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北海道社会福祉協議会 北海道ボランティア・市民活動センター ブログ 〜ふれあい活動日誌〜
北海道社会福祉協議会地域福祉部地域福祉課の事業などについて紹介します。
週1回更新の予定です。
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継続は力なり[2012年06月29日(Fri)]
ボランティアアドバイザーとして北海道ボランティア・市民活動センターに関わって、あっという間に7年になりました。
素晴らしいアドバイザーの先輩達にお世話になり、いつも足りないところを何気なくカバーして頂き感謝、感謝の日々です。

「ボランティア」といっても活動内容は本当に多岐にわたるということを北海道ボランティア・市民活動センターに関わって初めて知り、種類の多さに驚きました。
(国際関係から身近な活動まで)

多種多様なボランティア活動がある中から、私達の仲間であるYさんがやっておられる児童養護施設のおやつ作りボランティアを紹介したいと思います。

札幌市豊平区にある児童養護施設で、ボランティア団体としての活動を30年余り、更に個人的に続けて4、5年は経過しているそうです。
私もその仲間に入れて頂いて4年、その活動の中で感じたことは、1ヶ所で35年もの年月地道にコツコツとやっているYさんの底力です。

活動を始めた当初は、お布団の綿入れ、漬物作り、子供たちとの遠足にも同行する等、ボランティア団体として様々な事に関わって活動をしていたと聞いています。
ボランティア団体は解散となりましたが、おやつ作りの活動だけになって数年経つ今でも、Yさんは個人的に活動を続けています。

現在では(失礼ながら)ご高齢と言われる年齢になりましたが、月に1度自宅から施設まで6〜7sもある材料をキャリーバッグに入れ地下鉄とバスを乗り継いで通っているのです。足
(たまに運転ボランティアをしてくれる人がいるのですが、その時嬉しそうに「ドア to ドアいいね〜」とおっしゃるYさんはとてもカワイイですぴかぴか(新しい)

私の場合は荷物を半分持って同行するくらいですが、3,000円で90人分のおやつを作るという活動当初からのポリシーもブレずにコツコツとやっている姿に心から尊敬します。

冬の間はお休みしていますが、春になり久しぶりに施設に行くと職員の皆さんがYさんに駆け寄る姿を見ていると本当に皆さんに信頼され、そのホンワカとした穏やかな人柄が愛されていることをひしひしと感じます。

今日ご紹介したボランティアは、今出来ることを地道に、そして無理せず自分に出来る範囲で活動している姿です。
私もYさんから学ぶことがまだまだありますので荷物を半分持つボランティアを大事にしたいと思います。(今)
社会福祉貢献活動 かもめーる[2012年06月19日(Tue)]
 札幌まつり(北海道神宮例祭)も終わり、これから夏本番を迎えようとしています。
 さて、皆さんは、夏のご挨拶はどうされていますか。
 1年で最も暑い時期に相手の安否を気づかい、近況をお知らせする暑中見舞い。
 暑中見舞い用の葉書として日本郵便から「かもめーる」が発売されているのは、皆さんもご存知かと思います。
 この度、郵便事業株式会社札幌支店様より、その「かもめーる」はがきを社会貢献の一環として寄贈したいとのお話をいただき、6月7日に贈呈式を行ないました。
かもめーる贈呈式 028.jpg
((贈呈式写真左:寄贈者 郵便事業株式会社札幌支店 支店長 安藤様
         右:北海道社会福祉協議会 常務理事 松岡))

 寄贈していただいた葉書は、ボランティア活動に取り組んでいる団体で役立てて欲しいという意向から、後日ボランティア団体に贈られることになっています。
 このように北海道の社会福祉に対してご
理解をいただき、社会福祉貢献活動に取り組んでいる企業から様々な寄贈のお話を頂くことがありますので、今後もこのブログでご紹介していきたいと思います。

(ばたこ)
釧路湿原とボランティア[2012年06月14日(Thu)]
ちょっとふるさと自慢をしたいと思いますわーい(嬉しい顔)

私の故郷の釧路は、国立公園である釧路湿原を抱えています。私の実家がある辺りも、今でこそ住宅街となっていますが、20年ほど前にはヤチボウズ(湿地に多く分布するスゲ類の植物によって塊状または頭部が大きい柱状になった土柱のこと)があちこちに見られるような場所でした。

釧路湿原は、日本最大の淡水魚であるイトウやキタサンショウウオなどの希少動物が多く、貴重な自然の残る土地とされていますが、釧路湿原の最も大きな特徴の一つは、なんといっても特別天然記念物の「タンチョウ」の繁殖地になっていることです。


かつて、釧路湿原では戦後に入り農地化が試みられたこともありましたが、水はけの悪さから開拓が難しく、そのため人の手が入らない土地だったそうです。

しかし、1970年代に日本列島改造論が唱えられた頃、国や北海道庁から釧路湿原を工業団地にする計画が出されました。
そこで、湿原の価値を科学的に証明するため、湿原に生息する生き物の生態を調査した方々がいらっしゃいました。その一人が、当時釧路でパン屋さんを営んでいた林田恒夫さんという方です。

