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フジタ/ダイバーシティの推進加速/新卒20−25%女性採用 [2009年06月29日(月)] 社会貢献
労働者としての権利
その他

 フジタは、ダイバーシティ(多様性)の推進を加速する。女性や中途採用、外国人、障害者など多様な人材に活躍してもらう場を提供し、会社の活性化につなげる。2008年12月に社長方針を発表、ことし4月には「ダイバーシティ推進室」を新設した。具体的には、新卒社員に占める女性の比率を20−25%を目安に採用を進めるほか、管理職にも女性を積極的に登用する。「ダイバーシティ活動は経営そのもの。全社を挙げて取り組む」(上田卓司社長)。

 ダイバーシティ活動に対して「福利厚生やCSR(企業の社会的責任)に主眼を置くのでなく、企業としての競争力を高めるために取り組む」(兼友義裕ダイバーシティ推進室長)。「フェア」と、個人の制約条件を含めて支援する「ケア」を基軸に据える。

 ダイバーシティ推進室は、社内などへの情報提供、推進のための仕組みや環境づくり、内勤と外勤の格差是正などを進める。女性総合職の戦力強化を目指す組織「F−net(エフネット)」とも連携し、働きやすい職場づくりに取り組む。

 上田社長は「事業領域の拡大や国際戦略、M&A(企業の合併・買収)などさまざまな戦略を検討する上で、いろいろな変化を持った他者と連携するには、ダイバーシティが欠かせない。企業文化として浸透するように、時間がかかっても取り組んでいきたい」と話している。

◆女性総合職を戦力にF−netが総会

 F−netは19日、東京都渋谷区の代々木1丁目ビルで第3回総会を開いた。新リーダーには、松井由紀建設本部設計エンジニアリングセンター構造設計部部長が就いた。100人に増えた女性総合職の社員を束ねる。08年度の活動を報告するとともに、09年度の活動方針を議論した。

 自ら考え、行動する力を身に付ける目標に向けて、情報と考える機会を提供する。松井リーダーは「ダイバーシティ推進は会社のため、F−netは自らのためと考えてほしい」と参加者に呼びかけた=写真。キャリアデザインとして、1、3、10年後のなりたい自分の姿を描き、そのために必要な施策を議論、必要に応じてダイバーシティ推進室に提言する。

 総会では、兼友室長が「これまで会社を支えた新卒、男性、日本人、24時間365日常に仕事を優先する人たちに収まらない人材がダイバーシティだ。フェアとケアを基軸にするが、この2つをバランスさせるマニュアルはない。実践によって実績を積み上げていきたい」と今後の方向性を示した。

 また、F−net議長の上田社長は「ダイバーシティがフジタを強くする。会社としても、管理職向けの研修の実施などを進めていきたい。意見を十分に出し、話し合い、より良いフジタにするためにダイバーシティ活動を盛り上げていってほしい。築育も含め、フジタが先頭に立って進めることで、建設業の変革につながっていくことに期待している」と述べた。

(出典:建設通信新聞、2009年6月23日付、3面)



[URL] 建設通信新聞 http://www.kensetsunews.com/
Posted by CSRプラス at 14:15 | この記事のURL