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奈良CSRセミナー開催レポート [2008年07月17日(木)]

地域でひろげるCSRセミナー


【日 時】 2008年7月16日(水)13:30〜16:30

【参加者数】53名

【主 催】 NPO法人奈良NPOセンター
 
【内容】  
     
■第1部 基調講演 
講師:川北秀人さん(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表) 
    ・これからの企業経営とCSRについて
    ・ISO26000の導入がNPO運営に与える影響について

  
これからは法的責任から社会責任になるという話しがありました。法律は守るだけで、顧客は信頼するのか?そうではなく、法律を超えた取り組みがなければ、持続可能な企業経営はないだろう、ということ。ほかにも、さまざまな事例と一緒に紹介があり、参加者の方からもさまざまな意見が聞かれました。



■第2部 地域の企業のCSR取組み事例発表
事例紹介者:新 元秀さん(大和信用金庫総合企画部 次長)
        原田 昌明さん(佐川急便株式会社奈良店 店長)


第2部では、地域の企業のCSRの取り組み事例をご紹介していただきました。
      
大和信用金庫さんからは、CSR検討委員会を設置した話や、その中で、「NEXT Generation 〜未来へ〜 次世代のために、私たちは歴史と環境を大切にします」とのメインテーマを掲げ、水質改善などの紹介をいただきました。           

佐川急便株式会社さんからは、2003年WWFの温室効果ガス削減プログラム「クライメート・セイバーズ・プログラム」に参加し、日本企業としては第一号、物流部門としては世界初の参加となるなど、積極的に取り組みを進めています。


■第3部 パネルディスカッション
パネリスト: 新元秀さん、原田 昌明さん
コーディネーター:IIHOE 代表 川北秀人さん


パネルディスカッションの冒頭では、基調講演や事例発表を受けてのワークショップもありました。参加者同士の熱心な議論が飛び交います。



質疑応答では、たくさんの議論が交わされましたので、ほんの一例ですが、御紹介します。

Q.取組の社内での温度差をどう克服するか?
A.地道に声をかけているなどしている。情報を密にしていきたい。
 従業員の自発的な取り組みについては表彰制度を行っている

Q.中小企業がダイアログをするときはどうすればよいのか?
A.自分の仕事でかかわりがあるところでしっかり話ていくこと。
  本業があるところから、本業をどう守るかを考えているところがダイアログできる。
  お客様だけ、工場があるところだけでなくもっと違うところからも話をしていく必要がある。
  会社としての持続性を考えてやった結果がCSRになっている

■CSRプラス大賞へのノミネート企業に決まりました。
大和信用金庫


■CSR情報発信の提案
日本財団 経営企画グループ CANPANチームリーダー町井則雄


日本財団CANPANチームからは、リーダーの町井がCSR情報を公開することによって市民と企業を結ぶしかけをつくっているので、情報発信を積極的に行ってほしいという提案がありました。


++【雑感】++++++++++++++++++++++++++++++

奈良の地域セミナーについてレポートします。地域セミナーのトップバッターを切ったのは、奈良県です。奈良NPOセンターの仲川さんが会場を盛り上げていました。

会場も満席になり、大盛況。
川北さんの話に熱心に耳を傾ける参加者は、大きくうなづいて、ときには質問もでるなど、意欲的な会になりました。

川北さんからは、CSRの考え方や、その取り組みについて企業の事例を紹介しながら、講演をいただきました。講演内容は大変濃く、それぞれにとって、感じるところは違ったのではないかと思います。

印象に残ったのは、

「法的責任」から「社会責任」へという部分。
法律を破っていなければそれでよい、というのではなく、法律を超えた取り組みをしていかなければ、持続可能な企業経営はあり得ないということ。

CSRは社会貢献ではなく、企業の社会におけるすべての責任ですのことというのは、目から鱗でした。


++【参加者の感想】++++++++++++++++++++++++++

奈良セミナーのアンケート結果がでました。基調講演、事例紹介を中心に大変満足度の
高い結果になりました。
ご来場くださったみなさまありがとうございました。

・CSRという言葉の意味を初めてきき、とても有意義でした。(30代 女性 自治体)

・川北さんの講演は、濃度の濃い情報と地元の声がかさなり本当に刺激になった。 
 (20代 女性 会社員)

・具体的な話、その型にしかできない話が聞けたので嬉しく思います。
 (30代 男性 会社員)

・CSRのひもときができた!(50代 男性 非営利団体)

・いかにたくさんのことを知らないままでいるのか、あらためて知る良い機会になった。
 (40代 女性 行政)

・企業がどういう形でCSRをするかは難しい。特にどう地域とかかわるか、NPOとどう一緒やるのか、そのとっかかりが見えたきがします。(50代 男性 会社役員)

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