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【開催報告】第3回CSR勉強会「市民に支持されるCSR」〜基調講演・投票分析〜 [2008年05月28日(Wed)]

【開催報告】

第3回CSR勉強会
「2007年度CSRプラス大賞ノミネート企業に聞く!
『市民に支持されるCSR』」


2008年5月9日(金)、日本財団ビルにおいて第3回CSR勉強会
『2007年度CSRプラス大賞ノミネート企業に聞く!「〜市民に支持されるCSR〜」』が開催されました。


【プログラム】

基調講演:
 「社会責任に応えるチカラは社会と会社で育てる
                 〜市民が選ぶCSR大賞の意義〜」

 IIHOE[人と地球と組織のための国際研究所] 代表 川北秀人氏

投票結果報告:
 2007年度投票分析 「2万人の投票から見る日本のCSRの現状」

 ダイバーシティ研究所 代表 田村太郎氏

事例発表:
 「サッポロが今、果たすべき社会的責任」

 サッポロホールディングス株式会社 CSR部長 端田晶氏

事例発表:
 「NECのCSRとステークホルダー・コミュニケーションについて」

 日本電気株式会社 CSR推進本部 CSR推進室 担当 森本智子氏

事例発表:
 「NPOから見たCSRに取り組む地域企業の活躍」

 特定非営利活動法人せんだい・みやぎNPOセンター 事務局長 紅邑晶子氏
 イートス株式会社 代表取締役 増子良一氏





基調講演:
「社会責任に応えるチカラは社会と会社で育てる
          〜市民が選ぶCSR大賞の意義〜」

 IIHOE[人と地球と組織のための国際研究所] 代表 川北秀人氏


問われる責任の進化にどう対応するのか?

 「企業に問われる責任」はこの10年程の間に、急激に進化しかつ加速してきました。グローバル化が進み、あらゆる地域、あらゆる国でビジネスを展開することとなり、これまで自国内で通用してきた「この会社であれば大丈夫」といった信頼や信用は通用しなくなってきます。

 1990年代頃から環境報告書が要求されるようになりましたが、最近では環境負荷情報をただ開示するだけではなく、「トレーサビリティ」や「エコラベル」を信じてもいいのかを「判断するための情報」が求められるようになってきました。

 CSRにおいて「どういう事実を、どのように出せばよいのか?」が議論されたのが2005年くらいまでだとすると、これからの5年に企業が準備すべきことは「誰と、どうやって、事実を作っていくのか。」ということになるでしょう。


法的責任から社会的責任へ 社会の期待に誠実に応える姿勢を示すこと

 社会の関心事は変化を続けているにもかかわらず、法律は変化のスピードについていけません。社会は法律そのものよりも、その運用や省庁からの通達、顧客からの期待や業界の話し合いの中で、変化に対応しているのです。

 例えば、アレルギーに関する情報開示。5年前と今とでは社会の期待が大きく変わっていますが、法律は何ら変わっていません。法的責任を全うしているだけでは、企業は社会からの期待に「誠実に」応えることができないのです。

 「誠実に」というのは、重要なポイントです。自社の取り組んだ結果だけを開示するのではなく、社会が期待していることをどのように聞き取ったのか、またそのうえで、何が問題だと認識し、どのような取り組みを行ったのか、という情報や姿勢を示し続けることが求められるようになりました。

 会社に寄せられる期待に「誠実に」応えようとしているかどうかが問われているのです。


市民に分かるように伝えることが重要

 沢山の情報を開示していても、その内容が市民に分かるように伝わっていなければ意味がありません。

 環境gooが行っている「環境報告書読者調査」でも、以前は企業の報告書に対して7〜8割の人が「いいことばかり書いてあっても信用できない」と答えていました。

 最近では「書いてあることが専門的すぎてわからない」という回答が多いのです。データを並べるだけでなく、そのデータがどのような意味なのかをわかりやすく伝えなければなりません。


社会責任に応えるチカラは会社と社会で育てる

 CSRの取り組みが、会社の中だけで進められていませんか。CSRに磨きをかけ、社会からの期待を超えるものを目指すならば、社会の「チカラ」を借りる必要があります。

 先の例でいうと、会社が出そうとしている情報を信頼に変えていくためには、市民に分かる言葉に翻訳をしてくれる人たちのチカラを借りて、一緒に進めていけばよいのです。

 自社が抱えている社会との接点の上にある課題を、情報の収集や発信の段階から社会と一緒に「エンゲージメント」(※1)で解決していくことが重要です。


CSR大賞で市民の声を集める

 市民は、便利さを求めるあまりに、理不尽な要求をすることもあります。環境にもよく、価格も安く、便利なものが欲しい。市民の声は全部取り入れなければならないということではなく、市民の声の中に隠れている将来に向けたヒントを見つければよいのです。

 「CANPAN CSR大賞」では、市民による投票が行われ、投票の理由やコメントも得られますから、市民がその会社のどの部分に共感しているのかが見えてきます。賞を取ることが大事なのではなく、市民の声を聞くこと。CSR大賞を、市民の声を聞くということに活用していただけるとよいと思います。

※1 参考:CANPAN CSRプラスコラム 「対話は、踏み込んで続けてこそ」



投票結果報告:
2007年度投票分析「2万人の投票から見る日本のCSRの現状」

 ダイバーシティ研究所 代表 田村太郎氏

 昨年の「CANPAN第1回CSRプラス大賞」のウェブ投票では、個別企業への投票をする際、市民が企業のCSRをどのような視点で評価するのか把握するためのアンケートを行いました。この投票アンケートをもとにした分析結果の報告が行われました。

※詳しい投票分析データはこちらからご覧いただけます。

     【分析レポートVol.1】 基本属性別の傾向
     【分析レポートVol.2】 地域性、都道府県別の傾向について
     【分析レポートVol.3】 投票上位企業における支持層の傾向について





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「CANPAN第2回CSRプラス大賞」へのエントリーのご参考にしていただくために、これまでにお問い合わせをいただいている内容や第3回CSR勉強会での質問、コメントを取りまとめました。

 ■「CANPAN 第2回 CSRプラス大賞」について(FAQ)

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Posted by 2008CSRプラス大賞 at 10:07 | セミナー・勉強会 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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