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企画力を高めるシリーズ3回目 [2008年04月06日(日)]
昨日の大名塾は企画書シリーズの第3回目。企画書に求められるロジカルさがどういうものであるかを演繹法、帰納法を紹介しつつ、一緒に考えた。

演繹法は三段論法。前提の正しさがすべてを決する。だが、演繹法で想定されるのは、1+1=2的な前提。現実的な課題や状況に対して、そのような一般的な前提は成立しない。

だから、企画書をはじめビジネスの現場で求められるのは帰納法的なスタンスである。いくつかの現象や状況を紹介しつつ、そのことを実感してもらった。



ただ、帰納法にも課題がある。取り上げる(注目する)現象によって抽出される仮説が異なる点だ。恣意性と紙一重のアプローチなので、客観性・正当性の担保が難しい。

あと、一見ロジカルな企画書(提案)は引っかかるものがない分、企画書として「いまいち」であることも認識していただいた。では、敢えてどう「ロジカルさを崩す」か?この点に関しては、解説を控えた(次回かな?)。

さて、昨日は、1つ新しいことを試してみた。メンバーが職場や地域、家庭(?)等で抱える課題をだしてもらい、皆で何が問題なのか、どの方向で、あるいは具体的にどのように解決していけばいいのかをディスカッションする場の設定である。

昨日提起されたのは、職場における派遣社員の活用問題と媒体効率の低下問題だった。提起されたHさんは、二つの課題が関連していることを何となく認識されていたが、議論を通して、まさにそうであること、根本的な課題は別の次元にあること、業務プロセスの「見える化」「共有化」、正当性なき現行の「業務区分」の見直し、業務プロセスの管理ルールの刷新・共有化などが解決の方途になることが確認されたのではないか。



私とすれば、予想を上回る「手応え」を感じた。昨日は時間が少なかったので体系的かつより深いところに落とし込むところまではいかなかった。だが、私が巧くリードしたりメンバーの経験に基づいた的確な指摘がだされたりするなら、ケーススタディとしておもいしろいものになりそうだ。こうご期待である。

さて、田主丸は若竹屋の林田さんが新酒を持ってきてくれたこともあり、議論が一段落したところで二部(宴会)に突入した。食べ物や酒がなくなると、適宜、買い出しに出向いたり、ピザをパソコンで注文したり、塾生は高い機動性を発揮された(笑)。たのもしい!しかし、来週から夜間の講義がスタートするので、私の宴席参加は夏まで封印しなければならない(泣)。