2010年01月18日(月)
9月18日 神奈川県CSRセミナーのレポート
9月18日に横浜で、CSRセミナーが行われました。このセミナーでは、ダイバーシティ研究所代表の田村太郎氏、株式会社富士通ワイエフシー代表取締役の宮浦完次氏、日本財団システム統括グループCANPAN企画推進グループ木田悟史氏、NPO法人神奈川子ども未来ファンド事務局長の米田佐知子氏にお話を頂きました。皆様のお話を頂きまして、CANPANインターンシップ生でレポートにまとめましたので、ご覧ください。
1,ダイバーシティ研究所代表田村太郎氏のお話について 担当:石山綾子、大網真依
CSRセミナー時代が選ぶ企業とは〜地域とつながるCSRにおいてダイバーシティ研究所代表 田村太郎氏が講演してくださいました。以下私の印象に残った言葉です。
「日本企業のCSRは世界的に評価されていない。なぜならば,行っていないからではなく情報開示が正しく行われていなからだ。これは,日本企業のこれからの課 題である。開示していけば,企業の良い部分,悪い部分が明確化され,より市民やNGO団体など連携しやすい環境が出来てゆく。今後,企業と市民,NGO団体3者が連携をとり共に地球環境,国際問題などの責任を分かち合い解決していく必要があるのだ。」
今回のお話をお聞きし一見,企業のCSRは私達と関わりのないものに感じられますが深く私達学生にも関わりがあり責任があるのだと感じました。
社会貢献を,企業に任せっきりにするのでなく私達もそのSRを担う一人であると自覚し,自分に問うきっかけとなる貴重なお話でした。(石山)
今回のCSRセミナーでの田村太郎氏のお話の中で最も印象的であったことは、「企業だけではすべての社会責任を果たせない、つまりエンゲージメントや情報開示が重要になってくる。」ということです。このお話から私たちが今調査を行っているCSR報告書の重要さを改めて感じました。また消費者や市民、住民も主体的に参加できる、つまり私たちも常に責任があるということを真摯に受け止めて生活していきたいと思います。(大網)
2,株式会社富士通ワイエフシー代表取締役の宮浦完次氏のお話 担当:廻田彩夏
続いて、神奈川県内のCSR活動における先進企業の取り組み事例として、株式会社富士通ワイエフシーより、代表取締役社長の宮浦完次氏がお話しくださいました。ユーモアと温かみの溢れる宮浦取締役のお話は大変興味深く、しばしば会場には笑い声がこぼれました。
同社は、本業を通じて社会的責任を果たすべきとし、主にワークライフバランスによって地域社会に貢献することを中心に、先進的なCSR活動を行っております。 30数年働き続け、ひょんなことから怪我をしてしまい、2ヶ月間過ごすこととなってしまった病床で、宮浦氏はご自身がいなくても経営活動が継続的に行われること、毎日奥様がお見舞いに来てくださることなどに、それまで特に気になることのなかった社員と家族の大切さを、改めて強く実感したそうです。それをきっかけに、社員重視・お客様本位のわかりやすい行動指針へ改正し、持前の行動力と勢いですぐさま「女性活性化プロジェクト」の活動を開始しました。「女性活性化プロジェクト」では、女性社員の意見をアンケート調査やフォーラムの開催などから集約し、具体的な改善プランを提言して女性社員の働きやすい環境を目指しています。寄せられた多くの要望を検討する中で、女性活性化をするということはすなわちワークライフバランスを実現することであるとの考えが生まれ、活動はワークライフバランス推進室を設け全社活性化を目的として行われるようになりました。そして、女性社員からの多くの要望のうちのひとつであった、「在宅勤務(テレワーク)を可能にして欲しい」との意見を早速取り入れ、ワークスタイルを多様化する取り組みを行ったところ、女性幹部社員が誕生し、結婚・出産・育児・介護を理由とした退職者を0名にすることができました。また、テレワークの導入により、業務を計画委にこなし有意義に休暇取得をすることが可能となり、残業時間を減少させ、定時退社実施率を約90%にまで上げることに成功しました。一方、テレワークによる効果は環境保全においても発揮されています。テレワーク導入により、消費エネルギーは格段に減り、週1日の在宅勤務により年間約4.4トンものCO2排出を削減することにつながるとわかっています。
