理事会を終えて決算から見えること [2019年04月05日(Fri)]
団体情報「収支報告」 3月30日に理事会が開催されました。 NPO法人としてはじめて年間決算が出たわけですが (総会は5月なので、まだ暫定版ですが)、 この予算規模でセンターを利用する子どもや若者たちを 何とか支えることが出来たのは、 寄付の力とボランティアの力によるものが 大きいなと実感しております。 年間約650万円の収入のうち約75%が寄付金になります。 経済的な困難を抱える子どもたちや若者の利用が 多いため子ども若者に関わる事業は、 基本無料(時には居場所に来るまでの交通費も負担)で 活動や居場所を提供しているわけですが、 これはみなさんの応援の力のおかげで出来ていることが 今回の決算から見えてきます。 来年度は行政が少し資金面でサポートしてもらえるのと、 もう少し民間助成金の力を借りようと思っていますが、 やはり基本はみなさんの寄付金にかかっております。 支出に目を向けると当たり前ですが、 約350万円が人件費ということで支出の約55%をしめています。 昨年度はパート職員3名で平日5日間(10時から22時)を 何とか稼働させていましたが、 資金(人件費)不足から年明けに金曜日を閉所する 苦渋の選択することになり、 子どもたちや若者たちやその保護者を 不安にさせてしまいました。 とはいえ実質、ワンオペ体制で 何とか活動を続けることができたのは ボランティアの力によるものです。 そして年間約100万円が家賃などの拠点維持費になるので、 実質事業費は200万円ほどかかっていることになります。 トワイライトステイや子ども食堂など 食材がかかる事業が多いのですが、 ここも多くの寄付での応援で助けていただきました。 何やらNPO法人こどもソーシャルワークセンターは 超巨大NPOと誤解されている方が多いのですが、 決してそんなことなく決算が表すように、 みなさんの力で何とかなりたっている ローカルな草の根NPOなわけです。 今回は活動日を減らしたり、役員報酬をゼロにすることで 何とか乗り切りましたが、 まだまだ法人安定には険しい道のりです。 今週から新年度がはじまりましたが、 まずは事務局体制の強化から頑張っていこうと思っています。 寄付やボランティアによる応援で 法人運営がなりたっていながら、 寄付やボランティアのみなさんへの活動報告の 事務作業が進まずに遅くなっております。 GWに活動報告書とDVDを発送したいと考えています。 新年度も寄付やボランティアでの応援 よろしくお願い致します。 |