林田さん達は多くの逆境にぶつかりながらも、厳冬の湿原において命懸けで調査活動を展開していきました。その調査結果を受けて、湿原の科学的価値が見直されることとなり、環境庁や北海道庁も国立公園化へ向けて一気に動き出しました。


その努力が実を結び、1987年7月31日、釧路湿原は国立公園に登録されました。


実は、夏目漱石の旧千円札の裏側に印刷されていたタンチョウは、釧路湿原で林田さんが撮影した、何千枚もの写真の中から選ばれた写真が原案なのだそうですexclamation×2


釧路湿原の貴重な自然が「ボランティア」によって守られたことはあまり知られていないかもしれません。

9月15日、16日に釧路市で開催される「ボランティア愛ランド北海道2012inくしろ」では、湿原やタンチョウの保護活動についての分科会も開催されます。そして、全体会の記念講演では、「釧路湿原とタンチョウ」と題して林田恒夫さんにご講演いただきます演劇

釧路湿原と自然保護ボランティアについて深く知るための素晴らしい機会になると思いますので、多くの皆さんに参加いただければと思います!

開催要綱や参加申込書は、以下からダウンロード可能ですexclamation

・釧路市社会福祉協議会ホームページ
http://www.kushiro-city-shakyo.or.jp/
・北海道社会福祉協議会ホームページ(6月14日付新着情報)
http://www.dosyakyo.or.jp/

(じゃぱねっと)
今年のボランティア愛ランド北海道は・・・。[2012年06月06日(Wed)]
北海道もようやく暖かくなってきました。
DSC_0059-2.jpg
札幌ではライラックまつりも終わり、今日からYOSAKOIソーラン祭りが始まります。
日差しはジリジリと熱く、刻々と夏に向かっているのを感じます。

さて、そんな太陽晴れより熱い(?)議論を続けている場所が道東にあります。
タイトルにある「ボランティア愛ランド北海道」が開催される「釧路市」です。


私も先日実行委員会に出席し、進捗状況や検討事項について確認をしてきました。
実行委員から出された多くのアイディアや意見について検討を行い、開催に向けての準備を着々とすすめています。

V愛ランド実行委員会様子.png

写真は「分科会」や「交流会」等の担当に分かれて検討している様子です。

そして、先日このボランティア愛ランドに関するブログが開設されました。
実行委員会の様子やボランティア愛ランドで使用する会場の情報などなど、細やかな情報が提供されており、このブログを見ればボランティア愛ランドを身近に感じていただけるのではないでしょうか。

<ブログのアドレス>
「ボランティア愛ランド北海道2012inくしろ 〜釧路市社会福祉協議会ブログ〜」
( http://blog.goo.ne.jp/ksrsfk )


もう少しで参加の申し込みができるようになりますので、是非参加についてご検討ください。
たくさんの方々の参加をお待ちしております。

(でん)
熱意のある産婦人科医師と看護師に救われて[2012年06月04日(Mon)]
 みなさんはじめまして。この度4月からの人事異動で参りました「とっと」ぴかぴか(新しい)です。いまは業務を覚える事に精一杯ですが、早く力になれるように頑張りたいと思います。

 さて、私には子どもが二人おりまして、ペンネームの「とっと」は、下の男の子(2歳)の私に対する呼び方です。まだ「お父さん」と発音が出来ないようです。発達段階によってペンネームexclamationを変えていけたら楽しいなと思います。

 実は、息子は当初よりも約4カ月も早く、出生体重711グラムの超未熟児として生まれました。約半年間NICU(新生児集中治療室)に入院し、退院後も在宅酸素をしておりましたが、2歳の誕生日を迎えるころにはずれ、今は一般の子どもと同じように生活し、保育園に通えるようにもなりました。車(セダン)

 いまになって思う事は、産科医不足、NICU不足のため、救急で運ばれる妊婦さんの受け入れ拒否やたらいまわしということが社会問題化する中で、幸運にも空きがあり、すぐに入院することが出来たことが命を救えた一番の要因でした。同時に、地域間格差について考えさせられました。私の場合は幸運にも熱意のある産婦人科医師と看護師に助けられましたが、地方では同じような体制で救えただろうか、きっと救えなかった命も有るんだろう・・・と考えると心が痛みます。あせあせ(飛び散る汗)

 事実、道の「北海道周産期医療体制整備計画」を見ると、低出生体重児(2500グラム未満)の割合は増えているにも関わらず、産婦人科医師数はどんどん減っています。しかも医師総数の割合に占める産婦人科医師数も減っています。確かに息子の主治医を見て、完全24時間体制で「あれ?今日も先生おられるんですか?」と言う事も多々ありました。情熱だけでは(体力が)持たない現実が特に産婦人科医にはあり、早急な対策が必要であると感じました。

 今月息子が保育園に入り初めての運動会があります。これまでの事を思い出してうるうるしないように気をつけます(笑)サッカー

(参考)
 ○ 北海道周産期医療体制整備計画について
   http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/cis/syuusannkiiryou.htm

 (とっと)
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