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1クールを終えてわかったこと−−第2クールでも私塾らしさに磨きをかけたい [2008年04月30日(水)]
田村です。

はじめてみないと、やってみないとわからないことが世の中、人生には数多くあります。だから、四の五の言わずに「やってみる」ことが、生きることにおいて、学ぶことにおいて大切な姿勢なのでしょう。私にとっての「大名塾」もそうです。

大名塾をはじめてみて、やってみてわかったことのうち、ここでは2つだけ紹介させてください。

1つは、「わからないことは、わからないこととして保留しておく(カッコに入れておく)」という人間にしかできない、人間が有す最高の資質を、私塾という学びの場は前提にできるという意味で、大名塾は既存の学校システムとは決定的に違うことを確認しました。

正解や答えがあることを前提にした場では、「わからないことを保留する」ことは許されません。人間が有す最高の資質の発揮を禁止し、機械のように、既知の何か(既存の知識など)にあてはめることに慣らされると、人は自分で考えることをやめます。既存の学校システム(もしかしたら多くの組織)は、人間に固有のパフォーマンスを禁じ手とすることで成立しているのです。考えたら怖い話です。

大名塾はそのような学校システムと対極にある「学びの場」をこれからも目指したいと思っています。

2つに、大名塾は塾生が勝手に学ぶ「私塾的な学びの場」として動き出したことです。第1クールで早くも、私の想定や話す内容、提供する世界(枠組み)をこえて、塾生が勝手に(笑)解釈する様や機会が散見されました。そういうとき、「そんなことを私は言ったかな?」「そういう展開もありなんだ!」と私は心の中でつぶやいています。

私が理想とする「師弟関係」の下では、師の思考や想定を超えて、学び手が自由勝手に読みとり解釈する関係が形成されます。大名塾で私は「師」ではなく、「導き手」どまりですけど、塾生が優秀だと、にわか「師匠」になれるかもしれないと期待が高まっています(笑)。

私塾らしさを忘れずに、第2クールに入りたいと思っていますので、皆さん、よろしくお願いします。
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