要なの?」
生産者と消費者の間に卸業者が3つくらい入って値段が上がっていく。
中抜きじゃないの?
結構そういう意識が強かった。
が、当時流通も情報も今のように流れていない時代、
卸は、生産者の相談に乗ったり金融の役目をしたり販促拡販をになっていたという。
そんな卸が数回中に入っていくことで商品が末端まで行く。そんなビジネス構造が構築され、今の日本が出来上がっているそうだ。
形は学んだが、なぜそうなったかは教わってこなかった気がするなぁ。
なので、今回改めて腑に落ちました。
メーカーが力を持ち始め、物流センターを作ったり、ヤマトとはじめとする物流ビジネス、ITの進化で日本(いや世界)の産業構造は大きな変換をしつつある。
私たちの意識も変えなければ。構造も組み直さなければ。
と、主観も入ったところで、
写真です。
素敵な浴衣姿の村山さんと先生の2ショット。
先生がモデル風なのはなぜ?(笑)

塾後の歓談。林田さん、みわさんからのお酒を堪能。

今回オブザーバー参加した今年の田村ゼミ卒業生、フレッシャーズEくん、Dくん。
次回から(というより今回からすっかりその気ですが)
正塾生として参加します。佐賀、熊本から通うそうです。
せっかくなので記念撮影。撮影はNさん、Dくん。腕前を争ってた二人でしたがいかがでしょうか?(笑)