ワークライフバランスを充実させ、社員が元気に気持よく楽しく働ける会社を作る取り組みをおこなってはいるものの、経営に悪い影響はなく、売上も伸びている兜x士通ワイエフシー。宮浦氏のお話からは、充実した現状と温かい確かな未来が感じられました。
3,NPO法人神奈川子ども未来ファンド事務局長の米田佐知子氏のお話 担当:関雄
最後に、今回のCSRセミナーの主催者であり、子どもの育ちを社会で支えるための資源循環を促す中間支援組織である「認定NPO法人神奈川子ども未来ファンド」より「子ども・子育て支援推進をめざす企業等とNPOの連携具体化のしくみづくり」についての紹介がありました。企業とNPOの連携促進のために、神奈川子ども未来ファンドでは主に3つの取り組みを行っています。
一つ目に「企業の地域子育て支援貢献活動の取り組み状況・NPOとの連携意識調査」ですが、調査の結果「検索コスト」「交渉コスト」「モニタリングコスト」の克服が必要であることが分かり、NPOの情報公開インフラの整備やNPOの情報開示意識の向上に取り組んでいます。
二つ目に「かながわ子ども・子育て応援倶楽部(仮)」構想ですが、これは地域資源マッチングの環境づくりやNPOの信頼性を担保する主体づくりに取り組んでいます。企業とNPOの連携だけでなく、企業同士・NPO同士の横のつながりも連携を促進しています。
三つ目に「神奈川の子ども支援ポータル開設・セミナー開催」ですが神奈川県内の子ども・若者や子育てを支援するNPO・企業の活動、連携がわかる「神奈川の子ども支援ポータル」を2009年10月20日にオープンを予定しています。
これらの取り組みは非常に斬新で画期的であると思います。悩みを抱えている子ども、若者、子育てに関わる人は、神奈川県だけでなく全国に多く存在しています。このような取り組みが全国に広まると、日本の子育てが大きく変わるのではないかと強く感じました。
1,ダイバーシティ研究所代表田村太郎氏のお話について 担当:石山綾子、大網真依
CSRセミナー時代が選ぶ企業とは〜地域とつながるCSRにおいてダイバーシティ研究所代表 田村太郎氏が講演してくださいました。以下私の印象に残った言葉です。
「日本企業のCSRは世界的に評価されていない。なぜならば,行っていないからではなく情報開示が正しく行われていなからだ。これは,日本企業のこれからの課 題である。開示していけば,企業の良い部分,悪い部分が明確化され,より市民やNGO団体など連携しやすい環境が出来てゆく。今後,企業と市民,NGO団体3者が連携をとり共に地球環境,国際問題などの責任を分かち合い解決していく必要があるのだ。」
今回のお話をお聞きし一見,企業のCSRは私達と関わりのないものに感じられますが深く私達学生にも関わりがあり責任があるのだと感じました。
社会貢献を,企業に任せっきりにするのでなく私達もそのSRを担う一人であると自覚し,自分に問うきっかけとなる貴重なお話でした。(石山)
今回のCSRセミナーでの田村太郎氏のお話の中で最も印象的であったことは、「企業だけではすべての社会責任を果たせない、つまりエンゲージメントや情報開示が重要になってくる。」ということです。このお話から私たちが今調査を行っているCSR報告書の重要さを改めて感じました。また消費者や市民、住民も主体的に参加できる、つまり私たちも常に責任があるということを真摯に受け止めて生活していきたいと思います。(大網)
2,株式会社富士通ワイエフシー代表取締役の宮浦完次氏のお話 担当:廻田彩夏
続いて、神奈川県内のCSR活動における先進企業の取り組み事例として、株式会社富士通ワイエフシーより、代表取締役社長の宮浦完次氏がお話しくださいました。ユーモアと温かみの溢れる宮浦取締役のお話は大変興味深く、しばしば会場には笑い声がこぼれました。
同社は、本業を通じて社会的責任を果たすべきとし、主にワークライフバランスによって地域社会に貢献することを中心に、先進的なCSR活動を行っております。 30数年働き続け、ひょんなことから怪我をしてしまい、2ヶ月間過ごすこととなってしまった病床で、宮浦氏はご自身がいなくても経営活動が継続的に行われること、毎日奥様がお見舞いに来てくださることなどに、それまで特に気になることのなかった社員と家族の大切さを、改めて強く実感したそうです。それをきっかけに、社員重視・お客様本位のわかりやすい行動指針へ改正し、持前の行動力と勢いですぐさま「女性活性化プロジェクト」の活動を開始しました。「女性活性化プロジェクト」では、女性社員の意見をアンケート調査やフォーラムの開催などから集約し、具体的な改善プランを提言して女性社員の働きやすい環境を目指しています。寄せられた多くの要望を検討する中で、女性活性化をするということはすなわちワークライフバランスを実現することであるとの考えが生まれ、活動はワークライフバランス推進室を設け全社活性化を目的として行われるようになりました。そして、女性社員からの多くの要望のうちのひとつであった、「在宅勤務(テレワーク)を可能にして欲しい」との意見を早速取り入れ、ワークスタイルを多様化する取り組みを行ったところ、女性幹部社員が誕生し、結婚・出産・育児・介護を理由とした退職者を0名にすることができました。また、テレワークの導入により、業務を計画委にこなし有意義に休暇取得をすることが可能となり、残業時間を減少させ、定時退社実施率を約90%にまで上げることに成功しました。一方、テレワークによる効果は環境保全においても発揮されています。テレワーク導入により、消費エネルギーは格段に減り、週1日の在宅勤務により年間約4.4トンものCO2排出を削減することにつながるとわかっています。
ワークライフバランスを充実させ、社員が元気に気持よく楽しく働ける会社を作る取り組みをおこなってはいるものの、経営に悪い影響はなく、売上も伸びている兜x士通ワイエフシー。宮浦氏のお話からは、充実した現状と温かい確かな未来が感じられました。
3,NPO法人神奈川子ども未来ファンド事務局長の米田佐知子氏のお話 担当:関雄
最後に、今回のCSRセミナーの主催者であり、子どもの育ちを社会で支えるための資源循環を促す中間支援組織である「認定NPO法人神奈川子ども未来ファンド」より「子ども・子育て支援推進をめざす企業等とNPOの連携具体化のしくみづくり」についての紹介がありました。企業とNPOの連携促進のために、神奈川子ども未来ファンドでは主に3つの取り組みを行っています。
一つ目に「企業の地域子育て支援貢献活動の取り組み状況・NPOとの連携意識調査」ですが、調査の結果「検索コスト」「交渉コスト」「モニタリングコスト」の克服が必要であることが分かり、NPOの情報公開インフラの整備やNPOの情報開示意識の向上に取り組んでいます。
二つ目に「かながわ子ども・子育て応援倶楽部(仮)」構想ですが、これは地域資源マッチングの環境づくりやNPOの信頼性を担保する主体づくりに取り組んでいます。企業とNPOの連携だけでなく、企業同士・NPO同士の横のつながりも連携を促進しています。
三つ目に「神奈川の子ども支援ポータル開設・セミナー開催」ですが神奈川県内の子ども・若者や子育てを支援するNPO・企業の活動、連携がわかる「神奈川の子ども支援ポータル」を2009年10月20日にオープンを予定しています。
これらの取り組みは非常に斬新で画期的であると思います。悩みを抱えている子ども、若者、子育てに関わる人は、神奈川県だけでなく全国に多く存在しています。このような取り組みが全国に広まると、日本の子育てが大きく変わるのではないかと強く感じました。