照明の関係なのか、先生に後光が差しているように見えます(^^)/
意外に素敵な演出効果。
*塾には参加できなかったけど、てんちゃんが仕事前に寄ってくださり、上でワークショップ中のHさんも何度も下に降りてきてくれたり、
「出れないけど」とバースデー企画参加意向をメールしてくれるみなさんがいて、
大名塾もしっかりコミュニティとして育っているな〜と、ほんとにうれしく思った次第でした。
次回は29日の予定です。
バースデー企画の後は、
いつもの大名塾。
今回のテーマは「景気指標を読む」。
これまでとはちょっと雰囲気の違ったテーマだ。
日経新聞のコピーを目の前に「わー、難しそう!」と声が上がる。
まずそれらの数値を見る前に、
いつものフリートーク。
先生から「自分の周りを観測して、景気が悪いなと感じることは?」との質問。
「タクシーに乗る時に、乗る距離が短かければ短いほど、景気が悪いなと自分で思う」とKさん。
Kさんによると、自分がタクシーに乗ろうとするとき、まず景気がわるければ、ちょっとの距離なら歩こうかなと思うし、乗ってもちょっと手前で降りようかなという意識が働くという。
「うーん」。みな同意的な反応。
「タクシーといえば、知り合いの中洲で働いている方が、タクシーに乗らないようになったと聞いた。チャリ通勤に変えたり、中洲の近くに引っ越したりと聞く。」
「以前はタクシーに乗っても”つりは要らない”なんて客も多かったが、今はなくなったとタクシーの運転手さんに聞いた。」
等々タクシーネタが続く。
景気の話はタクシー屋さんに聞け、ではないが、
塾生の多くがタクシーに乗ると「今の景気どうですか?」「今日はどんな感じですか?」等聞くという。
私もよく聞くが(笑)タクシーの運転手さんが感じる景気の感触ってなかなか参考になるのだ。
さて、浴衣パーティ参加の村山さんが「そろそろ」と帰り際に「大名のランチ代。ほんとにこの頃急激に安くなってて心配になるくらい」と言い残して退出。
塾生「おおー、そうそう。」
「大名のランチ代」という定点観測だと余計にわかりやすいのかも。
それから話は飲食系でどんどん出てくる。
みわさんの知人が「高級料理店を営んでいるけど、今度800円定食を出した」という。
この店の客層はもともと「おまかせ」の客層だったそうだが、
ここに夜閉店まで800円定食が出てきて、同じ店内でコース料理を食べている層と定食を食べている層が混在している、という不思議な状況になっているらしい。
経営されるご本人としては、「悩んだけど、やってよかった」という感触らしいが、
塾生からなぜかみわさんにあれこれとアドバイスが入る(笑)
この例でわかることは、「お客さんも、お店も変化している」ということだ。
変化しないとやっていけない状況が目の前でどんどん出てきている感覚は
私たちもこれまで以上に感じている。
その他、
・倒産数は起業数より多い(全国的)。
・図書館や公共の施設に人が増えた。役所にも少しでも手続きをしてもらえるものがあればと人が多くなっている。
・中洲の看板が金融系が多くなっている。
・保険の契約見直しの増。
・団体旅行は安近短に確実にシフト。
・パチンコ屋がはやっていると不景気という感じ。
・ハローワークや保険事務所の近くに人が多い。その近辺で車の中で寝ている人も多い。
・高速バスの予約が取れにくくなった。
・西鉄バスの廃止路線が増えた 等々。
さて、そういう話で景気の動きを実感した後は
国内の景気指標の数字をみていく。
日経新聞には定期的に国内やアメリカの数字の動向が出ているそうだ。
今回の出典は7月27日刊。
06年度07年度08年度野年度の数字と08年6月からはひと月づつの数字の変化が出ている。
以下見ていった数字。
GDP,日銀短感業況判断、景気動向指数、鉱工業指数、
広告扱い高、建設校受注新設住宅着工、マンション契約率、公共工事請負金額、
現金給与総額、
所定外労働時間、完全失業率、消費支出、小売業販売額、新車販売台数、旅行取扱状況、M3増加率、マネタリーベース、コールレート翌日物、新発10年国債利回り、銀行計貸出残高、国内銀行貸出約定平均金利、企業倒産数、貿易・通関
米国の数字とも比較してみる。
GDPの変化率、個人消費で比較するに、アメリカは不況といえどもその数値の動きが日本と比べ緩やかだ。
(失業率の比較は、もともとの失業率の数値の割り出し方の基準が違いすぎるのでここでは比較できないとした)
なぜこう違うのか。
それは人口増加率だと先生が指摘される。
移民が増え、出生率も増加しているという。
先生曰く、アメリカは住宅問題が落ち着けば、回復してくるのではないかということだった。
となれば、日本はどうなるのか、である。
これらの指標も、どこどこ発表のこの数値は実はこういうことで、、、とその分野に精通している塾生からの指摘もでてきた。
数値の見方はそうなのだ。
その数値がどういう状況で割り出されているかを判断しながら読む必要があるのだ。
数値でいえば、
ちょうどマニフェストが出てきたので、
その流れになったのだが、
「民主が公務員20%減といっているが、人を20%削減するならいいが、給与を20%削減するのはだめ」。
全体のお金の総額でいえば、この2つは方法論なので、金額は同じになる。
だが、給与20%減になれば、そこで生計が立てられない人が格段に増えることは目に見えている。モチベーション低下も当然に出てくる。社会的問題がこれ以上に増加する危険をはらんでいる。
また自民の100万円アップ計画も、やめた人を雇用してということはいいことなのだが、この方法論が問われるだろう。ここがまだ明らかにされてないところが問題。
数字をみながら「日本に未来があるのだろうか。」という思考になり、
塾生たちは、日本が生き残っていくためには何があるんだろう的な発想になっていく。
・鶴見俊介氏の「限界芸術論」。
・ブロガーの8割は日本人。
・日本発アニメ、マンガ。
・ガンダム等身大コックピット搭乗権オークションで260万円に。
・鉄人28号等身大。
・くいだおれ太郎のその後は?
・ブラジルはコミケ流行り。日本発売数日後には違法でネット出回り。
・タイでもハリーポッターが流出。だれが何のために字幕まで?
・コンテンツ産業をどう生かすか。
・これまでの広告的な考え方では無理。
福岡の話がひょんに出てきたのだが、
福岡は卸で栄えた町だと先生からのレクチャーがあった。
「卸?」
福岡は商都だが、35%が流通の割合だとすればうち25.6%が卸の割合だという。
あとは小売。
小学校の時に卸という存在を社会で勉強した時に思ったのは、
「なんで卸って必要なの?」
生産者と消費者の間に卸業者が3つくらい入って値段が上がっていく。
中抜きじゃないの?
結構そういう意識が強かった。
が、当時流通も情報も今のように流れていない時代、
卸は、生産者の相談に乗ったり金融の役目をしたり販促拡販をになっていたという。
そんな卸が数回中に入っていくことで商品が末端まで行く。そんなビジネス構造が構築され、今の日本が出来上がっているそうだ。
形は学んだが、なぜそうなったかは教わってこなかった気がするなぁ。
なので、今回改めて腑に落ちました。
メーカーが力を持ち始め、物流センターを作ったり、ヤマトとはじめとする物流ビジネス、ITの進化で日本(いや世界)の産業構造は大きな変換をしつつある。
私たちの意識も変えなければ。構造も組み直さなければ。
と、主観も入ったところで、
写真です。
素敵な浴衣姿の村山さんと先生の2ショット。
先生がモデル風なのはなぜ?(笑)

塾後の歓談。林田さん、みわさんからのお酒を堪能。

今回オブザーバー参加した今年の田村ゼミ卒業生、フレッシャーズEくん、Dくん。
次回から(というより今回からすっかりその気ですが)
正塾生として参加します。佐賀、熊本から通うそうです。
せっかくなので記念撮影。撮影はNさん、Dくん。腕前を争ってた二人でしたがいかがでしょうか?(笑)


照明の関係なのか、先生に後光が差しているように見えます(^^)/
意外に素敵な演出効果。
*塾には参加できなかったけど、てんちゃんが仕事前に寄ってくださり、上でワークショップ中のHさんも何度も下に降りてきてくれたり、
「出れないけど」とバースデー企画参加意向をメールしてくれるみなさんがいて、
大名塾もしっかりコミュニティとして育っているな〜と、ほんとにうれしく思った次第でした。
次回は29日の予定です。








